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モスタルは、ボスニア・ヘルツェゴビナの南部の中心都市。渓谷を流れるネレトヴァ川に、町のシンボルである&quot;スータリ・モスト&quot;という名の橋が架かっている美しい旧市街。<br /><br />この町は、クロアチアの町とは雰囲気がまるで違い、イスラム教のモスクのドームやミナレットと呼ばれる高い塔が点在し、オリエンタルな雰囲気が漂っている。かつては内陸のサラエボなどから肉・穀物・蜂蜜・羊毛がドゥブロヴニクに運ばれ、塩・魚・オリーブなどが逆にアドリア海から運ばれる中継地として、オスマントルコの時代に出来た宿場町だったという。<br /><br />ドゥブロヴニクを午後遅くバスに乗り、ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルに向かいました。

オリエンタルな香りがする《モスタル》を訪ねて ~旧ユーゴスラビア巡りの旅(11)

109いいね!

2015/06/02 - 2015/06/03

4位(同エリア409件中)

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akiko

akikoさん

モスタルは、ボスニア・ヘルツェゴビナの南部の中心都市。渓谷を流れるネレトヴァ川に、町のシンボルである"スータリ・モスト"という名の橋が架かっている美しい旧市街。

この町は、クロアチアの町とは雰囲気がまるで違い、イスラム教のモスクのドームやミナレットと呼ばれる高い塔が点在し、オリエンタルな雰囲気が漂っている。かつては内陸のサラエボなどから肉・穀物・蜂蜜・羊毛がドゥブロヴニクに運ばれ、塩・魚・オリーブなどが逆にアドリア海から運ばれる中継地として、オスマントルコの時代に出来た宿場町だったという。

ドゥブロヴニクを午後遅くバスに乗り、ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルに向かいました。

旅行の満足度
5.0

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  • ドゥブロヴニクから長距離バスに乗りやってきました。<br />日本で調べたバスのスケジュールは、ドゥブロヴニク発8:00, 13:00, 15:00の3本でした。そのうち13時発のバスに乗ろうと思っていましたが、その時間のバスはなく早朝と16時発と19時台のバスのみでした。仕方なく予定変更し16時発のバスに乗り、国境を越え19:30過ぎに長距離バスターミナルに到着しました。<br /><br />バスターミナルにはこの夜宿泊予定だったVilla Anriが迎えの無料タクシーを手配してくれていました。

    ドゥブロヴニクから長距離バスに乗りやってきました。
    日本で調べたバスのスケジュールは、ドゥブロヴニク発8:00, 13:00, 15:00の3本でした。そのうち13時発のバスに乗ろうと思っていましたが、その時間のバスはなく早朝と16時発と19時台のバスのみでした。仕方なく予定変更し16時発のバスに乗り、国境を越え19:30過ぎに長距離バスターミナルに到着しました。

    バスターミナルにはこの夜宿泊予定だったVilla Anriが迎えの無料タクシーを手配してくれていました。

  • Villa Anriは4トラベラーのGeckoA4さんの旅行記で知り決めた宿です。<br /><br />部屋のテラスから石造アーチ橋&quot;スターリ・モスト&quot;が見え、その夜の姿が何とも素敵で、この景色を見たいと思いました♪

    Villa Anriは4トラベラーのGeckoA4さんの旅行記で知り決めた宿です。

    部屋のテラスから石造アーチ橋"スターリ・モスト"が見え、その夜の姿が何とも素敵で、この景色を見たいと思いました♪

  • これは、最上階のテラスです。20時頃なので薄暗いですが、眺めは抜群です♪<br />

    これは、最上階のテラスです。20時頃なので薄暗いですが、眺めは抜群です♪

  • ウエルカムドリンクがお部屋かテラスで楽しめるとのこと・・・<br />私は、もちろんテラスを選びました。<br /><br />コーヒーカップの上には、スターリ・モストが見えています!

    ウエルカムドリンクがお部屋かテラスで楽しめるとのこと・・・
    私は、もちろんテラスを選びました。

    コーヒーカップの上には、スターリ・モストが見えています!

  • スターリ・モストは外見が魅力的だけでなく、この町のシンボル的な存在です。<br />

    スターリ・モストは外見が魅力的だけでなく、この町のシンボル的な存在です。

  • 町は標高60mの盆地にあり、周りは山に囲まれています。

    町は標高60mの盆地にあり、周りは山に囲まれています。

  • あたりは暗くなりかけていました。<br />ウエルカムドリンクをいただいたあと、急いで旧市街の中心部へと向かいました。<br /><br />宿の前の道を進み曲がると、いきなり高い尖塔のミナレットが目に入ってきました。<br />このミナレットからは、&quot;アザーン&quot;というイスラム教の礼拝時間を知らせる肉声の唱句が聞こえてきて、イスラム圏の街に来たんだという実感がしました。

    あたりは暗くなりかけていました。
    ウエルカムドリンクをいただいたあと、急いで旧市街の中心部へと向かいました。

    宿の前の道を進み曲がると、いきなり高い尖塔のミナレットが目に入ってきました。
    このミナレットからは、"アザーン"というイスラム教の礼拝時間を知らせる肉声の唱句が聞こえてきて、イスラム圏の街に来たんだという実感がしました。

  • ザァーザァーと水の音がすると思ったら、道と並行して小川が勢いよく流れていました。

    ザァーザァーと水の音がすると思ったら、道と並行して小川が勢いよく流れていました。

  • Onescukova通りに出ると、通り沿いに土産物屋が軒を連ねていました。<br />こちらを進めば、石橋スターリ・モストへ・・・

    Onescukova通りに出ると、通り沿いに土産物屋が軒を連ねていました。
    こちらを進めば、石橋スターリ・モストへ・・・

  • こちらは、通りの反対側です。<br /><br />この街並みはとってもオリエンタルな雰囲気で、自分がどこにいるのか一瞬忘れるような感覚がしました。<br /><br />それもそのはず、15世紀から19世紀という長い期間に渡って、オスマントルコが支配していた土地で、ムスリム系住民がほとんどを占めるこの旧市街には、その影響が強く残っているのだそうです。

    こちらは、通りの反対側です。

    この街並みはとってもオリエンタルな雰囲気で、自分がどこにいるのか一瞬忘れるような感覚がしました。

    それもそのはず、15世紀から19世紀という長い期間に渡って、オスマントルコが支配していた土地で、ムスリム系住民がほとんどを占めるこの旧市街には、その影響が強く残っているのだそうです。

  • 土産物屋さんには、キーホルダーやバッグ、ショールなどの織物、銅製品までいろんなものが売られています。キーホルダーのボードには、1Euroとユーロ表示がされています。ボスニア・ヘルツェゴビナでは、自国通貨兌換マルク(またはコンベルティビルナ・マルカ)が使われているものの、土産物屋ではユーロが通用します。

    土産物屋さんには、キーホルダーやバッグ、ショールなどの織物、銅製品までいろんなものが売られています。キーホルダーのボードには、1Euroとユーロ表示がされています。ボスニア・ヘルツェゴビナでは、自国通貨兌換マルク(またはコンベルティビルナ・マルカ)が使われているものの、土産物屋ではユーロが通用します。

  • お花が綺麗なオープンテラスのレストランも道沿いにたくさんあります。

    お花が綺麗なオープンテラスのレストランも道沿いにたくさんあります。

  • スターリ・モストの丸屋根の塔が見えてきました。

    スターリ・モストの丸屋根の塔が見えてきました。

  • スターリ・モストの入り口です。<br />スラヴ語で「モスト」は「橋」という意味で、スターリ・モストは「古い橋」を意味する語だそうです。もともと、ネトレヴァ川の渓谷が最も狭くなる場所に昔は木の吊り橋があったそうですが、古くなり、オスマン・トルコがこの町を支配していた時代に美しいアーチを描く石橋に造りかえられました<br /><br />この石橋の両岸にモスタルの町は発達し、人々は橋を越えて行き来し、誰もが橋向こうに親戚や友人がいて、数百年もの間、宗教を超えて暮らしてきたそうです。

    スターリ・モストの入り口です。
    スラヴ語で「モスト」は「橋」という意味で、スターリ・モストは「古い橋」を意味する語だそうです。もともと、ネトレヴァ川の渓谷が最も狭くなる場所に昔は木の吊り橋があったそうですが、古くなり、オスマン・トルコがこの町を支配していた時代に美しいアーチを描く石橋に造りかえられました

    この石橋の両岸にモスタルの町は発達し、人々は橋を越えて行き来し、誰もが橋向こうに親戚や友人がいて、数百年もの間、宗教を超えて暮らしてきたそうです。

  • 石橋を入ったところに&quot;DON&#39;T FORGET &#39;93&quot;と書かれた石碑が置かれています。<br /><br />93年とは、ボスニア内戦時の1993年、それまで平和に暮らしていたこの町で大きな戦闘があり、橋は砲撃を受け崩壊し街は廃墟と化し多くの死者が出た経験のことを忘れないためのものであるという。<br /><br />その内戦では、クロアチア系の民族主義者たちは町の象徴である橋を破壊し、周辺の歴史的な建造物も含め街を破壊した。彼らにとってボスニア人文化、トルコ文化、イスラーム文化を象徴するものが攻撃の的で、橋は一番の象徴でした・・・<br /><br />内戦が終わった今でもその影響は残り、川を挟んで東側はムスリム人が西側はクロアチア人が多く住んでいます。それでも、今ではお互いに尊重し合い平和に暮らしているのだそうです。

    石橋を入ったところに"DON'T FORGET '93"と書かれた石碑が置かれています。

    93年とは、ボスニア内戦時の1993年、それまで平和に暮らしていたこの町で大きな戦闘があり、橋は砲撃を受け崩壊し街は廃墟と化し多くの死者が出た経験のことを忘れないためのものであるという。

    その内戦では、クロアチア系の民族主義者たちは町の象徴である橋を破壊し、周辺の歴史的な建造物も含め街を破壊した。彼らにとってボスニア人文化、トルコ文化、イスラーム文化を象徴するものが攻撃の的で、橋は一番の象徴でした・・・

    内戦が終わった今でもその影響は残り、川を挟んで東側はムスリム人が西側はクロアチア人が多く住んでいます。それでも、今ではお互いに尊重し合い平和に暮らしているのだそうです。

  • 橋の向こうが見えてきました。橋の舗石は様々な形の石が組み合わされた石段で、真ん中に近づくにつれ勾配がきつくなっています。<br /><br /><br /><br />

    橋の向こうが見えてきました。橋の舗石は様々な形の石が組み合わされた石段で、真ん中に近づくにつれ勾配がきつくなっています。



  • スターリ・モストは、石造アーチ橋で長さ28,7m 幅4,49mの橋。<br /><br />石畳はツルツルしていて、気をつけて歩かないと滑ってしまいそうになります。

    スターリ・モストは、石造アーチ橋で長さ28,7m 幅4,49mの橋。

    石畳はツルツルしていて、気をつけて歩かないと滑ってしまいそうになります。

  • 橋の手前にはレストランが並び、夕食を楽しむ人々が・・・

    橋の手前にはレストランが並び、夕食を楽しむ人々が・・・

  • 川向こうは、チャルシャと呼ばれる旧市街側で、トルコ風のお店やイスラム寺院モスクなどが並んでいます。

    川向こうは、チャルシャと呼ばれる旧市街側で、トルコ風のお店やイスラム寺院モスクなどが並んでいます。

  • こちらは、川の反対側の景色で、<br />別の橋が見えています。

    こちらは、川の反対側の景色で、
    別の橋が見えています。

  • 川向こうに降りていくことにします。

    川向こうに降りていくことにします。

  • この通りは、銅職人(クユンジレ)がたくさん住んでいたので、「クユンジルク」と呼ばれていたそうです。また、仕立屋やなめし皮職人も多く、作業場をこのあたりに持っていたのだとか。

    この通りは、銅職人(クユンジレ)がたくさん住んでいたので、「クユンジルク」と呼ばれていたそうです。また、仕立屋やなめし皮職人も多く、作業場をこのあたりに持っていたのだとか。

  • クユンジルクの通りには、パステルカラーの素敵な建物があり目を引きます♪

    クユンジルクの通りには、パステルカラーの素敵な建物があり目を引きます♪

  • この通りには、明日また来ることにし、橋を戻ります。

    この通りには、明日また来ることにし、橋を戻ります。

  • 橋の入口のスペースからライトアップされた橋が見えました。

    橋の入口のスペースからライトアップされた橋が見えました。

  • まだ夕食を食べていなかったので、ガイドブックにも載っているSADRVAN(シャドゥルヴァン)というお店に入ります。<br /><br />民族衣装を着た案内人が立っています。 <br /> Šadrvan:<br />&lt;http://www.restoransadrvan.ba/index.php/en&gt;<br />

    まだ夕食を食べていなかったので、ガイドブックにも載っているSADRVAN(シャドゥルヴァン)というお店に入ります。

    民族衣装を着た案内人が立っています。
    Šadrvan:
    <http://www.restoransadrvan.ba/index.php/en>

  • 中庭の真ん中に噴水(泉)がある造りになっています。<br /><br />お店の名前シャドゥルヴァンとは「泉」という意味だそうで、なるほどと合点!

    中庭の真ん中に噴水(泉)がある造りになっています。

    お店の名前シャドゥルヴァンとは「泉」という意味だそうで、なるほどと合点!

  • ローカルフードのオススメを聞くと、いろんなものが少しずつ食べられるNational plateを提案してくれました。

    ローカルフードのオススメを聞くと、いろんなものが少しずつ食べられるNational plateを提案してくれました。

  • National plateは、二人前で提供されるのですが、一人前にしてくれました。<br /> 	 <br />ピタパンのようなものの下にソーセージのような肉詰めが隠れていて、パプリカの肉詰めやボスニヤンクッキーというコロッケのようなもの、エビチリのようなものなど、ボリュームがある一品でした。見かけよりずっと美味しかったです♪

    National plateは、二人前で提供されるのですが、一人前にしてくれました。

    ピタパンのようなものの下にソーセージのような肉詰めが隠れていて、パプリカの肉詰めやボスニヤンクッキーというコロッケのようなもの、エビチリのようなものなど、ボリュームがある一品でした。見かけよりずっと美味しかったです♪

  • すっかり日も暮れ、夜空に星が輝いていました。

    すっかり日も暮れ、夜空に星が輝いていました。

  • シャドゥルヴァンのお店の近くに、川の方に降りていく道があり進んでみると・・・<br /><br />スターリ・モストが見える場所に行き着きました。

    イチオシ

    シャドゥルヴァンのお店の近くに、川の方に降りていく道があり進んでみると・・・

    スターリ・モストが見える場所に行き着きました。

  • 橋がスポットライトを浴び美しく見えます♪<br /><br />河原で語らうカップルのシルエットが素敵に見えたので、それを中心にもう1枚!

    橋がスポットライトを浴び美しく見えます♪

    河原で語らうカップルのシルエットが素敵に見えたので、それを中心にもう1枚!

  • そろそろ宿に戻りましょう。<br />人通りがなくなった帰路です。

    そろそろ宿に戻りましょう。
    人通りがなくなった帰路です。

  • まだ賑やかなレストランやミナレットを見ながら歩いていると・・・

    まだ賑やかなレストランやミナレットを見ながら歩いていると・・・

  • 右下のほうに、別の小さな石橋が見えました。

    右下のほうに、別の小さな石橋が見えました。

  • この橋は&quot;クリヴァ・チュプリヤ&quot;(または曲がった橋)という石造アーチ橋で、スターリ・モストのミニチュア版のようです。

    この橋は"クリヴァ・チュプリヤ"(または曲がった橋)という石造アーチ橋で、スターリ・モストのミニチュア版のようです。

  • 橋の後方に石造りの建物や教会の鐘楼があり、私にはとても心惹かれる景色でした♪

    橋の後方に石造りの建物や教会の鐘楼があり、私にはとても心惹かれる景色でした♪

  • 宿に戻ってきました。Villa Anriです。

    宿に戻ってきました。Villa Anriです。

  • 私の部屋からはスターリ・モストは見えなかったので、最上階のテラスにもう一度来てみました。

    私の部屋からはスターリ・モストは見えなかったので、最上階のテラスにもう一度来てみました。

  • スターリ・モストの姿が浮かび上がっていました。

    スターリ・モストの姿が浮かび上がっていました。

  • 翌朝になりました。<br /><br />朝食後、昨日夜歩いた旧市街の中心部を見に行くことに・・・<br /><br />

    翌朝になりました。

    朝食後、昨日夜歩いた旧市街の中心部を見に行くことに・・・

  • 昨晩立ち寄った&quot;クリヴァ・チュプリヤ&quot;(曲がった橋)に来ました。

    昨晩立ち寄った"クリヴァ・チュプリヤ"(曲がった橋)に来ました。

  • ネレトヴァ川に流れ込む細いラドボリャ川という小川に架かっていて、中央部分が盛り上がった造りです。 <br /><br /> 近くにユネスコの説明板がありました。この新しく見える石橋は、内戦で大きなダメージを受けたうえ、1999年12月の洪水で流され崩壊したそうです。その後ユネスコによって復興プロジェクトが開始され、2002年にほぼ1967年当時の姿に復元されたのだそうです。

    ネレトヴァ川に流れ込む細いラドボリャ川という小川に架かっていて、中央部分が盛り上がった造りです。

    近くにユネスコの説明板がありました。この新しく見える石橋は、内戦で大きなダメージを受けたうえ、1999年12月の洪水で流され崩壊したそうです。その後ユネスコによって復興プロジェクトが開始され、2002年にほぼ1967年当時の姿に復元されたのだそうです。

  • Radoboljaの水が流れる音が心地良く・・・<br />まるでイギリスの田舎にいるような気分がしました。

    イチオシ

    Radoboljaの水が流れる音が心地良く・・・
    まるでイギリスの田舎にいるような気分がしました。

  • また昨晩と同じ小川沿いの道を進んでいきます〜

    また昨晩と同じ小川沿いの道を進んでいきます〜

  • スターリ・モストまでやってきました。入口で全景を見てみます。<br /><br />内戦で破壊された橋を再建する時、出来るだけ元の姿を復元できるように落下した石を川から拾い利用したのだとか。住民も協力して出来上がった橋。今ではまた行き来が自由になり「平和の架け橋」「希望の橋」と称されるようになったそうです。

    スターリ・モストまでやってきました。入口で全景を見てみます。

    内戦で破壊された橋を再建する時、出来るだけ元の姿を復元できるように落下した石を川から拾い利用したのだとか。住民も協力して出来上がった橋。今ではまた行き来が自由になり「平和の架け橋」「希望の橋」と称されるようになったそうです。

  • 手前の塔に「スターリ・モスト博物館」がありますが、まだ開館していないのでその前から橋を見下ろして・・・

    手前の塔に「スターリ・モスト博物館」がありますが、まだ開館していないのでその前から橋を見下ろして・・・

  • 塔から下りてきました。<br />橋から橋の見張り台と博物館のあるタラ塔を振り返って・・・

    塔から下りてきました。
    橋から橋の見張り台と博物館のあるタラ塔を振り返って・・・

  • 橋からネレトヴァ川の景色を眺めてみると・・・<br />えぇ?川を流れる水の色が、まるで色のついた入浴剤を入れたような緑色です!<br /><br />調べてみると、ネレトヴァ川はボスニアの2000m級の山々からの水流を集めて南下し石灰岩の丘陵を縫って流れる途中、様々な鉱物の溶けた水が灰緑色になるのだそうです。

    橋からネレトヴァ川の景色を眺めてみると・・・
    えぇ?川を流れる水の色が、まるで色のついた入浴剤を入れたような緑色です!

    調べてみると、ネレトヴァ川はボスニアの2000m級の山々からの水流を集めて南下し石灰岩の丘陵を縫って流れる途中、様々な鉱物の溶けた水が灰緑色になるのだそうです。

  • &quot;灰緑色&quot;と言うと、あまりきれいな感じがしないので、コバルトグリーン色に言い換えて・・・<br />コバルトグリーンのネレトヴァ川と左岸の旧市街が見えます。

    "灰緑色"と言うと、あまりきれいな感じがしないので、コバルトグリーン色に言い換えて・・・
    コバルトグリーンのネレトヴァ川と左岸の旧市街が見えます。

  • 旧市街には、おもちゃのような可愛い家々が並んでいます。<br />ミナレットが異質な感じがする景色です。

    旧市街には、おもちゃのような可愛い家々が並んでいます。
    ミナレットが異質な感じがする景色です。

  • 白いドームとミナレットが見えます。イスラム寺院コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤです。あの寺院からこちらを望む景色は、また素晴らしいのだとか・・・

    白いドームとミナレットが見えます。イスラム寺院コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤです。あの寺院からこちらを望む景色は、また素晴らしいのだとか・・・

  • 対岸の右岸には、レストランが並んでいます。

    対岸の右岸には、レストランが並んでいます。

  • 反対側、下流方面の景色。<br />右下の河原に下りることができ、スターリ・モストを見上げることができます。

    反対側、下流方面の景色。
    右下の河原に下りることができ、スターリ・モストを見上げることができます。

  • 橋を渡り、銅職人や手作り職人がたくさん住んでいたという&quot;クユンジルク&quot;通り(オールド・バザール)にやってきました。<br />銅製品の指輪やブレスレットがきれいだったので見ていると、おじさんが近くに来て、「私が作ったんだ」というジェスチャーをしました。

    橋を渡り、銅職人や手作り職人がたくさん住んでいたという"クユンジルク"通り(オールド・バザール)にやってきました。
    銅製品の指輪やブレスレットがきれいだったので見ていると、おじさんが近くに来て、「私が作ったんだ」というジェスチャーをしました。

  • これが指輪で・・・

    これが指輪で・・・

  • これがブレスレットです。<br />確か指輪が1Euroでブレスレットが5Euroだったと思います。<br />記念に指輪とブレスレットを購入しました。<br /><br />手作りなのに、こんなに安くて販売されていて気の毒な気がしました。

    これがブレスレットです。
    確か指輪が1Euroでブレスレットが5Euroだったと思います。
    記念に指輪とブレスレットを購入しました。

    手作りなのに、こんなに安くて販売されていて気の毒な気がしました。

  • 手作り横丁では、ボタンをうまく編み込んでアクセサリーにしている商品もありました。

    手作り横丁では、ボタンをうまく編み込んでアクセサリーにしている商品もありました。

  • 工芸品のトルコランプと美しい模様入りの陶器。<br />

    工芸品のトルコランプと美しい模様入りの陶器。

  • このカラフルな陶器が気に入り、たくさん買いました。<br />(3個で5Euroだったと思います。)

    このカラフルな陶器が気に入り、たくさん買いました。
    (3個で5Euroだったと思います。)

  • なめし皮職人も多く住んでいたらしく、バッグのお土産もいっぱいあります。

    なめし皮職人も多く住んでいたらしく、バッグのお土産もいっぱいあります。

  • オールド・バザールを進んだところから見るスターリ・モストの姿です。

    オールド・バザールを進んだところから見るスターリ・モストの姿です。

  • このショッピングストリートの建物を見ると・・・<br />あのおもちゃのように可愛く見えた街並みのところでした。<br />想像とはかなり違っていて、びっくりです!

    このショッピングストリートの建物を見ると・・・
    あのおもちゃのように可愛く見えた街並みのところでした。
    想像とはかなり違っていて、びっくりです!

  • さらに先に進んでいきます。

    さらに先に進んでいきます。

  • このあたりは、かつて内陸とアドリア海を結ぶ交易路として栄えていたそうです。<br />いろんな産物や商品が運び込まれ、そして運び出された場所。職人たちが原材料を加工し商品にし並べて売るようになったのでしょうね。<br />

    このあたりは、かつて内陸とアドリア海を結ぶ交易路として栄えていたそうです。
    いろんな産物や商品が運び込まれ、そして運び出された場所。職人たちが原材料を加工し商品にし並べて売るようになったのでしょうね。

  • 銅板を打ち出し彩色した銅板細工が美しい。

    銅板を打ち出し彩色した銅板細工が美しい。

  • 足元は美しい天然の小石が敷き詰められ、手の込んだ石畳です。

    足元は美しい天然の小石が敷き詰められ、手の込んだ石畳です。

  • 所狭しと土産物が並べられたお店。<br />かつてオスマントルコは古代ローマ時代からの街道を整備し、1日の行程にあたる30km程度ごとにキャラバン・サライ(隊商宿)を建てたという。多分このような2階建ての建物は「隊商宿」で、1階は取引所、倉庫、厩など、2階は客人である隊商の商人たちの宿泊施設となっていたのだと思います。

    所狭しと土産物が並べられたお店。
    かつてオスマントルコは古代ローマ時代からの街道を整備し、1日の行程にあたる30km程度ごとにキャラバン・サライ(隊商宿)を建てたという。多分このような2階建ての建物は「隊商宿」で、1階は取引所、倉庫、厩など、2階は客人である隊商の商人たちの宿泊施設となっていたのだと思います。

  • このアーチの向こうは、イスラム寺院コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤのはず・・・

    このアーチの向こうは、イスラム寺院コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤのはず・・・

  • アーチを過ぎると、東屋があり、その中に祈りの前に手足を清める場所(泉)のシャドルヴァンがありました。

    アーチを過ぎると、東屋があり、その中に祈りの前に手足を清める場所(泉)のシャドルヴァンがありました。

  • シャドルヴァンから水が湧き流れ出ています。

    シャドルヴァンから水が湧き流れ出ています。

  • これがイスラム寺院コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤのモスクです。<br />外観は地味で装飾などは施されていません。

    これがイスラム寺院コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤのモスクです。
    外観は地味で装飾などは施されていません。

  • 入場料はモスク内部だけかモスク内部プラスミナレット見学の2通り。<br />私は後者を選び10KM払って、先にミナレットの上まで上りました。<br /><br />展望スペースまで上ると、鳩2羽が出迎えてくれました。

    入場料はモスク内部だけかモスク内部プラスミナレット見学の2通り。
    私は後者を選び10KM払って、先にミナレットの上まで上りました。

    展望スペースまで上ると、鳩2羽が出迎えてくれました。

  • この景色!<br />ネレトヴァ川を挟み両岸をスターリ・モストがつなぐ景色が見たかった。

    イチオシ

    この景色!
    ネレトヴァ川を挟み両岸をスターリ・モストがつなぐ景色が見たかった。

  • 新市街方面の景色です。

    新市街方面の景色です。

  • 屋根を見ると、石板かスレート板のようなものが瓦として使われています。

    屋根を見ると、石板かスレート板のようなものが瓦として使われています。

  • 360度のパノラマ景色を1巡したら、2羽の鳩がまだそこにいました。<br />まったくのんびりした鳩で、私が近づいても平気でした。

    360度のパノラマ景色を1巡したら、2羽の鳩がまだそこにいました。
    まったくのんびりした鳩で、私が近づいても平気でした。

  • ミナレットからの美しい景色を堪能して、階段を下りるていくと、2階あたりでモスクの内部に繋がっていました。<br /><br />

    ミナレットからの美しい景色を堪能して、階段を下りるていくと、2階あたりでモスクの内部に繋がっていました。

  • 中央部分の窪みがミフラブで、メッカの方向を示すところ。<br /><br />天井からシャンデリア風の明かりが下がり、床にはカーペットが何枚も敷かれています。

    中央部分の窪みがミフラブで、メッカの方向を示すところ。

    天井からシャンデリア風の明かりが下がり、床にはカーペットが何枚も敷かれています。

  • ミフラブ部分<br />こちらを向き、祈りを捧げるのですね。

    ミフラブ部分
    こちらを向き、祈りを捧げるのですね。

  • 天井

    天井

  • これは、ミンバルと呼ばれる説教壇。金曜日の礼拝の時、導師が壇上にのぼりコーランを朗読したり教えを説く場所なのだそうです。

    これは、ミンバルと呼ばれる説教壇。金曜日の礼拝の時、導師が壇上にのぼりコーランを朗読したり教えを説く場所なのだそうです。

  • たいていモスクに入る時は、女性はヒジャブ(スカーフ)をかぶらなけらばいけないと聞きますが、ここは被る必要はありませんでした。<br />今まで私はあまりモスクに入ったことがなかったので、良い経験になりました。

    たいていモスクに入る時は、女性はヒジャブ(スカーフ)をかぶらなけらばいけないと聞きますが、ここは被る必要はありませんでした。
    今まで私はあまりモスクに入ったことがなかったので、良い経験になりました。

  • コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤの裏の川に面した場所からは、スターリ・モストがよく見えます。

    コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤの裏の川に面した場所からは、スターリ・モストがよく見えます。

  • この景色です。<br />ミナレットの上からも見えましたが、ここからもきれいに見えます!

    この景色です。
    ミナレットの上からも見えましたが、ここからもきれいに見えます!

  • コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤを出ようとすると、前にあるお土産物屋さんが目に入りました。

    コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤを出ようとすると、前にあるお土産物屋さんが目に入りました。

  • 中に入ると、パシュミナ(風?)スカーフや銅製品やアクセサリーがところ狭しと陳列されています。<br /><br />娘のお土産に見ていると、急に店の主人がライターを取り出し、並べていたブレスレットを手にして火をかざしました。何を〜〜と思っていると、主人が「ウチのはね、品物が違うんだよ〜 安物はね、プラスチックでできていて、火であぶると溶けるんだ。ウチのは溶けないだろ?石でできてるからさ!」と自慢顔。<br /><br />本物でこの値段なら買いでしょ。ということで娘のお土産をここで購入しました。

    中に入ると、パシュミナ(風?)スカーフや銅製品やアクセサリーがところ狭しと陳列されています。

    娘のお土産に見ていると、急に店の主人がライターを取り出し、並べていたブレスレットを手にして火をかざしました。何を〜〜と思っていると、主人が「ウチのはね、品物が違うんだよ〜 安物はね、プラスチックでできていて、火であぶると溶けるんだ。ウチのは溶けないだろ?石でできてるからさ!」と自慢顔。

    本物でこの値段なら買いでしょ。ということで娘のお土産をここで購入しました。

  • 次にやってきたのは、「ヘルツェゴビナ博物館」です。<br />正面に見えているのは、「サハト塔」という鐘楼で、その手前に博物館があります。

    次にやってきたのは、「ヘルツェゴビナ博物館」です。
    正面に見えているのは、「サハト塔」という鐘楼で、その手前に博物館があります。

  • 「ヘルツェゴビナ博物館」<br /><br />門を入ると、最初に小さなシアターに案内されます。そこでモスタルの歴史のショート・ムービー(約10分)が流されます。<br /><br />1967年の夏、スタリ・モストで飛び込みのコンテストが行われている場面です。いかに美しく白鳥が飛び跳ねるように飛び降りるかを競い合う若者を多くの町の人たちが見物している平和な場面。次に1980年代の美しい街並みが・・・そしてその場面が一転1992年〜1994年のボスニア内戦で町の象徴であるスタリ・モストも破壊される映像が流れます。とても胸が痛む場面の連続・・・<br />結局2004年ユネスコなどの支援でスタリ・モストが再建され、翌年世界遺産に登録された映像で締めくくられました。<br /><br />その後、ボスニアの家の造りをの紹介や民族衣装について展示を見学したり・・・

    「ヘルツェゴビナ博物館」

    門を入ると、最初に小さなシアターに案内されます。そこでモスタルの歴史のショート・ムービー(約10分)が流されます。

    1967年の夏、スタリ・モストで飛び込みのコンテストが行われている場面です。いかに美しく白鳥が飛び跳ねるように飛び降りるかを競い合う若者を多くの町の人たちが見物している平和な場面。次に1980年代の美しい街並みが・・・そしてその場面が一転1992年〜1994年のボスニア内戦で町の象徴であるスタリ・モストも破壊される映像が流れます。とても胸が痛む場面の連続・・・
    結局2004年ユネスコなどの支援でスタリ・モストが再建され、翌年世界遺産に登録された映像で締めくくられました。

    その後、ボスニアの家の造りをの紹介や民族衣装について展示を見学したり・・・

  • これは、裕福なイスラム家庭の内部をを復元した部屋です。<br />当時のヘルツェゴビナの人々の生活を垣間見ることができます。

    これは、裕福なイスラム家庭の内部をを復元した部屋です。
    当時のヘルツェゴビナの人々の生活を垣間見ることができます。

  • 木彫が素晴らしいテーブルセットや家具が展示されています。<br />一つ一つ手の込んだ工芸品のようです。

    木彫が素晴らしいテーブルセットや家具が展示されています。
    一つ一つ手の込んだ工芸品のようです。

  • この部屋には、昔の家事用具が展示されています。

    この部屋には、昔の家事用具が展示されています。

  • この部屋は、ユーゴスラビアの父と称される故チトー大統領に関するものが展示されています。ユーゴスラビアは,第2次世界大戦に際してナチス・ドイツの侵略をはねのけた諸民族が協力しあい,1945年に設立した連邦制国家。<br /><br />ユーゴスラヴィアは、何と7つの国(オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、アルバニア、イタリア)と接していました。そして、連邦の中には、6つの共和国(スロヴェニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、マケドニア、モンテネグロ)があり、5つの民族(スロヴェニア人、クロアチア人、セルビア人、マケドニア人、モンテネグロ人)、4つの言語(スロヴェニア語、クロアチア語、セルビア語、マケドニア語)、3つの宗教(カトリック、セルビア正教、イスラム教)、2つの文字(ラテン文字、キリル文字)を持つ1つの国。 何て、何て複雑な事情を持っていた国。そして、ウソのように7・6・5・4・3・2・1と数字が並びます!<br /><br />チトー大統領は、カリスマ性を発揮しこの複雑多様な国家をまとめ上げたのだそうです。<br />でもチトー大統領が1980年に亡くなり、さらに重しとなっていたソ連の勢力が弱まると,民族間の対立がしだいに激しさを増し連邦を構成する各共和国は相次いで独立を宣言していきました。スロベニア,クロアチア,マケドニア,ボスニア・ヘルツェゴビナ国の誕生です。その過程で悲惨な内戦も起こりました。<br />今では国連の監視員も常駐しているようですが、このまま平和な状態が続きますように。

    この部屋は、ユーゴスラビアの父と称される故チトー大統領に関するものが展示されています。ユーゴスラビアは,第2次世界大戦に際してナチス・ドイツの侵略をはねのけた諸民族が協力しあい,1945年に設立した連邦制国家。

    ユーゴスラヴィアは、何と7つの国(オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、アルバニア、イタリア)と接していました。そして、連邦の中には、6つの共和国(スロヴェニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、マケドニア、モンテネグロ)があり、5つの民族(スロヴェニア人、クロアチア人、セルビア人、マケドニア人、モンテネグロ人)、4つの言語(スロヴェニア語、クロアチア語、セルビア語、マケドニア語)、3つの宗教(カトリック、セルビア正教、イスラム教)、2つの文字(ラテン文字、キリル文字)を持つ1つの国。 何て、何て複雑な事情を持っていた国。そして、ウソのように7・6・5・4・3・2・1と数字が並びます!

    チトー大統領は、カリスマ性を発揮しこの複雑多様な国家をまとめ上げたのだそうです。
    でもチトー大統領が1980年に亡くなり、さらに重しとなっていたソ連の勢力が弱まると,民族間の対立がしだいに激しさを増し連邦を構成する各共和国は相次いで独立を宣言していきました。スロベニア,クロアチア,マケドニア,ボスニア・ヘルツェゴビナ国の誕生です。その過程で悲惨な内戦も起こりました。
    今では国連の監視員も常駐しているようですが、このまま平和な状態が続きますように。

  • 地図を頼りに街歩きをしていたら、カラジョズ・ベゴヴァ・ジャミヤ(モスク)が見えてきました。

    地図を頼りに街歩きをしていたら、カラジョズ・ベゴヴァ・ジャミヤ(モスク)が見えてきました。

  • このモスクはヘルツェゴビナで最も重要なイスラム寺院だそうです。

    このモスクはヘルツェゴビナで最も重要なイスラム寺院だそうです。

  • 中はどうなっているのか見ようとすると・・・<br /><br />修復工事中で、見ることはできませんでした。

    中はどうなっているのか見ようとすると・・・

    修復工事中で、見ることはできませんでした。

  • 塀に開口部があったので覗いたら、このように見えました。

    塀に開口部があったので覗いたら、このように見えました。

  • またオールドバザールの通りに戻ってきました。

    またオールドバザールの通りに戻ってきました。

  • ここにもDON&#39;T FORGETの石碑がありました。

    ここにもDON'T FORGETの石碑がありました。

  • スターリ・モストに来てみると、誰かが飛び降りようとしていました。<br />水着を来てスタンバイしています。<br />博物館でも昔から橋からのダイブは伝統行事だと知ったので、興味深々・・・<br />

    スターリ・モストに来てみると、誰かが飛び降りようとしていました。
    水着を来てスタンバイしています。
    博物館でも昔から橋からのダイブは伝統行事だと知ったので、興味深々・・・

  • 橋から水面を見ると、このような感じです。<br />水面までおよそ20m、ちょっと怖いです。<br />今でも伝統行事だそうですが、勇気を試す意味もあるのでしょうね。<br /><br />そうそう、結局スタンバイしていた人のダイブは見れませんでした。(というよりダイブしたのかどうかも不明です。)

    橋から水面を見ると、このような感じです。
    水面までおよそ20m、ちょっと怖いです。
    今でも伝統行事だそうですが、勇気を試す意味もあるのでしょうね。

    そうそう、結局スタンバイしていた人のダイブは見れませんでした。(というよりダイブしたのかどうかも不明です。)

  • 街歩きをしていたらお昼ご飯の時間になり、小川のそばにあるHindin Hanというレストランに入りました。中に入ると、子供たちが遠足なのかみんなで食事中でした。<br /><br />周りが木々の緑に囲まれて、自然の中で食事ができるようになっていました。

    街歩きをしていたらお昼ご飯の時間になり、小川のそばにあるHindin Hanというレストランに入りました。中に入ると、子供たちが遠足なのかみんなで食事中でした。

    周りが木々の緑に囲まれて、自然の中で食事ができるようになっていました。

  • ここでもオススメを尋ねると、トラウト料理を勧められ、出てきたのがこれです。<br />ん〜と、お頭つき?イメージと違いますが^^;)<br />たっぷりのほうれん草も付け合わせでついています。(多過ぎません?)<br /><br />きれいな景色を眺めながらのランチです。良しとしましょう。

    ここでもオススメを尋ねると、トラウト料理を勧められ、出てきたのがこれです。
    ん〜と、お頭つき?イメージと違いますが^^;)
    たっぷりのほうれん草も付け合わせでついています。(多過ぎません?)

    きれいな景色を眺めながらのランチです。良しとしましょう。

  • ボスニアンコーヒーも注文しました。<br />銅製の小さなポットにコーヒーの粉とお湯が入っています。<br />隠れていますが、ポットの後ろにゼリー菓子のようなものがあり、まずそれを口に入れて、次にコーヒーの上澄み液を白いカップに入れて飲みます。<br />粉が少し口に入りますが、濃いめのコーヒーを楽しみました。<br />

    ボスニアンコーヒーも注文しました。
    銅製の小さなポットにコーヒーの粉とお湯が入っています。
    隠れていますが、ポットの後ろにゼリー菓子のようなものがあり、まずそれを口に入れて、次にコーヒーの上澄み液を白いカップに入れて飲みます。
    粉が少し口に入りますが、濃いめのコーヒーを楽しみました。

  • ランチも食べ、そろそろモスタルを去る時間がきました。<br />最後の最後に、もう一度スターリ・モストを見てからにしようと思いました。

    ランチも食べ、そろそろモスタルを去る時間がきました。
    最後の最後に、もう一度スターリ・モストを見てからにしようと思いました。

  • この遺跡のような建物の横の道を下っていきます。

    この遺跡のような建物の横の道を下っていきます。

  • 橋が見えてきました♪

    橋が見えてきました♪

  • 河原まで降りてきました。

    河原まで降りてきました。

  • コバルトグリーンの水を湛えたネレトヴァ川とスターリ・モスト!<br />何度もこの姿を見たけれど、その度に美しい景色を見せてくれました。<br /><br />しっかり目に収めて、もう二度と紛争で破壊されることがありませんようにと思いながら、モスタルの旅を終えました。

    コバルトグリーンの水を湛えたネレトヴァ川とスターリ・モスト!
    何度もこの姿を見たけれど、その度に美しい景色を見せてくれました。

    しっかり目に収めて、もう二度と紛争で破壊されることがありませんようにと思いながら、モスタルの旅を終えました。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • cheriko330さん 2015/09/27 11:06:38
    また おすすめ旅行記に!!
    akikoさ〜ん、おはようございます。

    モスタルの分が、おすすめ旅行記にUPされてて、つい 嬉しくなって
    おじゃまさせて頂きました。ブレッド湖の 素晴らしい写真が
    見れなくなり寂しく思ってた所でしたので…

    モスタルの旅行記には、行った事がないモスタルの良い所が
    すべて網羅されてると思います。綺麗で コメントもステキ。
    選ばれて当然の感じです。
    何だか私まで 楽しい 日曜日となりそうです。

    取り急ぎ お知らせまで。

      cheriko330

    akiko

    akikoさん からの返信 2015/09/27 13:50:22
    RE: また おすすめ旅行記に!!
    cheriko330さ〜ん

    教えてくれてありがとう〜♪
    また"おすすめ旅行記"にのせてもらっているなんて、
    ありがたいというか、もったいないという気持ちです・・・

    > モスタルの旅行記には、行った事がないモスタルの良い所が
    > すべて網羅されてると思います。綺麗で コメントもステキ。
    > 選ばれて当然の感じです。
    > 何だか私まで 楽しい 日曜日となりそうです。

    cherikoさん、いつもうれしいメッセージを届けてくれて、
    本当にありがとう!心から感謝です(=^▽^=)

    何でもない普通の日曜日の午後が、幸せ気分の午後になりました♪
    ありがとう〜〜〜☆☆☆

    akiko
  • cheriko330さん 2015/08/09 16:29:30
    akiko マジック !
    akikoさん、こんにちは♪♪

    暑い毎日ですね。
    今日は コルドバの 旅行記におじゃましたのですが
    モスタルの分が 素敵過ぎてまた 見せて頂きました。

    今まで モスタルは、ツアーの場合 ドブロヴニクから
    おまけ的に フリータイムに オプショナルツアーで行くか
    どうかって感じで(もちろん最初から組み込まれてるのもありますが)
    正直、私も あまり興味ありませんでした。
    でも akikoさんのを見てから とても行きたくなりました。
    コバルトブルーのネレトヴァ川 とてもきれいです。
    町も まるでトルコですね。陶器のお皿も 同じ。
    トルコより かなり安い。指輪とブレスも 可愛いです。

    コルドバ お花が 本当にきれい。スペインも好きなので
    少しずつ 見せて頂きたいです。
    暑いけど 楽しい夏を お過ごし下さいね。

    最後になりましたが イギリスの旅行記 見て下さり
    ありがとうございます。
    もう少しあります。明日には ヨーク編を UPさせたいです。
    では また。

    cheriko330

    akiko

    akikoさん からの返信 2015/08/09 22:48:38
    RE: akiko マジック !
    cheriko330さん、こんにちは〜♪

    > 暑い毎日ですね。

    本当に暑いですね〜〜外に出るのが億劫になりますよね。

    コルドバ&モスタル編見ていただいてありがとうございます。

    > 今まで モスタルは、ツアーの場合 ドブロヴニクから
    > おまけ的に フリータイムに オプショナルツアーで行くか
    > どうかって感じで(もちろん最初から組み込まれてるのもありますが)
    > 正直、私も あまり興味ありませんでした。
    > でも akikoさんのを見てから とても行きたくなりました。

    そう言ってもらえてうれしいです^ - ^ モスタルは地味だけど、人は優しいですし見どころも結構多かったので、行って正解でした。

    > 町も まるでトルコですね。陶器のお皿も 同じ。
    > トルコより かなり安い。指輪とブレスも 可愛いです。

    陶器のお皿もトルコに売ってるんですね?デザインも気に入ったし、何より安かったのでたくさん買ってきました。指輪とブレスも手作りでちょっと可愛いうえに安くって、即買いしました(笑)

    > コルドバ お花が 本当にきれい。スペインも好きなので
    > 少しずつ 見せて頂きたいです。

    ありがとうございます♪ スペインも一人旅だったのですが、どの街もとても素敵だったので、見てもらえればうれしいです。

    > 最後になりましたが イギリスの旅行記 見て下さり
    > ありがとうございます。

    イギリスでもウエールズやスコットランドも訪ねられたんですね。牧歌的で田舎の花のある美しい景色に癒されました♪ 

    > もう少しあります。明日には ヨーク編を UPさせたいです。

    また見せてもらいますね〜

    cheriko330さんも楽しい夏を お過ごし下さいね!

    akiko
  • こあひるさん 2015/07/22 13:05:08
    イスラムチックな可愛らしい町
    akikoさん、こんにちは。

    モスタル、すてきな町ですね〜。

    これまでに比べてぐっとイスラムチックな雰囲気の度合いが増え、全然違いますね〜。

    町の広さもちょうどいい感じにこじんまりとしており、川もあって(色が素晴らしい!)、橋があって・・・理想的!それなりにちゃんとおみやげ屋さんも充実しているし。

    わが家の好きな・・・こじんまりした町でまったり・・・的なプランにふさわしい感じ・・・行ってみたいな〜と思い始めています。

    こあひる

    akiko

    akikoさん からの返信 2015/07/22 22:31:14
    RE: イスラムチックな可愛らしい町
    こあひるさん、こんばんは〜

    見ていただいてありがとうございます♪

    > モスタル、すてきな町ですね〜。
    > これまでに比べてぐっとイスラムチックな雰囲気の度合いが増え、全然違いますね〜。

    そうなんです。旧ユーゴの国の中でもボスニアは雰囲気が全く違っていました。 モスタルはムスリムの割合がとても多く、教会よりもモスク、そしてオールドバザールのような通り、まるでトルコにいるような気になりました。

    > 町の広さもちょうどいい感じにこじんまりとしており、川もあって(色が素晴らしい!)、橋があって・・・理想的!それなりにちゃんとおみやげ屋さんも充実しているし。

    結構私もモスタルが気に入ったので、こあひるさんにそう思ってもらえたら、うれしいです♪ネレトヴァ川とスターリ・モストは一見の価値があると思います。ただ、交通の便が悪いのが玉に瑕です。わざわざモスタルだけのためにボスニアに行くのは?で、もしお近くに行かれるようなことがあれば、ぜひ訪れてみて欲しいです^^

    今、最後の訪問地サラエボの旅行記を纏めているのですが、私は今までイスラム圏の街に行ったことがないので、モスタル同様サラエボもかなり印象に残った街でした。

    また見に来てもらえれば、うれしいです♪

    akiko


  • ukigumoさん 2015/07/21 12:13:52
    Villa Anri♪
    akikoさん

    こんにちは。

    akikoさんはVilla Anriに泊まられたのですね!
    私もメールでやり取りまでしてPansion CARDAKと迷ったのですが、やはり値段と送迎の面でCARDAKの方にしてしまいました。
    テラスから見えるスタリモストは素敵ですねー。
    CARDAKもアットホームで素敵な宿でしたが、また行く機会があれば今度はこちらに泊まってみたいです。

    民族衣装のレストランも行ってみたかったので様子が分かって嬉しいです。
    ネレトヴァ川の川の色も冬に見たのとはまた違って見えます。
    ほんとに入浴剤を入れたような綺麗な緑色ですね〜。
    物価が安いのでお土産も目移りしてしまいますね。

    橋のダイブも気になっていましたが、スタンバイしていた人のダイブは見れなかったのですね。
    でも、水着まで着ているからきっとやったのじゃないかなと思います。

    モスタルの旧市街は紛争で破壊されたという過去があると思えないくらい平和で素敵な町ですよね。
    初夏の景色も見れて楽しませて頂きました♪

    続きも楽しみにしています。

    ukigumo

    akiko

    akikoさん からの返信 2015/07/21 21:52:42
    RE: Villa Anri♪
    ukigumoさん、こんにちは〜

    > akikoさんはVilla Anriに泊まられたのですね!
    > 私もメールでやり取りまでしてPansion CARDAKと迷ったのですが、やはり値段と送迎の面でCARDAKの方にしてしまいました。

    ukigumoさんもVilla Anriは候補だったのですね?私はスターリ・モストの夜景が綺麗に見えるということを知り、ここがいい!と他を調べず決めてしまいました。

    > テラスから見えるスタリモストは素敵ですねー。
    > CARDAKもアットホームで素敵な宿でしたが、また行く機会があれば今度はこちらに泊まってみたいです。

    CARDAKも居心地が良く、宿の方たちも温かいおもてなしをしてくれたそうですね。モスタルの人たちはフレンドリーでいい方が多いような印象を受けました。でも、もし機会があれば、次回はVilla Anriに泊まってみてね。

    > 民族衣装のレストランも行ってみたかったので様子が分かって嬉しいです。

    シャドルヴァンは、一見値段だけ高そうなレストランのようですが、実際リーズナブルで、お料理は美味しかったので、オススメです♪一人でも、スタッフの人が楽しくて全然気後れすることなく過ごせました。

    > ネレトヴァ川の川の色も冬に見たのとはまた違って見えます。
    > ほんとに入浴剤を入れたような綺麗な緑色ですね〜。

    ukigumoさんの旅行記をもう一度見せてもらったのですが、ネレトヴァ川はやはり緑がかっています。季節により光のさし具合が違うせいか、全く一緒ではないですね。サラエボに行くまでの川や湖の全てが緑がかっていました。きっと石灰岩のような石が多く溶け出して、あの温泉の入浴剤のような色になるのですね!

    > 物価が安いのでお土産も目移りしてしまいますね。

    そうそう!ドゥブロヴニクは物価が高かったのに、モスタルでは全てのものが安く感じました。お土産も安くて、あれもこれもと買ってしましました。特にカラフルな絵付けの陶器の入れ物は大好評でした。アクセサリーも安かったわ〜 高級品っぽくはないけれど・・・

    > 橋のダイブも気になっていましたが、スタンバイしていた人のダイブは見れなかったのですね。
    > でも、水着まで着ているからきっとやったのじゃないかなと思います。

    ダイブしていたら、歓声がきこえたはずなんですが、全く歓声が聞こえなかったんですよ。それにしても、昔のダイブコンテストを博物館の映像で見たのですが、オリンピックの飛び込み競技と同じように前回りを何回もしたりして、すばらしい跳びっぷりで拍手を送りたくなりました。昔から男性はこの川の飛び込みが一番の見せ場だったんでしょうね。

    > モスタルの旧市街は紛争で破壊されたという過去があると思えないくらい平和で素敵な町ですよね。

    そう思いました。ボスニアには外務省の渡航状況で黄色の「注意して渡航してください」になっていたので、私も心配していましたが、全く危ないことはなく平和で、そして人は優しかったです。

    > 初夏の景色も見れて楽しませて頂きました♪

    見ていただいて、感想寄せてもらい、とても嬉しいです^ - ^)ありがとうございましたー♪

    akiko
  • Takashiさん 2015/07/19 00:46:09
    良いご旅行されていますね
    akikoさん、

    こんばんは。

    本当に良いご旅行されていますね。

    またまた、あぁモスタルにも行けば良かった…と写真をうっとり見ながらそう思ってしまいました。

    モスタルの街のオリエンタルな雰囲気といいネレトヴァ川のコバルトグリーンのグラデーションといい。。素晴らしい。

    National Plateは美味しそうですね。左側のタコシェルに似たものの中に肉詰めが入ってるのでしょうか?魚も豪快で美味しそうですね。

    Takashi

    akiko

    akikoさん からの返信 2015/07/19 17:02:43
    RE: 良いご旅行されていますね
    Takashiさん、こんにちは

    モスタル編見ていただいてありがとうございます♪
    Takashiさんはモスタルは行かれなかったのですね。
    私も最初はスロベニアとクロアチアを周る予定だったのですが、4トラの旅行記でたまたまモスタルのことを知り、全く雰囲気が異なるモスタルに惹かれました。調べてみると、バスで3、4時間で行けることがわかり、行くことにしたのです。

    > モスタルの街のオリエンタルな雰囲気といいネレトヴァ川のコバルトグリーンのグラデーションといい。。素晴らしい。

    ありがとうございます。モスタルの旧市街はまるでトルコの町のようで、つい最近までクロアチアやスロベニアと同じ国だったとは信じられない佇まいでした。コーヒー一つとっても全然別物で、いろいろ異文化を体験できたのもよかったです。

    ネレトヴァ川のコバルトグリーン色は写真映えする色でした。周りの景色もさらに美しくしてしまうマジックのように感じました。水に含まれる鉱物の色なのですね。

    > National Plateは美味しそうですね。左側のタコシェルに似たものの中に肉詰めが入ってるのでしょうか?魚も豪快で美味しそうですね。

    National Plateは、後当地フードの詰め合わせのような一皿で、見た目以上にそれぞれ美味しかったです。タコシェルみたいなものはパンのようなもので、下にスティック状のハンバーグのようなものが4,5本隠れていました。値段も安かったので、大満足でした( ^ω^ )

    魚料理は、見た目豪快でしょ!切り身で良かったんですが・・・ほうれん草のソテーも『程があるでしょ!』というほど盛られていて、食べ残さないように一生懸命!?食べました。

    旅行記を書いて、このように質問もしてもらうことで、いろんなことが思い出されて、とても懐かしいです。コメント寄せてもらってありがとうございましたー☆

    akiko

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