チロル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
この日、朝起きて外を見ると、雲が低く垂れ込めていました。過去の経験から、この雲が切れたら晴れるかもしれないと思い、バスに乗って、シュリーガイススパイシャーへ行き、オルペラーヒュッテまでハイキングをしました。ハイキングコースは急坂でしたが、そこには素晴らしい風景が待っていたのです。<br />この表紙の写真は、美しい湖、シュリーガイススパイシャーです。<br /><br /><旅行記目次><br />□7/16(木)?7/17(金)KLMビジネスクラス搭乗記 <br />           成田→アムステルダム→ミュンヘン<br /><br />□7/18(土)緑の中に滝を眺めて ソマベルクアルム?<br />      トゥクサー・ヨッホ・ハウス ヴァイテンタールハイキング<br /><br />□7/19(日)蒸気機関車アッヘンゼー鉄道に乗って<br />      聖ノトブルガさんに会いに行く 遊覧船でアッヘン湖周遊<br /><br />■7/20(月)シュリーガイススパイシャーから<br />      オルペラーヒュッテへハイキング<br /><br />□7/20(月)絶景!吊り橋から氷河と湖を望む<br /><br />□7/21(火)ヒンタートゥクス氷河で氷の洞窟探検へ! <br />      ナトゥア・アイスパラスト<br /><br />□7/22(水)美しき桃源郷 ボーデンアルム<br /><br />□7/23(木)?7/25(土) <br />      マイヤーホーフェンの町をぶらり歩き、KLMビジネスクラスで帰国<br /><br />★地名や山の名称は、現地ホテルのレセプションの方に何度も発音していただき、自分なりにカタカナ表記にしたものです。

氷河と滝と湖と チロル ツィラータール紀行【4】シュリーガイススパイシャーからオルペラーヒュッテへハイキング

79いいね!

2015/07/20 - 2015/07/20

6位(同エリア351件中)

6

76

旅するうさぎ

旅するうさぎさん

この日、朝起きて外を見ると、雲が低く垂れ込めていました。過去の経験から、この雲が切れたら晴れるかもしれないと思い、バスに乗って、シュリーガイススパイシャーへ行き、オルペラーヒュッテまでハイキングをしました。ハイキングコースは急坂でしたが、そこには素晴らしい風景が待っていたのです。
この表紙の写真は、美しい湖、シュリーガイススパイシャーです。

<旅行記目次>
□7/16(木)?7/17(金)KLMビジネスクラス搭乗記 
           成田→アムステルダム→ミュンヘン

□7/18(土)緑の中に滝を眺めて ソマベルクアルム?
      トゥクサー・ヨッホ・ハウス ヴァイテンタールハイキング

□7/19(日)蒸気機関車アッヘンゼー鉄道に乗って
      聖ノトブルガさんに会いに行く 遊覧船でアッヘン湖周遊

■7/20(月)シュリーガイススパイシャーから
      オルペラーヒュッテへハイキング

□7/20(月)絶景!吊り橋から氷河と湖を望む

□7/21(火)ヒンタートゥクス氷河で氷の洞窟探検へ! 
      ナトゥア・アイスパラスト

□7/22(水)美しき桃源郷 ボーデンアルム

□7/23(木)?7/25(土) 
      マイヤーホーフェンの町をぶらり歩き、KLMビジネスクラスで帰国

★地名や山の名称は、現地ホテルのレセプションの方に何度も発音していただき、自分なりにカタカナ表記にしたものです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
航空会社
KLMオランダ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • この日、朝起きて部屋のベランダに出てみると、このように雲が低く垂れ込めていました。<br />天気予報の降水確立は60%台。昨日も一昨日も60%台でしたが、実際に雨が降ったのは夕方や夜だけで、日中は晴れていました。<br />それに、昨年行ったエルマウ村では、早朝に雲海が発生しましたが、その雲が切れたら、良い天気になったのを思い出しました。<br /><br />「この雲、もしかして時間が経つと、切れて青空になるかもしれない」そう自分で予想しました。そこで計画通り、憧れのオルペラーヒュッテへハイキングに行くことにしました。

    この日、朝起きて部屋のベランダに出てみると、このように雲が低く垂れ込めていました。
    天気予報の降水確立は60%台。昨日も一昨日も60%台でしたが、実際に雨が降ったのは夕方や夜だけで、日中は晴れていました。
    それに、昨年行ったエルマウ村では、早朝に雲海が発生しましたが、その雲が切れたら、良い天気になったのを思い出しました。

    「この雲、もしかして時間が経つと、切れて青空になるかもしれない」そう自分で予想しました。そこで計画通り、憧れのオルペラーヒュッテへハイキングに行くことにしました。

  • 最寄のバス停 Mayrhofen Rauchenwaldからバスに乗りました。<br />マイアーホーフェンの標高は633mです。ここから終点のSchlgeis-Stausee(標高1782m)まで、標高差1149mを、約1時間かけてバスは登ります。<br /><br />バス代はZillertal Activcardを運転手さんに見せたら、一人往復で3.2ユーロ(約440円)でした。<br />この先は長いトンネルや有料道路を通ります。往復2時間近く乗るので、実際の運賃がいくらなのかは知りませんが、カードがあることでだいぶ料金が安くなっているのではないかと思いました。席は乗客で9割くらい埋っていました。

    最寄のバス停 Mayrhofen Rauchenwaldからバスに乗りました。
    マイアーホーフェンの標高は633mです。ここから終点のSchlgeis-Stausee(標高1782m)まで、標高差1149mを、約1時間かけてバスは登ります。

    バス代はZillertal Activcardを運転手さんに見せたら、一人往復で3.2ユーロ(約440円)でした。
    この先は長いトンネルや有料道路を通ります。往復2時間近く乗るので、実際の運賃がいくらなのかは知りませんが、カードがあることでだいぶ料金が安くなっているのではないかと思いました。席は乗客で9割くらい埋っていました。

  • 乗車してまもなく、この地点でバスが止まりました。<br />実はここから先には、とても長くて狭いトンネルがあって、一方通行のようになっているので、バスはその信号待ちをしていたのです。<br />

    乗車してまもなく、この地点でバスが止まりました。
    実はここから先には、とても長くて狭いトンネルがあって、一方通行のようになっているので、バスはその信号待ちをしていたのです。

  • 長くて狭いトンネルを延々と走り、バスは小さな村Ginzlingの前を通りました。空を見ると青空も覗いています。<br />この先は、急な九十九折の坂をどんどん登っていきます。ヒンタートゥックスもかなり山奥でしたが、その比ではありません。あきれるほど、途方もなく山奥!…そんな感じの道を行きます。

    長くて狭いトンネルを延々と走り、バスは小さな村Ginzlingの前を通りました。空を見ると青空も覗いています。
    この先は、急な九十九折の坂をどんどん登っていきます。ヒンタートゥックスもかなり山奥でしたが、その比ではありません。あきれるほど、途方もなく山奥!…そんな感じの道を行きます。

  • バスの終点、Schlgeis-Stausee(標高1782m)に着きました。<br />ここには湖があります。<br />バスから降りた乗客の皆さんが、一斉に湖の写真を撮り始めました。<br />なんだろう?と思って見てみると、こんな風景が広がっていたのです。<br /><br />なんて綺麗な湖なのでしょう!<br />向こうに氷河の山々が見えます。手前のお花も綺麗です。<br />なんだか霞がかかったような、光のベールで包まれたような、<br />えも言われぬ美しさを感じました。<br />この綺麗な湖が今日のハイキングの出発点です。

    イチオシ

    地図を見る

    バスの終点、Schlgeis-Stausee(標高1782m)に着きました。
    ここには湖があります。
    バスから降りた乗客の皆さんが、一斉に湖の写真を撮り始めました。
    なんだろう?と思って見てみると、こんな風景が広がっていたのです。

    なんて綺麗な湖なのでしょう!
    向こうに氷河の山々が見えます。手前のお花も綺麗です。
    なんだか霞がかかったような、光のベールで包まれたような、
    えも言われぬ美しさを感じました。
    この綺麗な湖が今日のハイキングの出発点です。

  • はぁ〜、とため息が出るくらい美しいこの湖は、Schlegeisspeicher(シュリーガイススパイシャー)と言います。<br />宿泊ホテルのレセプションの方に、発音を教えていただきました。「スパイシャー」の部分は「スパイチャー」にも聞こえました。ちょっと難しい発音です。

    イチオシ

    はぁ〜、とため息が出るくらい美しいこの湖は、Schlegeisspeicher(シュリーガイススパイシャー)と言います。
    宿泊ホテルのレセプションの方に、発音を教えていただきました。「スパイシャー」の部分は「スパイチャー」にも聞こえました。ちょっと難しい発音です。

  • ハイキングの前にお手洗いに行っておきたいと思い、周りを見渡しましたが、公共のトイレはなさそうに見えました。そこで、湖のほとりにあるレストランに入って、カウンターでエスプレッソとリンゴジュースを頼み、お手洗いをお借りしました。

    ハイキングの前にお手洗いに行っておきたいと思い、周りを見渡しましたが、公共のトイレはなさそうに見えました。そこで、湖のほとりにあるレストランに入って、カウンターでエスプレッソとリンゴジュースを頼み、お手洗いをお借りしました。

  • 今回もこちらのトレッキングガイド本と2万5千分の1の地図が、とても役に立ちました。<br /><br />この日のハイキングコースを歩いてみたいと思ったきっかけは、地元の方が撮った絶景の吊り橋の写真を見たことからです。「この吊り橋には、どうやったら行けるのだろうか?」という疑問から始まって、色々と調べた結果、その吊り橋はOlpererhuette(オルペラーヒュッテ)の近くにあることが分かりました。<br />これらの地図やトレッキングガイド本に、オルペラーヒュッテへのコースがばっちり出ていました。<br /><br />一番右側の地図は5万分の1の地図ですが、スマートフォンに地図を入れることができ、自分の現在位置がGPSで分かります。なので、ハイキング中は現在位置が分かりましたが、保存方法がイマイチ分からなかったため、歩いた経路の記録は残っていません(笑)。<br />この旅行記の位置情報は、撮ってきた写真を後で見ながら、おそらくここであろうという地点に印を付けたものです。ほぼ合っているとは思いますが、多少のズレはあるかもしれません。

    今回もこちらのトレッキングガイド本と2万5千分の1の地図が、とても役に立ちました。

    この日のハイキングコースを歩いてみたいと思ったきっかけは、地元の方が撮った絶景の吊り橋の写真を見たことからです。「この吊り橋には、どうやったら行けるのだろうか?」という疑問から始まって、色々と調べた結果、その吊り橋はOlpererhuette(オルペラーヒュッテ)の近くにあることが分かりました。
    これらの地図やトレッキングガイド本に、オルペラーヒュッテへのコースがばっちり出ていました。

    一番右側の地図は5万分の1の地図ですが、スマートフォンに地図を入れることができ、自分の現在位置がGPSで分かります。なので、ハイキング中は現在位置が分かりましたが、保存方法がイマイチ分からなかったため、歩いた経路の記録は残っていません(笑)。
    この旅行記の位置情報は、撮ってきた写真を後で見ながら、おそらくここであろうという地点に印を付けたものです。ほぼ合っているとは思いますが、多少のズレはあるかもしれません。

  • 表示板にはオルペラーヒュッテまで徒歩2時間とありました。<br />トレッキングガイド本によると、このコースの登山レベルは中級で、本にはオルペラーヒュッテの後、Frisenberghausにも行くようにと書いてあったのですが、それは初級者の私達にはまだ無理だと判断して、オルペラーヒュッテをピストンで往復することにしました。この湖の標高は1782mで、オルペラーヒュッテの標高は2389mなので、標高差607mを登っていくことになります。

    表示板にはオルペラーヒュッテまで徒歩2時間とありました。
    トレッキングガイド本によると、このコースの登山レベルは中級で、本にはオルペラーヒュッテの後、Frisenberghausにも行くようにと書いてあったのですが、それは初級者の私達にはまだ無理だと判断して、オルペラーヒュッテをピストンで往復することにしました。この湖の標高は1782mで、オルペラーヒュッテの標高は2389mなので、標高差607mを登っていくことになります。

  • まずは湖沿いの道を、登山口まで歩いていきます。<br />絶好のハイキング日和となりました。

    まずは湖沿いの道を、登山口まで歩いていきます。
    絶好のハイキング日和となりました。

  • この美しい湖、実はダム湖なのです。<br />オーストリアには原発が1つもありません。<br />その代わりに、こうしたダム湖がいくつもあって、水力発電をしているのです。<br />オーストリアでは、電力の約6割を水力発電でまかなっているそうです。<br />素晴らしいことだと思います。

    この美しい湖、実はダム湖なのです。
    オーストリアには原発が1つもありません。
    その代わりに、こうしたダム湖がいくつもあって、水力発電をしているのです。
    オーストリアでは、電力の約6割を水力発電でまかなっているそうです。
    素晴らしいことだと思います。

  • 緑の中にノンビリできるベンチもありました。<br />ここは山登りしなくても、バスに乗って景色を眺めるだけでも良い所だと思いました。<br />ダムに興味のある方は、施設見学ツアーもあるようです。

    緑の中にノンビリできるベンチもありました。
    ここは山登りしなくても、バスに乗って景色を眺めるだけでも良い所だと思いました。
    ダムに興味のある方は、施設見学ツアーもあるようです。

  • 滝が流れていました。

    滝が流れていました。

  • 流れの先を見ると、なんとも美しいミントブルーの色。<br />氷河がとけてここに集まってくるので、美しいはずです。

    流れの先を見ると、なんとも美しいミントブルーの色。
    氷河がとけてここに集まってくるので、美しいはずです。

  • 登山口までやってきました。こちらは登山口にあるオルペラーヒュッテの看板です。<br />看板には徒歩1時間半と書いてありますが、<br />私達は山登り初級者なので、もっと時間がかかるでしょう。 10:36

    登山口までやってきました。こちらは登山口にあるオルペラーヒュッテの看板です。
    看板には徒歩1時間半と書いてありますが、
    私達は山登り初級者なので、もっと時間がかかるでしょう。 10:36

  • 登山道の入り口付近。まずはここでストレッチなどをして、

    登山道の入り口付近。まずはここでストレッチなどをして、

  • 登っていきました。

    登っていきました。

  • 少しづつ、ミントブルーの湖が見えてきました。

    少しづつ、ミントブルーの湖が見えてきました。

  • こちら側を見るとやっぱりダム湖だと分かります。

    こちら側を見るとやっぱりダム湖だと分かります。

  • 登山道も最初のうちは、まだ低木があります。

    登山道も最初のうちは、まだ低木があります。

  • 足元はこんな感じです。

    足元はこんな感じです。

  • 頑張って登っていきましょう。

    頑張って登っていきましょう。

  • ここを歩くにあたり、夫がホテルのレセプションの女性から、以下のアドバイスを受けました。<br />1 登山道は急坂です。<br />2、ストックを持っていくこと。<br />3 日差しが強いので、お水は十分に持っていくこと。<br />4 もし救助が必要な場合は、140番に電話すること。

    ここを歩くにあたり、夫がホテルのレセプションの女性から、以下のアドバイスを受けました。
    1 登山道は急坂です。
    2、ストックを持っていくこと。
    3 日差しが強いので、お水は十分に持っていくこと。
    4 もし救助が必要な場合は、140番に電話すること。

  • そして彼女はメモ用紙に大きく「140」という数字を書き、夫に渡しました。<br />140というのは、山岳救助隊を呼ぶ時の電話番号です。

    そして彼女はメモ用紙に大きく「140」という数字を書き、夫に渡しました。
    140というのは、山岳救助隊を呼ぶ時の電話番号です。

  • 事前にトレッキングガイドブックや地図をよく見ていたので、急坂なのは分かっていましたが、こういったアドバイスをして下さる地元の方がお宿にいて下さるのは心強かったです。<br />2日後のハイキングの際にもアドバイスをいただきました。

    事前にトレッキングガイドブックや地図をよく見ていたので、急坂なのは分かっていましたが、こういったアドバイスをして下さる地元の方がお宿にいて下さるのは心強かったです。
    2日後のハイキングの際にもアドバイスをいただきました。

  • 登山道を振り返る。

    登山道を振り返る。

  • 大量のゴロゴロ石が下まで続いています。<br />こういう所を日本では「ゴーロ」と言うそうですが、<br />登山者はこのゴーロの上を歩くわけではなくて、

    大量のゴロゴロ石が下まで続いています。
    こういう所を日本では「ゴーロ」と言うそうですが、
    登山者はこのゴーロの上を歩くわけではなくて、

  • このようにゴーロとゴーロの間に登山道があり、そこを歩きます。<br />この登山道を造るのはさぞかし大変だっただろうと、道を造った方々のご苦労が偲ばれました。

    このようにゴーロとゴーロの間に登山道があり、そこを歩きます。
    この登山道を造るのはさぞかし大変だっただろうと、道を造った方々のご苦労が偲ばれました。

  • しばらく歩くと水場がありました。飲んでみるとクセのない味で美味しかったです。

    しばらく歩くと水場がありました。飲んでみるとクセのない味で美味しかったです。

  • すぐそばに小川が滝のように流れていて、

    すぐそばに小川が滝のように流れていて、

  • その小川がミントブルーの湖へと続いています。

    その小川がミントブルーの湖へと続いています。

  • さらに登ります。<br />確かに九十九折の急坂で、登るのはきついですが、眺めがとても良いコースなので楽しいです。<br />「本当にこの道、よく造ったねぇ〜。いい道だねぇ。」と夫と二人、感心しながら登るのでした。

    さらに登ります。
    確かに九十九折の急坂で、登るのはきついですが、眺めがとても良いコースなので楽しいです。
    「本当にこの道、よく造ったねぇ〜。いい道だねぇ。」と夫と二人、感心しながら登るのでした。

  • 所々で振り返り、景色を眺めます。

    所々で振り返り、景色を眺めます。

  • 向こうに滝が見えてきました。<br />この辺り一帯は、Naturpark Zillertaler Alpen<br />(ツィラータールアルプス自然公園)と言って<br />自然保護区になっています。

    向こうに滝が見えてきました。
    この辺り一帯は、Naturpark Zillertaler Alpen
    (ツィラータールアルプス自然公園)と言って
    自然保護区になっています。

  • だから、観光客用のリフトを作ってはいけないのです。<br />この山域にリフトは1つもありません。山に登りたければ、自力で登ります。<br /><br />ツィラータールアルプス自然公園は、379平方キロメートルにも及ぶ広範囲な自然保護区で、標高1000メートルから3510メートルに位置しています。

    だから、観光客用のリフトを作ってはいけないのです。
    この山域にリフトは1つもありません。山に登りたければ、自力で登ります。

    ツィラータールアルプス自然公園は、379平方キロメートルにも及ぶ広範囲な自然保護区で、標高1000メートルから3510メートルに位置しています。

  • またこの山域は150年以上に渡り、登山者や自然愛好家が訪れている場所なのだそうです。<br />これから行くオルペラーヒュッテも設立が1881年と歴史があります。<br />

    またこの山域は150年以上に渡り、登山者や自然愛好家が訪れている場所なのだそうです。
    これから行くオルペラーヒュッテも設立が1881年と歴史があります。

  • このツィラータールアルプス自然公園内には、ドイツ山岳協会(DAV)のヒュッテが8つもあります。ヒュッテからヒュッテへ全エリアを縦走すると、約7日間かかるそうです。私達が歩いているこの道は、縦走路のほんの一部です。<br />今回の目的地、オルペラーヒュッテも、DAVの山小屋の1つです。<br /><br />

    このツィラータールアルプス自然公園内には、ドイツ山岳協会(DAV)のヒュッテが8つもあります。ヒュッテからヒュッテへ全エリアを縦走すると、約7日間かかるそうです。私達が歩いているこの道は、縦走路のほんの一部です。
    今回の目的地、オルペラーヒュッテも、DAVの山小屋の1つです。

  • 湖と同じミントブルーのウエアを着た人が降りていきます。<br /><br />オーストリアのチロルには、ドイツ山岳協会のヒュッテが沢山あります。<br />2014年に私が行った皇帝山脈のGruttenhuetteも、DAVの山小屋でした。<br /><br />それで私が思い出すのは、チロルのエッツタールのレンゲンフェルドで生まれ、シュトゥバイタールのノイシュティフトで亡くなった、チロルの牧師でかつ登山家だった、フランツ・セン牧師が1800年代に考えたある夢です。<br /> <br />それは、他の地域から登山客を呼ぶことでチロルの人達を救おうとしたことでしたが、それがこんな形で実現しているのではないか・・・と私は感じました。<br /><br />フランツ・セン牧師は、登山客がチロルに来ることが貧しいチロルの人達の収入源になるのではないかと考え、山への道路計画や避難小屋設置のために尽力したそうです。そして、オーストリア・アルペン協会とドイツ・アルペン協会の両方を組織しました。

    湖と同じミントブルーのウエアを着た人が降りていきます。

    オーストリアのチロルには、ドイツ山岳協会のヒュッテが沢山あります。
    2014年に私が行った皇帝山脈のGruttenhuetteも、DAVの山小屋でした。

    それで私が思い出すのは、チロルのエッツタールのレンゲンフェルドで生まれ、シュトゥバイタールのノイシュティフトで亡くなった、チロルの牧師でかつ登山家だった、フランツ・セン牧師が1800年代に考えたある夢です。
     
    それは、他の地域から登山客を呼ぶことでチロルの人達を救おうとしたことでしたが、それがこんな形で実現しているのではないか・・・と私は感じました。

    フランツ・セン牧師は、登山客がチロルに来ることが貧しいチロルの人達の収入源になるのではないかと考え、山への道路計画や避難小屋設置のために尽力したそうです。そして、オーストリア・アルペン協会とドイツ・アルペン協会の両方を組織しました。

  • ここでようやく、目的地のオルペラーヒュッテが右上に小さく見えてきました。<br />まだまだ先は長いです。

    ここでようやく、目的地のオルペラーヒュッテが右上に小さく見えてきました。
    まだまだ先は長いです。

  • ちょっとヒュッテをズームして。

    ちょっとヒュッテをズームして。

  • この登山道は非常に眺めが良いです。<br />常に湖と氷河の山々を見渡せるのは素晴らしいです。

    イチオシ

    この登山道は非常に眺めが良いです。
    常に湖と氷河の山々を見渡せるのは素晴らしいです。

  • 徐々に近づく山小屋。

    徐々に近づく山小屋。

  • だいぶ高度も上がってきました。

    だいぶ高度も上がってきました。

  • 橋を渡ります。

    橋を渡ります。

  • 美しい流れ。

    美しい流れ。

  • 上を見れば、先ほど遠くから眺めていた滝が、すぐそこに。

    上を見れば、先ほど遠くから眺めていた滝が、すぐそこに。

  • このツィラータールは、偉大な登山家の出身地でもあります。<br />世界で初めてエベレストを無酸素登頂したPeter Habeler(ピーター・ハーベラー)さんはツィラータールのマイヤーホーフェン出身です。<br />彼は今でも、地元で後進の指導にあたっているそうです。

    このツィラータールは、偉大な登山家の出身地でもあります。
    世界で初めてエベレストを無酸素登頂したPeter Habeler(ピーター・ハーベラー)さんはツィラータールのマイヤーホーフェン出身です。
    彼は今でも、地元で後進の指導にあたっているそうです。

  • ですので、ツィラータールにはピーター・ハーベラーさんの名前が付いた<br />その名も Peter Habeler Runde という登山ルートがあります。<br />

    ですので、ツィラータールにはピーター・ハーベラーさんの名前が付いた
    その名も Peter Habeler Runde という登山ルートがあります。

  • 現地でもらった、Peter Habeler Rundeのパンフレットによりますと、<br />目的地のオルペラーヒュッテも、Peter Habeler Runde の途上にある山小屋です。<br />

    現地でもらった、Peter Habeler Rundeのパンフレットによりますと、
    目的地のオルペラーヒュッテも、Peter Habeler Runde の途上にある山小屋です。

  • ここでしばし休憩しました。美しい眺めを楽しんで。

    ここでしばし休憩しました。美しい眺めを楽しんで。

  • 氷河を望遠で撮りました。<br />一番左側の高い山は、Grosser Moeseler(3478m)、<br />一番右側の台形の山は、Breitnock(3215m) です。

    氷河を望遠で撮りました。
    一番左側の高い山は、Grosser Moeseler(3478m)、
    一番右側の台形の山は、Breitnock(3215m) です。

  • さらに登っていきます。

    さらに登っていきます。

  • あともう少しでオルペラーヒュッテです。

    あともう少しでオルペラーヒュッテです。

  • 目的地、オルペラーヒュッテに着きました。 13:05<br />とても良い眺めです! <br />登山口からここまで、所々で休憩して、写真を撮りつつ登って来たら<br />2時間半くらいかかりました。やはりスローペースでした。

    目的地、オルペラーヒュッテに着きました。 13:05
    とても良い眺めです! 
    登山口からここまで、所々で休憩して、写真を撮りつつ登って来たら
    2時間半くらいかかりました。やはりスローペースでした。

  • しかし、こんな風景が自分達にも眺められるなんて感激です。<br />山登りの練習をしてきたのが役に立ちました。<br />確かに急坂でしたが、楽しんで登ることができました。<br />

    しかし、こんな風景が自分達にも眺められるなんて感激です。
    山登りの練習をしてきたのが役に立ちました。
    確かに急坂でしたが、楽しんで登ることができました。

  • 山々の名前が書かれた看板がありました。

    山々の名前が書かれた看板がありました。

  • 見比べてみる。

    見比べてみる。

  • 正面の山々を左から順に見ていきます。

    正面の山々を左から順に見ていきます。

  • 真ん中のあたり。<br />3000m級の山々が屏風のように連なっています。

    真ん中のあたり。
    3000m級の山々が屏風のように連なっています。

  • 右側も、3000m級の山が多いです。

    右側も、3000m級の山が多いです。

  • あの氷河の向こう側は、もうイタリア側の南チロルです。すぐそばに国境があります。

    あの氷河の向こう側は、もうイタリア側の南チロルです。すぐそばに国境があります。

  • 歩いて山登って国境を越えることもできるんです。<br />次にツィラータールに来る時には、是非そのルートを歩いてみたいです。

    歩いて山登って国境を越えることもできるんです。
    次にツィラータールに来る時には、是非そのルートを歩いてみたいです。

  • 山の眺めが良かったので、憧れのオルペラーヒュッテの写真を撮るのを<br />すっかり忘れていました(笑) <br />こちらはランチの後に撮った、オルペラーヒュッテです。<br /><br />何ともカッコいいヒュッテです。<br />このヒュッテを入れたダイナミックなアルプスの景観も、実に素晴らしいものでした。

    イチオシ

    地図を見る

    山の眺めが良かったので、憧れのオルペラーヒュッテの写真を撮るのを
    すっかり忘れていました(笑) 
    こちらはランチの後に撮った、オルペラーヒュッテです。

    何ともカッコいいヒュッテです。
    このヒュッテを入れたダイナミックなアルプスの景観も、実に素晴らしいものでした。

  • お昼時ですので、計画通りオルペラーヒュッテでランチを食べました。

    お昼時ですので、計画通りオルペラーヒュッテでランチを食べました。

  • ホルンダージュース(エルダーフラワージュース、左側)をジョッキで一気飲みしました(笑) <br />やはり、山登りの後はとても美味しいです。健康にも良いですし。

    ホルンダージュース(エルダーフラワージュース、左側)をジョッキで一気飲みしました(笑) 
    やはり、山登りの後はとても美味しいです。健康にも良いですし。

  • この山小屋は眺めがいいです。

    この山小屋は眺めがいいです。

  • ガラス越しの景色が、まるで一枚の屏風絵のよう。<br />

    ガラス越しの景色が、まるで一枚の屏風絵のよう。

  • 窓が綺麗に拭き掃除されていることにも感心しました。<br />このヒュッテは崖に半ば突き出るように建っているので<br />外から拭き掃除するのも大変なのではないかと思いました。<br />

    窓が綺麗に拭き掃除されていることにも感心しました。
    このヒュッテは崖に半ば突き出るように建っているので
    外から拭き掃除するのも大変なのではないかと思いました。

  • そんな絶景を眺めつつ、チローラーグレステルを食べました。美味しかったです。<br />

    そんな絶景を眺めつつ、チローラーグレステルを食べました。美味しかったです。

  • 夫は、隣りの席で食べている人と同じもの、ミートソースを注文しました。<br />

    夫は、隣りの席で食べている人と同じもの、ミートソースを注文しました。

  • 大パノラマを楽しみました。<br /><br />一番の目的地はこのオルペラーヒュッテの近くにある吊り橋です。<br />以前、ツィラータールのHippachに住む方がお撮りになった写真をネット上で見て、こんなに素敵な場所があるのなら、自分も是非行ってみたいと思った所です。<br />でも、2万5千分の1の地図を見ても、その場所は載っていなかったので、どこにあるのかが分かりませんでした。<br />

    大パノラマを楽しみました。

    一番の目的地はこのオルペラーヒュッテの近くにある吊り橋です。
    以前、ツィラータールのHippachに住む方がお撮りになった写真をネット上で見て、こんなに素敵な場所があるのなら、自分も是非行ってみたいと思った所です。
    でも、2万5千分の1の地図を見ても、その場所は載っていなかったので、どこにあるのかが分かりませんでした。

  • この山小屋の人に聞いてみようと思っていましたが、ちょうどレストランのメニュー表に、その吊り橋の写真が載っていました。<br />給仕してくれた山小屋のお兄さんに写真を指差しながら「この吊り橋はどこにありますか?」と聞いてみました。すると、「ここならすぐ近くですよ。この山小屋の裏手を登って、5分もすれば着きます。」と親切に教えて下さいました。

    この山小屋の人に聞いてみようと思っていましたが、ちょうどレストランのメニュー表に、その吊り橋の写真が載っていました。
    給仕してくれた山小屋のお兄さんに写真を指差しながら「この吊り橋はどこにありますか?」と聞いてみました。すると、「ここならすぐ近くですよ。この山小屋の裏手を登って、5分もすれば着きます。」と親切に教えて下さいました。

  • そんなに近いんだ! よーし、行ってみよう!<br />身支度を整え、憧れの吊り橋へ向かいました。<br /><br />次は、【5】絶景!吊り橋から氷河と湖を眺めて <br />に続きます。

    そんなに近いんだ! よーし、行ってみよう!
    身支度を整え、憧れの吊り橋へ向かいました。

    次は、【5】絶景!吊り橋から氷河と湖を眺めて 
    に続きます。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • dankeさん 2019/02/12 03:23:44
    お久しぶりです
    旅するうさぎさん、

    お久しぶりです。お元気でしょうか。

    Pedaruさんが兼高かおるさんのことを書いておられて、彼女のことを私が知ったのは旅するうさぎさんです、とメッセージを送りました。そして久々に旅するうさぎさんのページにお邪魔させていただきました。

    こちらの旅行記にでてくる、地図を広げた下にしいてあるランチョンマット、旅するうさぎさんのものですか? 私が両親と2013年オーストリアに行った時に、母が買って、今は私にくれたものと一緒のものにみえるのです。何種類か刺繍してあるお花と生地の色はありますが、オーストリア産のものですよね?

    わたしもこんな登山をオーストリアでしてみたい。

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2019/04/30 17:21:35
    RE: お久しぶりです
    dankeさん

    こんにちは。
    お返事が大変遅くなり、ごめんなさい。


    dankeさんは相変わらず
    素敵な旅をしていらっしゃいますね。


    > Pedaruさんが兼高かおるさんのことを書いておられて、彼女のことを私が知ったのは旅するうさぎさんです、とメッセージを送りました。そして久々に旅するうさぎさんのページにお邪魔させていただきました。

    兼高さんがお亡くなりになられたのは
    とても残念なことでした。
    でも、彼女の旅に対する姿勢は
    ずっと自分の心の中に残っています。


    > こちらの旅行記にでてくる、地図を広げた下にしいてあるランチョンマット、旅するうさぎさんのものですか? 私が両親と2013年オーストリアに行った時に、母が買って、今は私にくれたものと一緒のものにみえるのです。何種類か刺繍してあるお花と生地の色はありますが、オーストリア産のものですよね?

    このランチョンマットは、チロルで購入したものです。
    エーデルワイスのお花が刺繍されています。
    多分、dankeさんがお持ちのものと同じですね。


    私は体調を崩してからというもの、
    旅には出ていません。
    4toraの皆さんの旅行記もお訪ねできず、
    申し訳ないな、と思っております。

    来年ぐらいには、どこかに行けたらいいのですが。


    旅するうさぎ
  • Bonheurさん 2015/08/29 12:57:50
    またもや絶景!
    旅するうさぎさん、

    こんにちは!

    「イチオシ写真」にもなっている湖の景色にほれぼれしました。
    湖と雪を被った山が大好きなので、ああ、行ってみたい…とまた思ってしまいました。
    文中にもありますが、地図を見て、本当にイタリア国境近くの場所なんだなあと思いました。登山でイタリア側へ行くコースは、うさぎさんがお持ちのZillertalの地図に掲載されているのでしょうか。

    滝のように流れる美しい川も魅力的ですね。

    山小屋で飲まれたジュースは、Stubaitalのスザンナさんのところでも飲まれたジュースですよね。まだ飲んだことがないので、次回ぜひ、と思っています。

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2015/08/29 17:12:49
    RE: またもや絶景!
    Bonheurさん、こんにちは。
    またコメントと投票をありがとうございます。


    > 「イチオシ写真」にもなっている湖の景色にほれぼれしました。
    > 湖と雪を被った山が大好きなので、ああ、行ってみたい…とまた思ってしまいました。

    この湖がこんなに綺麗な所だとは、私も想像していませんでした。
    外国の方が撮った写真をネットで見たことはありましたが、
    なんといってもダム湖なので「ダム」って感じの写真が多かったのです。

    でも実際に行ってみると、湖畔にお花は咲いているし、
    ベンチが所々に配されていて、正面に氷河が見え、
    水の色は綺麗で、本当に美しかったです。
    しばらくポカンと口を開けて見ていたと思います。
    天候とか光の具合で見え方も変わってくると思うので、
    天気の良い日に行くと、良いのではないかと思いました。


    > 文中にもありますが、地図を見て、本当にイタリア国境近くの場所なんだなあと思いました。登山でイタリア側へ行くコースは、うさぎさんがお持ちのZillertalの地図に掲載されているのでしょうか。

    もちろん、緑色の地図にも載っていますし、
    赤いトレッキングガイド本にも載っています。
    実はZillertalの地図は、あともう1つ持っているのですが、
    そちらは参考になりませんでした。
    なぜなら、谷の奥の方まで地図が載っていなかったからです。
    地図はアマゾンなどで取り寄せたのですが、
    中身を見て買うわけではないので、1ヶ月くらい経ってようやく
    自宅に届いたと思ったら、私の行きたい山が載ってない!
    ということもあったのです(汗)

    トレッキングガイド本もあと1つ、別の版元のものを
    持っているのですが、そちらも今回は使いませんでした。
    次回以降に使えればいいかなと思っています。
    本当に、こればっかりは取り寄せてみないと分かりませんネ。


    > 山小屋で飲まれたジュースは、Stubaitalのスザンナさんのところでも飲まれたジュースですよね。まだ飲んだことがないので、次回ぜひ、と思っています。

    そうです。あのスザンナさんが作って下さったジュースです。
    ドイツ語だと、Holunder です。
    もし、ソフトドリンクのメニューにHolunderの文字を見つけたら、
    飲んでみてくださいね。私は夕食の時にも毎日飲んでいました。
    お酒、飲めるといいのですが、飲めないもので…。
    たいがいソーダ水で割って出てきます。
    ソーダといっても、チロルで飲むソーダはどういうわけか
    炭酸が強くないので、ほとんど水で割っているようなものですが
    美味しいです。
    あとは、ほのかに薬草味のアルプスのハーブ入りドリンク、
    アルムドゥドゥラー (Almdudler)も今回、3回ほど飲みました。
    あれも慣れるとハイキングの後などは、かなり美味しいです♪


    旅するうさぎ
  • ミモザおばさんさん 2015/08/29 11:24:27
    色の付いた岩
    旅するうさぎさん、こんにちは!

     4話目を読みました。
    オルペラーヒュッテへの登山道に色の付いた岩が沢山見えます。
    緑っぽいのは、初めは苔かなあ・・・と思ったのですが、
    そのうちピンクっぽいのも現われましたね・・・

    あれは岩の色ですよね。

    みさぱぱさんが「面白い石が沢山あります」って教えて下さっていましたね。
    次号で石の話が記載されるそうですので楽しみにしています。

    この山からの絶景は凄いです。600mの標高差を登ると書いてありますが、
    岩場が多いので難しそうですね。
    我々は300mでも大変だったので無理でしょう・・・(涙)

    又続きの「吊り橋旅行記」を楽しみにしています。  by ミモザおばさん

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2015/08/29 15:52:46
    RE: 色の付いた岩
    ミモザおばさま、こんにちは。


    > 4話目を読みました。
    > オルペラーヒュッテへの登山道に色の付いた岩が沢山見えます。
    > 緑っぽいのは、初めは苔かなあ・・・と思ったのですが、
    > そのうちピンクっぽいのも現われましたね・・・
    >
    > あれは岩の色ですよね。
    >
    > みさぱぱさんが「面白い石が沢山あります」って教えて下さっていましたね。
    > 次号で石の話が記載されるそうですので楽しみにしています。


    このあたりの石や岩はなんだか面白かったです。
    往路は石やお花を見て歩く余裕はありませんでしたが、
    復路では、ちょっとは石や高山植物を見て歩く余裕がありました。
    といっても、帰りのバスの時刻もあるので
    (こんな山奥に置いていかれたら大変です!)、
    のんびり観察とはいきませんでしたが、
    なかなか興味深いものがありました。


    > この山からの絶景は凄いです。600mの標高差を登ると書いてありますが、
    > 岩場が多いので難しそうですね。
    > 我々は300mでも大変だったので無理でしょう・・・(涙)

    自分達で果たして登れるルートなのか事前に調べたのですが、
    なかなか登山道の状態が分かる写真が見つかりませんでした。
    でも、今回泊まったホテルのHPに、
    女将さんがゲストを連れてこの登山道を歩いている
    写真がちょうど載っていたので、よく見たのです。
    岩だらけでしたが、これなら私達にも歩けるかもしれない
    と思いました。

    実際歩いてみて、非常に良いコースだと思いました。
    距離は短かいですが、自分達にも登れたことが嬉しかったです。
    数年前の私だったら、リフトのないヨーロッパの山に
    登ることなど、考えもつかなかったと思います。
    昨年歩いた皇帝山脈にも、自然環境を守る為にリフトが
    設置されていませんでした。あの経験があったので、
    今回も無理なく登れたのだと思います。


    > 又続きの「吊り橋旅行記」を楽しみにしています。

    たぶんまた、来週末以降のUPになると思いますが
    よろしければまた、見にきて下さいませ(^^)


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