2015/03/29 - 2015/03/29
23位(同エリア161件中)
かっちんさん
江戸時代に商家が多かった瀬戸内海に面した仁尾(にお)は、今でも屋号で呼ぶ習慣があり、古い街並みが残っているところです。
では、これから仁尾を訪れます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
予讃線詫間駅に到着
-
ここは三豊市(みとよし)
-
揚げぴっぴ
うどんを揚げたお菓子が駅売店にあります。
さすがうどん県です。 -
仁尾(にお)の町
詫間から仁尾へは平日だけコミュニティバスが走っています。
今日は日曜日、タクシーで仁尾へ向かいます。
城下町、港町として栄えた仁尾町には、当時をしのばせる街並みが残っています。 -
老舗食堂「長兵衛」
創業70年以上の老舗のうどん、中華そば店です。
ちょうどお昼時なので入ります。 -
店の中
家族でやっている小さなお店で、地元の人が入れ替わり立ち代り食べに来ます。 -
価格表
メニューはうどん、中華そばなど。 -
昔ながらの中華そば
店のおばちゃんに「神奈川から仁尾の街歩きに来ました」と話すと、とても驚いた様子で、いろいろと町の説明をしてもらいました。 -
昔ながらの中華そば
イリコと鶏のコクのあるスープで、麺とよくあい、最後まで飲み干すことができました。 -
仁尾城址(覚城院)
戦国時代に長曽我部元親によって滅ぼされた、細川頼弘公の居城だったといわれています。
3月3日に仁尾城が落城したので、仁尾では桃の節句が行われない風習があります。 -
覚城院の鐘楼
桃山時代の優美な建築美があり、国の重要文化財です。 -
境内にあるキブシ
-
仁尾の街並み
仁尾城址からの眺めです。
では、仁尾の街歩きを始めます。 -
壁に浮き文字がある看板
製菓一原堂と書かれています。 -
なかんちょ界隈
中ノ町、通称なかんちょ界隈には昔ながらの街並みがあります。 -
永徳屋
江戸時代から続く薬屋さん。 -
洋館
-
イチオシ
防火用水
家が密集していた頃に使われていた防火用水。
植木鉢にしても似合います。 -
吉祥院
-
盆栽のように美しい万寿はく
吉祥院の万寿はくは、樹齢約400年といわれています。 -
吉祥院の木造仁王像
南北朝時代のものです。 -
ここにも防火用水
綺麗な花が咲いています。 -
仁尾酢
米酢一筋270余年の中橋造酢(屋号 田野屋)です。
仁尾は海上交通の便が良く、良水に恵まれ、醸造業が繁栄しました。 -
イチオシ
レンガ造りの煙突に「ニオス」
焼杉を張った黒壁が醸造工場の雰囲気を醸し出しています。 -
味のよい仁尾酢
何だか欲しくなりました。 -
辻の札場
江戸時代にお触れなどを掲示した高札場です。
昭和54年まで、旧仁尾町役場の掲示板として活躍していたそうです。 -
古い街並み
-
仁尾八朔人形まつり
3月3日に仁尾城が落城して以来、この日に雛祭りは行わず、八朔の日(旧歴8月1日)に男子の節句と一緒に女子の雛節句も祝うようになりました。 -
イチオシ
白いヒゲが特徴の張子虎
まなべ人形店の張子虎です。
尻尾の曲がり具合もいいですね。 -
大きな防火水槽
最初は何かな?と思いました。 -
金光寺
細川頼弘公の菩提寺で、五輪塔は頼弘公のお墓です。
下から「地・水・火・風・空」の意味があるそうです。 -
常徳寺円通殿
室町初期の建立で、禅宗様式の仏殿は国の重要文化財です。 -
桃太郎伝説
通り道の塀に、讃岐に伝わる桃太郎伝説が描かれています。 -
イチオシ
この鬼、改心したようです
めでたし、めでたし・・・
絵がうまいですね! -
仁尾酢の販売店
蔵造りの建物を改造した母屋を兼ねた店舗です。 -
フルーツDE酢
三豊市の伝統の味「仁尾酢」と特産品のフルーツを掛け合わせています。
サラダにかけると「ドレッ酢イング」、冷水やお湯で薄めて「お酢ドリンク」だそうです。
ついつい買ってしまいました! -
塩田邸(屋号 松賀屋)
塩田業で栄えた塩田忠左衛門のお屋敷です。 -
蔵の窓
-
防火水槽がまたあります
-
和洋生菓子「植村屋」
-
名物「和三盆シュークリーム」
香川県などで伝統的に生産されている砂糖の一種「和三盆」。
風味のいい甘さがありました。 -
賀茂神社の注連石
この注連石は元々入り江にあり、漁船の通行の邪魔になっていたもの。
この石を多くの氏子と年寄の奉仕で運び、神前に建立しました。
そういえば、海の岩の感じがします。 -
金毘羅燈籠
江戸時代に船が港に入ってくるときの目印になりました。 -
屋号アート「辰巳屋」
仁尾に残る屋号を、伝統の張子でオブジェにしたものが民家の玄関に飾られています。
辰巳から巽ですね。 -
イチオシ
屋号アート「阿波屋」
阿波の国、徳島あたりの風景ですね。 -
船着場跡
石段は荷物の運搬をするために使っていた船着場の名残りです。
昔は石段の下まで海だったとは・・・ -
須田港
仁尾の街歩きを終え、須田港に来ています。
これからうっすらと見える粟島に渡ります。 -
船内のマスコット
この航路にはスナメリ(小型のイルカ)が生息しているらしく、マスコットはスナクンとメリちゃんです。 -
粟島に到着
海ホタルのモニュメントが迎えてくれました。
どうみても虫のホタルに見えますが・・・
粟島は北前船が出入りし海運業で栄えたところで、ここに宿泊し島内を巡る旅に続きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- olive kenjiさん 2017/05/30 19:41:14
- よ〜こんなマイナーな街知っとるな〜
- かっちんさん 初めまして 私の旅行記にいいねありがとうございます。
どこで私の旅行記など見つけたのでしょうね。不思議です。
私は鉄ちゃんではありませんが、昔よくYHを利用して日本中旅していました。だから同じ世代なんでしょうかね。ただ私はYHのミーティングタイムが大嫌いでした。
それにしても、いろいろな所行かれていますね。私の地元の香川県に行っているのかなと見たら、びっくりぽん。またディープな所へ行かれていますね。
高見島は2〜3年前に初めて行きました。ワンちゃんとの旅日記中々良かったですよ。しいて言えば、お別れのところの写真を見たかったです。
志々島などは行ったこともなければ、存在自体知らなかったです。
仁尾町も、この町は時々通るのですが、このような古い街があるとは知りませんでした。
どおりで、類似した4Tの旅行記など出てきませんね。
あの食堂のうどんのお値段は讃岐としては、ちょっとお高いのでは、でもあの雰囲気じゃ入ってしまいますよね。
かっちんさんの方がよく香川を存じています。
私の郷里の香川県、大変勉強になりました。ありがとうございました。
- かっちんさん からの返信 2017/05/31 19:03:10
- RE: よ〜こんなマイナーな街知っとるな〜
- olive kenjiさん
こんにちは。
新着旅行記を見ていて、olive kenjiさんの旅行記を拝見しました。
高見島や仁尾町などは、香川県のディープなところなんですね。
地元の観光案内、見どころなどを事前に調べておいて旅をしています。
これからもよろしくお願いします。
かっちん
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
49