2015/07/25 - 2015/07/25
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kojikojiさん
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ツアーの初日は羽田から高松まで飛んで、金毘羅宮を参拝した後は四国を縦断して高知県の土佐ロイヤルホテルというホテルに宿泊です。昨年母と行った九州周遊の旅ではランクアップで宿泊した別府ロイヤルホテルと同じ系列のホテルでした。今回はここは基準ホテルでした。造りは似ていてチャペルやプールがあって地元や家族連れ対応も出来ています。隣にはゴルフ場もありました。そして目の前に海が広がっているのも同じでした。残念なのはそんなに眺望が良いのに部屋は反対側の山側でした。ちょうど夏休み最初の週末だったので仕方ありません。さらにこの週末から食事がバイキングになっていたことも少々がっかりです。ただカツオのタタキショーは面白かったですし、お風呂も良かったので満足できました。
翌日は高知県の海岸線をひた走り、桂浜と坂本竜馬像の見学します。他の参加者の方も仰られていましたが、坂本竜馬像はもっと砂浜に近い所に建っているのだと思っていました。それと桂浜の風景がバリ島のタナロット寺院に似ているのに驚きました。その後は延々とバスに乗り四万十川へ向かいます。ここではオプションで川船に乗っての食事がありましたが、添乗員さんの上手なセールスで全員参加になりました。2,500円でしたが船にも乗れて食事も美味しかったのでこれは参加した方が良いでしょう。高瀬の沈下橋は遊覧船乗り場のすぐ近くなので、四万十川のほんの一部を見ただけという物足りなさはありました。その後は宇和島経由で道後温泉まで延々とバスの移動です。宇和島も期待していたのですが、想像していた海沿いの真珠屋さんでは無くてただのドライブインというのはいただけませんでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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金毘羅さんから幾山越えて海が見えてきたと思ったら「土佐ロイヤルホテル」が見えてきました。
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ロビーで他の皆さんがエレベーターで上がり終わるまで待機します。必ず皆さんが我先になるのでずらすことにしています。
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南国リゾート風の庭にプールが見えます。残念ながら海側の部屋では無くゴルフ場のある山側でした。これはちょっと残念でしたが、ちょうど夏休み最初の土曜日ですので正規料金で泊まっている人が優先的に海側の部屋なのでしょう。海外だったら交渉するのですが、日本だと気が引けてしまいます。
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お風呂も混む時間を避けて部屋で寛いで、売店を冷やかしてから食事に向かいます。この週末からバイキングなのはパンフレットで知っていましたが、添乗員さんは説明しなかったので入口で個別に説明していました。飲み物は別料金でビールと日本酒の冷酒1本づつで2,000円ちょっとの会計でした。
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このホテルはカツオのタタキが売りなので次から次に追加されるので安心して食べられます。本当は青魚が好きなのは母だけで、我々夫婦はどちらかというと食べたくない方なのですが、ニンニクを乗せて食べるカツオのタタキは美味しかったです。生まれてこれまで食べたのと同じくらいの量をいただきました。
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それ以外にも地元の食材を使った料理がいくつかありました。これはドロメです。体長2から3センチぐらいのイワシの稚魚を高知ではドロメというそうです。我が家はポン酢でいただきましたが、酢味噌みたいなものもありました。
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お稲荷さんは普通ですが茗荷の握りとこんにゃくの握り、写真にはないですが、りゅうきゅう(ハスイモの茎)の握りも美味しかったです。括りとしては田舎寿司と言うそうです。
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こんな感じのバイキング会場での夕食でした。ピザとか焼きそばとかたこ焼きとか縁日みたいなのは子供の夏休み時期なので仕方ないですね。
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純米吟醸酒の四万十川はすっきりとした飲み口で美味しかったです。カツオのタタキには良く合いました。
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カツオの一本釣りの本場ですから大きな大漁旗が飾られています。「土佐の一本釣り」という青柳裕介さんの漫画を思い出しました。ちょうど20代だったので主人公と重なる思いがありました。
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そして漫画と言えばやなせたかしさんの「アンパンマン」ですね。柳瀬さんは父親が中国のアモイで客死した後に遺された家族は父親の縁故を頼りに高知市に移住します。このホテルの近くには「高知アンパンマンミュージアム」があるようです。
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さあカツオのタタキの実演ショーが始まりました。これには中国人のお客さんたち大興奮でかぶりついています。
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あっという間に三枚に下ろして背の部分から血合いを取って塩を振ります。
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藁焼きではありませんが専用の調理台で焼いていきます。ここまでほんの数分で準備されます。
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晒し玉葱を敷いてカツオを乗せて出来上がりです。すぐに列が出来てあっという間にみなさんのお腹に収まりました。この出来たてもいただきましたが美味しかったです。鯵でも鯖でも鰹でも美味しいものは美味しいですね。
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食事の後はお風呂を頂きましょう。浴衣の柄には赤い欄干のはりまや橋。
♪土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うを見た よさこい よさこい♪で有名なよさこい節の舞台です。 -
お風呂から戻ってくると海岸線で花火が上がっていました。
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少し得した気分になりました。
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2日目の朝です。今日も暑くなりそうです。まずはお風呂を頂きましょう。
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朝食のレストランからは太平洋が一望できました。昔この沖合を上海から大阪へ向かって航行していたのですが大時化になってしまい、関門海峡から瀬戸内海へとルートを変えてしまい通れなかったところです。
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食欲はたっぷりあるようです。
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バイキングの朝食は料理も品数も多くてとても美味しかったです。でも一番嬉しかったのは地元の食材の青さ海苔の味噌汁でした。
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イチオシ
土佐くろしお鉄道の高架の上を1両編成のディーゼル車が走り抜けていきます。まるで鉄道模型のようです。ちょっと「千と千尋の神隠し」の海原電鉄を思い出させます。そういえば今晩泊まる道後温泉の本館は湯婆の油屋にも似ているかもしれません。
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バスに乗って出発です。妻も母も車窓の景色はあまり気にしないので進行方向左手に座ります。土佐の海岸線を東から西へ走るので左手が海岸線になります。子供の頃に父からは「そこまで考えて旅行のスケジュールを立てろ。」と言われていました。
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車窓から見えたのは突き刺さった道路です。ゴジラが上陸した跡かと思いましたが四国に上陸したことはありませんでした。これは昔の勝鬨橋と同じ可動橋(跳開橋)で、漁船が漁に出る時に開閉しているそうです。前の月に散々オランダで見てきたのですが、日本で見るとまた違って見えます。
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桂浜に到着です。
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イチオシ
名物のアイスクリンはまだ開店前でした。アイスクリンが販売されている地域はかなり少なく、主に高知県や沖縄県だそうですが特に高知県ではどこでも売っているそうです。
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イチオシ
桂浜はもっと砂浜だけが広がっている風景を想像していました。分かりやすく言うと三保の松原のような感じです。これではバリ島のタナロット寺院のようにも見えました。
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坂本竜馬像はこんなに台座が大きいとは思いませんでした。
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ここでも集合写真を撮り、その後で記念写真も撮ってもらいました。散歩が終わってバスに戻ると写真が出来上がっていてここも1枚1,000円でした。記念に1枚買っておきます。
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太平洋戦争中の金属供出の際に桂浜の龍馬像と室戸岬の中岡慎太郎像は残されたそうです。上野の西郷隆盛像同様に奇跡的に供出をまぬがれた例外中の例外だそうです。海援隊長の龍馬が「海軍の創始者」で陸援隊長の慎太郎が「陸軍の創始者」とみなされたことがその理由だったそうです。
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でも坂本竜馬としては鋳溶かされて軍艦の一部になった方が良かったのかもしれません。
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夏の風景って感じです。
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イチオシ
さすがに太平洋の荒波を受け止めている感じがします。桂浜は波が高いうえにすぐに深くなっているので1年中遊泳禁止だそうです。一見して泳ぎたいとは思いませんが、波打ち際に少しでも近づこうものなら監視員が飛んできて怒られます。家族連れの少年が犠牲になっていました。
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風が吹くと涼しげな音がしますが暑いものは暑いです。
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桂浜を一周して戻ってくるとアイスクリン屋さんが開いていました。
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桂浜以外の海岸もとても綺麗でしたが、どこも遊泳は禁止のようです。
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沖合を見てクジラでも見えないかと思いますが無理ですね。ただただきれいな海が広がるだけです。
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この港からホエールウォッチングのボートが出ているようです。
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砂浜の海岸や岩場の海岸が延々と続いていて飽きることはありません。
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夏祭りの準備も出来ています。日本の夏って良いなと感じるひと時です。
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山間部に入ってしばらくすると四万十川の中流に到着です。綺麗な竹林を抜けて川辺まで下ります。この遊覧船はオプションで乗船料とお昼のお弁当で2,500円です。オプションを頼まないと川も見えない食堂で自由昼食ですが、混んでいると食事できないと言われます。そこまで言われて頼まない人も無く、全員参加になりました。飲み物はベンダーで買うかビールは手売りで買うことになります。我が家はクーラーボックスを持って行っていたので冷たい缶チューハイを持ち込みます。
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高瀬の沈下橋の少し上流に船着き場があります。これは200ミリの望遠レンズなので、実際はこんなに近い訳ではありません。
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ここでも記念写真を撮りましたが、川が映っていないので買いませんでした。1,300円も高すぎます。最初に船に乗れたので最後尾に席を取れました。
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お弁当です。地元の食材が多いのが観光客には嬉しい限りです。右下の小さい竹筒に入っているのが小分けの川海苔でとても美味しく、便利なので上の売店で買いました。20個入りで500円くらいでした。
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川エビと川海苔のてんぷらが嬉しいですね。
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こんな感じの川遊びのひと時です。子供の頃は京都の桂川で屋形船を貸し切って川遊びをしたのを思い出します。もう二世代代替わりしていますがまた遊びに行きたいものです。
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母がいつまでも元気で一緒に旅行に行けると良いのですが。
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イチオシ
船に乗る前は曇っていたのですが、サッと雲間から太陽が出ると川の水の色も変わって美しいです。
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中国の桂林の川岸を思い出させるような風景です。桂林の漓江は水深1メートル前後ですが、四万十川は中流域で場所によっては8メートルくらいあるそうです。
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竹林を渡る風の音が涼しさを誘います。
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綺麗な水の色です。
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これは沈下橋から川に飛び込みたくなるなと思いました。
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国土交通省のテレメーターがありました。雨が降ると途端に水位が上がり、水流も早くなるそうです。四万十川にはダムが無いので水位の調整は出来ません。
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カヌーでも遊べるようです。妻を騙してハロン湾でシーカヤックに乗ったことを思い出したら笑ってしまい、気づいた妻に怒られました。
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45分くらいの食事と遊覧でした。四万十川の遊覧船はいくつもあるようなので、場所によっては漁の様子が見られたりするようです。
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バスで少し移動して高瀬の沈下橋の見学です。
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のどかな日本の夏といった風情を感じます。
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イチオシ
車はすれ違えないのでどちらかが川辺で待つのがルールのようです。
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一応途中にすれ違える場所はありましたが。
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みなさんの先頭を歩かせてもらったので誰もいない写真が撮れました。
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こんなところ運転したくないですね。特に夜なんて。
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添乗員さんに写真を撮ってもらいました。この後土砂降りの雨になったのでいいタイミングでした。ただ、その雨は東に移動して翌日になって問題が…。
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宇和島へ向かう途中道の駅でトイレ休憩しました。
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高知名産の栗焼酎の「ダバダ火振り」が売っていたので買いました。高知でも月初めにしか出回らないという事でした。ネットでも買えますが送料を考えれば安いです。
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伊予灘を望む海岸線の景色は綺麗でした。
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宇和島の休憩はどんなところだろうと期待していたのですが。
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海沿いでも何でもないドライブインでした。特に買うものも無く、真珠と言っても…。お遍路道具を初めて見たので。こんなお札を持って歩くのですね。
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宇和島地方に古くから伝えられている八ツ鹿(やつしか)踊りという民俗芸能があるそうです。鹿踊りと言うと東北を思い出し、いつか八戸の「えんぶり」も見たいと思っています。後で調べてみると宇和島は仙台藩領だったと知りました。最後は道後温泉まで走って今日の移動は終わりです。
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