シドニーに４泊： オペラハウス，ハーバーブリッジなど主だった所を巡った

2015/08/11 - 2015/08/15

シドニーに４泊で，徒歩と電車で主だった所を巡った（２日目はブルーマウンテン行きで別旅行記）．

印象に残る特に良かったところは，オペラハウス，ハーバーブリッジ歩き，天文台，NSW州立美術館．

写真はハーバーブリッジ中央部から見たオペラハウス．

シドニーはこれまで乗り換えで空港は２回来ているが，市内は初めてだった．
８月は冬ですが，シドニーの冬はそれ程寒くはなかったです．

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: カンタス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブリスベン経由のカンタス航空機でシドニーへ．これは成田からのA330-300.

ブリスベンでは国際線ターミナルで入国審査，荷物受け取って税関通過，そして空港巡回バスで国内線ターミナルに移動，荷物のチェックインと，２時間あったが結構忙しかった．

シドニー空港からAirport Link電車でMusium駅近くのこのHyde Park Inn Hotelへ．（Airport Link料金はA$17と結構高い．）

ハイド パーク イン ホテル ホテル

チェックイン時間前にチェックイン出来た．

ダブルとシングルの２ベットで十分広い部屋．また清潔感ありでした．

窓側にはキッチンもあり．　ただしシャワーでバスタブはなし．

部屋の窓からはHyde Parkが見える．これは8Fの部屋から．

これも部屋の窓から．

左下にMusium駅．

後日，Hyde Parkから撮ったホテル．

一服して，正午頃から街歩きとオペラハウスに出掛ける．

これはHyde Parkに面するセントメリーズ大聖堂．

セントメアリー大聖堂 寺院・教会

セントメリーズ大聖堂前にあるHyde Parkのアーチボルト噴水．

聖メリー像．

セントメリーズ大聖堂内部．

主祭壇．

聖母子像．

サーキュラーキーに出て，定番のオペラハウス．

シドニーオペラハウス 現代・近代建築

サーキュラーキーの高層ビル．

ハーバーブリッジ．

内部ツアーに行くのだが，その前に周囲を一周．

２階のツアーチケット売り場．日本語ツアーあり．A$24.

ツアーの集合場所は地下．日本語ツアーのガイドさん．

英語ツアーは１時間だが，日本語ツアーは３０分（中国語，韓国語も同様）．

料金同じなら，英語ツアーに行った方が良いかも？

エレベータは後から設置されたとのことで，天井なし．

設計はデザインコンペで選ばれたデンマークの建築家ヨーン・ウッツォン（Jirn Utzon; 1956年当時38歳）．天才的建築家とのこと．

どのように帆形を作るのか課題になったが，ヨーン・ウッツォンの考えで小コンクリートブロックをアーチのように積み上げてバランスをとり，柱のない大空間を作り上げている．

でも着工から完成まで１４年を要し，完成は1973年．

根元の部分．

外部との境はフランス製の特殊ガラスで，光を調節とのこと．

外壁のタイルはスウェーデン製で，白とクリーム色の２色から成る．

白一色に見えるのは，白タイルに反射する太陽光のためとのこと．

外側の帆のコンクリート構造と，内部の音楽劇場は木製で，外側の帆のコンクリート構造と別構造となっている．

当初のヨーン・ウッツォンの設計は工期のことなどで拒否され，内部の音楽劇場の設計はオーストラリア人．

階段を上って上の階へ．右は2700席の大シンフォニーホール．

中に入ったが，シドニー・シンフォニー楽団が練習中で，写真撮影も会話も禁止だった．

（オペラハウスは隣で，これより小さく1500席とのこと．これらを含め計５音楽劇場がある．）

ロビー：音楽会の前や途中休憩時に使われる．

ロビーからのハーバーブリッジ．

ロビーから下を見たところ．

オペラハウスからHarbour Walkを通ってMrs マックォーリーズ・チェアまで歩く．

歩くのが大変な人にはこんな乗り物もあり．

湾に沿ってなので1.5kmくらい歩くが，気持ち良い．

右は王立植物園（Royal Botanic Garden）．

複雑な幹をもつ龍血樹(Dragon Tree)

これも龍血樹(Dragon Tree).

サーキュラーキーの高層ビル．

逆光でよく撮れてないが，オペラハウスとハーバーブリッジ．

Mrs マックォーリーズ・チェア．

ミセス マッコーリーズ ポイント 自然･景勝地

植物園と高層ビル群．

東側は軍港になっている．

別の軍艦．

植物園(Royal Botanic Garden)のマップ．　

オレンジ色はThe Domainと云って，主に芝生．

植物園の中を通って帰る．

植物園の中の歴史パネル．

石灰石像と高層ビル．

植物園の中の Captain Arthur Phillip銅像．

植物園に面する立派なNSW図書館．　入ってみます．

NSW 州立図書館 博物館・美術館・ギャラリー

NSW州立図書館の立派な閲覧室．

NSW州立図書館の２階には美術展示もあったが（無料），たいしたことなかった．

NSW州議事堂前．　何やら中国系の人が中国政府への抗議集会をしていた．

NSW州議事堂 博物館・美術館・ギャラリー

シドニー病院中庭．　歴史あり今も使われている．

シドニーホスピタル 建造物

シドニー病院中庭のイボイノシシ像．

シドニー病院中庭で，右奥は広い公園のThe Domain．

The Mint と云う旧造幣局．中には簡単な展示場とカフェがある．

ミント （旧造幣局） 建造物

歩行者天国になっているMartin Placeモール．

夕食にMLCセンタ地下のフードコートに行ったが，半分ほどは閉まっており，イタリアンでA$20程で食べたが，値段の程にはもう一つだった．

シドニータワー下のビル内のフードコートの方が良い（後出）．

翌朝のHyde Park Inn Hetelの朝食．まあコンチネンタル・ブレックファストだが，ここの朝食は変わっていて，前日にこれを冷蔵庫に補給してくれる．よく云えばルーム・サービス?? 　こんな朝食初めての経験だった．

この２日目は電車でブルーマウンテンに行った（別旅行記にしてます）．

ブルーマウンテンからシドニーに帰って，夕食を食べにワールドスクエアに．　レストラン多数あり．

日本では見たことない「とんかつラーメン」を食べた（A$11）．味はよかった．

味千という九州ラーメンの店だったが，従業員は皆中国人．

３日目，City中心部，ロックス地区，ハーバーブリッジ，ダーリングハーバー方面への街歩き開始．

まずホテルの部屋からも見えるHyde Parkのアンザック戦争記念碑へ．

アンザック戦争記念碑の中央部．

第１次世界大戦で亡くなったオーストラリア兵を祀る記念碑．

北側の池のある方から見たアンザック戦争記念碑．

Hyde Parkのキャプテン・クック銅像．　

キャプテン・クックのエンデバー号探検隊はオーストラリア大陸の東海岸に到達した(1770年)史上初のヨーロッパ人．

Hyde Parkに面するオーストラリア博物館．　入らず．

オーストラリア博物館 博物館・美術館・ギャラリー

Hyde Parkのオベリスク．

タウンホール隣のセントアンドリュース大聖堂．

セントアンドリュース大聖堂内部．

中心地で大聖堂としてはオーストラリア最古だが，セントメリーズ大聖堂の方が大きくて立派．

タウンホールの側面．

タウンホール正面．

タウン ホール 現代・近代建築

タウンホールには少しだけ入ることが出来る．

こんな格式あるホールになっている．

高級店多数が入るクイーンビクトリア・ビル(QVB)．

クイーン ビクトリア ビルディング 建造物

ビクトリア女王像．

クイーンビクトリア・ビル(QVB)内部．　高級店多数．

クイーンビクトリア・ビル(QVB)のロイヤル・クロック．

クイーンビクトリア・ビル(QVB)の美しい飾りガラス．

クイーンビクトリア・ビル(QVB)のグレート・オーストラリアン・クロック．

重さ４トンが吊ってある

３階から見たグレート・オーストラリアン・クロックと店内．

ジョージ・ストリートにあったオーストラリア連隊記念碑．

サーキュラーキーの桟橋．

サーキュラーキーに面する現代美術館．　入らず．

現代美術館の新館．

ロックス地区に入るところにあったWilliam Bligh像．

英国館軍人で植民地オーストラリア提督だった．

ロックス・センタ．　２階に案内所あり．

ロックス センター 建造物

ロックス・センタで長い棒状の飴を切って飴玉を作っていた．

最初の入植船団上陸地に置かれたFirst Impression碑．

ファーストインプレッション彫刻 モニュメント・記念碑

反対側からのFirst Impression碑．

Clock Tower Square（ショッピングセンタ）．

アーガイルカット(Argyle Cut)トンネル．

囚人労働者が岩盤を掘った跡が残るアーガイルカット(Argyle Cut)．

アーガイルカット 建造物

1867&1868 の市長の名前が彫ってあった．

アーガイルカットを西に抜けたところにあるザ・ギャリソン(The Garrison)教会．

植民地時代の駐屯兵の教会だった．入らず．

丘の上に上ってシドニー天文台へ．

シドニー天文台 博物館・美術館・ギャラリー

幾つかある天文観測ドームの一つ．

シドニー天文台の建物．

天文台博物館になっており，その入口（無料）．

天体望遠鏡．

キャプテン・クックと金星観測のことが書いてある．

天体観測器の何か．

ドームの上は何やら工事中のようだった．

展示室．

屋外では天文教室のようなことをやっていた．

先程行った天体観測ドーム．

天文台からの海（Walsh Bay）．

天文台からのハーバーブリッジ．

アーガイルカットのところに戻り，トンネルを上から見たところ．

カンバーランド通りを北の方に歩くと，これがあった．

ハーバーブリッジ・クライムのオフィス．

ブリッジクライム シドニー アクティビティ・乗り物体験

ハーバーブリッジ・クライムのオフィスの中．

結構登る人がいます．　私はしません（後で行くように歩道を歩くので十分）．

ガイド付きで登るので値段もA$248とかなり高い．

ハーバーブリッジ建設の展示場あり（これは無料）．

ハーバーブリッジ建設の展示場．

ハーバーブリッジ橋脚がある岬の先端ドーズポイント公園（Dawes Point Park）に行くと大砲があった．

ドーズポイント（Dawes Point）で下から見たハーバーブリッジ．

ドーズポイント（Dawes Point）から見たオペラハウス．

ハーバーブリッジの歩道を歩くため入口を探したら，先程通ったカンバーランド通りのアーガイルカット脇が入口だった．

階段を上ってハーバーブリッジ歩道へ．

ハーバーブリッジの歩道．

ランナー多い．

橋脚になっているパイロン展望台(Pyron Lookout)は昇るの有料．

これが橋脚になっているパイロン展望台(Pyron Lookout)．

歴史的土木工学ランドマークの銘板．

ハーバーブリッジ中央部からのオペラハウス．

ハーバーブリッジ中央部からの海．左は北シドニー．

ハーバーブリッジ中央部からのサーキュラーキー．

ハーバーブリッジ反対側まで歩いて電車で帰ることも有りだったが，中央で引き返すことにした．

右側は外国船旅客ターミナル．右手前はHotel Park Hyatt Sydney.　

サーキュラーキーから電車に乗ってタウンホール駅に来て，ダーリングバーバーへ．
（電車はCity内均一料金A$4で，２駅なので結構高い．）

ダーリングハーバーはお洒落なレストラン，カフェが並ぶ．

ダーリングハーバー 散歩・街歩き

白鳥と噴水．

ビアモント橋．　渡ります．

ピアモント橋 建造物

ビアモント橋からダーリングハーバー東側．

シーライフ水族館．

シーライフ シドニー水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ビアモント橋．

オーストラリア海事博物館の軍艦．

オーストラリア海事博物館．入らず．

オーストラリア国立海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ダーリングハーバー西岸にも洒落たレストラン，カフェが並ぶ．

ダーリングハーバー南側にあるタンバロン公園．
左のビルはシドニービジタセンタ．

シドニー ビジターセンター (ダーリングハーバー) 散歩・街歩き

中華街北門．

シドニー チャイナタウン 市場

中華街南門．　中華街は横浜の方が立派で，とりたてて見るものなし．

中華街南門のところのパフォーマーおじさん．

中華街南にあるショッピングセンタMarket City.

少し覗いたが，高級品でなく庶民的価格の大ショッピングセンタ．

マーケットシティ ショッピングセンター

夕刻になったのでワールドスクエアのこの回転すし店に．

この一皿A$4.9 で高い．メニューにはもっと安い4.2や3.6の皿も載っているのだが，流れてこず，また注文しても「ない」と言われたりで，高かった．腹半分くらい食べて退散した．

従業員いずれも中国人．日本人が中華やフランス，イタリア料理レストランをしているので，何人でも寿司店をしてはいかんとは言えないが．

４日目は翌朝早くの帰国便のためホテルを移動するのだが，チェックアウトして荷物を預け，２ｐｍ頃まで最後のシドニー街歩き．

まず歓楽街のキングズクロス(Kings Cross)へ．中心街のダーリングハースト・ロードなのだが，午前中のため歓楽街の感じは薄かった．

キングスクロス 散歩・街歩き

フィッツロイ・ガーデンにあるエルアラメイン噴水．

第２次世界大戦中の1942に北アフリカ・エルアラメインで戦死した兵のための記念碑として造られたとのこと．

こんな方位看板あり．ソウルがあって東京がないのは不満．

住宅地を少し歩いて辿り着いたエリザベスベイ・ハウス(Elizabeth Bay House)．

1835-39にオーストリア植民地書記官だった人の邸宅．

エリザベスベイ ハウス 建造物

内部見学は11amからでまだ開いてなかったが，窓から見た中の調度品．

Bayの名があるように，エリザベス湾が見える．

海側の庭から見た邸宅．昔はもっと広い庭があったよう．

別の道を通ってキングズクロス駅に戻る．

ビクトリア通りはバックパッカー用ホテルが並んでいる．

これはバックパッカー用ホテルでも高級レベル？のホテル．

キングズクロス駅からCityに戻る．

Unisex Toiletとあり．他にMale, Female Toiletがあるので，一瞬Unisex専用かと思ったが，そんなことはなく単に男女共用．

まだ時間余裕ありなので，The Domain公園内のNSW州立美術館へ行く．

NSW州立美術館前．

NSW州立美術館エントランス部分．　立派で広い建物です．

NSW州立美術館は特別展以外は無料なのだが，思いの外良かった．

フラッシュ無しなら写真ＯＫだった．

西洋美術展示場．

Rubensの自画像．

石灰石像も．

大画のある部屋．

大画で Edward John Poynter(英国)作：The Visit of The Queen of Sheda to King Solomon (ソロモン王を訪問するシダ女王) (1881-90)

Pissaroの点描画．

ゴッホの Head of a Peasant(農民の頭部)．1884年でまだパリに出る前．

アムステルダムのゴッホ美術館で見たオランダ時代の「じゃがいもを食べる人々」と同じ筆跡．

マティス．

Matisse and the Moderns Jazz 1947 と云って，20作品を組み合わせた作品のよう．

マティスのデッサン画．

並んで展示されていたピカソのデッサン画．

ピカソ：Nude In Rocking Chair (1956)

ピカソ: Reclining Woman on a Couch (Dora Maar) (1939)

インド仏画．

インド仏画．

日本もあり．

鎧兜．

Kano(狩野) Eino作とあった．

日本が題材だが感じが違うと思ったら，在米のFujita Gajinの作品だった(2013と新しい)．

アポリジニ・アート．

アポリジニ・アート．

美術館からの海（ウルムルー湾）．

無料のNSW州立美術館は思いのほか良かったです．

昼食を食べにシドニータワーの下のウェストフィールド・ビルへ．

ウェストフィールド シドニー ショッピングセンター

ウェストフィールド・ビル５Ｆにフードコートあり．

行った中でここのフードコートが一番良かった．オフィスワーカーも多数来ていた．

この酢豚ライス（A$13）は美味しかった．

Hyde Park Inn Hotelに行って荷物を受け取り，空港国際線ターミナルすぐ近くのこのRidges Hotel に移動．早朝フライトのため前日1泊．

リッジス シドニー エアポート ホテル ホテル

部屋．　無料WiFiあり．

バスタブはなくシャワー．

夕食は歩いて国際線ターミナルへ行って食べた．

国内線ターミナルへは無料バスサービスがあり，早朝5:30amのバスで国内線ターミナルへ．

ブリスベン乗り継ぎのカンタス航空機で帰国．

これはブリスベンから成田へのA330-300.　

カンタス航空は映画プログラムが最新作も含め充実してました．


おしまいです．