2012/03/23 - 2012/03/23
3145位(同エリア4617件中)
Poppyさん
- PoppyさんTOP
- 旅行記415冊
- クチコミ248件
- Q&A回答9件
- 919,029アクセス
- フォロワー19人
【八十八ヵ所2巡目&別格二十霊場で108カ寺を巡る旅・第1弾は阿波の国!】
四国八十八ヵ所霊場の2巡目を札所番号順の“順打ち”で参拝しながら、四国別格二十霊場も“順打ち”する、四国108カ寺を巡る旅。閏年の“逆打ち”で得られるかも知れない3倍の功徳には目もくれず、あえて“順打ち”に徹するアマノジャクなプランは、いくつかの基本ルールに沿ってスケジュールを組み実行に移していく。
徳島・鳴門で高速バスからレンタカー「2巡目ゴロウさん」(ナンバーが256なので、笑)に乗り換え、初日は八十八ヵ所霊場の第1番から第6番までと別格二十霊場の第1番の合計7カ寺に参拝し、御所温泉に宿泊。
旅の2日目は、阿波市・美馬市の観光を挟みつつ、八十八ヵ所霊場の第7番から第12番までと別格二十霊場の第2番の合計7カ寺に参拝し、徳島市内に宿泊した。
旅の3日目、天気予報的中の雨の中を出発する。
《2巡目のルール》
①八十八ヵ所霊場も別格二十霊場も“順打ち”とする。
②四国では、ケーブルカー・ロープウェイを除き、バスやタクシーに頼ること無く自らが運転する車で移動する。
③宿泊は、可能な限り1巡目とはロケーション・施設・部屋カテゴリーを変える。
④スケジュールに支障の無い範囲で、1巡目とは違う「ついで観光」を組み込む。
【メンバー】
一人旅。
【ルート】
3/21 枚方市駅-〔高速バス〕-高速鳴門-〔レンタカー〕-第1番・霊山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10968484)
-第2番・極楽寺-第3番・金泉寺-第4番・大日寺-第5番・地蔵寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10969334)
-<広域農道他>-別格第1番・大山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10971715)
-<県道12・県道139他>-第6番・安楽寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10971953)
-<県道139・R318>-御所温泉
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10974309)
3/22 御所温泉-<R318・県道139>-第7番・十楽寺-第8番・熊谷寺
-第9番・法輪寺-第10番・切幡寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10976601)
-<県道139・広域農道他>-金清自然公園-<広域農道・県道2>
-犬墓大師-<県道2・県道246・県道12>-脇町
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11031098)
-<県道12・R193>-脇町IC-<徳島自動車道>-土成IC-<R318他>
-第11番・藤井寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11031413)
-<R192・県道20他>-別格第2番・童学寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11032098)
-<県道20・R438・県道43他>-第12番・焼山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11038638)
-<県道43・R438他>-徳島市中心部
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11040570)
3/23 徳島市中心部-<R438・県道208・県道21>-第13番・大日寺
-第14番・常楽寺-第15番・国分寺-第16番・観音寺-第17番・井戸寺
-(昼食・宅配出荷)-第18番・恩山寺-第19番・立江寺
(以上の旅行記⇒本編)
-<県道28・県道22・県道16>-月ヶ谷温泉
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11043204)
3/24 月ヶ谷温泉-<県道16他>-別格第3番・慈眼寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11045690)
-<県道16他>-第20番・鶴林寺-第21番・太龍寺-第22番・平等寺
-<県道35・県道24・R55他>-徳島駅前-〔高速バス〕-京都駅
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11052508)
【表紙の写真】
四国八十八ヵ所第14番・常楽寺の境内。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
■8:47 第13番・大日寺に到着
何かに引き留められたように感じたのが吉となるのか、その逆なのか、1日の行程が終われば分かるのかなと思いながら、走り始めて約30分。
徳島市の中心部は少し混んでいたけれど、比較的スムーズに大日寺の駐車場に着いた。 -
■駐車場から寺の境内へ
雨の中の参拝は、傘の置き場を探したり、参拝用品が濡れないように気を遣ったりと、面倒なことが増えるのは確かだが、特に今の時期、私にとっては花粉の心配をしなくて済む、というメリットもある。
「禍を転じて福と為す」ほど大袈裟ではないかも知れないが、当初スケジュールからの遅れや行程の変更も、却ってその方が良い結果を得られる場合もあるだろう。
これまで、夕方には不思議とスケジュール通りになっていることが多かったが、どんなにスケジュールから遅れが出たとしても決して“焦らない”修行だと思って、今日一日を過ごしてみよう。 -
■第13番・大日寺・山門
さぁ、今日の参拝を始めましょう! -
■第13番・大日寺・本堂
境内に入って左側の本堂から参拝。 -
■第13番・大日寺・しあわせ観音
大師堂へ移動する途中、境内に入ってすぐ正面にいらっしゃった「しあわせ観音」に改めてご挨拶し・・・。 -
■第13番・大日寺・大師堂
境内右側の大師堂で参拝。 -
■第13番・大日寺・納経所
大師堂に向かって左側にある納経所で・・・。 -
■第13番・大日寺・御影
ご朱印と、ご本尊・十一面観世音菩薩の御影を頂く。 -
■9:22 第13番・大日寺を出発
境内を出て駐車場へ戻る途中、これから向かう鮎喰川北岸を眺めると、随分と低い位置まで雲が掛かっていた。
傘を差せないほどの降りになったら、落ち着くまで車で待てば良い。
大日寺への到着時に22分だった遅れは、出発時には更に5分増えたけれど、気にしな〜い(笑)。 -
■9:33 第14番・常楽寺に到着
鮎喰川を北へ渡ると、しばらくは南から北への移動で、札所間の距離が短いエリアだ。 -
■第14番・常楽寺・入口
池の畔から石段を上がって・・・。 -
■第14番・常楽寺・本堂
真っ直ぐ奥まで進んで、「アララギ大師」に少し隠れている本堂へ。 -
■第14番・常楽寺・大師堂
続いて、入口方向へ振り返って左側の大師堂へ。 -
■第14番・常楽寺・流水岩の庭
大師堂周辺から入口方向への「流水岩の庭」は、雨で濡れた岩で滑らないように足元注意。 -
■第14番・常楽寺・納経所
納経所へ向かって・・・。 -
■第14番・常楽寺・御影
納経時に頂いた御影に描かれているご本尊は弥勒菩薩。 -
■9:59 第14番・常楽寺を出発
1本でも花の咲いている木があると、境内が明るく感じるものですね。
昨日までは花との遭遇もそこそこあったけれど、今日はどうかしらね? -
■10:06 第15番・国分寺に到着
常楽寺から直線で1Kmと離れていない国分寺。
けれども、集落の中で道が細く、歩く人や対向車に要注意なので、慌てない・慌てない(笑)。 -
■第15番・国分寺・本堂
まずは、仁王門から真っ直ぐ進んで本堂。
手前にも屋根があるので、雨の日は助かります♪ -
■第15番・国分寺・大師堂
本堂前から右へ移動して大師堂。 -
■第15番・国分寺・境内
境内のかなり広い部分を占めている「ここに建物があったんだよ」的遺構を右に見ながら・・・。 -
■第15番・国分寺・納経所
境内の奥にある納経所へ。 -
■第15番・国分寺・御影
ご本尊が薬師如来で、御影は薬師三尊像ですね。 -
■10:35 第15番・国分寺を出発
国分寺を出発する時にシトシト程度だった雨は・・・。 -
■10:43 第16番・観音寺に到着
次の観音寺に着く頃には、少し雨粒が大きくなった。
だからと言って手は抜きませんよ。
納経所の前に設けられた駐車場から直接境内に入らずに、一度道路に出て仁王門からご挨拶しないと、何だか落ち着かないもので(笑)。 -
■第16番・観音寺・本堂
仁王門をくぐるとすぐ正面の本堂。 -
■第16番・観音寺・大師堂
大師堂は境内の右側で、駐車場の「2巡目ゴロウさん」の正面(笑)。 -
■第16番・観音寺・納経所
その駐車場側にある納経所で・・・。 -
■第16番・観音寺・御影
ご本尊・千手観世音菩薩と共に不動明王・毘沙門天が描かれた御影を頂いた。
そうそう、この2巡目は自分の白衣(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=36882960)も持ち回っているので、光明真言の襟印(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=18584416)も忘れずに頂きましたよ〜。 -
■11:15 第16番・観音寺を出発
昼食までもうひと踏ん張りしましょう。 -
■11:25 第17番・井戸寺に到着
1巡目では元日に訪れ、足の悪い母連れだったこともあり、仁王門のすぐ内側にある駐車スペースに停めた井戸寺(⇒http://4travel.jp/travelogue/10528836)。
今回は、境内の北側にある広い駐車場に入った。 -
■第17番・井戸寺・仁王門
大師堂の裏を通って仁王門の正面に回り、いざ境内へ。 -
■時々突風
仁王門をくぐる時に畳んでいた傘。
境内に踏み出そうと広げた瞬間、吹いてきたとても強い風に素直に従って外向きに(笑)。 -
■第17番・井戸寺・本堂
それでも、台風のように吹き続けるという状態でもなく、真っ直ぐ進んで本堂へ。 -
■第17番・井戸寺・大師堂
仁王門方向へ少し戻って今度は大師堂。
1巡目ではここで、とても人懐っこいワンちゃんに遊んで貰ったっけ(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=20957972)。 -
■第17番・井戸寺・日限大師堂
納経所へ向かいがてら、日限大師堂に入って今回も井戸を覗き込んだ。
雨に濡れて髪振り乱し状態のオバさん、バッチリ見えました(爆)。 -
■第17番・井戸寺・納経所
日限大師堂の奥に位置する納経所。 -
■第17番・井戸寺・御影
ここで頂いた御影には仏様がたくさん。
ご本尊は七仏薬師如来と言って、薬師如来が人々を救うために姿を変えるのだそう。 -
■12:08 第17番・井戸寺を出発
朝から続けて5カ寺に参拝したし、丁度お昼時、次は予定通り昼食休憩にしましょう。
当初スケジュールからの遅れは、ビミョーに縮まったり伸びたりしながら現在33分。
でもイイの・イイの。
この遅れは、私にとってきっと“吉”なんだって確信したから。
日限大師堂の井戸に映ったオババがそう言ってたんだし(爆)。 -
■12:17 昼食休憩
井戸寺の北側すぐの県道30号線を東へ向かい、第13番・大日寺の少し東辺りから北向きに流れを変えた鮎喰川を渡ってすぐの「ジョイフル・徳島島田店」に入った。 -
■13:00 昼食休憩終了
子供連れが多かったようで店内はとても賑やか。
それでも待たずに着席出来た。
1日目(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=36882941)も2日目(⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=39466617)も“空腹満たし”程度だったから、これだけしっかりと昼食を摂るなんて何だかお久し振りだわ(汗)。
「2巡目ゴロウさん」に戻って一服の後、午後の参拝に向けて出発した。 -
■小松島市へ
徳島市中心部からは国道55線で南下して小松島市へ。
次の札所に向かう前に海岸沿いエリアへ寄り道し、土産物等の自宅へ戻して良い荷物を宅配発送。
「2巡目ゴロウさん」が「ちょっと軽くなった♪」と喜んでいる(笑)。
それなら山道の上りも楽勝よね! -
■14:08 第18番・恩山寺に到着
それでは午後の部スタートといきましょう。
駐車場背後の坂道をせっせと上って・・・。 -
■第18番・恩山寺・境内
目の前に現れた、有り難〜い石段(汗)。 -
■第18番・恩山寺・本堂
でも、濡れた石って滑りやすいから一歩ずつしっかりと歩かなくちゃね。
少し強く雨が降る中、最上段まで上って本堂での参拝が済んだら・・・。 -
■第18番・恩山寺・大師堂
これまた十分に注意して石段を下り、大師堂でも参拝。 -
■第18番・恩山寺・納経所
大師堂に背を向けて真っ直ぐ進むと納経所。 -
■第18番・恩山寺・御影
ご朱印を頂いて駐車場まで戻ったところで“忘れ物”に気が付いた。
そう、ご本尊・薬師如来の御影。
納経帳を戻して下さる時に一緒に下さるのではなく、置いてあって自分で頂かなくちゃいけなかったんだ。
まだ駐車場で気付いただけラッキー、先に進んでからでは“スケジュールの遅れ”どころではないですものね(汗)。 -
■14:57 第18番・恩山寺を出発
今度は大丈夫、次へ向けて出発出来ますよ、お大師様♪ -
■予定変更を決断
さて、再び駐車場に戻って「2巡目ゴロウさん」に乗り込んだところでも雨足が強く、天気予報を確認してみた。
どうやら雨は、参拝出来る17時までは確実に降り続くらしい。
次の第19番の後は、初めて訪れる別格霊場の札所を予定していたのだが、そこは山寺、寺に至る道の様子も分からないし、事前に調べた情報では、参拝すべき堂宇がかなり離れているために歩く区間が少し長いようだ。
頑張れば今日の参拝に間に合うかも知れないが、明日は雨が上がって晴れるとの予報を確認した瞬間に気持ちは固まった。
ギリギリの夕方に傘を片手に初めての境内を右往左往している自分の姿を想像したくないじゃない?
今夜の宿は、その札所に向かうには便利なロケーションにあるのだから、迷うことは無い、明朝に変更よ!
明日のスケジュール?
そんなの、何とかなるんだし、何とかするんだし(笑)。
そう決めて走り出そうとしたら、恩山寺の境内で雨に濡れていらっしゃったお大師様が後押しして下さいましたよ。
「これでイイのだ〜♪」ってね(笑)。 -
■15:10 第19番・立江寺に到着
立江寺の駐車場で本日初めての団体参拝のバスにお目に掛かったが、乗用車は少なく、あまり混雑はしていない模様だ。 -
■第19番・立江寺・仁王門
少し歩いて仁王門前に着くと、バスの団体さんと思われる一団が出て来られたところ。
どなたも雨対策でかなりの重装備。 -
■第19番・立江寺・本堂
仁王門をくぐって、まずは境内左側の本堂へ。 -
■第19番・立江寺・大師堂
そして、境内の右側に本堂と向かい合うように建つ大師堂へ。 -
■第19番・立江寺・納経所
今なら空いていそうだから、境内のほぼ正面奥にある納経所へ行ってしまおう。 -
■第19番・立江寺・御影
ご朱印と一緒にご本尊・延命地蔵菩薩の御影を頂いた。 -
■第19番・立江寺・黒髪堂
1巡目では母も同行して参拝した(⇒http://4travel.jp/travelogue/10521349)ため、境内の奥までの探索が不十分だったのだが、今日はどんなお堂があるのか見ておこう。
再び大師堂へ戻ってその前を右へ進むと、小さなお堂の横に立派な石碑があって「黒髪堂」と刻まれている。
仏様が祀られているのではなく、その昔、悪い事をした女性がこの寺にやって来た時、髪が巻き上げられ肉まではぎ取られたという恐ろしいエピソードを持つ鐘の緒がどうやら納められているらしい。
それで、心根の悪い人は寺の近くにある橋を渡って先に進むことが出来ない、って言われるのかな。 -
■第19番・立江寺・白杉大明神
更に大師堂の右へ進むと、白杉大明神の小さなお堂も。
「一願即成」書かれているので、お願い事は一つだけに絞らなくちゃね。 -
■15:50 第19番・立江寺を出発
多宝塔や修行大師像の前を通って境内中央に戻り、仁王門を出る。
少し早い時間帯だが、今日の参拝はこれで終わり。
当初のスケジュールから見れば丁度1時間ズレているが、スケジュール通りにいかなかった悔しさのようなものは微塵も感じず、却って気持ちが晴れやかなのが自分でも不思議なぐらい。
今はまだ、“吉”だったのかその逆なのかははっきり分からないが、明日一日動いてみれば答えは出るのだろう。
これから向かうはずだった別格霊場の札所参拝を明朝に変更したことで、思いがけず貴重な体験をすることになるなんて、きっとお大師様しか知らなかったはずだ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
59