2015/06/03 - 2015/06/06
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Dwind_999さん
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6月3日から6月30日まで28日間の日程でタイに行ってきました。
最初と最後はバンコクに3泊ずつしましたが、メインはタイ南部のタイランド湾にあるサムイ島、パンガン島、タオ島。
移動の連続だったインド旅の反動なのでしょうか、今度は異国の空の下でノンビリとした時間を楽しみたいという思いが強くなり、インドから帰ってきてすぐ勢いで計画してしまいました。
ところが、“何もしないことのぜいたくさ”を味わうつもりで行ったはずの今回のタイ旅行なのに、「さて今日は何をして時間をつぶそうか」ということになってしまう私。
「時間をつぶす」という発想自体が時間に縛られた不自由さと貧相な私の精神を表しているわけで、南国のゆるい時の流れに心地よさを覚えるものの、「何もしない」という過ごし方は私にはやっぱり似合ってないのかもしれません。
そんなわけで、“何もしないことの退屈さ”は存分に味わってきました。
レート換算:1B(THB)=\3.8
※現地のATMからデビットカードで引き出したレートで計算しています。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6月3日(水)、福岡空港10時45分発の3K510便。
1年前、ジェットスターがLCCとして初めて福岡発のバンコク直行便を就航しました。バンコクを経由してシンガポールまで行く路線ですが、これで福岡から安くバンコクへ行けることになりました。
最安の運賃の日を選んで、往復航空運賃は全部で\34810。
復路便もそうでしたが、この便にもタイ人らしき人たちが多く乗っていました。 -
14時、バンコクのスワンナプーム空港に到着。
空港からエアポート・レール・リンクのシティラインに乗って「Phaya Thai」(45B=\171)まで約30分。
雨が降っていれば「Phaya Thai」から宿まではタクシーに乗るつもりでしたが、幸いに曇り空だったので、BTSとエクスプレスボートを乗り継いで行くことにしました。
前回の旅行の時に使ったラビットカード(5年間有効)に、BTSの切符売り場で200Bのトップアップ(チャージ)をしてからBTSに乗り「サパーンタクシン」で下車。さらに「サートン」からチャオプラヤー・エクスプレス・ボート(オレンジの旗のボートで15B=\57)に乗船してN13のプラ・アーティット(バンランプー)へ向かいます。
もうこの時点で汗びっしょり。
濁っていてきれいとは言えないチャオプラヤー川(メナム川)ですが、肌をなでる風が心地よいです。 -
サートンから約30分でプラ・アーティットの船着場に着きました。
ここでボートを降りて、プラ・アーティット通りからランブトリ通りへと進んで行きます。 -
プラ・アーティット通りからランブトリ通りに入ってすぐの角っこにある「Gecko Bar」で、ホテルに行く前にまずはビールと食事。
小さなアリが何匹かちょこまかと動き回ったり、ハエが飛び回ったりするテーブルの上。熱を含んだねっとりとした空気と共に、東南アジアにやってきたことを実感する場面でもありますね。
よく冷えたビールを飲んでようやく一息つきました。
「Rice with Green Curry Chicken」で60Bと低料金で味も悪くはなく、もちろんタイのカレーらしく私好みのココナッツミルク風味ですが、しかしこれは甘すぎる。
甘党の私でもちょっとねぇ・・・と思いたくなる甘さでした。
ビール大瓶(630ml)は80B(\304)でこの辺では安い部類に入るようですが、タイの物価上昇と円安の影響で、以前のような安く飲食ができるタイ旅行のうま味が大きく減じられてしまい非常に残念。ゲッコー バー アメリカ料理
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ビールを飲んで人心地ついたあと、ランブトリ通りを歩いて行きます。
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ランブトリ通りをさらに宿の方へ向かっていきます。
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タイの屋台や惣菜屋でよく見かける、ビニール袋に入った飲食物。
熱いのでも冷たいのでも何でもかんでもビニール袋に入れてクルクルとゴムで縛る。
熱いスープなどを入れて、ビニールの素材が少し溶けて食べ物に混じったりしないのだろうか、と思ったりしますが。
そこはやはりマイペンライ(気にしない、大丈夫)なんでしょうね、タイの人にとっては。 -
汗びっしょりになりながら歩いてきて、ソイ・サムセン6近くにある「Roof View Place」に18時過ぎにチェックイン。
アパートのような建物の安い宿です。
※写真は別な日の午前中のものです。 -
2年前にも泊まった宿で、1泊600B(\2280。100B値上がりしていた)のシングルルームに3泊。
古い病院で使うようなベッドがある簡素な狭い部屋ですが、小ぎれいだし、ちゃんとお湯が出てエアコン冷房が使えれば、私にはOKです。
WiFiも快適に使えます。
冷蔵庫があるのはうれしいけど、鍵のプレートを抜くと部屋のすべての電源が落ちるのは残念。まあ多くのホテルがそういうシステムになっているようですがね。 -
宿から歩いて約1kmくらいでカオサン通り。
誰かのブログにおすすめとして紹介されていた「D&D INN」の向かいの2階にある「Elephant Bar&Restaurant」で夕食。
ビアチャーン大瓶が135B(\513)、パッタイが120B(\456)と高目の料金。
上品な感じのパッタイで美味しかったです。 -
2階の「Elephant Bar&Restaurant」から見たカオサン通り。
20時頃なのでまだ人は少ないようですが。 -
カオサン通り。
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夜が深まるとともに賑わいを増していくカオサン通り。
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カオサン通りから宿の方へ戻って行きます。
この辺りはかなり静か。 -
「Roof View Place」の朝食は朝6時半から。
1階フロアの入り口左にレセプション、右側スペースにテーブルが少しあり、ビュッフェ形式の朝食を取ることができます。
ビュッフェと言ってもそこはビジネスホテル風の安宿、日替わりメニューで、カレーやパッタイ、焼き飯、目玉焼きなどに、トースト、サラダ、フルーツ、ジュース、コーヒー、シリアル、ミルクなどのシンプルメニューです。
でもわたし的にはお腹いっぱい食べられるので案外気に入っています。 -
ビュッフェになると年甲斐もなく張り切る私。
朝のこのひと時が楽しみです。 -
宿から小さな運河沿いの小道を通ってカオサン方面へ歩いて行きます。
街のあちこちで見かける祠。
その右横には大きなトカゲが。 -
カオサン通り近くにある「Ratchadamnoen Klang Road」の通りから511番のエアコンバスに乗って伊勢丹に向かいます。
バスを待つ間も汗ダラダラ。
女性の車掌が回ってくるので行き先を「イセタン」と言って20B札を渡すと7Bのお釣りをくれました。
エアコンが効いていても、汗びっしょりになった服はなかなか乾きません。 -
途中ちょっと渋滞もあり、約25分でセントラル・ワールドにある伊勢丹の向かい側で下車。
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熱風を身にまといながら陸橋を渡って伊勢丹の方へ歩いて行きます。
伊勢丹前には恋愛の神を祀る「トリムルティ廟」と学問、芸術の神を祀る「ガネーシャ廟」があり人気のパワースポットとのこと。
恋愛成就を願っているのでしょう、若い人たちが熱心にお参りしていました。 -
そして私のお目当ては、伊勢丹5階にあるパン屋さん。
以前バンコクに行った時から気に入っているここのアンパン。
ほとんどあんこばかり食べているような感じの、つぶ餡がぎっしり詰まった「イセタンアンパン」(34B)と、少し上品なこし餡の「サクラアンパン」(24B)。
このアンパンを一つずつ買って、さらにパン屋さんの横にあるスーパーで缶コーラを買い、近くの椅子に座って食べるのがバンコクに来た時の私のささやかな楽しみの一つになっています。 -
BTSプロンポン駅前にある「エムクオーティエ(EmQuartier)」に行きました。
前回のインド旅行の終わり頃に壊れたタブレット(ネクサス7)の代わりに初めて購入したスマホ「ZenFone 2 ZE551ML」に、タイのSIMを試してみようと思いやってきました。
事前に、タイのSIMカード情報をブログなどで見ていましたが、ふだんは超古いガラケーしか使っていない私、ZenFone 2もSIMなしのWiFiのみの使用で、なんだかスマホのことはよくわかりません。
エムクオーティエの3F(実質は5階)にタイの通信キャリア大手3社のAIS、dtac、trueのショップがあるので、「AIS」に行ってみると、外国人はここではSIMカードは購入できない、スワンナプーム空港では買えるけど、ということでした。 -
それで「dtac」に行ってみました。
こちらでは何だか大丈夫のような感じ。エムクオーティエ ショッピングセンター
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入り口で整理券をもらって少し待ちます。
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10数分待ったあとにワイ(合掌)をして迎えてくれたこの女性が対応。
7日間利用可能な「Happy Tourist SIM」(299B=\1136)が欲しいと紙に書いて示すと、パスポートの提示を求められ、女性は私のパスポートをスマホで撮影。
その後、先に299Bの支払いを済ませてからSIMカード(micro-SIM)を挿入し、開通設定をやってくれました。(事前にスマホの言語を英語にしていた)
スマホ画面の右側上部に4G(LTE)の文字が現れ、「無事接続できましたよ」、とお姉さんがそこを指で指し示してくれました。
英語のできないオジサンにも、「微笑みの国タイ」を感じさせてくれる好感の持てる対応をしてくれた女性でした。
インドではこれと逆の対応が多かっただけに、このちょっとしたことでも私にとっては感動ものです。 -
気分よくエムクオーティエを出ると、今回の旅行の最後に2泊する宿の下見を兼ねてちょっと近くを歩いてみました。
日本語の看板が連なるスクンビットsoi 24/1。
この通りには、店の前にいるお姉さんたちが声をかけてくるエロマッサージ店が何軒かあるようでした。 -
プラトゥーナム渡船場からセンセーブ運河ボートに乗りました。
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運河ボートに乗って西の終点「パーンファーリラート」まで行きますが、料金がわからないので、「パンファー」と言って、ボートの縁を歩きながらやってくる料金徴収の女性に20B札を渡すと、9Bのお釣りがきました。船賃は11Bでした。
どぶ川の水しぶきがけっこう飛んでくるので、左右に設置されているのビニールシートの幕を引き上げて防いだりします。 -
プラトゥーナムから12、3分でパンファーリラート着。
船着場から上の道路に出ると、すぐ左手の橋を渡って「ワット・サケット」に向かいました。 -
344段あるというらせん階段を上がってワット・サケット(黄金の丘)へ向かいます。
ワット スラケート 寺院・教会
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高さ80メートル丘の上には黄金の仏塔があり、敬虔な仏教徒たちがお参りしていました。
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黄金の丘からは眼下にバンコクの街並みを見晴らすことができ、なかなかの眺めを楽しむことができます。
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ワット・サケットから下って行く途中にあった、人間や鳥の像。
何かよくわからないですが、ちょっと不気味なシーンでした。 -
ワット・サケットを出て、汗びっしょりになりながら「Ratchadamnoen Klang Road」をカオサン通りの方へ歩いて行き、民主記念塔(Democracy Monument)近くに来ると、下校途中の女子学生の一団が屋台で買い食いしている所に出くわしました。
学校帰りの買い食いはひときわ美味しいからやめられないよね。 -
カオサン通り西側にあるランブトリ通りからムエタイジムの中を通って、チャクラポン通りに出ることができるという、ヘンテコな抜け道。
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カオサンの近く、プラスメン通りから53番のエアコンなしの赤バスに乗ってヤワラート(中華街)に行くのに、反対方向に回るバスに乗ってしまったようで、途中でバスを乗り換えることになりました。
53番バスはフアランポーン駅や中華街、王宮あたりをぐるっと回って行く循環バス。
エアコンなしの赤バスの運賃は一律6.5Bで、バス待機所に停車中の先頭に停まっているバスに乗り換えて、前のバスの時の切符を見せればそのまま乗り継いで行くことができました。 -
乗り換えた53番バスの車内。
エアコンなしはやはり暑い。
汗じっとりです。
今までバンコクには乾季の1月か2月にしか来たことないので、それに比べると6月初めの暑さは、すこし度合いが強いように感じられますね。
26度以上あると、もうエアコンなしでは眠れない軟弱な私です。 -
途中渋滞もあり、バスを乗り継いで約1時間かけてやってきたバンコクの中華街ヤワラート。
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お勧めの豚足食堂として誰かのブログに紹介してあったのでやって来ました。
煮卵を加えた豚足定食で75B(\285)。
トロトロに煮込まれた豚の足、おいしかったです。 -
豚足を食べたあと、中華街を少し歩いてみました。
豚の足のあとに、こんどは豚の頭が・・・。
これは食いしん坊の私でもちょっと食べる気にはなりません。 -
暑いので早々に中華街から退散。
さっき降りた所からまた53番バスに乗ってカオサンへと戻ります。 -
暑さにうだりながら、バスの車窓から中華街の通りを眺めていきます。
こんな暑さの中でよく生活ができるな、とあせものような湿疹にチクチクとしたムズ痒さをおぼえながら、皮膚が弱いひ弱なオジサンはそう思ってしまいます。 -
昼間のバス、乗客はじいさんばあさんたちが多い。
自分もその一人だけど。(^_^;) -
この写真の前方右手の所で中華街から乗った53番バスを降りました。
ここは、カオサンからヤワラートへ乗り換えなし(反時計回り)で行く53番バス乗り場付近。
ここから乗車すれば乗り換えなしに中華街へ行け、豚足食堂の真ん前にあるバス停で降りることができます。 -
暑い昼下がりのカオサン通り。
人の通りも少な目。 -
別な日、暑いのでどこかへ行こうという気も起らず、もう伊勢丹にアンパンを食べに行くしかないなということで、また511番のエアコンバスに乗ってイセタンを目指す私。
3日間、アンパン求めて日参しました。
いったい何しに来たんだろう、バンコクに。 -
伊勢丹前の陸橋からの風景。
14時過ぎの、セントラル・ワールドとBIG Cの間にあるラチャダムリ通り。
相変わらず渋滞していますね。 -
熱風にさらされる街の通りから伊勢丹に一歩足を踏み入れると、もうそこは天国であるかのような涼しさ。
生き返る心地がします。
アンパンを食べて涼んだあと、また汗をかきながら少し歩いて、サイアムスクエアにある「マンゴ タンゴ」に入って、「Mnago Tango with Extra Sticky Rice」160B(\608)を注文。
人気の店だけあって店内はお客さんでいっぱい。
美味しかったですが量は少な目なのでペロリンこ。 -
サイアムからカオサンへの帰りは、やっぱりプラトゥーナム渡船場からセンセーブ運河ボート。
水しぶきあがるところでは、輪っかのついたひもを引っ張ってビニールシート幕を引き上げます。 -
宿近くのローカルなレストランンでマッサマンカレーとライスで夕食。
注文すると、スパイシーOK?と聞いてきたので、OKと答えましたがあまり辛くなかったです。
味の方はまあまあでした。 -
7イレブンに入って、店員に「ヤードム」と言って置き場所を教えてもらい、一つ買ってみました。20B(\76)。
あるサイトによる説明では、『タイでは、嗅ぎ薬(ヤードム)はとてもポピュラーで、タイ語で「ヤー=薬」「ドム=嗅ぐ」という意味です。メントール、ペパーミント、ユーカリなどの自然な成分が使用され、気分がすっきりリフレッシュします』とありました。
タイの人たちがヤードムを鼻の穴に突っ込んで吸っているのを見かけることがありますが、どんなものかとちょっと私も試してみました。
メントールの刺激臭がちょっとはスッキリした気分にさせてくれます。 -
プラトゥーナムの「緑のカオマンガイ」で食べました。
40Bで、量はかなり少な目。 -
ランブトリ通りの「Gecko Bar」でビアチャーン。
大瓶65Bの最安のビアチャーンがこの近くのレストランにあって一度飲みましたがあまり冷えてなかったので、やっぱりここの冷えたビールがいい。 -
夕暮れ間近になってくると店の明かりも灯り、カオサン通りやランブトリ通りは少しずつ賑わいを見せ始めます。
このあと、夜行バスと船を乗り継いでサムイ島へ向かいます。
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