2015/06/20 - 2015/06/22
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PHOPHOCHANGさん
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懐具合にも依りますが(って常に話は金銭絡み)、此処数年2月、6月、11月は何れかで、もしくは全てで海外に出てました。が、今年は未だ国内待機。どうにもストレス溜まります。
だってね、「あっ、このツアー激安じゃん!けど8日間なんて無理。休めてたら絶対行ったなぁ」ってmixiで呟いたら(紹介したら)、それ読んでそのツアーに参加した方から御礼言われちゃったりして、何処か行かなきゃ熱はかなり上がっていたのです。
で、あちこちのサイトやらパンフやらでツアーを探した訳ですよ、最大2泊3日程度で今まで行った事無い所へ格安に行けちゃうヤツを。何しろ今の時期は青春18きっぷも無いですからね。
往復の飛行機代に2名1室2泊3日のホテル代、フェリー代金を含めた観光と5回の食事付きで39990円という格安なツアーを見つけ、前回同様mixiで紹介したところ、行っても良いよって奇特のマイミク(S)さんが現れ、ご一緒する事になりました。
「PHOさんに任せとけば面白そうな旅先見つけてくれそうだと思った」って。そう、8日間の海外ツアーに出かけたのもその方でした。
梅雨の最中、お天気を心配しながら、心待ちにした久々の団体ツアー。申し込んだのはこれです。
http://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=78111&p_hei=10
有明佐賀空港で現地添乗員さんに集められた43名の団体は早速バスに乗り込み、第1日目の行程をスタートさせました
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
佐賀平野の田んぼを突っ切って、宿泊地の唐津へと向かいます。ほぼ60km、空港からなのに高速は一切無しです。
いきなり長閑な風景でした -
空港を出発してから約90分、虹の松原に到着しました。
三保の松原、気比の松原と並んで日本三大松原の一つだそうです。PHOは湘南の松原も嫌いじゃないんだけどなw
その虹の松原も「はい、歩いてください」ったって、20分かそこらしか時間は有りません。実際は有っても困るんですけどね、松林と砂浜だけですから。
一応海岸まで行ってみようって事になりました -
虹の松原は、その区域の長さから、藩政時代は「二里松原」と呼ばれていました。明治時代に呼ばれるようになった「虹の松原」の語源とも言われています。
松原は17世紀の始め、唐津藩の藩主である寺沢広高が新田開発の一環として、防風林、防砂林として植樹を行った事に始まります。藩の庇護の下、禁伐の掟(伐採は死罪)は勿論の事、燃料としての落葉の採取も厳しい制限が課せられていました。また、藩主の改易や移封により主家が変わっても手厚く管理されて来たそうです。
寺沢広高は、この中に自分が愛してやまない松が7本だけあると言ったそうですが、どの松と指定されてはいません。これは住民に「もし自分が粗末にした松がその7本のどれかだったら
」と思わせる事で、全ての松を大事にせざるを得ないように、心理的に圧力をかけたものと言われています。
明治維新以降は国有林に編入、現在は、佐賀森林管理署が管理を行っています。民有地が僅かに点在するものの、ほぼ全域が保安林に指定されており、現在も伐採は制限を受けています -
風の影響で幹が同じ方向に傾いています
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唐津湾です。
天気も良くないし、そろそろ日が翳りだしてる時間なので、綺麗って感じは無いです。
で、玄界灘見ました!って足跡を残したら、来た道を引き返します。
島は高島、でしょう -
そうです、高島です。唐津湾のプリンとも呼ばれている台形型の島です
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反対方向(東)は弧を描く唐津湾に沿う虹の松原
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これ何?砂地の植物
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松林に近い方は植生有り
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此処から来て、此処から帰ります
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自然の芸術
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自然の力は凄い☆
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道の両側に松並木
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鳥居の在る所が鏡山入り口だそうです
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マリンセンターおさかな村。
まだ5時半にすらならないのですが、もう夕食場所に到着です。いわゆる団体は此処って典型のような1階が海産物などの土産物、2階が食堂ってタイプの国道沿いの大きなレストハウスでした -
ズラッと並ぶ団体ツアー名。なかなか面白そうなコースも有り☆PHOらの食事中、6時が夕食の指定タイムに違いない次の団体が出入り口付近で待機してるのが見えました。繁盛してるね、つか団体客しか来ないのでしょうけど
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生臭さが半端無く2階にも漂って来ました
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メインは烏賊の活き造りと佐賀牛の陶板焼きです。
更に烏賊焼売、茶碗蒸し、小鉢、汁、飯、漬物、カットフルーツにデザートはワラビ餅。
食事の品数より、刺身醤油、天つゆなどのタレ類が多くて、どれをどれに使うのか理解するのに四苦八苦 -
活き造り♪何烏賊だか聞いたはずですが、忘れました。上の目玉が付いたゲソは回収されて天ぷらになります。
これは揚げ立てを食べられるパフォーマンスとしては面白いのですが、自分に返って来るのが自分のゲソとは限らないと思うので、一旦他人のお膳に載った食材を集めて別の他人に振る舞うのはどうよ?とも思いました。
肝心の烏賊はコリコリ、甘くて美味しかったです -
佐賀牛の陶板焼きです。
さて、佐賀牛とは何ぞや?
全国に約150程ある「○○牛」といった牛の銘柄の中で、全国トップクラスの高品質の牛肉として安定的に供給可能な産地がJAグループ佐賀です。
そのJAグループ佐賀管内肥育農家で飼育された黒毛和種で、(社)日本食肉格付協会の定める牛取引規格の最高の肉質である「5」等級および「4」等級のBMS「No.7」以上を「佐賀牛」と呼び、それ以下を「佐賀産和牛」と分けてブランド化しています。
これ厳しいんですよ、佐賀牛に関しては。
仙台牛に次いで、全国2番目の基準の高さなんだそうです。
ステーキなら£喰いさえしちゃうPHOは、これだけ?と思いましたが、他にも色々おかず有るしね。つか、これだけの霜降りだと、さすがにかなり食べた感は有りました -
PHOは漬け物、フルーツ類は全てパス。同行のSさんはお野菜大好きな方です
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烏賊シュウマイ。期待してたのですが、ボソボソしてて美味しくないの。後でSさんもそう思ったそうなので、PHOの味覚がおかしい訳ではなかったようです
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これがゲソの天ぷらです。熱で殺菌されただろうって事で、いただきます(笑)
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ひよこは福岡のお菓子なんですよね
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食後は集合時間まで早速お土産タイムです。おさかな村ってくらいですから、メインは海産物。
旅行中に生ものは持って歩けませんから、どちらにして購入すれば発送します、それなら初日でも全く問題無い訳です。
理は買って送る気は毛頭無かったですし、何より2階での食事中にすら臭った生臭さに閉口してました。刺身や寿司は大好きですが、生臭さには耐えられません。
まして、土産物の相場が判っていない段階で、何か買おうと言う気にはなれません。
早々に売り場を後にし、バスへ戻りました -
上野松坂屋の大九州展には、母も出かけていて、その時買って来たのが、この亀せんでした。美味しい!って程じゃなかったのですが、素朴で後惹く味でした。買おうと思ったものの、長く持ち歩いてると割れそうだし、繰り返しますが、相場も判ってないので、此処では控えときました。でも、もう出会わなかったのです(泣)
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佐賀県南端の有明海沿いに在る空港から北端の玄界灘沿いの唐津まで来て宿泊です
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今回のツアーでお世話になったのは祐徳観光の大型バスでした。とは言え、この日はガイド無し、翌日は壱岐島へ行ったので、実質的にこのバスで観光するのは最終日だけでした
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やっぱり広い佐賀平野
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旅程表より15分早い18:55、唐津ロイヤルホテルに到着しました。ホテルへの移動のバスの中で既に部屋割りを告げられていたので此処で解散。明日は朝食を済ませて8時集合・出発です
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部屋は9階建ての7階でした。詳しくは後ほど別の旅行記に載せます。
宿泊した唐津ロイヤルホテルは玄界灘に面した虹の松原と松浦川に挟まれた洲のような場所に建っています。PHOらの部屋は松浦川側でしたが、見晴らしが良く、ただでさえ広い部屋が余計に広々感じられました。
さて、何をするか?まだ暗くならない西九州の地です。当然外へ出てみます。取り敢えず、コンビニがすぐ其処って聞いたので、様子見です。
Sさんと一緒に2晩部屋で入用な物、ご当地物などをゲットしに、まず最寄のファミマへGO
唐津市内中心部を結ぶ松浦大橋 -
ホテルの裏側(虹の松原側に正面玄関が在ります)の一角がそのファミマでした。
そう、つまりこっちの川沿いの出口が近いのです。
便利でしたよ、マジでコンビニエンス☆
ホテルに到着する前、松浦川沿いの道路から遠くに唐津城が見えました。ただし、道も川もカーブしている為、ホテル前からお城は見えません。
ホンのちょっとだけ足を延ばして部屋から見えた松浦大橋を真ん中手前くらいまで渡ってみました -
振り返って唐津ロイヤルホテルです。
こういうツアーででもないと、こんな大きなホテルには泊まりません。
何しろPHOの基準は世界何処でも1人1泊3000円です(安ければ尚可) -
PHOが前回唐津を訪れたのはン十年以上前、ちょうど20歳の時でした。初の一人旅が西九州の長崎、佐賀、福岡を廻る国鉄の旅でした。
その時、名護屋城は見ましたが、唐津城の記憶は有りません。虹の松原の国民宿舎に泊まったのは確かで、唐津くんちの曳山展示場に多くの時間を割きました。
このツアーでは唐津に連泊するものの、佐賀県内の観光立寄り場所は、先の虹の松原だけなのです。勿体無いですね。唐津も、すぐ近くの呼子も、見所沢山在るのに -
ご一緒したSさんです。PHOと違って細くて綺麗な方です
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橋の途中まで来て唐津城が見えるようになりました
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ちょっとアップ。後ろに見える2本の鉄塔は火力発電所です
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此処から下へ下りられるのかと思ったら、何も無し(別に誰もが下りられるとは思いませんよ、念の為)
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あっ、街灯が点きました
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そろそろホテルに戻ります
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これを見て、明日時間が有れば唐津城まで行こうと決心したPHOです
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恒例、旅先のマンホール撮影。
ホテルに戻ります
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2015/07/14 20:42:04
- イカの見た目最高!!
- こんばんは、PHOPHOCHANGさん
透き通った新鮮なイカ!!
九州でしか食べられないよねぇー
でも、見た目は美味しそうだけれど、おっしゃるように誰かのイカを揚げて食べるのは、、、
かなり躊躇われる(笑)
透き通ったイカ、私も食べに行きたいな♪
佐賀牛も大好き!!
佐賀牛は焼肉にすると1番だと勝手に思っている私です(笑)
海の幸と牛のどちらも楽しめる素敵な旅、、、美味しい旅大好きです〜
たらよろ
- PHOPHOCHANGさん からの返信 2015/07/14 21:45:03
- RE: イカの見た目最高!!
- 美味しそうでしたよね、って実際美味しかったんですがw。
旅の始まりとしては十二分にインパクトの有る食事でした。
やっぱり気になりますよね、誰も何も言わずに食べてましたが、家族ならまだしも(って食べておきながら言うのもどうかとは思いますが)ね。
ただ、回収はパフォーマンスだったのかも?とも考えたり・・。
佐賀牛の基準って和牛の中でも全国で2番目に厳しいんだそうで、やっぱり美味しいなりの理由が有るんだなぁと実感しました。
ただ、初っ端から美味しい思いしちゃったので、その後のハードルが高くなっちゃたんですよ。贅沢です。
美味しい物色々食べられた旅でした。その土地の美味しい物は食べときたいですよね!
> こんばんは、PHOPHOCHANGさん
>
> 透き通った新鮮なイカ!!
> 九州でしか食べられないよねぇー
> でも、見た目は美味しそうだけれど、おっしゃるように誰かのイカを揚げて食べるのは、、、
> かなり躊躇われる(笑)
> 透き通ったイカ、私も食べに行きたいな♪
>
> 佐賀牛も大好き!!
> 佐賀牛は焼肉にすると1番だと勝手に思っている私です(笑)
>
> 海の幸と牛のどちらも楽しめる素敵な旅、、、美味しい旅大好きです〜
>
> たらよろ
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