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 最近、温泉に御執心の連れ合いが、女性に特に人気がある温泉、由布院温泉と黒川温泉に行きたいとずっと言っていた。普段は近場で安上がりの宿ばかり利用していたが、今回はちょっと贅沢に女性好みの温泉宿に泊まり、あくせくした観光はせず、ゆったりと温泉を楽しむ4泊5日の九州温泉三昧旅行へ。<br /> 旅程は、<br />1日目:別府温泉ちょっぴり観光→由布川峡谷→由布院温泉「山のホテル夢想園」宿泊<br />2日目:金鱗湖界隈散策→高級温泉宿「亀の井別荘」でお茶→豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」見学、撮影→高級温泉宿「無量塔」で午後のお茶→由布院温泉「庄屋の館」宿泊、コバルトブルーの温泉三昧<br />3日目:山なみハイウェイドライブ、長者原タデ原湿原散策→黒川温泉「山あいの宿みず木」で温泉三昧<br />4日目:鍋ケ滝→仙酔峡のミヤマキリシマ→阿蘇パノラマラインドライブ、草千里etc→秘湯南阿蘇地獄温泉宿泊<br />5日目:白川水源→高千穂峡→熊本城、県立美術館細川コレクション→帰宅<br /><br />初日は、日本一の温泉湧出量を誇る別府温泉へ。当初計画では、地獄巡りのあと、明礬温泉でコロイド湯という泥湯を日帰りで訪れる予定だったが運悪く明日は台風6号の接近が予想されている。そのため、明日行く予定だった由布川峡谷に行くことにして、明礬温泉はお預け。もともと、名物の泥湯は混浴で連れ合いはそんなに乗り気ではなかったので、すんなりと予定変更と相成った次第。

九州の名湯を巡る旅(1) 別府温泉と由布川峡谷

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2015/05/11 - 2015/05/11

407位(同エリア2423件中)

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玄白

玄白さん

 最近、温泉に御執心の連れ合いが、女性に特に人気がある温泉、由布院温泉と黒川温泉に行きたいとずっと言っていた。普段は近場で安上がりの宿ばかり利用していたが、今回はちょっと贅沢に女性好みの温泉宿に泊まり、あくせくした観光はせず、ゆったりと温泉を楽しむ4泊5日の九州温泉三昧旅行へ。
 旅程は、
1日目:別府温泉ちょっぴり観光→由布川峡谷→由布院温泉「山のホテル夢想園」宿泊
2日目:金鱗湖界隈散策→高級温泉宿「亀の井別荘」でお茶→豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」見学、撮影→高級温泉宿「無量塔」で午後のお茶→由布院温泉「庄屋の館」宿泊、コバルトブルーの温泉三昧
3日目:山なみハイウェイドライブ、長者原タデ原湿原散策→黒川温泉「山あいの宿みず木」で温泉三昧
4日目:鍋ケ滝→仙酔峡のミヤマキリシマ→阿蘇パノラマラインドライブ、草千里etc→秘湯南阿蘇地獄温泉宿泊
5日目:白川水源→高千穂峡→熊本城、県立美術館細川コレクション→帰宅

初日は、日本一の温泉湧出量を誇る別府温泉へ。当初計画では、地獄巡りのあと、明礬温泉でコロイド湯という泥湯を日帰りで訪れる予定だったが運悪く明日は台風6号の接近が予想されている。そのため、明日行く予定だった由布川峡谷に行くことにして、明礬温泉はお預け。もともと、名物の泥湯は混浴で連れ合いはそんなに乗り気ではなかったので、すんなりと予定変更と相成った次第。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー ジェットスター
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今回、初めてLCCを利用してみた。そもそも、今回の九州旅行のきっかけは、ジェットスターが成田〜熊本&大分間を期間限定で片道\3,260(座席指定込み)という格安でチケット販売しているのを見つけたことがきっかけ。<br />そんなに安く行けるなら、かねてから行ってみたいと言っていた由布院と黒川温泉に行こうと、とんとん拍子で話が進んだのである。<br />先月、オープンしたばかりの第3ターミナルから出発。鉄道駅からは距離が遠いとか、夜を明かすために仮眠するスペースが足りないとか話題になっていたが、我々は直通バス利用なので、なんら問題なし。通路は、なにやら陸上競技のトラックのよう。チェックインカウンターまで走れ!というせかされているようではある。<br />建屋も徹底的にコストを削った様子が随所にうかがえる。

    今回、初めてLCCを利用してみた。そもそも、今回の九州旅行のきっかけは、ジェットスターが成田〜熊本&大分間を期間限定で片道\3,260(座席指定込み)という格安でチケット販売しているのを見つけたことがきっかけ。
    そんなに安く行けるなら、かねてから行ってみたいと言っていた由布院と黒川温泉に行こうと、とんとん拍子で話が進んだのである。
    先月、オープンしたばかりの第3ターミナルから出発。鉄道駅からは距離が遠いとか、夜を明かすために仮眠するスペースが足りないとか話題になっていたが、我々は直通バス利用なので、なんら問題なし。通路は、なにやら陸上競技のトラックのよう。チェックインカウンターまで走れ!というせかされているようではある。
    建屋も徹底的にコストを削った様子が随所にうかがえる。

  • 定刻どおり、大分空港に向けて離陸。<br />まもなく眼下に八ヶ岳(?)が見えてきた。富士山は反対側の座席からでないと見えないらしい。以前、鹿児島へのフライトでは右側に見えていたので、今回も右側に席を確保したのだが、あてが外れた。<br />LCCの座席は窮屈だと聞いていたが、それほどでもない。国内線で1時間半くらいのフライトなら全く問題なし。<br />

    定刻どおり、大分空港に向けて離陸。
    まもなく眼下に八ヶ岳(?)が見えてきた。富士山は反対側の座席からでないと見えないらしい。以前、鹿児島へのフライトでは右側に見えていたので、今回も右側に席を確保したのだが、あてが外れた。
    LCCの座席は窮屈だと聞いていたが、それほどでもない。国内線で1時間半くらいのフライトなら全く問題なし。

  • やがて眼下に御嶽山が見えてきた。判りにくいが、まだ噴煙が上がっているのが見て取れる。その奥には乗鞍、さらには北アルプスの山並みが望める。

    やがて眼下に御嶽山が見えてきた。判りにくいが、まだ噴煙が上がっているのが見て取れる。その奥には乗鞍、さらには北アルプスの山並みが望める。

  • 定刻どおりに大分空港に到着し、予約してあったレンタカーで別府市内に向かう。<br />別府市内に入ったところで、昼食時となった。海鮮大好き人間の我が家のこと、さっそく豊後水道の新鮮なシーフードを求めて、海鮮問屋直営のレストラン「おさかな工房浜商」へ。<br />

    定刻どおりに大分空港に到着し、予約してあったレンタカーで別府市内に向かう。
    別府市内に入ったところで、昼食時となった。海鮮大好き人間の我が家のこと、さっそく豊後水道の新鮮なシーフードを求めて、海鮮問屋直営のレストラン「おさかな工房浜商」へ。

  • 大分県に来たからには、関サバ、関アジを食してみたいが、旬は関サバは2月、関アジは夏、かつサバもアジも大衆魚だが”関”というブランドが付くと価格も急上昇。<br />というわけで、今回は無難に海鮮丼をオーダー。<br />連れ合いは琉球丼、自分は海鮮地獄丼というメニューをチョイス。琉球丼は、単なるヅケ丼。大分ではヅケのことを”りゅうきゅう”というらしく、もとは漁師メシだったようだが、いつしか大分の郷土料理になったそうだ。<br />海鮮地獄丼(写真)は、この店オリジナルで、とうがらしがたっぷり入ったタレをかけて食べるマグロ丼。味はコチュジャンのようだったが、店員さんに聞くとコチュジャンは使っていないという。変わった味の海鮮丼で美味だった。

    大分県に来たからには、関サバ、関アジを食してみたいが、旬は関サバは2月、関アジは夏、かつサバもアジも大衆魚だが”関”というブランドが付くと価格も急上昇。
    というわけで、今回は無難に海鮮丼をオーダー。
    連れ合いは琉球丼、自分は海鮮地獄丼というメニューをチョイス。琉球丼は、単なるヅケ丼。大分ではヅケのことを”りゅうきゅう”というらしく、もとは漁師メシだったようだが、いつしか大分の郷土料理になったそうだ。
    海鮮地獄丼(写真)は、この店オリジナルで、とうがらしがたっぷり入ったタレをかけて食べるマグロ丼。味はコチュジャンのようだったが、店員さんに聞くとコチュジャンは使っていないという。変わった味の海鮮丼で美味だった。

  • 長い人生の中で大分県に足を踏み入れたのは今回が初めて。別府に来たからには、超定番ではあるが、地獄巡りをしなくてはなるまい。<br />地獄巡りはフルコースでは全部で8つの地獄を見て回るのだが、一箇所に付き入場料¥400かかるし似たような地獄もありそうなので、オススメの3ヶ所だけを見て回ることに。<br />最初は、海地獄へ。

    長い人生の中で大分県に足を踏み入れたのは今回が初めて。別府に来たからには、超定番ではあるが、地獄巡りをしなくてはなるまい。
    地獄巡りはフルコースでは全部で8つの地獄を見て回るのだが、一箇所に付き入場料¥400かかるし似たような地獄もありそうなので、オススメの3ヶ所だけを見て回ることに。
    最初は、海地獄へ。

  • 門をくぐると地獄の前の池に睡蓮が咲いていた。<br />温泉の熱を利用して、温室の中で熱帯性睡蓮やアマゾン原産のオオオニバスが栽培されているので、後で行ってみよう。

    門をくぐると地獄の前の池に睡蓮が咲いていた。
    温泉の熱を利用して、温室の中で熱帯性睡蓮やアマゾン原産のオオオニバスが栽培されているので、後で行ってみよう。

  • 地下200mから湧き出している98℃の熱水が池を作っている海地獄。地獄というネーミングに似合わない美しいパステルカラーの水色をしている。海地獄のHPではコバルトブルーと謳っているが、そんなに濃い青ではない。

    地下200mから湧き出している98℃の熱水が池を作っている海地獄。地獄というネーミングに似合わない美しいパステルカラーの水色をしている。海地獄のHPではコバルトブルーと謳っているが、そんなに濃い青ではない。

  • 池の縁から蒸気が音を立てて噴き出している。1200年前に鶴見岳の噴火でできたという。<br />地獄の中では一番大きく、温室などの付属の施設も充実している。

    池の縁から蒸気が音を立てて噴き出している。1200年前に鶴見岳の噴火でできたという。
    地獄の中では一番大きく、温室などの付属の施設も充実している。

  • 無風だとすぐに湯気で覆われて、池のブルーの水面が見えなくなるが、一陣の風が吹くと湯気が飛ばされて、鮮やかなブルーの熱水が顔を出す。熱水に含まれている多量の硫酸鉄のせいで、こんなきれいなブルーになっているそうだ。

    イチオシ

    無風だとすぐに湯気で覆われて、池のブルーの水面が見えなくなるが、一陣の風が吹くと湯気が飛ばされて、鮮やかなブルーの熱水が顔を出す。熱水に含まれている多量の硫酸鉄のせいで、こんなきれいなブルーになっているそうだ。

  • 地獄の近くには神社の鳥居がある。青紅葉と鳥居、神橋の朱のコントラストが美しい。

    地獄の近くには神社の鳥居がある。青紅葉と鳥居、神橋の朱のコントラストが美しい。

  • 鳥居越しに海地獄を見る。

    鳥居越しに海地獄を見る。

  • 海地獄の近くに血の池地獄のような赤い熱水が湧き出す源泉もある。

    海地獄の近くに血の池地獄のような赤い熱水が湧き出す源泉もある。

  • 温泉を利用した温室の中に入ってみる。<br />池の中にはオオオニバスが浮かんでいる。賽銭箱と勘違いしているのか?小銭がハスの葉に投げ入れられている。<br />まだ、そんなに大きくなっていないが、これから育って8月になると、幼稚園児や小学校低学年の子供がハスに乗るイベントが催されるそうだ。

    温泉を利用した温室の中に入ってみる。
    池の中にはオオオニバスが浮かんでいる。賽銭箱と勘違いしているのか?小銭がハスの葉に投げ入れられている。
    まだ、そんなに大きくなっていないが、これから育って8月になると、幼稚園児や小学校低学年の子供がハスに乗るイベントが催されるそうだ。

  • 色とりどりの睡蓮が咲いている。

    色とりどりの睡蓮が咲いている。

  • 糸トンボが花にとまっている。

    イチオシ

    糸トンボが花にとまっている。

  • さなぎの抜け殻が残っている。この糸トンボ、脱皮したばかりのようだ。

    さなぎの抜け殻が残っている。この糸トンボ、脱皮したばかりのようだ。

  • バナナの花。初めて見た。<br />きれいではないが、いかにも熱帯植物という感じがする。

    バナナの花。初めて見た。
    きれいではないが、いかにも熱帯植物という感じがする。

  • 次に海地獄の隣にある鬼石坊主地獄へ。<br />海地獄と地続きの敷地にあるのだが、別料金を払わなければならない。<br />この地獄は、灰色の泥状の熱水がぼこぼこと湧き出ている。その様が坊主の頭に似ているからというのが名前の由来である。

    次に海地獄の隣にある鬼石坊主地獄へ。
    海地獄と地続きの敷地にあるのだが、別料金を払わなければならない。
    この地獄は、灰色の泥状の熱水がぼこぼこと湧き出ている。その様が坊主の頭に似ているからというのが名前の由来である。

  • 海地獄より、源泉の規模は小さい。<br />733年編纂の「豊後風土記」にも登場する古い源泉。昭和50年代に一端閉鎖されていたが、2002年にリニューアルオープンしたそうだ。

    海地獄より、源泉の規模は小さい。
    733年編纂の「豊後風土記」にも登場する古い源泉。昭和50年代に一端閉鎖されていたが、2002年にリニューアルオープンしたそうだ。

  • 次に向かったのが、血の池地獄。海地獄からは離れているので車で移動。<br />パンフレットなどでは、別府地獄巡りの代表のように写真でも紹介されているが、思ったほど赤くはない。

    次に向かったのが、血の池地獄。海地獄からは離れているので車で移動。
    パンフレットなどでは、別府地獄巡りの代表のように写真でも紹介されているが、思ったほど赤くはない。

  • 血の池地獄らしく、赤の色を強調してみた。パンフレットなどに使われている写真は、こんな色をして、オッすごいと思わせるのだが、・・・

    血の池地獄らしく、赤の色を強調してみた。パンフレットなどに使われている写真は、こんな色をして、オッすごいと思わせるのだが、・・・

  • 実際は、こんなおとなしい色合いである。赤っぽい色は酸化鉄によるもの。<br />海地獄は規模が大きく、まあ納得できるが、鬼石坊主地獄や地の池地獄は、これで¥400の入場料は高いな〜。

    実際は、こんなおとなしい色合いである。赤っぽい色は酸化鉄によるもの。
    海地獄は規模が大きく、まあ納得できるが、鬼石坊主地獄や地の池地獄は、これで¥400の入場料は高いな〜。

  • このあと予定では、鬼石坊主地獄のような泥湯がある明礬温泉で日帰り入浴を楽しんでから由布院に移動するつもりだった。しかし、台風6号が明日、九州に接近するという予報が出ている。明日の午前中に由布川峡谷に行く予定を変更し、地獄巡りのあとそちらに向かう。日本一の湧出量を誇る別府温泉に入らないのは、後ろ髪を引かれる思いだが、由布川峡谷の渓谷美をカメラに納めたいという欲求のほうが大きい。<br /><br />由布川峡谷に下りるには2つ入り口がある。まず猿渡り入り口から。<br />急な下り坂と、最後は鉄製の急階段を下って谷底に向かう。

    このあと予定では、鬼石坊主地獄のような泥湯がある明礬温泉で日帰り入浴を楽しんでから由布院に移動するつもりだった。しかし、台風6号が明日、九州に接近するという予報が出ている。明日の午前中に由布川峡谷に行く予定を変更し、地獄巡りのあとそちらに向かう。日本一の湧出量を誇る別府温泉に入らないのは、後ろ髪を引かれる思いだが、由布川峡谷の渓谷美をカメラに納めたいという欲求のほうが大きい。

    由布川峡谷に下りるには2つ入り口がある。まず猿渡り入り口から。
    急な下り坂と、最後は鉄製の急階段を下って谷底に向かう。

    由布川峡谷 自然・景勝地

  • 新緑の渓谷美の由布川峡谷。由布鶴見連山から発した由布川が崖を削り、高さ60mの垂直に切り立つ断崖が12km続く絶景の峡谷。<br />写真右の鉄製の急な階段で谷底に降り立つ。<br />一般の観光客が大勢訪れるようなところではないが、夏になると地元の子供たちが渓流遊びをしたり、冒険家たちがキャニオニングを楽しんだりできるところである。<br /><br />

    新緑の渓谷美の由布川峡谷。由布鶴見連山から発した由布川が崖を削り、高さ60mの垂直に切り立つ断崖が12km続く絶景の峡谷。
    写真右の鉄製の急な階段で谷底に降り立つ。
    一般の観光客が大勢訪れるようなところではないが、夏になると地元の子供たちが渓流遊びをしたり、冒険家たちがキャニオニングを楽しんだりできるところである。

  • 新緑に囲まれた滑らかな岸壁を滑るように流れ落ちる優雅な滝が40数条ある。この優美な滝の撮影スポットとして、カメラマン達にはよく知られた場所なのだ。

    イチオシ

    新緑に囲まれた滑らかな岸壁を滑るように流れ落ちる優雅な滝が40数条ある。この優美な滝の撮影スポットとして、カメラマン達にはよく知られた場所なのだ。

  • 夏には、峡谷の入り口に貸しサンダルが置かれるようだが、今の時期はまだない。<br />靴を脱ぎ持参したサンダルに履き替えて渓流の中に入って撮影を続ける。ごろごろした大きな石が川底に転がっていて足場が悪いので、慎重に進む。<br />渓流のほとんどのところは、膝上、腰下まで浸かる深さなので、サンダルで歩き回れるのは、橋の下の狭いエリアだけ。<br />

    夏には、峡谷の入り口に貸しサンダルが置かれるようだが、今の時期はまだない。
    靴を脱ぎ持参したサンダルに履き替えて渓流の中に入って撮影を続ける。ごろごろした大きな石が川底に転がっていて足場が悪いので、慎重に進む。
    渓流のほとんどのところは、膝上、腰下まで浸かる深さなので、サンダルで歩き回れるのは、橋の下の狭いエリアだけ。

  • 左:高速シャッター 右:低速シャッター<br />細かい流れの滝は、やはり低速シャッターで流して薄いヴェールのように表現した方が味が出る。滝の撮影の定石通りだ。

    左:高速シャッター 右:低速シャッター
    細かい流れの滝は、やはり低速シャッターで流して薄いヴェールのように表現した方が味が出る。滝の撮影の定石通りだ。

  • 地元観光協会では由布川峡谷を東洋のチロルと称しているが、両側から崖が迫った狭く深い峡谷は2年前にスイスのマイリンゲンを訪れたとき見学したアーレ・シュルフトを思い出させる。

    イチオシ

    地元観光協会では由布川峡谷を東洋のチロルと称しているが、両側から崖が迫った狭く深い峡谷は2年前にスイスのマイリンゲンを訪れたとき見学したアーレ・シュルフトを思い出させる。

  • 由布川峡谷に下りるもう一つの降り口である「椿入口」に車で移動し、再び峡谷の川底に下りる。

    由布川峡谷に下りるもう一つの降り口である「椿入口」に車で移動し、再び峡谷の川底に下りる。

  • こちらは、猿渡より水深が深く、サンダル履き程度では川の中は歩き回れない。<br />見える範囲に滝はないが、凝灰岩の一枚岩が延々と続いている情景は、猿渡付近とは趣きが異なる。<br />

    イチオシ

    こちらは、猿渡より水深が深く、サンダル履き程度では川の中は歩き回れない。
    見える範囲に滝はないが、凝灰岩の一枚岩が延々と続いている情景は、猿渡付近とは趣きが異なる。

  • 新緑の影にかろうじて一本の滝が見えている。猿渡りの駐車場の観光ガイド小屋でもらったマップによると、トペットの滝という名前が付いている。水深が深く、近くには寄れない。

    新緑の影にかろうじて一本の滝が見えている。猿渡りの駐車場の観光ガイド小屋でもらったマップによると、トペットの滝という名前が付いている。水深が深く、近くには寄れない。

  • 崖の壁に並んでいる穴は甌穴(おうけつ)だろうか。<br /><br />甌穴とは、河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による侵食のためにくぼみとなる。このくぼみの中に礫が入ると渦流によってその礫が回転し丸みを帯びた円形の穴に拡大する。その後川底が侵食の影響で下がり、甌穴のできた場所は水面より高くなる。その結果、甌穴が地表に見られるようになる。(Wikipediaより)

    崖の壁に並んでいる穴は甌穴(おうけつ)だろうか。

    甌穴とは、河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による侵食のためにくぼみとなる。このくぼみの中に礫が入ると渦流によってその礫が回転し丸みを帯びた円形の穴に拡大する。その後川底が侵食の影響で下がり、甌穴のできた場所は水面より高くなる。その結果、甌穴が地表に見られるようになる。(Wikipediaより)

  • 岩に自生したシダ類が春らしくぜんまいのような芽を出している。<br /><br />まだ午後3時過ぎだが、今回の旅の主目的は温泉。他の観光はせず、今宵の宿、由布院温泉「山のホテル夢想園」へ向かう。<br /><br />九州の名湯を巡る旅(2)に続く。

    岩に自生したシダ類が春らしくぜんまいのような芽を出している。

    まだ午後3時過ぎだが、今回の旅の主目的は温泉。他の観光はせず、今宵の宿、由布院温泉「山のホテル夢想園」へ向かう。

    九州の名湯を巡る旅(2)に続く。

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