新潟から本州最北端・大間を目指す旅

2006/10/07 - 2006/10/09

たかぢ、けんいちの2人旅です。

JRの三連休パスを使って、日本海側の新潟から山形・秋田を通り抜け青森下北半島を3日で巡る旅です。最終目的地は本州最北端の大間です。美味しいグルメがたくさんあり盛りだくさんの旅でした。しかし後日恐山の祟りを受けた怖い怖い旅行になりました(-_-;)

エリア 下北半島(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

三連休パスを使って東北に向かいます。新幹線も含めグリーン車に4回乗れます。

新潟駅まで上越新幹線で行き、特急に乗り換えます。

新潟駅 駅

正午近くに村上駅に到着しました。あいにくの雨模様です。

村上駅 駅

タクシーに乗って岩船港鮮魚センターに向かいます。きっと美味しい日本海の海の幸が食べられるに違いありません。しかし食事処は団体客の貸し切りで入れませんでした。仕方がないので、ここから1キロほどにある瀬波温泉・大観荘せなみの湯に行くことしました。強風の中、傘を飛ばされそうになりながら歩きました。

岩船港鮮魚センター フードコート グルメ・レストラン

強風の中、日本海を望む露天風呂につかります。白波を上げて、うねる日本海を見ながらのお風呂っていうのも豪快でいいですね。

新潟県瀬波温泉 大観荘 せなみの湯 宿・ホテル

村上駅に戻り再び列車で鶴岡駅に移動です。路線バスに乗って今日宿泊する湯野浜温泉に向かいます。

ホテル満光園

鶴岡駅 駅

宿に着いたら早速お風呂です。しかし露天風呂は突風で飛ばされそうです。内湯で過ごします。海の近くということもあり、塩っぱいお湯です。

湯野浜温泉　ホテル満光園 宿・ホテル

お楽しみの夕食です。囲炉裏のある食事処でいただきます。

紅ズワイガニ　食べ放題プランにしたので、もくもくとカニと格闘です。何ハイも食べると飽きてきます。なのでカニの甲羅にカニ味噌を入れて囲炉裏で焼きます。

いも煮汁も美味しいです。2時間かけてカニを食べて、殻が山盛りになりました。日本酒もいただき大満足です。

2日目です。

今日も悪天候のため、鉄道ダイヤが大幅に乱れています。駅は列車を待つ人で混雑していました。

鶴岡駅 駅

30分以上遅れて到着した特急に乗り込み北を目指します。徐行運転を繰り返している状況でまったく時間が読めません。日本海も大荒れです。

秋田駅には予定より1時間半近く遅れて到着です。乗ろうとしていた接続列車もとっくに発車した後でした。次の列車まで3時間あります。どうしようかと迷っていたところ、電光掲示板にまもなく発車する男鹿行きの文字を見つけます。

秋田駅 駅

飛び乗ったJR男鹿線で終点の男鹿駅まで行きます。

男鹿駅 駅

特に駅前にこれといったものもなく周辺をブラブラします。途中豪雨に見舞われ、逃げるように駅に戻ってきました。

男鹿駅 駅

秋田駅に戻り、特急で2時間半かけて今日の宿泊地・青森駅に辿り着きました。

秋田駅 駅

青森に到着したのは20時です。一度ホテルにチェックインをして、夕ご飯を食べに夜の街に出てきました。

青森の郷土料理を出す居酒屋に入りました。青森名物・じゃっぱ汁やイカ焼などをいただきました。とても美味しかったです(^-^)

じょんがら亭

3日目です。

青森と言えば絶対外せないアウガ新鮮市場で朝ご飯です。

アウガ ショッピングモール

市場内のお寿司やさんで、大間産の本マグロが入っているという品書きを見つけました。それぞれ好きな丼と、2,000円で中トロ3貫、赤身3貫の握りを分け合って食べることにしました。

うま～い！！！(≧∀≦)
こんな美味しい鮪を食べたのは初めてです。さすが大間の鮪です。板前さんは、「今の時期はどうにか手に入るけど、もう少し経つと全部築地に流れていっちゃって、地元でも手に入らなくなるですよ」と言っていました。

４色丼　いくら・ほたて・まぐろ・ひらめ

たかぢは握りです。

青森駅前のメモリアルシップ八甲田丸を外から見学です。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

下北半島を目指します。青森から野辺地駅経由でJR大湊線に入ります。

青森駅 駅

進行左手には陸奥湾が綺麗な姿を見せてくれます。

終点の大湊駅でレンタカーを借りて恐山にやってきました。まず三途の川を渡ります。この辺りからただならぬ雰囲気が醸し出されてきます。

恐山 自然・景勝地

境内に入っていきます。

恐山 自然・景勝地

入口付近には「イタコの口よせ」のテントがいくつも並び、そこに人が列を作って待っています。

地蔵堂

地獄地帯が広がっています。積み石が無数にあり、その上には風車が立ててあって独特の雰囲気があります。

そんな異様な景色の中を歩いていたとき、がしゃ～んと積み石を蹴飛ばしてしまいました(@_@)
これが後になっていくつもの災いとなって降りかかってくことをこのときは知る由もありませんでした(^-^;

宇曽利山湖半まで歩いてきました。太陽の光を反射し、黒い影を落とす大尽山と相まって、幻想的な風景を見せます。何とも言えない、現世とは違った場所に来てしまった錯覚に陥るような感じでした。

境内には温泉施設があります。濃い硫黄泉でとても良いお湯でした。

本州最北端の大間にやってきました。海の向こうには北海道が見えます。

大間崎 自然・景勝地

最北端の周辺には食べ物やさんやお土産やさんが多く集まります。鮪のブツ切りを炭火で焼いています。美味しかったです。

つぶ貝もいただきます。

丼までいただきました。お腹いっぱいです。

大湊駅まで帰ってきました。後は帰るだけです。八戸駅から新幹線で東京駅まで戻ってきました。

悪天候に見舞われましたが、美味しいものがたくさん食べられて大満足の旅でした。

あとがき・・・この旅のあと、怪我をはじめ様々な災いが重なり、たかぢからは積み石を蹴飛ばした恐山の祟りだと言われました。もう一度ゴメンナサイの訪問をしなくてはならないのでしょうか(^-^;;

大湊駅 駅