南西インド紀行16☆チダムバラムの結婚式

2015/03/29 - 2015/03/30

チダムバラムの見所といえば中心部の寺しかないのだが、この小じんまりした田舎具合が好きで再訪した。偶然見かけた結婚式に二日間にわたってお邪魔することに。

【交通】
3/29 Mahabalipuram 7:50 ⇒ Pondicherry 9:25 バス Rs58
3/29 Pondicherry 10:00 ⇒ Chidambaram 11:35 バス Rs42
【宿泊】
チダムバラム Kalyanam Lodge シングル Rs150
【為替】
Rs1≒2円

エリア その他の都市(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回泊まったカルヤナム・ロッジに宿をとる。

１００から１５０ルピーに値上がりした以外は部屋も浴室も記憶のまま。フロントの老主人に「５年前にも泊まった」と告げると「では長い旅のあとでフランチャイズに戻ってきたんじゃな」と粋なことを言ってくれた。

１階のレストランでカードライスを食べる(Rs30)。ヨーグルトおじやだ。

チェンナイで買ったルンギを腰に巻いて外出デビューしてみる。行き先はおなじみのナタラージャ寺院。ゴープラムはあいにく補修中だったが、この程度の足場なら気にしない。

ナタラージャ寺院 寺院・教会

門にはフレディーマーキュリーみたいな男の像が何人もいる。

内部の様子

ご本尊の前には夕方５時に合わせて大勢の人が集まっていた。

この寺院は東西南北に門があり、履物を持って通り抜けるのは容認されていた。

北門が見える池。

パウダー状の砂にたくさんの足形。

ドゥルガーには絶えずお供え物がされている。

４月下旬のイベント告知板。スペイン人観光客と地元参拝者の遭遇。

通りがかりの住民と交流し、

家の中を見せてもらった。

いつ落ちても不思議じゃない瓦屋根。

エッグビリヤーニ(Rs70)。

茅葺屋根の家も町の中心近くにある。

駅を下見に行ったが、１日２本程度しかなく、クンバコーナムへの移動は現実的でないことが判明。駅にもナタラージャ。

フルーツ・ミキサーと呼ばれるジュースが懐かしい(Rs12)。最初にコップ２割ほどバタムミルクを入れ、その上からミックスジュースを注ぐ。材料はバナナ、パイン、リンゴとのこと。どこもだいたい同じ味のトロットロで癖になる。

ラッパと太鼓の音に誘われてきてみると結婚式の前夜祭をやっていた。

ステージの上で儀式が粛々と行われる。

新郎新婦や親族はその都度司祭の指示に従い贈り物を渡したり。

来賓が式の進行を見守る。

盛り上がりの場面に合わせて楽隊の音楽が高らかに鳴る。

出ました、デジタル・ラーガ発生器！これがさっきから独特の雰囲気を醸し出していたんだ。

会場のすぐ外のガネーシャ寺院があって、隊列がそこまで移動して祝福を受ける。

ほんの数百メートルだが、新郎新婦の帰りは車で。

打上げ花火で盛り上がるが、けして馬鹿騒ぎすることもなく。

新郎の弟さんと会話。ステージ裏の食事に誘ってくれた。

インドの結婚式では酒は出てこない。みんな淡々と食べている。一番おいしかったのはアイスクリーム。

給仕さんたちが当然のように集まってきたので、なぜか写真を撮ることに。

３月３０日（月）どこにいってもこの髭の男はやられっぱなしで可哀そうになってくる。

悪霊を食べつくすディスティ・ボンマが各家の玄関に掲げてある。

ここにも。市販品のボンマ。

こちらは生首版。玄関にこれ、う〜ん

結婚式を眺めに行った。今日も粛々と儀式が続いていた。

楽師もここぞと盛り上がる。

お父さんの足を洗う儀式。洗っているのかと思ったら色だらけになっている。

司祭の指示で次々と儀式が進む。

花びらの嵐、

新郎が新婦の足の指に指輪をはめる。なるほど、このタイミングではめるのか。

仲良さそうな二人。お幸せに。弟さんとアドレス交換して別れる。

宿の近所の寺院でも、

何か儀式をやっていた。

各種壷売り。重心を考えるとこういう積み方。

寺院を通り抜け。

ネズミ捕り各種。捕獲用とやっつけ用。

ジャックフルーツ屋台。

パニールという名のジュースはチーズには関係なくローズ・ウォーターだった。

インド人が好きなオレンジジュース。これは口に合わないのでパス。

毎日２〜３杯飲んでいたフルーツ・ミキサー。１０ルピーの店を発見して通う。

粉もの製造機。

眼力のあるハヌマーン。

街角のドゥルガーコーナー。

M.G.ラーマチャンドラという俳優＆政治家の像が街中に立っていた。最低でも３ヶ所以上で見かけた。サングラスが胡散臭げでいい。

魚を求めて屋台を徘徊したら１軒だけあった。

ケルティーという魚の切り身(Rs10)。小さいので２つ食べた。見かけは悪いがうまいのだ。

犬が待っているから早く骨をあげよう。

続いて昼間に見つけたマッシュルーム・ショップヘ。

マッシュルーム・サンド(Rs10)。

あっさり味のマッシュルーム・スープ(Rs10)はインドでなかなか出会わない中華に近い味。

人気店のようで入れ替わり客が入ってくる。

材料のマッシュルームはこちら。