ハバナで絵画を購入

2015/08/11 - 2015/08/11

7時からの朝食を終え部屋に戻ると、ちょうど朝日が国会議事堂を赤く染めているところだった。

明日は8時の便でトロントへ向けて出国する予定。
今日は、ハバナを心に刻む何かを探しに出かけようか。

エリア ハバナ(キューバ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 1.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

リキシャの通行を禁ずるとする標識は、東南アジアや南アジアを思い出す。

いいねー。

変形したローマ字の落書きを世界中で見かけるが、ハバナの壁画はセンスがあるよ。

米国資本がハバナを席巻しようとも、街中が世界遺産として指定されている以上、このような重厚な建築物は保存されるんだろうな。

可愛いクルマ。

じつはここハバナでは、ゴツイアメ車と同じくらいの割合でソ連のクルマも残っている。

クロカンタイプのパジェロやランクルが全盛だった90年代に同タイプのクルマとして名を馳せたラーダ・ニーバ。
吾輩も多少食指が動いたクルマだが、そのセダンタイプがラーダである。

角ばったフォルムは現代でも十分通用するデザインであり、なかなかカッコイイクルマだ。

どちらか１台あげるよと言われれば、吾輩はラーダをもらうだろう。

皆さんはアメ車だろうか。

まー個性的ではあるが、すぐ飽きるデザインでもある。

キューバのサラダは喰えない。

野趣あふれる香りが濃厚で、例えばこのシーザーサラダ。
腐ったにおいというか肥えだめの匂いがチーズと合わさり、この世のものとは思えない味を醸し出している。

ただし、ピーナツは秀逸である。

おかげで毎晩カリポリ。

米に関しては稚拙である。

味付けがはっきりしていない。
ただし、厨房から聞こえてくるオオソーレミオの歌には聴き惚れた。

いわゆる公務員の処遇、例えば警察官。

賃金が相当低い公務員は国家に対するモチベーションが怪しくなる。
これは資本主義であろうと共産主義であろうと同様だろう。

その結果かどうか吾輩が目撃した警察官は、交通法規違反のタクシードライバーの片手に手錠をし、容疑者から札を徴収した警官は、なんとその金を自分の胸ポケットに入れてしまった。


なお、写真の彼女はとても親切な警察官だったので念のため。

犬は基本的にノーリードで、東南・南アジアと同様な状態である。

ただし、ブリーダーが子犬を狭いゲージに入れて消費者の関心を買う商魂は許せない。
左から3匹目の子犬が悲鳴をあげていた。

世界各地の石畳に興味があるので、ハバナの石畳を記録しておこう。

珍しく彫像があった。

米国との関係改善を手放しで喜べますか？と、聞いてみたかった。
日米安保を彼らは知っているのだろうか。
いかにに危険なことだということを。

経済最優先を目論んで、自国の将来を誤った方向に導かないことをこの国の指導者に期待したい。

ハバナの想い出に絵画を自分の土産にしてみたいと思い、サンホセ民芸市場を再訪する。
SLが目印だ。

ここでは、個人の営業が認められ、市民は活き活きと商売にいそしんでいる。

画朗をひと通り見て回ったところ、一つの絵が印象に残ったので、作者に少しだけ質問をしてみる。

真摯な受け応えをしてくれたので、価格交渉をしてみると、30ペソとのこと。

では、この絵も付けて25ペソではどうか。
結局、27ペソで購入することになる。
ちなみに、この国の平均月収は20ペソである。

この国の想い出の品も手に入り満足し・・・・

名残り惜しいがあと10数時間でさらばだ。