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蒸し暑い東京を離れ、東北へと向かった。<br />今回は、一関から出発して気仙沼に行き、そこから期間内で南下できるところまで行くという旅だ。<br /><br />新幹線で一関に到着し、自転車を組み立てていたら、どうも分解時に泥よけのところに使うワッシャーを紛失したようだ。しっかり締まりきらず、がたがたいうが、実用には問題がなさそうなので出発した。気仙沼街道を走り、途中の道の駅かわさきで昼食。<br />その後、すぐ近くにあったホームセンターコメリでワッシャーの代用品を買い、修理に取りかかった。ところが、振動のせいでワッシャーをつけていたネジのところがきれいにワッシャーの大きさにちぎれてしまっており、さらに修理しなければならなかった。<br /><br />30分ほどかけて修理し、再出発。千厩の町を少し散策した。ここは震災後のボランティアに参加した際、拠点となった場所だ。その時は延べ10日ほど滞在したが、当時はここにも災害の爪痕は大きく残っていた。それが現在どうなっているかを知りたいというのもあった。<br /><br />その後順調に走り、15時過ぎに気仙沼市に到着。2年前にも一度訪問しているが、時が止まったかのように復興は進んでいない。その写真を撮るべきかと思ったが、いたたまれない気分でほとんどシャッターを切ることはできなかった。<br />宿は魚市場の近くにある気仙沼パークホテル。<br />とりあえず着替えて銭湯に行く。小雨がぱらついていた。<br />その後、訪問を約束していた「九菜や」さんに向かうが、お連れ合いが「ぎっくり首」で臨時休業とのこと。仕込みをしているので、裏口から入って下さいとのことだったので、気仙沼復興商店街南町紫市場の居酒屋で軽く食事をとった。<br />九菜やさんでは小一時間ほど近況など聞かせてもらい、その後、途中にあったらラーメン店「喜食家」で味噌ラーメンを食べて帰った。<br />お盆直前ということもあるのだろうが、2年前よりさらに街の活気がなくなっているような印象を受けた。

阿武隈川遡上の旅(1)気仙沼

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2015/08/12 - 2015/08/13

75位(同エリア322件中)

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18

エスペラ

エスペラさん

蒸し暑い東京を離れ、東北へと向かった。
今回は、一関から出発して気仙沼に行き、そこから期間内で南下できるところまで行くという旅だ。

新幹線で一関に到着し、自転車を組み立てていたら、どうも分解時に泥よけのところに使うワッシャーを紛失したようだ。しっかり締まりきらず、がたがたいうが、実用には問題がなさそうなので出発した。気仙沼街道を走り、途中の道の駅かわさきで昼食。
その後、すぐ近くにあったホームセンターコメリでワッシャーの代用品を買い、修理に取りかかった。ところが、振動のせいでワッシャーをつけていたネジのところがきれいにワッシャーの大きさにちぎれてしまっており、さらに修理しなければならなかった。

30分ほどかけて修理し、再出発。千厩の町を少し散策した。ここは震災後のボランティアに参加した際、拠点となった場所だ。その時は延べ10日ほど滞在したが、当時はここにも災害の爪痕は大きく残っていた。それが現在どうなっているかを知りたいというのもあった。

その後順調に走り、15時過ぎに気仙沼市に到着。2年前にも一度訪問しているが、時が止まったかのように復興は進んでいない。その写真を撮るべきかと思ったが、いたたまれない気分でほとんどシャッターを切ることはできなかった。
宿は魚市場の近くにある気仙沼パークホテル。
とりあえず着替えて銭湯に行く。小雨がぱらついていた。
その後、訪問を約束していた「九菜や」さんに向かうが、お連れ合いが「ぎっくり首」で臨時休業とのこと。仕込みをしているので、裏口から入って下さいとのことだったので、気仙沼復興商店街南町紫市場の居酒屋で軽く食事をとった。
九菜やさんでは小一時間ほど近況など聞かせてもらい、その後、途中にあったらラーメン店「喜食家」で味噌ラーメンを食べて帰った。
お盆直前ということもあるのだろうが、2年前よりさらに街の活気がなくなっているような印象を受けた。

旅行の満足度
4.5
観光
3.0
ホテル
5.0
グルメ
4.5
同行者
一人旅
交通手段
新幹線
旅行の手配内容
個別手配

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  • 道の駅かわさき。<br />この辺りは水害に悩まされてきたのだという。

    道の駅かわさき。
    この辺りは水害に悩まされてきたのだという。

    道の駅 かわさき 道の駅

  • 泥よけのネジ止め部はきれいに大きな穴が空いてしまった。建材用の亀座ワッシャーを使って締め付けた。

    泥よけのネジ止め部はきれいに大きな穴が空いてしまった。建材用の亀座ワッシャーを使って締め付けた。

  • 震災で壁が壊れるなどして休館していた千厩酒のくら交流施設は再開していた。

    震災で壁が壊れるなどして休館していた千厩酒のくら交流施設は再開していた。

    千厩酒のくら交流施設(旧横屋酒造 佐藤家住宅) 名所・史跡

  • 彌榮神社

    彌榮神社

  • 手前が男性、後ろが女性とのこと。<br />「夫婦石まんじゅう」というお土産品があったが、意外とおいしかった。

    手前が男性、後ろが女性とのこと。
    「夫婦石まんじゅう」というお土産品があったが、意外とおいしかった。

  • 千厩駅横の観光案内。

    千厩駅横の観光案内。

  • 毎日バスに揺られて被災地に向かう途中で気になっていたお店にやっと入ることができた。<br />チキンコロッケを買って食べたが、さっぱりしていて非常においしかった。

    毎日バスに揺られて被災地に向かう途中で気になっていたお店にやっと入ることができた。
    チキンコロッケを買って食べたが、さっぱりしていて非常においしかった。

  • 気仙沼市街に入る手前の峠にあった。<br />冷たくおいしい水だった。

    気仙沼市街に入る手前の峠にあった。
    冷たくおいしい水だった。

  • 手前が現在不通となり、BRTが代替となっている気仙沼線。向こう側が大船渡線。

    手前が現在不通となり、BRTが代替となっている気仙沼線。向こう側が大船渡線。

  • 気仙沼駅。<br />JRの職員の人の話を聞くことができたが、鉄路が復旧できないんじゃ津波や地震に負けたみたいで悔しいじゃないですかという言葉が印象的だった。

    気仙沼駅。
    JRの職員の人の話を聞くことができたが、鉄路が復旧できないんじゃ津波や地震に負けたみたいで悔しいじゃないですかという言葉が印象的だった。

    BRT気仙沼線 (バス高速輸送システム) 乗り物

  • 求められているのは本当にこういうことなのか?

    求められているのは本当にこういうことなのか?

  • ホテル前の光景。

    ホテル前の光景。

    気仙沼パークホテル 宿・ホテル

  • 実際、道路は砂だらけだった。

    実際、道路は砂だらけだった。

  • 復興商店街南町紫市場。<br />2年後には住宅になるという。<br />なんとなく活気がなかった。

    復興商店街南町紫市場。
    2年後には住宅になるという。
    なんとなく活気がなかった。

    気仙沼復興商店街 南町紫市場 市場・商店街

  • 「九菜や」さん。<br />炊き出しで気仙沼に通ううちにこちらが気に入り、居酒屋を出したというお店。<br />安くておいしいが、刺身は出さないという。それは地元の他の店で食べて下さいということで、そういう姿勢も素晴らしいと思った。

    「九菜や」さん。
    炊き出しで気仙沼に通ううちにこちらが気に入り、居酒屋を出したというお店。
    安くておいしいが、刺身は出さないという。それは地元の他の店で食べて下さいということで、そういう姿勢も素晴らしいと思った。

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