地方創生応援・ふるさと割で未踏県の佐賀へ！　グルメになれない私のグルメ旅　有田の町歩き編

2015/08/20 - 2015/08/22

佐賀県に行くなら外せないのは有田。
昨年、長崎・平戸ツアーで有田のポーセリンパークに昼食に立ち寄ったけれど、何も見れなかったので佐賀は一応未踏ということに。ここで無理やり佐賀の旅行記を作ってしまったら、今回、佐賀に来なかったかもしれません。
無理して作らないで良かった！　一つの県だけを見に行く旅もいいですよ。

ところで、今日の天気予報・・やっぱり良くないなあ・・降水確率も高いし。
あまり天気良くなかったら有田の町歩きもたいへんだから、今日宿泊する唐津へ直行してゆっくりしようかなあ・・
と思ったけれど、やっぱり予定通り、
佐賀→　有田→　伊万里→　唐津と回ることにしました。

写真は、ネットでチェックして行った「有田焼五膳」　５つのお店でそれぞれ工夫をこらしたものが提供されています。

エリア 有田(佐賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: るるぶトラベル

佐賀ワシントンプラザ・ホテル。お部屋は９Ｆ
窓からの景色。

昨日急遽、帽子を買った西友の裏が佐賀駅
線路の下が佐賀バスセンター

特急かな？

佐賀ワシントンプラザホテルをチェックアウト

佐賀駅正面の像、ちょうど宝塚の羽のようにソテツを背負って、迫力が増しています。

台座には面浮立　とあります。
ググると、「めんぶりゅう」と読み、佐賀県を代表する民俗芸能だそうです。

面浮立の像 名所・史跡

窓から見えた特急。見ていたら、もう１本来ました。

ＡＲＯＵＮＤ　ＴＨＥ　ＫＹＵＳＹＵ　とあります。

あ！　別の特急が入線してきました。

カラフル

途中で分かれる２つの特急が繋がっています。
左側が博多〜ハウステンボスを走る　　特急「ハウステンボス」
右側が博多〜佐世保感　　　を走る　特急「みどり」

予定を急きょ変えてハウステンボスに行ってしまおうか〜
と思ったけれど、広い園内熱いし一人ではつまらなそうなところなので実行しませんでした。

特急「みどり」の先頭

で、私は【肥前山口】行きのローカルに乗車

のどかな車窓を楽しみながら、

終点の肥前山口で乗り換えて、有田に到着。
荷物をロッカーに入れて、タクシーで上有田近くの陶石場まで行ってそこから有田へ戻ってこようと思ったのです。
が、観光案内所の人にタクシー料金や散策時間を聞くと、１０分後に上有田へ行く列車があるというではありませんか！　これはノーチェックでした。
切符を買って、すぐにホームへ

上有田駅到着。

上有田駅 駅

駅の近くの、昔の校舎のような建物。

さあ、どっちへ行くのかな？
観光地図を見て、左へ。
道路に陶器の破片が埋め込んである！さすがに有田。
車道に出て跨線橋を渡って、そこですれ違った、さわやかな男子高校生に道を聞いてやっとわかりました。
駅から反対方向に行った方が良かったみたいです。

泉山磁石所場に到着

１７世紀初めに、ここで陶石が発見されて以来、’４００年かかって一つの山を焼き物に変えた’と言われています。
ここがなければ、有田焼はなかった！

泉山磁石場 名所・史跡

グィーングィーン重機の音がする。
まだ発掘しているんだ・・

と思ったら、見学のための遊歩道を作っていたのでした。
もう少し後だったら、穴も覗けたのかな？

この磁石場は、もう良質の石がでなくなって採石されていないそうです。

すぐ横の崖

次の写真　
唐臼　（粉砕器）の説明プレート。これも陶器でできています。

唐臼　（粉砕器）

有田町歴史民俗資料館　入場料１００円

テレビの取材が入っていました。
奥の展示場は電気がついていなくて？？

上有田駅への分岐を通り越して、トンバイ塀の裏通りへ

細い道の小さいプレート、やっと見つけました。
このプレートも陶器

トンバイ塀（登り窯を築くために用いた耐火煉瓦をトンバイと言います）

道が横についているのに、橋があるお寺発見。

低いトンバイ塀と白いサルスベリ

煙突って・・？

岩尾磁器工業株式会社ですって。
陶器を焼く窯の煙突だったのでしょうか。

きれいにトンバイ塀が続いていると思ったら

辻精磁社　宮内庁御用達　の看板。

さらに塀は続き

こんなところや、墓地の段々にも

表通りの陶器を扱う味のある店。

ここも・・

味わいのある大きな建物が表通りに並んでいます。

また裏通りに入って（左側に陶器でできたトンバイ塀のある裏通りの案内地図が貼ってあります）

有田陶磁美術館　入館料１００円
撮影禁止。

有田町歴史民俗資料館で見たお皿の写真、実物が正面に飾ってありました。
たぶん逸品なのでしょう。　

有田陶磁美術館 美術館・博物館

有田町教育委員会より伝統的建造物に指定されています。

このプレートも陶器

有田館

観光案内所もあるので、公共の建物？
風鈴がたくさん下がっていました。

別に入らなくてもよかったかな。

この階段を上がるとすぐに踏切で、怖い

その先に、陶山神社があります。

陶山神社 寺・神社・教会

急な長い階段を上って（こういう時のために、駅ではエスカレーター使わず鍛えています）

陶器の鳥居をくぐり

境内に入ると、陶器の柱、陶器の灯篭

陶器の狛犬

陶器の狛犬

社殿から振り返ってみました。

鳥居を出てすぐ線路、階段
電車がくると怖そう

広い通りに出ると、大きな洋館がありました。

香蘭社古陶磁陳列館 美術館・博物館

入口に、ご自由にどうぞと書いてあるので入ってみると、素敵な陶器を売っています。

２階は、古伊万里・鍋島　等の逸品。美術館になっています。

無料です。

品名の札まで陶器でできていました。

撮影してもいいか聞くのもはばかられ、室内だけ撮影

1階のショップで、可愛いチューリップのコーヒーカップ購入。箱が大きくて荷物になってしまいましたが、買わないと後悔するので。

高そうな陶器ばかりありそうで、冷やかしで入れない〜

昼食はここ！って決めていた本陣に到着。

へ〜、本当に本陣のあった場所だったんだ。

お食事処本陣 グルメ・レストラン

もう１時４０分。
昼食のピークが終わった直後らしくて、食べ終えた食器が片付けきれずにカウンターの上にあります。
ちょうど窓際があいたので、片付けてもらって奥へ。

有田では、６つのお店で有田焼の器を楽しみながら食べる「有田焼五膳」と言うのを出しています。
本陣は、歩くルート上で最初のところでした。

「有田焼五膳」、ここでは何種類かありましたが、有田名物のごどうふの揚げ豆腐が付いたのを選びました。

１５８０円だったかな・・・

箱の中身です

蓋は一つなのに、下の器は５つに分かれています。
面白い！

それぞれ、少しずつが美味しい。

有田名物　ごどうふ

ねっとりしています。

ごどうふ　の揚げ豆腐が２個入っていますが、ねっとりしているだけに、揚げたのはちょっとくどめ。

お料理を食べた後も、有田焼の小鉢の色を楽しんで。

お吸い物の蓋に、本陣と入っています。

かわいいコーヒーカップ。
でも、スプーンの柄がちょっとじゃましてる。

あー、満足満足。

そろそろ、駅へ向かわないと。

ここは庶民的な店で外からも器が見れますが、見る時間がありません。
コーヒーカップ１客買ったので満足しているし。

普通はガードレールなのに、屋根付きの低い塀。

木造の、これも陶器の店なのか工房なのか

ここも、工房のある店って書いてあります。

道の反対側か〜
のぞいて行きたいけど、きりがありません。

陶器店だらけ〜

めがねばしを渡って

公共トイレにはいると、陶器でＬＡＤＩＥＳの表示

ＭＥＮ

ここは、第二候補だった有田焼五膳を出す「亀井鮨」

今日は休み。

よかった、本陣で食べて。

亀井鮨 グルメ・レストラン

ようやく線路まで来ました。
踏切わたらないで右側へ行けば駅だと思ったのですが、踏切の先にまた陶器店があったので、渡りました。

伊万里信用金庫　これもちょっと面白い建物。
このまままっすぐ行けば良かったのに、脇道にそれて小さな踏切渡ってしまいました。
さっきの踏切を渡る前の道に戻った方が早そうだと思ったので。
暑い中、一生懸命歩いて行きます。あと１５分だから楽勝。
地方の子供は礼儀正しくて、自転車で追い抜きながら、「こんにちは！」

ん？　ホームが見えるけれど、ホームに行く道がない、この先ずーっとない！
さっき追い抜いて行った子供たち、何でこんなところ歩いているのかと思ったていたのかも・・一言、駅へ行くんですか？と聞いてよ〜

と言っても始まらない。さっきの小さい踏切まで戻らないと。
暑い！急げ！　
なんで、私はいつもこんな失敗してしまうだろう？
観光地図がいけないんだ。
細かすぎるし、繋がってるのか繋がっていないのかわからないし距離感もわからないし・・
スマホでないので、グーグルビューであらかじめ見ておかないとダメだなあ・・

１５：００出発の伊万里行

出発５分前に有田駅にたどり着いて、そうだ！ロッカーから荷物出さないと大変！
急いで切符買って、改札で何番線か聞いて

有田駅 駅

なんとか伊万里行に間に合いました。
これを逃すと、伊万里観光の時間がなくなってしまうところでした。

いつも十分余裕をもって観光しているはずが、いつも何かあって焦るパターンが多くて疲れます・・
ふーっ・・・

伊万里編に続く