四万温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<br />3回に分けて記載している<br />群馬ドライブ紀行です。<br />今回は,最終回、四万温泉・積善館編です。<br /><br /> 第1編:富岡製糸とこんやくパークの回り方<br /> 第2編:磯部温泉・恵みの湯と前橋駅前ゆーゆ<br /> 第3編:四万温泉・積善館の楽しみ方<br /><br />(1)なるべくわかりやすく<br />(2)なるべく面白く<br />(3)ガイドブックにない使える情報<br /><br />に気を付けて、書きました<br />あとから来られる方の参考になれば幸いです<br /><br />1billy<br />____________________________<br />____________________________<br /><br />第3編:四万温泉・積善館の楽しみ方<br /><br />今まで、群馬の温泉というと<br />「草津」、「伊香保」、スキーの途中に「猿ヶ京」<br />「万座」、尾瀬の際に「老神温泉」などは行っていたが<br />なぜか地味で温泉に特徴もないので行きそびれていた<br />四万温泉にやってきました。<br /><br />同行者が「積善館」「積善館」とうるさく連呼したので<br />重い腰を挙げました。<br /><br />でも、実際に来てみて「なんでこんなに魅力ある温泉に<br />いままで来なかったのだろう」と思いました。<br /><br />次回はラムサールに登録された旧六合村(くにむら)の<br />湿原やコケを見ながらトレッキングして、ゆっくり来ようと思いました。<br /><br />四万温泉.積善館(本館)のメリットデメリット<br /><br />○デメリット<br /> ①トイレがない<br /> ②部屋に風呂はない<br /> ③少し古く埃っぽい<br /> ④食事の時間が選べない<br />  (夕:6-7時、朝、8-9時のみ)<br /> ⑤ふとんを自分でしく必要<br /><br />○メリット<br /> ①温泉の泉質は優しい。<br />      ほんのり塩味。<br />  胃腸に効き、非常に飲みやすい<br />  2リットルのペットボトル必須。<br /> ②温泉で炊いた朝粥は絶品。<br /> ③家族風呂にはいれる<br /> ④ビールなど持ち込み可能<br />  食事を部屋に持ち込み自由。<br /> ⑤館主による無料の歴史ツアーあり。<br /> ⑥2食付きで料金が非常に安い。<br />  普通の高級宿の併設(佳松亭)<br /> ⑦温泉街の中心に位置している<br />  (スマートボールやお蕎麦屋さん<br />   うなぎ屋、カフェにも行ける)<br />   また、時間によっては共同浴場にも<br />   入浴可能)<br /><br />デメリットが気になららければ<br />こんなに素敵な宿はありません。<br />おすすめ!!<br /><br />○積善館 ホームページ	<br />http://www.sekizenkan.co.jp/	<br />	<br />○積善館本館の案内 ホームページ<br />http://www.sekizenkan.co.jp/mainbuild.html	<br /><br />○四万温泉 ウィキぺデイア<br />http://shimaonsen.com/show/#li02	<br /><br />・今でも現在の亭主によるツアーが<br />    無料で毎日開催。<br />    また、宿泊プランも格安の本館から<br />    高級な佳松亭まであり、<br /> プランも細分化されていて実に巧みです。<br /> 素晴らしい宿と評価しました。<br /><br />最後に湯治(とうじ)について<br />少し考えてみました。<br /><br />1billy<br />	<br /><br />

群馬のドライブ紀行:3-3,四万温泉・積善館の楽しみ方

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2015/07/04 - 2015/07/05

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1billy

1billyさん


3回に分けて記載している
群馬ドライブ紀行です。
今回は,最終回、四万温泉・積善館編です。

 第1編:富岡製糸とこんやくパークの回り方
 第2編:磯部温泉・恵みの湯と前橋駅前ゆーゆ
 第3編:四万温泉・積善館の楽しみ方

(1)なるべくわかりやすく
(2)なるべく面白く
(3)ガイドブックにない使える情報

に気を付けて、書きました
あとから来られる方の参考になれば幸いです

1billy
____________________________
____________________________

第3編:四万温泉・積善館の楽しみ方

今まで、群馬の温泉というと
「草津」、「伊香保」、スキーの途中に「猿ヶ京」
「万座」、尾瀬の際に「老神温泉」などは行っていたが
なぜか地味で温泉に特徴もないので行きそびれていた
四万温泉にやってきました。

同行者が「積善館」「積善館」とうるさく連呼したので
重い腰を挙げました。

でも、実際に来てみて「なんでこんなに魅力ある温泉に
いままで来なかったのだろう」と思いました。

次回はラムサールに登録された旧六合村(くにむら)の
湿原やコケを見ながらトレッキングして、ゆっくり来ようと思いました。

四万温泉.積善館(本館)のメリットデメリット

○デメリット
 ①トイレがない
 ②部屋に風呂はない
 ③少し古く埃っぽい
 ④食事の時間が選べない
  (夕:6-7時、朝、8-9時のみ)
 ⑤ふとんを自分でしく必要

○メリット
 ①温泉の泉質は優しい。
ほんのり塩味。
  胃腸に効き、非常に飲みやすい
  2リットルのペットボトル必須。
 ②温泉で炊いた朝粥は絶品。
 ③家族風呂にはいれる
 ④ビールなど持ち込み可能
  食事を部屋に持ち込み自由。
 ⑤館主による無料の歴史ツアーあり。
 ⑥2食付きで料金が非常に安い。
  普通の高級宿の併設(佳松亭)
 ⑦温泉街の中心に位置している
  (スマートボールやお蕎麦屋さん
   うなぎ屋、カフェにも行ける)
   また、時間によっては共同浴場にも
   入浴可能)

デメリットが気になららければ
こんなに素敵な宿はありません。
おすすめ!!

○積善館 ホームページ
http://www.sekizenkan.co.jp/

○積善館本館の案内 ホームページ
http://www.sekizenkan.co.jp/mainbuild.html

○四万温泉 ウィキぺデイア
http://shimaonsen.com/show/#li02

・今でも現在の亭主によるツアーが
無料で毎日開催。
また、宿泊プランも格安の本館から
高級な佳松亭まであり、
 プランも細分化されていて実に巧みです。
 素晴らしい宿と評価しました。

最後に湯治(とうじ)について
少し考えてみました。

1billy


旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 渋川伊香保ICから39?。約40分。<br /><br />ノー渋滞なら、車で<br />東京都心から170キロ約3時間。

    渋川伊香保ICから39?。約40分。

    ノー渋滞なら、車で
    東京都心から170キロ約3時間。

  • 四万温泉入口に位置する<br />「甌穴(おうけつ)」に車を停めると<br />四万川沿いに解放的で、<br />素敵なカフェがあります。<br />ただ、行ったときは閉店は早く15:00でした。<br /><br />○甌穴の説明と森のカフェ<br /><br />http://www.ouketsu.net/cafe.html

    四万温泉入口に位置する
    「甌穴(おうけつ)」に車を停めると
    四万川沿いに解放的で、
    素敵なカフェがあります。
    ただ、行ったときは閉店は早く15:00でした。

    ○甌穴の説明と森のカフェ

    http://www.ouketsu.net/cafe.html

  • 甌穴って何だろう?<br /><br />川の底面にある大きな石が<br />長い年月にわたって同じ位置で浮いた状態で<br />周りの石をこすると大きな穴状に<br />なることがある、その穴のことです。

    甌穴って何だろう?

    川の底面にある大きな石が
    長い年月にわたって同じ位置で浮いた状態で
    周りの石をこすると大きな穴状に
    なることがある、その穴のことです。

  • これが甌穴(おうけつ)です。<br />「おけつ」ではありません。(笑い)

    これが甌穴(おうけつ)です。
    「おけつ」ではありません。(笑い)

  • この角度の光景の美しさには言葉を失います。<br />川の水が素晴らしく緑色です。<br /><br />

    イチオシ

    この角度の光景の美しさには言葉を失います。
    川の水が素晴らしく緑色です。

  • 旧・ユーゴスラビアの国・クロアチアにある<br />世界遺産:プリトビッツェ湖群に似ています<br /><br />小生の旅行記よければ参考まで ↓<br /><br />○プリトビッツェ湖群旅行記<br />http://4travel.jp/travelogue/10567687<br /><br />

    旧・ユーゴスラビアの国・クロアチアにある
    世界遺産:プリトビッツェ湖群に似ています

    小生の旅行記よければ参考まで ↓

    ○プリトビッツェ湖群旅行記
    http://4travel.jp/travelogue/10567687

  • 以下、説明不要の美しさ

    以下、説明不要の美しさ

  • 本当に「緑の青さ」です。

    本当に「緑の青さ」です。

  • カヌーや川下りのイベントがあるようです。

    カヌーや川下りのイベントがあるようです。

  • キャニオニングもできるようです。<br /><br />水と楽しく触れ合いながら川を下っていくスポーツです。<br />途中、ゆるやかな滝をウォータースライダーのように滑ったり、<br />滝つぼにダイブしたりのアドベンチャーツアー。<br /><br />当然専用のスーツでインストラクター付<br />

    キャニオニングもできるようです。

    水と楽しく触れ合いながら川を下っていくスポーツです。
    途中、ゆるやかな滝をウォータースライダーのように滑ったり、
    滝つぼにダイブしたりのアドベンチャーツアー。

    当然専用のスーツでインストラクター付

  • 比較的あたらしいダムです。

    比較的あたらしいダムです。

  • ダムの水の色です。

    イチオシ

    ダムの水の色です。

  • 朝はもっと青い。

    朝はもっと青い。

  • どうして四万の水は青いのか?<br /><br />銅やコバルトイオンなどの物質が混じっていれば<br />青く見えるらしい・・・<br />PHの違う川の合流・・・・など挙げられていますが<br />よくわかっていないようです。

    どうして四万の水は青いのか?

    銅やコバルトイオンなどの物質が混じっていれば
    青く見えるらしい・・・
    PHの違う川の合流・・・・など挙げられていますが
    よくわかっていないようです。

  • 温泉街に入ってきます<br /><br />温泉街は5つの地区に分かれるようです。<br /><br />日向見、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口地区。<br />積善館は「新湯」地区。<br /><br />日向見地区は四万温泉の発祥の地。<br />特に日向見温泉(ひなたみおんせん)と呼ばれる場合もある。

    温泉街に入ってきます

    温泉街は5つの地区に分かれるようです。

    日向見、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口地区。
    積善館は「新湯」地区。

    日向見地区は四万温泉の発祥の地。
    特に日向見温泉(ひなたみおんせん)と呼ばれる場合もある。

  • 積善館やカフェがある<br />中心街の地図。

    積善館やカフェがある
    中心街の地図。

  • 積善館がある中心部を流れる<br />四万川を撮っています<br />左手に共同浴場「河原の湯」があります。

    積善館がある中心部を流れる
    四万川を撮っています
    左手に共同浴場「河原の湯」があります。

  • ほんのり塩気があって優しい口当たりの<br />四万の温泉は飲めます<br />胃腸病に昔から効いていたようです。<br /><br />ここは中心街の飲泉場。<br /><br />当然ペットボトルに汲んでいけます。

    ほんのり塩気があって優しい口当たりの
    四万の温泉は飲めます
    胃腸病に昔から効いていたようです。

    ここは中心街の飲泉場。

    当然ペットボトルに汲んでいけます。

  • 飲泉所から四万川沿いに<br />降りていくと共同浴場が。<br /><br />この前に温泉を汲める場所あり。<br />地元の方の話だと、ここが一番<br />塩味が強いらしい!

    飲泉所から四万川沿いに
    降りていくと共同浴場が。

    この前に温泉を汲める場所あり。
    地元の方の話だと、ここが一番
    塩味が強いらしい!

  • すぐ近くにはカフェが。<br />「カフェ柏屋」は温泉街の入り口付近に<br />ある旅館の方がやられています。<br /><br />

    すぐ近くにはカフェが。
    「カフェ柏屋」は温泉街の入り口付近に
    ある旅館の方がやられています。

  • 古民家を移築したようで<br />落ち着けます。<br />店の2階から川が見えます<br /><br />

    古民家を移築したようで
    落ち着けます。
    店の2階から川が見えます

  • パスタなどの食事も可能です。<br /><br />カプチーノを頼むと<br />温泉マーク付きです。

    パスタなどの食事も可能です。

    カプチーノを頼むと
    温泉マーク付きです。

  • 共同浴場の入浴時間や<br />料金は調べてお越しください。<br /><br />○飲泉所、足湯、共同浴場<br />http://shimaonsen.com/one-day/<br />

    共同浴場の入浴時間や
    料金は調べてお越しください。

    ○飲泉所、足湯、共同浴場
    http://shimaonsen.com/one-day/

  • 積善館に近づいて歩いてくると共同浴場<br />「河原の湯」がありました。

    積善館に近づいて歩いてくると共同浴場
    「河原の湯」がありました。

  • ここは無料(寸志必要)<br />入れる時間と料金は<br />共同浴場により違います

    ここは無料(寸志必要)
    入れる時間と料金は
    共同浴場により違います

  • いよいよ積善館に入ってきました。

    イチオシ

    いよいよ積善館に入ってきました。

  • 江戸時代元禄年間の創業とのこと。<br />約330年の伝統です。

    江戸時代元禄年間の創業とのこと。
    約330年の伝統です。

  • これがよく写真でみる<br />「現存する日本最古の温泉建造物」です。<br />3階建ての一番下の階、が今でもはいれる「元禄の湯」です。<br /><br />2-3階は現在一般客用には使われておりません。

    これがよく写真でみる
    「現存する日本最古の温泉建造物」です。
    3階建ての一番下の階、が今でもはいれる「元禄の湯」です。

    2-3階は現在一般客用には使われておりません。

  • この廊下橋は、昭和11年創建。80年前。<br /><br />新湯川を挟んで「前新」と「向新」とを結ぶ屋根付き廊下風の橋。<br /><br />木造の簡素な造りですが、トラス状に組んだ支柱に切り妻の屋根を置き、<br />腰板を貼ってあります。<br /><br />

    この廊下橋は、昭和11年創建。80年前。

    新湯川を挟んで「前新」と「向新」とを結ぶ屋根付き廊下風の橋。

    木造の簡素な造りですが、トラス状に組んだ支柱に切り妻の屋根を置き、
    腰板を貼ってあります。

  • ここが本館の玄関です<br /><br />本館宿泊や日帰り入浴の方はここで<br />受付。<br /><br />ただ、受付は17:30で終了<br />朝も朝食後の8:30にならないと空きません<br />(この時間以外は佳松亭で)<br />_____________________<br /><br />車で来る方の駐車場はどちらか?<br /><br />①街中にある「公共駐車場(無料)」<br />②佳松亭専用の5階に停める<br /><br />②の停めるには積善館の裏山を通る<br /> ダムに向かう道から入ることになります。<br /><br /> セキュリテイー上からも②がおすすめ。<br /> (少しわかりにくい)<br />

    ここが本館の玄関です

    本館宿泊や日帰り入浴の方はここで
    受付。

    ただ、受付は17:30で終了
    朝も朝食後の8:30にならないと空きません
    (この時間以外は佳松亭で)
    _____________________

    車で来る方の駐車場はどちらか?

    ①街中にある「公共駐車場(無料)」
    ②佳松亭専用の5階に停める

    ②の停めるには積善館の裏山を通る
     ダムに向かう道から入ることになります。

     セキュリテイー上からも②がおすすめ。
     (少しわかりにくい)

  • 積善館の建物は山の斜面に3つ建っています。<br /><br />大きく分けて<br />①入口の本館部分3階建て(従来の湯治スタイルを残す)<br />②山荘部分3-4階(従来スタイルの普通の旅館)<br />③佳松亭4-8階(やや高級旅館)

    積善館の建物は山の斜面に3つ建っています。

    大きく分けて
    ①入口の本館部分3階建て(従来の湯治スタイルを残す)
    ②山荘部分3-4階(従来スタイルの普通の旅館)
    ③佳松亭4-8階(やや高級旅館)

  • 積善館宿泊の方に配られる<br />館内地図。<br /><br />山の斜面に立ち、次々増設したため、<br />はっきりって、慣れるまでは、<br />「迷路」です。<br /><br />

    積善館宿泊の方に配られる
    館内地図。

    山の斜面に立ち、次々増設したため、
    はっきりって、慣れるまでは、
    「迷路」です。

  • その迷路の第一。<br />玄関から2階へ上る階段。

    その迷路の第一。
    玄関から2階へ上る階段。

  • これを右に歩くと<br />「山荘」建物へつながるレトロな廊下があります。

    イチオシ

    これを右に歩くと
    「山荘」建物へつながるレトロな廊下があります。

  • 絵になりますので<br />白黒でもう1枚。

    絵になりますので
    白黒でもう1枚。

  • このように3つの建物が<br />斜面に立っています。<br />

    このように3つの建物が
    斜面に立っています。

  • 温泉成分表。<br /><br />ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉<br /><br />67度、PH6.6です。

    温泉成分表。

    ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉

    67度、PH6.6です。

  • ほぼ毎日夕方4時からから約1時間<br />現在のご主人(亭主)によるガイドツアーがあります<br /><br />これは「おすすめ」です。<br />宿泊の方は是非ご参加ください。

    ほぼ毎日夕方4時からから約1時間
    現在のご主人(亭主)によるガイドツアーがあります

    これは「おすすめ」です。
    宿泊の方は是非ご参加ください。

  • 江戸から明治、大正、昭和前半にかけ<br />「現代の様に、車で湯治に来られないかたが、どれだけのしんどさをもって<br /> ここまで来たか?どんな必然性をもってきていたか?」<br />非常にわかりやすく説明していただけます<br /> (ハンセン病や梅毒などの皮膚病などの説明は迫力がありました)<br /> <br />つまり積善館の歴史以外に<br />四万温泉を取り巻く<br />歴史的背景をよく理解できます<br /><br />このご主人、毎日参加者の写真や感想を<br />face book にアップしています。<br /><br />○19代亭主からのブログ<br />http://www.sekizenkan.co.jp/blog/<br />

    イチオシ

    江戸から明治、大正、昭和前半にかけ
    「現代の様に、車で湯治に来られないかたが、どれだけのしんどさをもって
     ここまで来たか?どんな必然性をもってきていたか?」
    非常にわかりやすく説明していただけます
     (ハンセン病や梅毒などの皮膚病などの説明は迫力がありました)
     
    つまり積善館の歴史以外に
    四万温泉を取り巻く
    歴史的背景をよく理解できます

    このご主人、毎日参加者の写真や感想を
    face book にアップしています。

    ○19代亭主からのブログ
    http://www.sekizenkan.co.jp/blog/

  • 明治のころの建物。

    明治のころの建物。

  • ○積善館 ホームページ	<br />http://www.sekizenkan.co.jp/	<br />	<br />○積善館本館の案内 ホームページ<br />http://www.sekizenkan.co.jp/mainbuild.html	<br /><br />○四万温泉 ウィキぺデイア<br />http://shimaonsen.com/show/#li02<br />

    ○積善館 ホームページ
    http://www.sekizenkan.co.jp/

    ○積善館本館の案内 ホームページ
    http://www.sekizenkan.co.jp/mainbuild.html

    ○四万温泉 ウィキぺデイア
    http://shimaonsen.com/show/#li02

  • この写真は「山荘」を建て増しした<br />昭和11年過ぎの様子。<br /><br />○積善館の歴史<br />http://www.sekizenkan.co.jp/history.html<br /><br />元禄4-7年(1691-1694)創業旅籠を開業。江戸時代の<br />           典型的な湯治宿(二階建)<br /><br />明治40-43年(1907-1910)書院風の座敷を持つ三階を増築<br /><br />昭和5年(1930)     大正ロマネスクを用いた大浴場<br />           「元禄の湯」を建築<br /><br />昭和11年(1936)   本館裏山に当時の建築の粋をあつめた<br />            桃山風の山荘を建築<br /><br />昭和34-54年(1959-1979)大広間・岩風呂の新設や老朽化した<br />            建物の改築・鉄筋化<br /><br />昭和61年(1986)    老松・竹林に囲まれた絶景の地に純和風の<br />            「佳松亭」を建築<br /><br /><br /><br />

    この写真は「山荘」を建て増しした
    昭和11年過ぎの様子。

    ○積善館の歴史
    http://www.sekizenkan.co.jp/history.html

    元禄4-7年(1691-1694)創業旅籠を開業。江戸時代の
               典型的な湯治宿(二階建)

    明治40-43年(1907-1910)書院風の座敷を持つ三階を増築

    昭和5年(1930)     大正ロマネスクを用いた大浴場
               「元禄の湯」を建築

    昭和11年(1936)   本館裏山に当時の建築の粋をあつめた
                桃山風の山荘を建築

    昭和34-54年(1959-1979)大広間・岩風呂の新設や老朽化した
                建物の改築・鉄筋化

    昭和61年(1986)    老松・竹林に囲まれた絶景の地に純和風の
                「佳松亭」を建築



  • 文化財

    文化財

  • これが元禄の湯です。<br /> (撮影禁止ですがたまたま<br /> 誰もいなかったので失礼しました。)

    これが元禄の湯です。
     (撮影禁止ですがたまたま
     誰もいなかったので失礼しました。)

  • 白黒で撮ってみました。

    白黒で撮ってみました。

  • 写りは悪いですが<br />タイルの椅子があって「蒸し風呂」です。<br /><br />この浴場は下を源泉(67度)が走っていて<br />自然の床下暖房(オンドル)になっているようです

    写りは悪いですが
    タイルの椅子があって「蒸し風呂」です。

    この浴場は下を源泉(67度)が走っていて
    自然の床下暖房(オンドル)になっているようです

  • 蛇口。

    蛇口。

  • 館内にあるのこり3つの温泉を紹介します。<br /><br />本館1階にある「岩風呂」<br />19:00-21:00 男専用<br />21:00-23:00 女専用<br /><br />ほかは混浴。<br /><br />

    館内にあるのこり3つの温泉を紹介します。

    本館1階にある「岩風呂」
    19:00-21:00 男専用
    21:00-23:00 女専用

    ほかは混浴。

  • 字の書き順が現在と反対になっています<br />歴史を感じます。

    字の書き順が現在と反対になっています
    歴史を感じます。

  • 家族風呂「山荘の湯」<br />入り口の板で「使用中か空か」表示<br />鍵も掛かります。

    家族風呂「山荘の湯」
    入り口の板で「使用中か空か」表示
    鍵も掛かります。

  • 中はこんな感じで湯船が2つ。<br />4-5人でも入れます。<br />これが2箇所あります。

    中はこんな感じで湯船が2つ。
    4-5人でも入れます。
    これが2箇所あります。

  • 一番上の佳松亭5階にある「杜の湯」の<br />内風呂部分。<br /><br />新しくて豪華なつくり。外に露天風呂有。<br /><br />頭や体を洗う「洗い場」がたくさんあるのは<br />ここのみ。

    一番上の佳松亭5階にある「杜の湯」の
    内風呂部分。

    新しくて豪華なつくり。外に露天風呂有。

    頭や体を洗う「洗い場」がたくさんあるのは
    ここのみ。

  • 部屋です。<br />一番安い本館を予約しましたが<br />一階で、部屋が一つしかなく、<br />玄関付きの素敵なお部屋を用意して<br />もらえました。 <br />隣は休憩所。<br /><br />玄関を出るともうそこは<br />本館の入口です。

    部屋です。
    一番安い本館を予約しましたが
    一階で、部屋が一つしかなく、
    玄関付きの素敵なお部屋を用意して
    もらえました。
    隣は休憩所。

    玄関を出るともうそこは
    本館の入口です。

  • トイレはなく、布団も自分で敷きます。<br />「湯治」なら当たり前のことですが。   <br />苦になりません。<br />____________________<br /><br />本館は「湯治棟」と言われていますが<br />終戦前後までは、四万温泉を代表する<br />「超」一流旅館だったのではないでしょうか?<br /><br />○過去の積善館訪問者<br /><br />http://www.sekizenkan.co.jp/history.html<br /><br />時の宰相.東条英機、のちの首相・岸信介、<br />片山哲、歌舞伎の方たち、文人などそうそうたる面々です。<br /><br />ある意味、今だから我々はこの名門旅館に宿泊させてもらえている<br />のかもしれません。<br /><br />少なくとも部屋の中、廊下の調度を見ても<br />造りや佇まいは古いながら素晴らしいです。<br />「素朴な湯治宿」の面影が残っていたのは<br />本館2階の給湯室ぐらい。<br /><br /><br />

    トイレはなく、布団も自分で敷きます。
    「湯治」なら当たり前のことですが。
    苦になりません。
    ____________________

    本館は「湯治棟」と言われていますが
    終戦前後までは、四万温泉を代表する
    「超」一流旅館だったのではないでしょうか?

    ○過去の積善館訪問者

    http://www.sekizenkan.co.jp/history.html

    時の宰相.東条英機、のちの首相・岸信介、
    片山哲、歌舞伎の方たち、文人などそうそうたる面々です。

    ある意味、今だから我々はこの名門旅館に宿泊させてもらえている
    のかもしれません。

    少なくとも部屋の中、廊下の調度を見ても
    造りや佇まいは古いながら素晴らしいです。
    「素朴な湯治宿」の面影が残っていたのは
    本館2階の給湯室ぐらい。


  • 部屋から赤い橋方向。

    部屋から赤い橋方向。

  • レトロな照明があります

    イチオシ

    レトロな照明があります

  • 「積善」の名前は、<br />儒教の経典「易経」からとったそうです。

    「積善」の名前は、
    儒教の経典「易経」からとったそうです。

  • 夕暮れ前の積善館

    夕暮れ前の積善館

  • 朝の本館

    イチオシ

    朝の本館

  • 路地のお店。<br /><br />蕎麦屋さん、うなぎ屋さんなどがありました

    路地のお店。

    蕎麦屋さん、うなぎ屋さんなどがありました

  • スマートボール<br /><br />30年ぶりでやりました<br /><br />@500円/ひとり。

    スマートボール

    30年ぶりでやりました

    @500円/ひとり。

  • 最盛期は4-5軒あったようですが<br />今は1軒。とのこと。

    最盛期は4-5軒あったようですが
    今は1軒。とのこと。

  • 食事(夕食)<br /><br />ご飯とお味噌汁、漬物などの<br />おかずをとって席に行くと<br />2段重ねのお重があります

    食事(夕食)

    ご飯とお味噌汁、漬物などの
    おかずをとって席に行くと
    2段重ねのお重があります

  • デラックスな食事ではありませんが<br />十分でした。<br />温泉湯治は、食事制限があり、<br />そもそも、自炊が当たり前の「食治」<br />なんですから。<br /><br />ご飯やみそ汁はおかわり可。

    デラックスな食事ではありませんが
    十分でした。
    温泉湯治は、食事制限があり、
    そもそも、自炊が当たり前の「食治」
    なんですから。

    ご飯やみそ汁はおかわり可。

  • 朝は温泉で炊いたおかゆ。<br /><br />絶品でした。

    朝は温泉で炊いたおかゆ。

    絶品でした。

  • 20歳代のグループなど、<br />若い客が多くて驚きました。<br />あんまり、まだ外国人には荒らされて<br />ませんでした。

    20歳代のグループなど、
    若い客が多くて驚きました。
    あんまり、まだ外国人には荒らされて
    ませんでした。

  • 洗濯ばさみに部屋の名前がついています<br /><br />食事やふろに行った時も<br />ほかの部屋の方に自分の<br />スリッパを履かれないで済みます<br /><br />細かい配慮ですが、うれしいですね。

    洗濯ばさみに部屋の名前がついています

    食事やふろに行った時も
    ほかの部屋の方に自分の
    スリッパを履かれないで済みます

    細かい配慮ですが、うれしいですね。

  • 朝のホテル近くの温泉汲み場。

    朝のホテル近くの温泉汲み場。

  • 滝。

    滝。

  • あくまで青くきれいな四万川を見ながら<br />四万温泉を後にします。<br /> <br />ここまでお読みいただきありがとうございました<br /><br />________________________________________________<br /><br />第1編:富岡製糸とこんやくパークの回り方<br /><br />  https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11031845/<br /><br /> 第2編:磯部温泉・恵みの湯と前橋駅前ゆーゆ<br /><br />  https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11032096/<br /><br /><br /><br />

    あくまで青くきれいな四万川を見ながら
    四万温泉を後にします。
     
    ここまでお読みいただきありがとうございました

    ________________________________________________

    第1編:富岡製糸とこんやくパークの回り方

    https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11031845/

     第2編:磯部温泉・恵みの湯と前橋駅前ゆーゆ

    https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11032096/



  • 最後に少しだけ「湯治(とうじ)」について<br />考えてみました<br /><br />これは秋田八幡平の「後生掛温泉」に行った時の<br />オンドル湯治棟です。<br />ここでは、自分用の個室などなく、<br />下がオンドルで暖かく、<br />「ごろ寝」スタイルです。<br />プライバシーはゼロです。携帯もつながりません。<br /><br />でも皆さん実に仲良く生き生きと<br />自炊し、おしゃべりし、<br />お風呂に入り、「湯治」してました。<br />@2000円/日<br />一ヶ月いて60,000円ですよ!<br /><br />でも、東北の若い方も知らない<br />「絶滅危惧」温泉になりつつありますが。<br /> <br />_________________________________<br /><br />湯治とは?<br /><br />人が本来持っている自然治癒力を高めることが本質です。<br />そのため観光と違い日数を必要とします。<br />温泉療養は昔から「湯治ひと回り一ヶ月」といわれるように、<br />三週間から一ヶ月をワンクールとして行うと効果的とされています。<br />温泉に含まれている成分は皮膚から体内に入りますが<br />毎日入浴していると、3〜4週間で入浴効果が落ちます。<br />そこで入浴を中断するとまた3〜4週間でこれが回復して、<br />温泉治療を始めた時と同じ状態に戻ります。<br /><br />このため、3〜4週間をワンクールにして入浴と休みを<br />繰り返すのが、もっとも効果的な湯治法ということになります。<br />温泉療養を開始して五日から一週間ほど経過すると、<br />湯あたり症状が出てきます<br />倦怠感、食欲減退、眠気、不眠、発熱、など症状はさまざま。<br />これは、温泉の刺激に体が反応しているためです。<br />症状に気づいたら入浴回数を減らしたり、<br />一時的に中止し回復を待ちましょう。<br />

    最後に少しだけ「湯治(とうじ)」について
    考えてみました

    これは秋田八幡平の「後生掛温泉」に行った時の
    オンドル湯治棟です。
    ここでは、自分用の個室などなく、
    下がオンドルで暖かく、
    「ごろ寝」スタイルです。
    プライバシーはゼロです。携帯もつながりません。

    でも皆さん実に仲良く生き生きと
    自炊し、おしゃべりし、
    お風呂に入り、「湯治」してました。
    @2000円/日
    一ヶ月いて60,000円ですよ!

    でも、東北の若い方も知らない
    「絶滅危惧」温泉になりつつありますが。

    _________________________________

    湯治とは?

    人が本来持っている自然治癒力を高めることが本質です。
    そのため観光と違い日数を必要とします。
    温泉療養は昔から「湯治ひと回り一ヶ月」といわれるように、
    三週間から一ヶ月をワンクールとして行うと効果的とされています。
    温泉に含まれている成分は皮膚から体内に入りますが
    毎日入浴していると、3〜4週間で入浴効果が落ちます。
    そこで入浴を中断するとまた3〜4週間でこれが回復して、
    温泉治療を始めた時と同じ状態に戻ります。

    このため、3〜4週間をワンクールにして入浴と休みを
    繰り返すのが、もっとも効果的な湯治法ということになります。
    温泉療養を開始して五日から一週間ほど経過すると、
    湯あたり症状が出てきます
    倦怠感、食欲減退、眠気、不眠、発熱、など症状はさまざま。
    これは、温泉の刺激に体が反応しているためです。
    症状に気づいたら入浴回数を減らしたり、
    一時的に中止し回復を待ちましょう。

  • こちらは同じ後生掛の個室タイプ<br /><br />一人なら3300円/日<br /><br />こうした素朴な湯治宿に比べれば<br />積善館は昔から著名な方が来た<br />「格式あるお宿」だったといえます。 <br />ーーーーーーーーーーーーー<br /><br />昨今は、病気になると、飲み薬に、<br />注射、それでもだめなら即入院して<br />手術・・・となるわけですが、<br />医療費抑制の観点からも<br />もう少し、「湯治」が理解、注目されて<br />然るべき時期にきているのでは?<br />と考えている1billyでした。<br /><br />これで終わりです。<br />_____________________<br /><br />○湯治とは?<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E6%B2%BB<br /><br />○湯治 コトバンク<br />https://kotobank.jp/word/%E6%B9%AF%E6%B2%BB-580341<br /><br />

    こちらは同じ後生掛の個室タイプ

    一人なら3300円/日

    こうした素朴な湯治宿に比べれば
    積善館は昔から著名な方が来た
    「格式あるお宿」だったといえます。
    ーーーーーーーーーーーーー

    昨今は、病気になると、飲み薬に、
    注射、それでもだめなら即入院して
    手術・・・となるわけですが、
    医療費抑制の観点からも
    もう少し、「湯治」が理解、注目されて
    然るべき時期にきているのでは?
    と考えている1billyでした。

    これで終わりです。
    _____________________

    ○湯治とは?
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E6%B2%BB

    ○湯治 コトバンク
    https://kotobank.jp/word/%E6%B9%AF%E6%B2%BB-580341

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