2015/06/27 - 2015/06/27
15位(同エリア305件中)
かっちんさん
知床斜里から釧網本線に乗り釧路へ移動する途中、熊が線路で寝ていました。
警笛により無事逃げてくれましたが、枕木と線路のベッドは寝心地がいいのでしょうか。
釧路湿原付近を通るとエゾシカを多く見かけ、花咲線厚岸の湿原ではタンチョウヅルに出会います。
動物や鳥たちに出会う釧路地方のローカル線の旅を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
知床斜里駅
早朝にエゾスカシユリの以久科(いくしな)原生花園を訪れた後、ここから釧路行きに乗ります。
たった1両の列車です。 -
ひがし北海道の地図
知床斜里から釧網本線を南下します。
車窓展望の説明があり、どの区間に何が見られるか書かれています。
観光案内地図の作風は40年前の学生時代に見たものとほとんど変わっていません。
漫画風の案内が人気なんでしょうね! -
車窓
大規模なビートらしき畑が続きます。 -
ルピナスの咲く清里町駅
清里町駅では反対列車が来るまで、8分間停車します。
地元の人以外はみんな車両から外に出て、駅や町を眺めています。 -
駅の隣にある工場
通勤には便利! -
交換列車がやって来ます
では、釧路行きが出発します。 -
きよさと焼酎工場
お城のような建物は、日本で初めてジャガイモ焼酎を作った「きよさと焼酎工場」です。
バックに斜里岳が見えるのですが、残念ながら雲がかかっています。
手前に日通の4連コンテナトレーラが走っています。 -
緑駅
駅名に相応しい緑ラインがホームの端に引かれています。
ここから裏摩周展望台へ通じる道路があり、以前は観光客向けにバスが走っていたことがあります。
次の駅までは野上峠の峠越えがあり、14.5kmあります。 -
川湯温泉駅
峠を越えると、網走支庁から釧路支庁に変わり、川湯温泉駅に停車します。
ここから車両の前面に陣取り、車窓を眺めることにします。 -
熊がいそうな原生林
段々と山深くなっていきます。
線路の間に丸くて黒い物が見えるので、何かなと思っていました。
ベテラン運転手はとっさに警笛を鳴らし続け、急ブレーキ。
実は線路上に熊がのんびりと寝ていたのです!
熊はぶつかる前に逃げて行きました。
運転手さんの話では、川湯温泉〜美留和間でよく見かけるそうで、注意して運転しているとのこと。
残念ながら熊の写真は撮れませんでしたが・・・ -
美留和(びるわ)駅
快速列車なので通過します。 -
車内吊り広告
不法投棄を見つけたら連絡する電話番号です。
53−8124(ごみ ハイ通報)とは、覚えやすい番号ですね(笑) -
標茶駅を発車
標茶(しべちゃ)駅で反対列車の待ち合わせ時に、かっちん夫婦が昔ここから標津線が出ていた話をしていたところ、運転手さんも加わり話が盛り上がりました。 -
茅沼(かやぬま)のあたり
タンチョウヅルとは会えませんでした。
鉄道は釧路湿原を走ります。 -
あっ、エゾシカを見つけた
このあたりはエゾシカが多い区間です。 -
イチオシ
警笛を鳴らしても動かないエゾシカ
運転手の説明では、エゾシカ自身は保護色により風景に溶け込み、相手に気づかれていないと思っているようです。
なるほど。 -
とっさに逃げるエゾシカ
ぶつかる〜と思いきや、機敏に動いて逃げて行きました。
釧網本線は動物とよく出会うローカル線です。 -
根室本線花咲線
東釧路駅で根室本線花咲線に乗り換えます。
東釧路〜釧路間は、釧網本線と花咲線が同じルートを走っており、東釧路で接続するダイヤになっています。 -
武佐駅を過ぎたあたり
段々と山深くなっていきます。 -
橋の建設風景
橋を徐々に延ばして、つなげているようです。 -
上尾幌駅で反対列車と交換
ローカル線でしか味わえない光景です。 -
尾幌駅
貨車を改造した待合所です。 -
厚岸の町
カキで有名な厚岸(あっけし)駅がもうすぐです。 -
線路が草に埋もれてる〜
厚岸駅を過ぎると厚岸湖畔沿いを走ります。 -
イチオシ
景色が抜群にいい厚岸湖畔
-
湿原の景色
厚岸湖から別寒辺牛(べかんべうし)湿原に入ります。
1993年(平成5)にラムサール条約の登録湿地として「厚岸湖・別寒辺牛湿原」が認定されています。 -
ヨシ、スゲなどの低層湿原
素晴らしい絶景を楽しませてくれます。 -
タンチョウヅルが飛んでいる
-
イチオシ
餌を探すタンチョウヅル
別寒辺牛湿原にはタンチョウヅルが営巣しています。 -
茶内駅に到着
線路が上りと下りに分かれ、ローカル線独特の駅風景です。 -
顔はめ看板
茶内駅待合室の窓から顔を出すと、牛舎にいるような写真が撮れます。
ここで、今日泊まるペンションのご主人に車で迎えに来てもらっています。
霧多布湿原の中にある「ペンション・ポーチ」は、霧多布湿原の自然を残していくナショナルトラストを30年前から推進しています。 -
イチオシ
霧多布湿原に到着すると、そこは花の宝庫
湿原一面がエゾカンゾウの黄色い絨毯になっています。
こんな時期に訪れたことがなく、まさに感動です。
次の旅行記では、花の霧多布湿原を散策し紹介します。
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