鎌倉からの紫陽花便り　～ゆっくり花を楽しめた御霊神社と光則寺・鎌倉文学館～

2015/06/08 - 2015/06/08

鎌倉の我が家の周りには四季折々の風景を楽しませてくれる場所がたくさんあります。6月の風物詩、紫陽花の風景もそのひとつ。今年の花はどんな表情を見せてくれるでしょうか。
関東も梅雨入りしましたが、晴れた日を狙って有名処の紫陽花を見てきました。

※ちなみに参道が紫陽花に埋め尽くされることで人気の成就院、今年株の植替えをしたそうで残念ながら花は見られません。3年間おあずけとのことです。

ということで、今回は長谷寺～御霊神社～光則寺～鎌倉文学館～明月院を廻ってきました。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

長谷寺の後は御霊神社へ

長谷寺の裏手にある神社なので、長谷寺の駐車場を抜けるとショートカットできます。

御霊神社(神奈川県鎌倉市) 寺・神社・教会

ここも境内にアジサイが多く、特に本殿の裏がキレイ！

ただ6月8日時点では長谷寺同様、まだ5分咲きでした。

境内には石上神社をはじめ、複数の小さな神社があります。

弓立の松

平安時代後期にこのあたりを開拓した鎌倉権五郎景正が、領地を見回る際に弓を立てかけたと伝わる松も祀られて？います。

御霊神社はすぐ目の前を江ノ電が走っていることでも有名。この時期、線路もアジサイに彩られます。

そしてそのアジサイと江ノ電のコラボ写真が撮れる人気のビュースポットでもあります。

シーズンの土日ともなると早朝からカメラを構える人で込み合いますが、平日の朝は静かでした。

準備する前に電車がきてしまい、慌てて撮った1枚（＾＾；）

可愛い参拝者と遭遇

近所の保育園の子どもたちでしょうか。

踏切の音が鳴りはじめました。

鎌倉方面（写真の後方）から電車がきます。

撮ってみたら、車体にコカコーラの広告

こういうこともあります（笑）

連写したので一応、純粋な江ノ電カラーも撮れました。

江ノ電を見送ったあとは、光則寺へ

光則寺 寺・神社・教会

山門には立派な彫り物、大黒様でしょうか。

長谷寺からほど近い光則寺は「花の寺」として有名、境内はいつも季節の草花であふれています。

山門を入った右手奥にはアジサイの道

成就院や明月院ほど広くはありませんが、階段の両側をアジサイが埋め尽くします。

参拝者が少なくゆっくり見学できるのも光則寺の魅力

特にこの日はこの風景をかなりの時間、一人占めできました。

空には一筋の飛行機雲

アジサイ越しに撮ってみました。

誰もいないので写真も好きなアングルで撮り放題♪

眼下に本堂

けっこう上まで登ってきました。

花の裏側からの1枚

日に照らされて輝きます

ひとしきりアジサイを撮ったあとは、境内の庭園へ

いろいろな草花が植えられています。

散策路も整備されていて歩きやすい。

草木にも名前がわかるようにプレートが付けられていたり、山門で草花マップを配布してくださっているのですが、数が多すぎて覚えきれませんでした…

可憐な草花が目を楽しませてくれます。

花三昧の光則寺、ゆっくり散策するのにお勧めの場所です。

光則寺からは大仏様のある高徳院も近いのですが、今日は花めぐりをしたかったので大仏はパスして鎌倉文学館へ

住宅地の奥にこんな静かな場所があります。森の中がひんやりして気持ちいい！

鎌倉文学館 美術館・博物館

加賀百万石の前田公の別荘だった所で、現在は鎌倉に縁のある文豪達の資料館になっています。

趣のある洋館のたたずまい

海がのぞめる庭園も手入れが行き届き美しい

庭園の一角にはバラ園があり春と秋には美しい花を見ることができます。

バラ越しにのぞむ洋館

絵になる風景です。

庭園のバラは198種類、243株あるのだそうです！

鎌倉、由比小町、流鏑馬といったこの地にちなんだ名前のバラや、カトリーヌ・ドゥヌーブ、イングリット・バーグマン、ヨハネパウロ2世など人の名前が付けられたバラなど、ネーミングを見て歩くのも楽しい庭園です。

バラ園のすみにはやはりアジサイもありました。

春のバラの見ごろは6月上旬くらいまでですが、庭園にはベンチもあり、のんびり景色をみながら休憩もできるのでお勧めです。

文学館で一息ついたら、次は北鎌倉、明月院へ行ってみます。