勢いでリスボンからシャウエンまで。

2015/01/01 - 2015/01/02

無計画旅行2日目。
まるでプラン無し。
だけど、軽装で動く気ではあったから2回目であるリスボン年越しを選んだので、とりあえず国境をまたぐかなぁ、と。
せっかくだから、前から行きたいと思ってたジブラルタルに近づこうとセビリアを目指す事に。
そしたら勢い付いてシャウエンまで行っちゃいました。


□12/31 リスボン
■01/01 LIS･セビリアへ夜行バス
■　/02 勢いでシャウエンまで移動
□　/03 シャウエン
□　/04 フェズ
□　/05 タンジェ
□　/06 ジブラルタル
□　/07 セビリア
□　/08 セビリア･LISへ夜行バス
□　/09 LIS
□　/10 LIS
□　/11 LIS
□　/12 LIS
□　/13 DUS

エリア セビリア(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船

21:05 バス到着&乗車開始
21:30 バス出発


窓口で21時迄に要チェックインでその時に乗り場番号をもらいました。

チケットは空いてる時期なら平気なんだろうけど、元旦移動だったので一応昼間に一度BT行って買っておきました。自由席なんでモールと繋がってるオリエンテだと便利だけどアレかなぁ、と始発のセッテリオスからで。

ヨーロッパお約束のメルセデスバス。
座り心地は良いんですよねぇ。
Wifiもちょいちょい飛ぶし。

ただ、満席状態で後ろの人が膝上にどうしても荷物を持ちたいみたいでリクライニングしようとすると押しまくられる。そのまま一晩は結構しんどかった(´･_･`)

Wifi繋がってたお陰で同日にシャウエンまで行けるとわかったのはありがたかった。
お陰で勢いつけれたから。

セッテ リオス バスターミナル バス系

04:50

予定時間06:15よりかなり早く到着

ドライバーに「あの建物ね！」って言われたのがこの建物。
だけど、開かない。
中に人が居るかも不明。
しかも寒い。

プラド デ サン セバスティアン バスターミナル バス系

05:02

裏に回ると入口あるのを発見

自分は一人だし、バスの中でしんどかったからあんま動きたくなかったし、で他の客とくっちゃべってたら日本人かぽーの男性が周りを見回って発見して教えてくれました。
ありがとー！

入ったらこげん。
窓口がずらーっと並んでました。

全部閉まってたけど。

とりあえず全面おっされ。

が、窓口はひとっつも開いてない。

そこにセキュリティのおっちゃん登場。
切符売り場は7時からだから、チケットは運転手から買うんだよ、って教えてもらいました。

05:05

バス乗降口。

当然ながら静まり返ってました。
居心地は悪くないのはこの色合いのお陰なのかしら。

この突き当りが待合室。

05:09

アルヘシラス行きは06:00とな。
小一時間待ちで済むならありがたい。
しかも17番ゲートって待合室から割と近いし。

と思ってたのは5時10分にもなってなかった頃の基本的に長距離バスはキャンセルも出なきゃ、遅延も派手にない日本で生まれ育った私。

ここをバスが出入りするっぽい

待合室手前にはスマホのチャージャー。
30分/1ユーロ。

お札入れる所見当たらなかったので1ユーロコイン専門なのかな？

突き当りの待合室。
暖房効いてて、助かったー。

椅子はアームレストの調整不可能なタイプで横になる事はできません。
TVもついてはいました。
Wifiは入っておらず。
電源はロッカーの横に1箇所。

この入口両隣にお手洗いあったようです。
(使ってないので未確認)

↑のコインロッカー。
入って右手にあり、3ユーロだったはず。

05:53

待合室の中ってそこそこ快適なんだけど、眠気が猛攻撃を仕掛けてくる。
こういう時誰かと一緒なら、託して仮眠もありかもだけど、一人だとそれも出来ない。
しかもバックパックだったから括りつけてってのもねぇ。
何より起きれなそうｗ

ってんで外の冷たい空気で目を覚まして、と待合室でぬくぬくを交互にしてたら、トラム走ってました。

06:56
気付けば7時前。

そう、6時のバスはなくなったっぽいです…。
とりあえず、7時15分発のバスは来るし！と以前LHRのお姉ちゃんから学んだ前向きっぽい精神でｗ

07:00
バス到着。

チケットを持ってなかった私
乗り換え組はどうも窓口で切符の交換必要らしく、皆いってらーと見送る私
往復切符頼んだら、窓口行けと弾かれる私
窓口で何か困ってスペイン語話せる人に助けてもらいつつ時間かかるのを眺めてる私
てか、もうバス出るやん！荷物預けてるし！と焦り出す私
結局、片道でイイヤ、と運転手さんから買いましたｗ

08:00
バスの中から朝焼けを♪

バス自体はメルセデスではあれど、古めな型っぽかったです。
まぁ、短距離だしね！

シートは後ろの方で2人分独占。
これは到着までそうさせてもらって快適。
が、後ろのお兄ちゃんのオイニーに泣かされる3時間となりました(´･_･`)

09:25

朝日を受けるAlcalá de los Gazulesの街並み

09:35

まだまだ朝っぽい空気のバルバテ貯水池。

水ｽｷｰには嬉しい眺めでした。

10:05

気付けば、アルヘシラスに入ってました

10:12
バスを降りたら左手にそれっぽい建物が。

アルヘシラスフェリーターミナル 船系

TANGERって書いてあるのは判りやすくて助かります◎

さて、切符を買いに中へ。
中には行き先とフェリー会社毎に窓口がありました。

船には2種類ありまして。
港も2種類ありまして。

①ここから3-40分離れたタリファから船に乗って35分でタンジェの旧市街近くに到着

②ここからだか船に乗ってもっと揺られてタンジェの旧市街近所じゃない所に到着して、そっから4-50分程街に向かって移動

何故②がここまで曖昧かと言うと、大して悩まず①を選んだから。
早く着いて欲しかったんですもん。
イメージ的に陸移動はスペイン側で済ませておきたかったんですもん。
お値段は②のが安いんですけどねぇ。

切符。
乗れる便では一番早い12時発のゲット。

面倒なのでRTで買いました。
65.70ユーロ。クレカok。
帰りは予約しないでそのままタンジェの港に行って、並べばokでした。

モロッコ最後のタンジェでの宿は旧市街の港へ徒歩圏だったので、早朝便移動の私は結果としてこの会社を選んで正解でした。

切符と一緒に渡されるイミグレ用紙。

パスコンは船の中なので、乗る前にさくっと記入。

ちょっと謎かった部分はセビリアのBTで知り合ったスペイン人おかんに聞いたり。

暇でブラついてたらどこぞの女子グループの子達と遭遇。

ﾄｯﾃｰ！的歓声を受けて撮影。
いやー、この年頃って綺麗とかわいいと同居してるよねぇ。

奥の方には荷物預けれる場所もありました。

パック使わず、どっか移動途中で数時間だけ船で渡って観光って人には便利なはず。

軽食・ドリンク売り場も。

隣の建物にはカフェもありました。

11時に港行きバスが来るから10分前には待機してね！
と言われて暇すぎて建物から出てみたり。

表歩くとポストも。
切手はどこに売ってるか謎だけど。

TANGER行きはとりあえず色々選択肢あるっぽい。

10:53
港まで運んでくれるゴールドか白のバスを他の人と待ってたら、どうもちょっと違うっぽくて移動。

天気良くて良かった。

10:54
フェリー会社のバス登場。

コレに乗ります。
ちなみにバス料金は無料。

ただ、受付のお姉ちゃんはゴールドと言うたけど、これはカッパーだよなぁｗ
いえ、何でもありません。

11:00

荷物はトランクルームに突っ込んで乗車。

降りる人は山盛りだったのに、乗る人はガラガラでした。

11:25
山を抜けて海が見えてくるとテンション上がる。

11:27
街並みも見えてくる

多分、集合住宅なんだろうけども、壁画がすごく惹かれました。

11:34
タリファ港に到着。
思ったより早く着きました。

まぁ、船の時間は12時なんでこんなもんですかねｗ

タリファのフェリー 船系

てか、この要塞っぽいのが気になって仕方なかった。

中にはカフェありました。

この好きな系サンドイッチも船乗る前だしって我慢。
最近はそんな事ないけど、子供の頃はやたら乗り物酔いする子供だったんですよねぇ。
∴未だに警戒してしまい、我慢の子。

11：42
人の流れに沿って待合室的な所に押し込まれ。
なーんにも無い所でただ待つのみ。
船だから早めに乗せてもらえるなんて事もなく。

SD出身の英語教師で日本でも某企業で教えてた事ある女性が話相手になってくれて暇は潰せました。

11:58
乗船。

青空と青い海と太陽
移動の疲れも一瞬飛ぶ。
外に出れなかったのは残念だけど。

12:06
ちょい遅れで出発。
まぁ、勢いだけで動いてる無計画旅行ではそん位気になりゃしない。

テトラポットの山って結構好き。

12:10
まったりジブラルタル海峡渡り中。

なんて余裕はあんまり無く。

とりあえず、乗ってそんなに混んでなかったら座席確保よりパスコン。
予定35分しか無い乗船時間中に全員並ぶわけだから、混むのは確定なわけですし。
とっとと並んでとっとと終わらせて！と思ったけど、担当はモロッコ側の一人deお役所仕事☆っぽい。
∴すぐ行列化。

しかも、離岸いつの間にかしちゃって感慨深さも何もなかったｗ

同船してた日本の方。
日本人魂を見せてあげる的格好らしいです。
男性はこういう時羨ましい。

ほんのりDuty Free的な。

娯楽施設。
電源入って無かったけど。

12:35
港の建物から出て旧市街を薄っすら眺める。

港に着いてからは一応パスポートチェックされるのでスラスラとは降りれませんでしたが、まぁ時間的には許容範囲内。

本当か嘘か謎ですがツーリストインフォの人だとかってID見せて話掛けてくる人だのなんだのを振り切って両替へ。
建物から出て、旧市街に向かってちっこいパーキングの料金所みたいなんがあるので、そこで。
20ユーロ両替して214MDHになる。100DH札と50DHx2枚と小銭で貰う。

お金受け取った所でおっちゃんが両替のおっちゃんに話しかけてくる。
バスターミナルに行きたいけどタクシーってどこで拾える？って聞いたら、そのおっちゃんが運転手さんでした。
3ユーロって言われて、まぁ乗る。
払ったのは30DHだから3ユーロよりちょい安い感じ。

タンジェ旧市街 (メディナ) 散歩・街歩き

13:05
シャウエン行きバスに乗り込む。

BTに移動して切符売り場をウロウロ。
行き先と会社毎に窓口がワラワラしててわからないで居ると声掛けられる。
行き先告げて窓口に連れて行かれる。
民営のしかない時間だったんだけど、12時半で既に13時のも13:45のも完売で17:45しかない、と。
勢いで来てるからその勢い残ってるうちに着きたいし、のっけにウザさ度かなり高めらしいタンジェには泊まりたくなかったから、とりあえず17:45発を35DHで買う。
50DH札と10DHコイン渡して20DH札と1DHコインx5戻ってくる。
6時間どーすっかなー、とバス溜まってる所眺めにいったら、停まってるバスの行き先にシャウエンって書いてある。
ドライバーっぽいイケメンにダメ元でチケット見せたら「13時のに替えなきゃ！」と一緒に行って何だかんだ言ってくれる。
が、弾かれる。
が、イケメンが間に入ってくれる。
ってのを黙って見てたら｢チェンジの為！」って15DH要求される。
何と無く流されてみたら50DH札と小銭を渡されたけど13時の切符は貰えないままバスに向かう。
イケメンは実はドライバーではなく、ドライバーとその仲間達に交渉してくれる。
が、弾かれる。
イケメンに「まぁ、ちょっと待ってろ」と言われてその場居たのでワイワイ駄弁る。
理解できない言葉で冗談言われても何となくおかしいのが旅行中の不思議。
てか、待つのええけど、直射日光がバスの向こう側からで眩しいねん。
とかなんとか言うてたら、イケメンがバスに乗り込む。
もう出発やよ的オーラにバスが包まれ始める。
今回の移動の中で初めてプチ焦る。
お婆ちゃん降りてきて、どうも切符の時間が違うらしい。
イケメンに荷物預けの所に連れて行かれて賄賂込み額50DH請求される。
もう文句なく払う。
200円にも満たない賄賂で明るいうち着けるんだもん。
こうして日本人は舐められる礎を磨き続けるんですのぉｗ
荷物代は10DHなはずやのに30DH請求されたけど純粋に小銭が20DHも残ってない。
したらイケメン「あるだけでいい」とあっさり引き下がる。

バスの一番後ろの真ん中に座らされる。
右隣がこれまたイケメンでテンション上がる。

とかなんとかしてたら無事出発。
なんかワクワクとダルダルが混在しておりましたｗ

前の通路にシートの座布団部分？だけ置かれてもう一人座ったのは笑ったｗ


出発してから何と無くポケット探ったら100DH札と20DH札と10DHコイン発見。
叩いてないのに増えてる！
結局54DHでバス費全部払えたんで賄賂分は9DHで済んだって事ですなw

14:38
テトゥアン駅到着

ここも寄ってみたい街ではあったんだよなぁ

Gare routière正面から。

14:50
街から15分もしないうちにこの長閑さ

14:55

15:00

15:03

15:09
ちょいちょい見かけたポツーンと椅子テーブルセット。
たまに駄弁ってる方々も居てはりました。

15:11
車だったら覗いてみたかったお店

15:20

15:22

15:27

15:57
なんかまとまった街が見えてくる

16:01
青い街入り！

シャウエン旧市街 (メディナ) 旧市街・古い町並み

16:04
無事到着。

このバス、下ろしてくれる場所と乗る場所はとんでもなく違う場所なので要注意。
福岡で例えるならば、キャナルで下ろしてくれたけど、乗り場は天神BCみたいな。

同じバスに乗ってたポーランド女性が客引きに捕まってたので、その女性に話しかけたらドミ泊予定との事だったので私も一緒に着いて行って泊まりましたとさ。

いやー、勢いで行けるもんです。
そして、明るい間に着いて良かったです。