2015春05　太平洋フェリー乗船

2015/04/19 - 2015/04/27

19時発の太平洋フェリー「いしかり」に乗船。
これぞまさに『落陽』の歌詞にある『苫小牧発･仙台行フェリー』だ！


それにしても、やっぱりフェリーは楽しい。
移動手段ではなく、立派に『旅行』だと思う。
いくら航空券が安くても、時間がある限り次もフェリーを選ぶと思う。

あっでも、時化はつらい…

エリア 苫小牧(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

苫小牧駅から道南バスでターミナルに向い、『いしかり』に乗り込む。

乗船手続の行列はなく、乗船申込書にも『台風・低気圧用』とは書かれていない。
ほっと一安心。

苫小牧港フェリーターミナルは立派な建物。
土産物も豊富に揃っていた。じゃがポックルと鮭トバを入手。

今度こそ出港を見たくて甲板をウロウロ（既に入浴済み）。

先に出港する大洗行サンフラワー。

いよいよ出港。　めっちゃ寒い。
湯冷めしたらしく、鼻水が…

さようなら北海道。

また来ます。

20時からのラウンジショーは、ピアノとエレクトーンの素敵なアンサンブル。

帰路に利用したのは『Ｂ寝台』。

Ｓ寝台の部屋にはなかった窓がある。

この部屋の利用者はたった二人。
しかも窓際の寝台。
もう一人の寝台とは離れていて、とっても快適だった。

テレビはどうせ見ないので、Ｂ寝台でじゅうぶんかも。

仙台港へ到着。
ものすごく太いロープで船を繋ぐ。

仙台港。

ちょうど写真の真ん中辺りに、往路で行った『イオン多賀城店』の赤い看板が見える。

今回は下船せずに船内でのんびり過ごす。

往路は見ることのできなかった『姉妹船きそとのすれ違い』。

次回はきそにも乗ってみたいな。

強風が吹く甲板はものすごく寒い。
前のおにいさんの服も脱げそうになっている。

更に、半袖で凍えそうになっている関西人のおじさんと仲良くなる。

逆光のため、よく見えない『福島第一原発』。

さっきの関西人のおじさんと再会。
相変わらず凍え死にそうになっている。


意地でも長袖を着てこないその姿勢、嫌いではないです。

昼過ぎのピアノステージ。
観客のリクエストにも応えてくれる。

軽食や飲み物が摂れる『ヨットクラブ』。

カレーやそばなどに加え、ソフトクリームやおつまみセットなどもある。

晴天なので夕日も拝むことができた。
船上から見るとちょっと調子に乗ってしまうね！

夜のラウンジショーは、今日もピアノとエレクトーンのアンサンブル。
曲目はすべて変わる。


今日はピアノの前に陣取ってみた。

楽しかった船旅もいよいよ終わりに近づいてきた。

橋の下をくぐるところを見る。

こんな景色はなかなか見られないと思う。


仲良くなった関西人のおじさんが
「名古屋人やったら、こんな景色見慣れとるんちゃうん？」
と、無茶を言う。
半袖でちょうどいい気温になったので調子が出てきたようだ。

本当に、橋を走る車のドライバーさんと手を振り合えそうなくらいスレスレを通る。

船は定時に名古屋港に到着。
めっちゃ暑くてビックリした。

バス乗り場で、名古屋旅行に来られた北海道のご家族と話した。
当たり前だが、私の帰路は誰かの往路でもあるのだなぁ。


この後３日間くらい揺れている感覚が取れなかった。

この旅行記へのコメント （8）

• ねんきん老人さん 2023/06/28 10:40:52

  船旅・・・酔いしれる？

  　小心者さん、こんにちは。　古い旅行記ばかり読んでると怒らないでください。　もったいなくてスルーできないのです。
  
  　苫小牧から仙台を経て名古屋までフェリーですか？　それも一人旅で。　そう聞いただけで胸が躍りますね。　電車での一人旅は周り中に、それも息がかかるぐらいの距離に赤の他人がうようよしていて、旅情もへったくれもありませんが、船はいいですねえ。　
  　小心者さんのこの船旅では、寒くて人けのない甲板、暖かい船内でのピアノ演奏、橋の下くぐり・・・と、船旅の醍醐味が満載で、拝読しているだけで体がうずうずしてくるような気分を味わいました。
  　考えてみるともう長いこと船での旅はしていません。　再開しようかな？　無理だっぺな？　でも・・・。
  　冥途が目前に見えてきた末期高齢者としては、その前になんとかもう一度、という気持になります。　フォートラの旅行記で、私の散文的な生き方はバレバレになってしまっていますが、そんな私でも船旅なら、ひょっとすると詩的な文章が書けるかも知れませんし、ちょっとぐらいキザなことを書いても許されるかもしれません。
  　よし、行こう！　・・・その前に乗船券を買えるカネを貯めなくちゃな・・・
  　そんな、久々に力が湧いてきた読後の私です。　小心者さんのご旅行記はいつもオイボレジジイに力を与えてくれます。
  　ありがとうございました。
  　夏本番が迫ってきました。　お体を大切にお過ごしください。
  
  ねんきん老人

  小心者さん からの返信 2023/06/28 20:36:17

  上海行きは必ず酔い（しれ）ます

  ねんきん老人さん、こんばんは。
  こんな薄っぺらな日記に、それこそもったいないお言葉をありがとうございます。
  
  今現在、私もまた船旅がとても恋しいです。
  体力とお金は無いけれど暇はある私にとって、船旅は最も心躍る『旅行』です。単純に往復するだけでもきっと大きな満足を得られるに違いない、
  あわよくば上海にだって行けるかもしれない、と淡い夢を抱いています。
  これほどゆったりと孤独を楽しむことができる手段を他に思いつきません。
  
  ねんきん老人さんの船の旅行記、ものすごく読んでみたいです！
  自家用車での自由気ままなご旅行にも心底憧れますが、ペーパードライバーで車を持たない私にはハードルが高く、『憧れや羨望』で終わってしまいそう…
  ですが、船旅なら少しは真似できるかもしれず、是非とも是非ともご検討いただきたいです。
  私にはねんきん老人さんのような『大いなる知性とユーモア、少々の毒』を併せ持つ孤高な旅行記は決して書けませんが、ねんきん老人さんの船旅行記は想像しただけで胸踊ります！
  どうかよろしくお願いします！
  
  いよいよ大の苦手の『夏』が近づいてまいりました。
  まだ6月だなんて！
  ねんきん老人さんもくれぐれもご自愛ください。
  
  小心者

• フィーコさん 2023/03/11 17:13:44

  フェリー

  小心者さん　こんにちは。
  
  おかげんいかがですか？
  お薬との相性良くないっぽい？
  大変ですけど、日にち薬と思って
  お大事にしてくださいね。
  
  太平洋フェリー
  乗船して苫小牧～
  仙台で寄港してイオンに買出しできるんですね。
  ちょっと前、さとぴ。さんがフェリーに夜乗ると。
  次の日の15時にまだ乗ってる。
  これに乗ったのかなぁ？と思ったのでした。
  苫小牧もどこにあるか知らないからググりました。
  
  新潟から小樽もフェリーで行かれた方がいてそんな航路もあるんだと。
  4トラ　お勉強になります（笑）
  
  フィーコ

  小心者さん からの返信 2023/03/11 19:45:43

  RE: フェリー

  
  フィーコさん
  
  ありがとうございます。
  薬が効かなくなってきたっぽいです…
  ハゲだけは着々と進行しているんですけどね。
  …いや、ハゲだけに「後退」か。　ﾌﾟｯ（笑えん）
  
  
  フェリー大好きなんです。
  言われてみればだいたい夜発ですね。それがまた旅情マシマシです。
  体調悪くても「フェリーで往復するだけ」ならできるんじゃないか、とか思っています。それでもじゅうぶん楽しそう。
  
  
  宇部拠点の旅行記、楽しく興味深く拝見しました。
  ヒッチハイカーは確かにちょっと怖い（昔怖い映画を観まして）
  
  小心者

  さとぴ。さん からの返信 2023/03/11 21:13:08

  ハゲましの言葉。

  さとぴでしたら
  まだフェリー乗船中ですウソです。
  ゲ◯は回避したんですが
  降りてからやたら全身が痒いです。
  あのオレンジの毛布がヤバかったのか。
  
  「私の帰路は誰かの往路でもある」
  たまにいい事言いますよね。こんどパクりますね(*´-`)
  
  どこかで会おう　生きていてくれ
  吉田拓郎も歌ってますので
  小心者さまもどうぞお大事に。

  小心者さん からの返信 2023/03/12 01:21:39

  誰がハゲやねん

  
  さとぴ先生、ご無沙汰しております。
  
  「ハゲ増しの言葉」いただくの、確か二回目ですね。
  若干ひっかかりますけど、ありがとうございます。
  グサッときました…あ、いや。グッときました。
  
  マジでまだフェリー乗っとったらバリウケるのにぃ。
  何往復しとるんですか。私のためのリハですか。
  ていうか「全身痒い」って、どこの国のフェリーに乗ったんすか。
  
  また少しずつ旅行記読ませてもらいますね。
  オフ会実現するまで生きるつもりですけど、味噌汁大先生はそろそろ老衰で…

  フィーコさん からの返信 2023/03/12 20:38:22

  RE: 誰がハゲやねん　ウィッグ楽しみましょう(≧∀≦)

  小心者さん、さとぴ。さん　こんばんは♪
  
  > さとぴ先生、ご無沙汰しております。
  >
  > 「ハゲ増しの言葉」いただくの、確か二回目ですね。
  > 若干ひっかかりますけど、ありがとうございます。
  > グサッときました…あ、いや。グッときました。
  >
  > マジでまだフェリー乗っとったらバリウケるのにぃ。
  > 何往復しとるんですか。私のためのリハですか。
  > ていうか「全身痒い」って、どこの国のフェリーに乗ったんすか。
  >
  > また少しずつ旅行記読ませてもらいますね。
  > オフ会実現するまで生きるつもりですけど、味噌汁大先生はそろそろ老衰で…
  
  さとぴ。さん、マジどこのフェリー乗ったん？
  
  オレンジ色の毛布ってカバー掛かっとらんかったん？
  そんなん被ったらあかーん！
  日本でも信用したらあかーん！
  
  だから国内線のヒコーキの毛布（今、コロナ禍で貸し出し無くなったけどね）
  もワタシ絶対借りなかった。
  
  息子アメリカ出張帰国（ソフトのキャリー）して寮住みやったけど
  南京虫騒ぎで、ウチから持たしたたっかい羽布団とたっかい毛布捨てよった（涙）
  羽根布団はしょうがないとしても、毛布は洗えよ！とちょっと残念やった。
  （キャリーも布やめろ　ホテルも回転いいとこにしろと言った）
  
  小心者さん　ウィッグ最近の色々髪型変えられておしゃれみたいよ。
  あ、ヘルメットかぶってるんだっけ？
  ごめんなさい。
  
  オフ会、実現するまで私も脳みそ定期観察致します。
  味噌汁先生、音沙汰ないね〜
  元気でいらっしゃいますように。
  
  フィーコ
  

  小心者さん からの返信 2023/03/12 23:28:24

  誰がヘルメットやねん

  
  フィーコさん
  
  南京虫はマジでどえらいことになるそうですね。
  わたし超寒がりなので、あらゆる乗り物で借りられるだけの毛布お借りしてました。
  あぶないあぶない。
  
  味噌汁大先生はそのうちにまたびっくりするような旅行記書いて「マジか！」と言わせてくれそうな気がします。
  もしくは老衰で「マジか！」と…