7度目のベトナム　4日目＜ムイネー1＞

2015/04/30 - 2015/05/10

昼過ぎにムイネーに到着

なお、ムイネーとファンティエットの区別は少々ややこしい。
行政的にはファンティエット市の中にムイネー地区がある。
また、スイティエンの辺りまでをファンティエット、それより東をムイネー村と括っている例もある。

当旅行記はレストラン カイバンCay Bang より東をムイネー、西をファンティエットと呼ぶことにする。

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ムイネービーチの中で一番賑やかなエリアと何かで読んだのでサイゴンムイネを選んだが、ホテルの周辺は特別賑やかなところでもなかった。

日曜日の午後なので観光客は帰った後なのか、グエンディンチウ通りを歩いている人もいない。

去年、雨季のクラビ（タイ）に行った時も観光客がいなさすぎて活気がなかったが、それよりも酷い。

エリア ファンティエット(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

▽ハンカフェ・オープンバス

ホテル前下車NGだとTNKトラベルに言われていたが、ムイネーに入って数人が降りた。
何だホテル前で停まってくれるのか。急いでバスのスタッフにサイゴンムイネと伝えると、Nextの返事が返ってきた。

▽ハンカフェ・オープンバス

注意して外を見てるとサイゴンムイネと書かれた看板が見えたが、バスは全然停まらない。
似たような名前のホテルかもしれないし、直談判するには確信がない。そもそも英語が喋れない。

▽ハンカフェ・オープンバス

サイゴンムイネの看板を見てから、結局2・3分後にバスは停まった。
バスを降りるとみんなのバッグが放り出されていたので、ここが終点のハンカフェ事務所なんだろう。

タクシーが1台しかおらず、サイゴンムイネだと言うと乗車拒否された。
数人のバイクタクシーが2ドルだと営業してくる。

☆サイゴンムイネ

暫くすると別のマイリンが来て乗せてくれた。
メーターは15,000ドン、確かに近い。
マイリンは初乗り（0.7キロ）9,000ドンなので約1キロぐらいだろう。
気持ちよく乗せてくれたので2万ドン払った。

サイゴン ムイ ネ リゾート ホテル

☆サイゴンムイネ

タクシーを降りてフロントまで50メートルぐらいあったが、誰も荷物を持ってくれない。
フロントのオバサンはめちゃくちゃ愛想が悪い。
愛想が悪いだけでなく、上から目線で何の説明もない。

我が家の旅行史の中で最悪のチェックインだった。

○Nguyen Dinh Chieu グエンディンチウ通り

ビル棟があるのはグエンディンチウ通りを挟んだヒルサイドエリア
交通量は多くないが、制服を着たガードマンが渡してくれる。

☆サイゴンムイネ

グエンディンチウ通り沿いにレストランがあって、ビル棟は更に奥になる。
滞在中このレストランの横を何度も通ったが、客がいるのを見たことがない。
スタッフがいつも暇そうに座っていた。

☆サイゴンムイネ

最初の建物は上がゲーセンで、閉店しているのか、客がいないだけなのかは不明。ロビーフロワーは事務室と吹き抜けのエントランス

我が家の部屋は更に奥になる。

☆サイゴンムイネ＜604号室＞

ようやく部屋に着いた。
狭くもないが広くもない。
ボロボロでもないが、真新しくもない。

1泊6千円強なので、こんなものと言えばこんなものだろう。

☆サイゴンムイネ＜604号室＞

バスタブはなくてシャワーのみ。
我が家はシャワー派なので、これはノープロブレム。

☆サイゴンムイネ＜604号室＞

クローゼットは大きいが、ロシア人仕様なのかバーの位置が高すぎる。
セキュリティーボックスは付いていた。

☆サイゴンムイネ＜604号室＞

この窓から外に庭に出れる。
低い塀の付いた庭があるが、隣室との境がない。
今回は隣室は空だったで問題ないが、・・・・。

☆サイゴンムイネ

シーサイドエリアを散歩してみる。

☆サイゴンムイネ

バリでシービューのバンガローに泊まったことがあり、高い割にそれほど変わらないと思っていたので、今回は安い方のビル棟にした。

庭が広くて綺麗なホテルと聞いていたが、なるほどリゾートしている。
こんなことならバンガローにするべきだった。

☆サイゴンムイネ

プライベートビーチなのでビーチはとても静か。

夕方になったら人出あるのかもしれないが、日中は暑すぎてビーチを歩こうなんて人はいないようだ。

☆サイゴンムイネ＜フロント＞

気をとり直して次の行動へ
ネットで買った明後日13時のダラット行きバス
当日12時半にシンツーリスト事務所集合となっているが、ホテル前で乗りたいのでピックアップの申し込みをしたい。

このホテルはシンツーリストの経営でシンツーリストのツアーデスクが常駐と聞いていたが、ツアーデスクが存在している様子がない。

フロントのオヤジにバウチャーを見せるとシンツーリストに電話してくれた。
「ホテルの前、12時30分」

☆サイゴンムイネ＜フロント＞

親切そうなオヤジだったのでホテルツアーについて訊いてみた。
ホワイトサンド、イエローサンド、スイティエン、フィッシングビレッジの４カ所4時間で40ドル（86万ドン）。
シンツーリストのホワイトサンドツアーが1人139,000ドン、ちょっと高いが貸切だし、スイティエンも付いているのでこっちの方にする。

▽White ＆ Yellow Sand Dunes Tour 860,000Ｄ

3時からツアーがスタート
車は恐ろしくボロで、乗り心地はかなり悪い。
エアコンがなく、窓もない。
騒音が煩いし、陽射しが暑い。

ドライバーは30代後半くらいか。口数が少ない。

○Hairy Sporing（Suoi Tien スイティエン）

先ずは妖精の渓流スイティエン、泥の小川を裸足で歩いて行く。
子供が近づいて来たらノーガイドとドライバーからアドバイスを受けた。
勝手にガイドをしてチップを要求してくる子供たちに気をつけるようクチコミもあった。

前方に子供たちはいたが、遊ぶのに忙しそうだった。

妖精の渓流 滝・河川・湖

○スイティエン

韓国人やロシア人グループとすれ違ったが日本人はいない。
往復30分、奥まではとても遠いので途中でＵターンするようドライバーに注意された。

一番奥に滝があると誰かの旅行記に書いてあったが、それほど遠いようには書いていなかった気がする。

○スイティエン

10分少し歩いたので、ボチボチ引き返すことにする。
妖精の渓流って、妖精が住んでいそうな雰囲気の谷という意味なんだろうが、妖精が出そうな雰囲気はなかった。
そもそも妖精が住んでいそうな所ってどんな場所なんだ？

ネーミングに難はあるが、裸足て小川を歩くと意外に気持ちいい。

▽White ＆ Yellow Sand Dunes Tour

最初はとっつきにく奴だなと思ったが、シャイなだけで悪い奴ではなかった。
サービスなのか自分の趣味なのか、ベトナムの演歌を大音量で鳴らすのは頂けない。

○fishing village フィッシング・ビレッジ

お次はフィッシング・ビレッジ
ムイネーの旅行記では必ず載っている定番のアングル

フィッシング ビレッジ 散歩・街歩き

○フィッシング・ビレッジ

3時45分。

船が漁をしてる時間帯でないとこの写真にならないのだが、残念ながら船がいなかったって話を聞いたことがない。
漁って早朝から午前中又は夜間ってイメージがあるが、ドライバーが承知しているってことか。

○フィッシング・ビレッジ

丸船は思ったより大きい。佐渡のたらい舟のようなものかと思っていた。

海岸で漁から帰ってきた風景の旅行記を読んだことがあったが、ここから下には降りられそうにない。
別に降りたい訳でもないが。

▽White ＆ Yellow Sand Dunes Tour

サイゴンムイネでホワイトサンドツアーをチャーターしたが、もの凄いスピード狂のドライバーで怖かったと言う旅行記があった。しかも1人でなく2人。

サイゴンムイネでホワイトサンドツアーをチャーターした人はその2人しか知らない。
多分このドライバーだろう。

▽White ＆ Yellow Sand Dunes Tour

イエローサンドを過ぎた辺りから交通量が極端に減った。
旅行記によるとこの辺りから猛スピードになったようだが、いたって安全運転でマイリンに追い越されていた。
どうやら人違いだったようで一安心。

ホワイトサンドデューンに近づいてきたが、砂の白くない。

○White Sand Dunes ホワイト・サンデューン

ホワイト・サンデューンに到着
確かに砂が白い。

車を降りるとバギーの営業がはじまった。
バギーのことは事前に知っていて借りるつもりは全くなかったが、思った以上に砂丘が広そうだ。

白い砂丘 砂漠・荒野

○ホワイト・サンデューン：バギー 20分 500,000Ｄ

この暑さの中、砂の上を歩くのは無理だと悟ったので、バギーに乗ることにした。
それにしても50万ドンは高すぎ。

乗るつもりがなかったので料金を調べていなかった。ボラレたもしれない。
連れて来たドライバーにキックバックがあるのだろう。彼も喜んでいた。

○ホワイト・サンデューン

乗り心地は相当よくないと思っていたが、想像以上に揺れる。
バギーからふるい落とされて怪我でもしたら洒落にならない。

○ホワイト・サンデューン

バギーなしでどうやってここまで来たの？
我が家とは体力が違うことはわかるが、・・・・。

○ホワイト・サンデューン

この池はロータスレイクというらしい。
ボートもあるらしいが、乗っている人は見なかった。

○ホワイト・サンデューン

ここからの眺めは砂丘というより砂漠という感じだった（本物の砂漠を見たことがないが）。
幻想的でベトナムでないみたい。

○ホワイト・サンデューン

バギー50万ドンは高かったけど、徒歩ではとうてい来れなかった。
やっぱりバギーにして良かった。

▽White ＆ Yellow Sand Dunes Tour

ホワイトからイエローへは来た道を帰る。
復路は往路より早く感じた。

○Yellow Sand Dunes イエロー・サンデューン

ガイドブックにはイエロー・サンデューンとなっているが、サイゴンムイネのオヤジもドライバーもレッド・サンデューンと言っていた。
なるほど砂の色は黄色より赤の方が正しい気がする。

レッド サンドデューン (イエローサンドデューン) 砂漠・荒野

○イエロー・サンデューン

イエローと言えば子供のそりだが、我が家には声をかけてこない。
子供たちも無駄打ちはしないってことだろう。

ホワイト・サンデューンは幻想的で壮大だったが、こちらは規模も小さいし幻想的でもない。

ひょっとしたらサンセットが見えるかなと期待したが、雲が邪魔している。

○イエロー・サンデューン

ずっと夕陽の方ばかり見ていたが、振り返ると海が見えた。

▽White ＆ Yellow Sand Dunes Tour

まだ6時なので1時間も残っている。
ホテルに帰っていいかと訊いてきたが、他に行くあてもない。
とても疲れていたのでもうホテルに帰りたい。
双方の利害が一致した。

☆サイゴンムイネ＜604号室＞

晩御飯の前にマッサージにするか、食べてからマッサージにするか迷ったが、とりあえずマッサージ屋を探してみることにした。
晩御飯は隣のサンセットかゴックスーンかのどちらかに決めている。

サイゴン ムイ ネ リゾート ホテル

★DONG PHAT ドン・ファット

グエンディンチウ通りを西に歩いてみたらマッサージ屋とレストランが結構ある。
歩いている観光客がほとんどいないので街に活気がない。
どの店も客が入っていないし、店頭での呼び込みもやっていない。

ここは店先で客引きをやっていた。
最初はフットマッサージ30万ドンと言っていたが、瞬時に20万ドンにディスカウントした。

ドン ファット スパ マッサージ エステ・スパ・マッサージ

★ドン・ファット：ボディ 200,000Ｄ×２人

フットマッサージだったのに、簡易個室に案内された。
おかしいと思いながらも場所場所のやり方があるので黙って従っていたら、パンツ一枚になってベッドに横たわる羽目になった。

途中でボディマッサージと間違っているとわかったが、とても気持ちがよかったのでそのまま受け入れた。

4日目　5月3日（日）　夜

【Ngoc Suong Mui Ne ゴックスーン・ムイネー】

ホテル近辺のレストランと迷ったが、失敗したくなかったのでゴックスーンにした。
ホテルからタクシーで5万ドン、当初思っていた所よりかなり東だった。

ゴック スーン ムイネー 地元の料理

【ゴックスーン・ムイネー】

先客はベトナムでよく見かける親戚中が集まった子供の誕生日パーティの団体客（20人ぐらい）だけで、後は誰もいない。

我が家はホーチミンに来たら必ずゴックスーンに行っている。今回も5月7日に予約済み。
ゴックスーンなら間違いないだろうと思ってわざわざタクシーで来たのに。

【ゴックスーン・ムイネー：333 23,000Ｄ×2缶、Ngoc ep thom 45,000Ｄ】

注文したのはバナナだったが、出てきたのはパイナップル。
ビールは常温のまま持ってきた。
冷たいビールと言ったら、氷を入れたワインクーラーで冷やし始めた。
いつ飲めるようになるのかと思ったが、数分で冷たくなった。

【ゴックスーン・ムイネー：Cha gio hai san 40,000Ｄ×2】

生春巻きだと思っていたら、シーフードのクリームコロッケだった。しかもタルタルソース。
生春巻きを食べる気になっていたので、コロッケにガッカリ。

【ゴックスーン・ムイネー：Com chien hai san noi dat L 195,000Ｄ】

海鮮土鍋ご飯は去年ホーチミンの店で食べた。
オーダーの時にSmallはあるかと訊いたら、「ない」と答えたくせにレシートにはＬと表記されている。

ホーチミンのSが114,000ドン、こちらはLで195,000ドン。
海鮮の量が多いのはわかるが、ホーチミンとムイネーでは物価が全然違うのだからこの価格設定はおかしい。


●参考
　6度目の越南　3日目
　http://4travel.jp/travelogue/10889857

【ゴックスーン・ムイネー：Muc mot nang L 179,000Ｄ】

焼き過ぎ。
ホーチミンでは絶妙な焼き加減に感心させられるが、これは酷すぎた。
一夜干しなんだから、軽くあぶるだけでいいのに。
素人が焼いたのか？

【ゴックスーン・ムイネー：Rau mung xao toi 65,000Ｄ】

空芯菜を食べたのはいつ以来なのかさっぱり思い出せない。
空芯菜ってもっとしゃきしゃきしてたような気がするが、・・・。

【ゴックスーン・ムイネー：So diep unong mo hanh 125,000Ｄ】

ホタテの写真（ゴックスーンHPのメニューからプリント）を見せて注文したが、これはホタテじゃないだろう。

【ゴックスーン・ムイネー】

同じゴックスーンとは思えないぐらい何もかものレベルが低い。

【ゴックスーン・ムイネー：合計 741,000Ｄ】

翌日行ったレストランと較べるとメチャクチャ高い。
流行っていないのも肯ける。

≪Amart：Lavie 1.5L 12,000Ｄ≫

LavieはホーチミンのCircle Kでは8千ドンで売っている。
ムイネーはホーチミンより物価が安いはずのだけど、・・・。

☆サイゴンムイネ＜604号室＞

疲れていたのでシャワーから出たらバタンキューだった。
早起き、長距離バス、砂丘ツアー
詰め込みすぎ。


●7度目のベトナム　5日目＜ムイネー2＞
　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11017864/

サイゴン ムイ ネ リゾート ホテル