台湾・高雄の４日間（２）１０年ぶりの高雄。

2015/07/06 - 2015/07/09

初めて乗ったバニラ航空機。欧州系のエアバスだ。真ん中に通路があり、左右に３列づつ合計６席の座席が、３０〜３２列ある。ほぼ満席だから、合計１８０人からの客が乗っている。その大半、と言うか、数人か１０数人の数える程しかいない日本人の他は全て台湾人だ。白人もいないし、多分韓国人も乗っていないだろう。台湾人のおお精な旅行熱に驚くが、これも又円安効果なのか・・。円安で日本人が貧乏になり、旅行にも行けなくなったかと思うと、少し、複雑な気持ちにもなる。

小雨の中を飛び立った機は、雲の上に抜けると、常に変わらぬ雲上の安定飛行に入る。高雄は台湾最南端の都市。成田からの飛行時間は約４時間。１０時４０分に成田を飛び立った機は、順調に行けば、２時４０分着だが、台湾は時差があって東京よりは１時間遅く、高雄の現地時間では１時４０分になる。

機が安定飛行に入った所でビールを頼む。ＬＣＣは過去何回か乗機したこともあり、飲食その他の付加的サービスは一切ない、その代わりに航空運賃を安くしている、と言うのが売りで、利用者はその点を承知した上で利用している。従って飲食類は優良である。ＪＡＬ，ＡＮＡ等の一般的なＣａｒｒｉｅｒとＬＣＣの違いがあるとすれば、この飲食サービスと、テレビ・映画モニターの有無位だ。

ＬＣＣは海外で時々利用しているが、ビール代は缶ビール１本が大体どこも５ドル。円高の時は、４００円程度だが、今の円安では６００円を超える。処が、今日のバニラは１本が何と３５０円。発泡酒ではなかう、アサヒ・スーパードライだから、酒屋で売られている市価と比べてもそれ程高くはない。しかもつまみを同時に頼めば、２００円が５０円引きになる。ビール・つまみセットで５００円。これなら行ける。昨日まで連続飲み続けていたので、今日の処は１本で止めたが、直前までアルコールが入っていなければ、後１−２本は追加したい気持ちだった。

そんな風に過去の海外でのＬＣＣや１０年ぶりの高雄訪問等を思い出している間に機は降下を始め、定刻高雄空港に到着した。台湾第２の都市の空港。中々立派なものだ。人口に比例してやや小ぶりな税関を通過した所で、現地コンダクターの洪さんが出迎えてくれた。これから今日の乗客５−６人と一緒にそれぞれのホテルに送迎してくれることとなった。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

成田空港を出た時は小ぬか雨だったが、雲を突き抜けると、快晴の空が待っていた。

初めて乗るバニラエアー。３席Ｘ３席の６席になっている。

バニラは良く知らないが、ＡＮＡ系のＬＣＣらしい。まあ、それ程悪くはない。

機は乱気流にも巻き込まれず、思っていたより順調に航行している。

一息ついた処で、ビールを所望。セットで５００円。

台湾上空もそれ程天候は乱れていない。

約４時間の飛行で、高雄空港に着陸した。

１０年前の空港はどうだったか、定かに記憶していないが、中々モダンだ。

ああ、「全家」、ファミリーマートもある。「全家」は中国本土と同じ名称だ。

さて、現地ツアーガイド、洪さんの案内で、市内のホテル「統茂松柏大飯店」にチェックイン。

ツアー代金の割には、上等なホテルだ。

アメニテイも揃っている。