2015/05/20 - 2015/07/09
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keithforestさん
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2013年に続いて二度目のスター・アライアンス・周回の旅 今年のテーマは「Glacier」でございます。
前半はオランダ、ドイツ、スイス、そして北米東海岸、西海岸に飛んでから東京へ帰ります。
今日はヴェンゲンからロープウェイでメンリッヒェンにあがって、クライネシャイデックまで歩こうじゃないかという趣向です。思いもよらないところまで歩くことになりましたけれど。これもまた自分で企画した旅のおもしろさってことじゃないでしょうか。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今朝の朝ご飯です。
毎日、ほとんど同じなんでアップするまでもありませんけれど、この左のパンが美味しいんです。アイガー ミューレン スイス クオリティ ホテル ホテル
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今日も9時6分発の電車でミューレンを出発。ラウターブルンネンから登山電車に乗ってヴェンゲンを目指します。電車の中はクライネシャイデックから乗り換えてThe Top of Europeといっているユングフラウヨッホへ向かう観光客でワンワンしています。しかもみなさんほかの乗客のことなんて眼中にありませんから置いてある荷物を自分の膝に置いて席を空けるなんてことは絶対にしません。多分そういう発想がないんですね。先に来た自分が優先。私はインド人夫婦と2歳半の息子の席に空いている端に、連れ合いは西洋人の老夫婦の端に。
Wengenで降りようと立つと、インド人の旦那が、クライネシャイデックはまだだよ、というのでそれは知っているけれど、僕はここで降りるのさ、というと、彼はびっくりした顔をしていました。みんながみんなユングフラウヨッホを目指していると思っていたわけですね。
この路線では通常ダイヤの編成に必ず団体予約専用編成が連なって走ります。この頃から夏が終わるまで続きます。ラウターブルーネン駅 駅
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半額切符のおかげでミューレンからヴェンゲン往復はひとり17.80フランでした。
Wengenの街はMurrenの村に比べたら数段リゾートらしく、しかしそれでもグリンデルヴァルドにはかないませんが、COOPも大きなものが駅前にあります。ヴェンゲン観光案内所 散歩・街歩き
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ロープウェイは半額で片道一人11フラン。私たちはそこからクライネシャイデックまで歩くつもりです。乗客は10人もいない程度で、一番多いのは若い中国人の男女5人組です。
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このロープウェイはとっても新しい施設のようです。駅舎もみんな真新しいです。20分ごとに動いているようです。
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うわっ、ミューレンが丸見えです!
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6年ほど前にMännlichenに反対側から上がったことがあって、その時もクライネシャイデックまで歩いたのですが、とにかく花ばかり見ていて、全然周りを見ていなかった。今度は十分周りを見て、つまり山を見て歩こうじゃないかという発想だったのです。
その時にはMännlichenに展望台があったのは知りませんでした。見た目は簡単に上がれそうそうなんですが、直線的に一気に上がる展望台なので、辛い、辛い!その上、下が撒いた砂利で、ズルズル滑る。いや、怖いのなんの。
え?お前の話は怖い、怖いばっかりだ?だって、そうなんだもの。さっきロープウェイで一緒だった中国人の若者たちが自撮り棒でワァワァキャァキャァ。 -
身支度を整えて、さてクライネシャイデックへ降りよう、と思ったら道標にKleine Scheideggの文字が見当たりません。それがあると思しき、例の黄色い道標を見ても、上から何かを貼り付けて隠してあります。変だなぁ。
そこへ英国人の男性二人がやってきたので、「クライネシャイデックへ下るのか?」と聞いてみると「雪が深いところがあるというのでオフィシャルにはクローズってことになっているんだって。しかし、明日にもオープンの予定だっていっているからもう大丈夫だろうと行ってみるところだ、うちの連れ合い女性二人もいっているしね、It's up to you!」というので二人相談の結果、追いかけてみようということになった。 -
確かに周りは雪がずいぶん残っている。これで大丈夫かなぁと思いながら行くと、ロープで行くてを閉鎖しているところがあって、さすがにこれじゃダメだなと彼らが方向転換したのを見て、どうしようかとまた相談。
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そのうち行くての雪で埋まっている部分に人影が見えたので、双眼鏡を取り出してみると、いるいる!確かに何人かがその雪を踏みしめ踏みしめ進んでいる。私たちはこれ以上危険を冒してもしょうがないので撤収しようということになった。
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下への分岐まで戻るとそこの道標にはAlpiglenは大丈夫と書いてある。クライネシャイデックの駅ひとつ分グリンデルヴァルド方向にある駅です。ここへの道が平気なら、少し長くなるけれど、ここへ降りよう!ということに(たった二人だけれど)衆議が一決。降り始めた。
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すると、それほど行かないうちに残雪だ。たくさんの足跡だけでなくて、犬の足跡まである。これならいっちゃえと慎重に渡る。後ろから一人、二人と追い抜いていく人たちがいる。必ず挨拶をしますねぇ。気分良いですねぇ。
下から上がってきたおじさんにAlpiglenからか?と聞く。なんで聞くという顔でYesが返ってきた。これなら大丈夫なんだろうと心を強くする。
何箇所も残雪を超える。抜いていく人たちのペースは早い、早い!あっという間に見えなくなる。マイペースで降りていくと、だんだんに花が見えてくる。アイガーの北壁が少しずつだけれど、大きくなっていく。そのうちに反対に上がってくる6人組と遭遇。かなりの年齢の人たち -
これなら大丈夫だ、と思ったあたりからようやく周りを見る余裕が見えてきましたよ。
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まだまだ確かに時期的には早いんだなぁと思わせます。
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多分これが開いてくると、あぁあの花だったのかぁとわかるのかも知れませんね。
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ちらほらです。
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と思ったら、水の流れに沿ってなのか、こんなに帯状に咲いているところがありました。嬉しいですねぇ。
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周囲を見回しても、だぁ〜れもいないお花畑は実に贅沢です。独り占めですよ、っつうか、二人占めですが。
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アイガーがどんどん近づいて大きくなってきます。
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うはっ!こんなところにこんな可憐な花が咲いています。勿体ないなぁ。
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こんな立派な、風雪に耐えてきた大木が見下ろしています。すんません、ちょっとお邪魔していますよ。
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雄大、素晴らしい!これを見たかった!
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Alpiglenへくだる途中でスキー用のリフト乗り場にやってきました。ここのリフトはなんと6人乗りです。もう20年もスキーを履いていませんけれど、どんどん設備は凄くなっているんですねぇ。
もう半分近くまでやってきて、一休みするかなぁと思っている頃に、後ろの方で小さな雷の音が聞こえてます。
追いついてきちゃったら面倒だからと、足を早めるがクライネシャイデックの建物が見えるあたりに来て、とうとう、ポツポツと地面に当たり始めました。小屋でやり過ごすことも考えたけれど、長引くかもと、できるだけ行けるところまで行ってしまおうということで、カッパを出して雨装備にした。二軒の小屋があるところまできたら軒先で雨をやり過ごそうとしている人たちがいて、挨拶して通り過ぎたら、あっという間に雨に追いつかれた。 -
ちょっとヤバいぞと思いながら、頑張っていくうちにまさに避難小屋があったのでこれ幸いと、駆け込みます。
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持ち歩いてきたお弁当を食べながら雨をやり過ごします。
そのうち気がついたら、さっきの二人組が雨支度をしっかりした格好で追い抜いて行った。なんだ、持っていたのか、って当然ですね。 -
ガスが上がってきて、雨が小やみになってきました。さ、そろそろ歩き出そう。
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スイスを歩いていて楽しいのはこうした冬のために蓄えた薪ですねぇ。これは相当周到に計画してありますね。なんだかとりだして燃やすのが勿体ない。
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Alpiglenの駅に向かって歩き、すぐに駅に回り込んだかなと思うところで登ってくる電車を発見。小走りに駅に走り込むと車掌の女性が待ってくれる。登山電車はこんな時、遅いから助かる。車掌に切符を売ってというと、機械が壊れてしまって、クライネシャイデックで買えるようにするからという。あるピグレンからヴェンゲンまで、半額でもひとり18フランもしてびっくり。
クライネシャイデックに来ると、なんとここには雹が降った跡がある。そうか、あの雷で、雹まで降ったってことなのか。クライネシャデックはインド人観光客でごった返している。もう怒涛の人の流れである。駅の切符売り場へ行くのも大変だ! -
Wengenで降りて、朝はゆっくり見られなかったから、街を見物するつもりだったんですが、しかし、雨は止まない。結局大したものもなく、駅前のCOOPで水を買って帰ってきた。それにしても駅の傍のこの木藤、立派に満開です。
ヴェンゲン観光案内所 散歩・街歩き
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いよいよ夏シーズンの開幕らしくて、お店も夜まで開いているそうです・・・それにしても日本語としてはおかしくたって、意味が通じれば良いよ。
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スポーツ用品屋さんのショウ・ウィンドウです。懐かしい靴ばっかりでございますねぇ。良く残っていたものだと感心。
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あれまぁ、雨でびしょびしょじゃないか。風邪引いちゃうぞ。
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本日の交通機関のそれぞれの切符でございます。
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今日も綺麗な夕焼けが見えないものかと、ウィンド・ブレイカーを羽織って外で見守っていたのですが、そうそううまく行くことはないわけですよね。自然には勝てませぬ。
続き→https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11039089/アイガー ミューレン スイス クオリティ ホテル ホテル
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