2015/08/12 - 2015/08/15
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あらさん
3日目はオルセー!
ひたすら絵の感想です。美術館の感想って時間が経ってから読み返すと(自分が)すんごい面白いので、長々と書かせて頂きます。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルでジュースとヨーグルトを食べて、朝ごはんを買いに最近話題らしいDu pain et des Idèesというブーランジェリーにいくも、なんとこちらも夏季休暇中だった。残念。
そのままオルセーに向かうも、まさかのRER C線で反対方向(パリ郊外)にいってしまう。戻ってきて、結局RERが工事中でオルセーにはいけないことが判明したのでメトロにのっていく。
せっかく早起きしたのにとんだ無駄足でした。 -
9時15分にはオルセーについたかな?少し並んでいたけど、曇り空で太陽が出ていなかったのと、WiFiがつながったので待ち時間もそんなに苦じゃなかったです。
開館したらすいすいと列も進んで、10分くらいで館内に入れたました。とりあえずガイドブックを買って、オーディオガイドを借りて、トイレを済ませて、地上階から鑑賞スタート! -
最初にはいった部屋に早速ミレーの晩鐘と落穂拾い、そして羊飼いの少女が!晩鐘は本当に農家の人たちの普段の生活の一場面を切り取っている感じがして好き。鐘の音が聞こえてきそう。
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そして同じ部屋には春も。これ好きなんだよな〜。オルセーにあったんだね!知らなかった!
この左上から光が差し込んで春がやってきてる感じがたまらない。 -
牛さんの絵。空の色が素敵。土の耕されてる感も良い。牛さんもよだれだらだら流して頑張ってる!
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マネのオランピアはウルビーノのビーナスっぽい。意識してるんだよね?
右に黒猫がいたの知らなかった。
笛を吹く少年も同じ部屋にありました。
それにてもマネってつくづくサロンから批判を受けてたんだね。出すもの出すもの酷評されたとのことで気の毒になってきてしまった。 -
こちらはルノワール(だったはず)。手前の女性のスカートの感じが好き。
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ポンポン作シロクマ。ポンポンってもう名前がずるい。かわいい。
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クールベの画家のアトリエは修復作業中。あんな大きな絵、修復するのにかなりの時間を要するんだろうなぁ。次に見られるのはいつかな。
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オルナンの火葬。こんなに大きい絵だったとは!目の前にソファーがあって、腰かけてのんびりじっくり見れます。
地上階の半分を見終わったところで、もう1時間が経過!
とりあえずカフェで朝ごはん。 -
ロートレック。裏組織のボスのような強い眼差しの女性。しびれる。
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モローのこの絵は惹かれたなぁ。
女性の体がね、光り輝いてるのよねぇ。植物も本当にグロテスクで美しくてねぇ。幻想的でした。 -
神曲モチーフの絵。迫力がすごい!
この絵を見て、神曲を一回きちんと読もうと決意したのでした。 -
2Fに移動します。
出迎えてくれたのはゴーギャンのタヒチの女。大学時代に行った企画展を思い出す。 -
ゴッホの自画像。背景に病んでる感じが出てます。
ローヌ川の星月夜は展示されておらず。貸し出し中かな?残念。 -
ここでお昼ご飯。2Fのレストランにすっと入れた!
せっかくなので白ワインを頼む。
セットメニューでシーザーサラダとおさかなのシチューを選択。おさかなシチューはちょっと脂っこかったなぁ。見た目がすごくおいしそうだっただけに残念。でも付け合わせのガーリックペーストはおいしかった!
ちょっと高いけど(22EUR+ドリンク代)、オルセー美術館のこの豪華な空間で昼間っからワイン飲んでる!と最高に贅沢な気分になれるのでまあしょうがない。付加価値代ですね。
ウェイトレスの人もすごく気さくな感じでちゃんと気に掛けてくれていると感じることができて、良いサービスでした。
ごはん食べたあとは2Fの続き。アールヌーボーの家具などなど。こちらはさらっと。 -
そしていよいよ5Fへ!マネの草上の昼食がお出迎え。この絵は初めて図録とかで見たときは衝撃的だったなぁ。この左側の布はこの女性の服だということを今回初めて知った。そうすると…この人たちの前で服脱いで裸になったのか〜とかさらに物語が生まれて想像が膨らむ…。
これも発表時はサロンに衝撃が走ってたいそう批判を受けたみたいだけど…まぁそうでしょうねぇという感じです。 -
こちらは微笑ましいルノワールの草上の昼食の様子。変わった形だなぁと思ったらほかの部分は痛みが激しくて残っていないんだとか。本当は6Mの幅があったとのこと。うーん残念ですね。
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私モネの作品の中でもこれはかなり好きです。雪景色って「辺り一面真っ白」とかよく言うけれど、実際は真っ白なんかじゃなくてさまざまな色が混ざり合っていることを改めて気付かされる。絵の風景に吸い込まれるような錯覚を覚えることができる作品だなぁと。
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ドガはですねー私的に思い入れがあって。大学時代に西洋美術の授業を取っていて、そのときの発表の題材にしたのがドガなんですねー。だから結構資料を読んで作品に触れていたので、今回すごく楽しみにしていて。
アブサンとダンス教室を実際に目の前にした瞬間の嬉しさは格別でした。
アブサンは独特な構図から醸し出される寂寥感が何とも言えず。ダンス教室の方は覗き見てる感じが本当に良い。左の子なんて背中かいちゃってるし!かわいい!ひまなんだね!
ここはソファーに座ってかなりじっくり見てました。幸せな時間。 -
ルノワールのブランコ。
こちらも思い入れがある・・・これは中学校の時の美術の宿題で模写したんだよなぁ。図書館で図録を見てせっせと模写した記憶。なんでこれを選んだのかはもうわからないけど。
オーディオガイドだと、この背を向けてる男が女性を口説いてる場面らしい。私には意中の男性から声掛けられて恥ずかしいけどうれしい!っていう場面にみえる。だって女性の顔が幸せそうなんだもーん。ほっぺが赤くなっちゃってこっちまでほんわかする。 -
ムーラン ド ラ ギャレット
これはもう有名ですね。光の感じが素晴らしい。思っていたよりも大きな絵でした。 -
これは国立新美術館のこけら落としのモネ大回顧展で観てすごく印象に残ってました。パリで再開できて喜びもひとしお。トリコロール旗って、どう考えてもしっかりと輪郭のあるものなのに、モネにかかると輪郭があやふやになっちゃうのね〜。でも赤がはっきりとしてて鮮やかで、そこがモネっぽくなくて新鮮。
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これはちょっと一瞬ホラーかな?って思いました。こ、怖い。でもこの男の子はモネの息子なんだね。どんな心境で描いていたのか…。
私はこの床の光の反射の描き方がとても好きです。 -
ルノワール。猫が幸せそうすぎてこっちまで猫みたいににんまりしちゃう。
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これ!音楽の教科書の表紙だったなぁ。こういう有名な絵が、ゆっくりじっくりと味わえるのはオルセーだからだよね。日本の企画展だとこうはいかないからなぁ。
油絵の表面のでこぼこした感じとか、色をどうやってのせていったのかとか、近くからみたのと遠くからみるのではどう違うのかとか、そうやって1枚1枚見ていくのが楽しくてしょうがない。 -
たっぷりと印象派の絵画を堪能して、せっかくなので外へ。青空が!モンマルトルが!
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特別展をざっと見て、もう一回5Fを観ながら引き返して、最後にまた地上階をぐるっと見ると、あれ?ドガの作品だ!
回り損ねていたのでした。よかった、気が付いて。
ルーブルのときも思ったけど、順路というものがなくて、くまなくみるのが難しいね、フランスの美術館は。
まだまだ居たいけど今日はそろそろおいとましよう。この時点でもう16時半!7時間もいたのでした。
でもでも、ゴッホのローヌ川の星月夜も、ドガの踊りの花形もアイロンをかける二人の女も、ルノワールの都会のダンス/田舎のダンスも見れなかったので、また次回リベンジしたいです。 -
エッフェル塔にいってみると、さっきまでの青空はどこへやら。雲行きがかなり怪しい・・・と思っていたらやっぱり雨が降ってきた!しかもけっこうな土砂降り。
間一髪でバスに乗り込んで、サンジェルマンデプレ界隈へ。 -
日本で人気というMEERTにいってみるも、ゴーフルは買えず。「明日から夏季休暇に入るからもうない」とのこと。うーん。ここもか。残念。
その後ピエールエルメでホテルで食べる用のイスパハンを買う。めっちゃおいしかったけど、高かったな〜。全体的にパリは物価が高い!観光地だからしょうがないんだろうけど。
夕飯はガレット。隣がチャイニーズのおひとりさまで、おひとりさま同士ってことで話しかけてくれて、楽しい時間を過ごす。今はバルセロナでビジネスの勉強をしているとのこと。いろいろお話して、バルセロナに来るときはぜひ連絡して!ミラノに行くときは連絡するから!とFACEBOOKを教えあってお別れ。最後の夜に良い出会いがあってよかった!
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