ボルネオ島(マレーシア）サバ州の自然に触れる旅　②コタ・キナバル街歩き　4月26日(日）

2015/04/26 - 2015/04/26

まずは、週一で日曜日に開かれる朝市に出かける。ロッジからすぐの所で開催されていて、ご近所への買い物気分。
大好きなお菓子の陳列に興奮し、雑多な物の中から（自分にとっての）掘り出し物を見つけた時の快感はたまらない。ああ、そう。私はここに来たかったんだ、と実感する。

結局、いつもの癖でまた服を買おうか、と迷ったけれど、そこは今回はぐっと我慢。その代り、ばらまき用（？）小物と、勿論お菓子、それから、トレッキング用帽子などを購入した。

続いて、午後は、バスでちょっと市のはずれの博物館と、モスクへ。その際廻ったヘリティジビレッジはテーマパークのようでちょっと面白かった。

写真は、ヘリティッジビレッジに向かうときにあった橋。

エリア コタキナバル(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL マレーシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

コタキナバル地図。

黄色星印はロッジ。３が博物館。４が州立モスク。

コタキナバル市街地図（北は右方向）。

１がロッジ。２が観光案内所。３が展望台。４がサンデーマーケット。５がナイトマーケット。６がウィスマムルデカ（デパート）。７がウィスマサバ（事務所ビル）。８がスリアサバ（デパート）。

ここで、泊まったロッジの紹介。トーストと飲み物の朝食付きで、６人部屋のクーラーなしドミトリーがRM20。

外観。前は駐車スペースになってる。一日いくら、と決まっていてクーポンもある。

一階に、受付の他ツインや、ダブルの部屋があり、二階にドーミトリー、食堂、物干し場、などがある。

トロピカーナ ロッジ ホテル

一階入ってすぐの受付。

なかなか自然色満載の台所だった。２Ｆ。

雨水をためて飲料にしているが、煮沸消毒していて問題はなかった。

朝一回、コーヒーと紅茶を入れてくれ、ポットに入ってる＿それがなくなれば終わり。

冷蔵庫は小さめ。

２階に二つあったシャワー。

手前の方はお湯が出なかった。

食堂兼共用室。

出て右が台所。左が物干し場。

サンデーマーケットはロッジからすぐの所にあり便利。

やはり、一番に目につくのがお菓子でついそちらに足が向いてしまう。

サンデー マーケット 市場

ほ〜ら、もうわくわくしてくる。

どれにしよう、みんな試したいくらい。でも、それは無理・・・。
う〜ん、贅沢な悩み〜。

サンデー マーケット 市場

思いだすだけでも、楽しい！

おいしそうじゃない？・・・んだろうなぁ。一般的には。

サンデー マーケット 市場

勿論、果物も豊富。

バナナは、こんな小さなものも数種類あって、1房100円もしないくらいだった。

サンデー マーケット 市場

鳥も売られていた。

インドでやってもらった、ヘナ(ペイント）。ここでも見かけた。

今回はやらなかったけど...。

サンデー マーケット 市場

これも、東南アジアの国々で時折お目にかかる装飾（文字）。

おじさん頑張ってます！

楽器も面白い。

果物がパックで売ってることもあった。

少量で買えるし、中身が見えて便利だけれど、やはり買うときは丸ごとがいい。衛生面で気になるし・・。

現地でのコスチューム。必ずと言っていいほど手が伸びるのだが、今回はぐっと我慢する。

少しは大人になった？

ナッツ類とか、魚の干物とかもよく目にした。

もう、我慢できない！どれにしよー、っかな。

と、大人買い（？）してる時、同宿の25年旅を続けているというスティーブにばったり。長投宿の彼は、もう街のことはよくご存じで、ちょいと先まで案内してもらった。

＊ドミトリーのいいところ。
世界各国から人が集まってることが多く、色々な話が聞けること。

サンデー マーケット 市場

売りに来てる女性たちと、巧みに交渉し、まけてもらうのもお手の物。

この左手前の物は、お酒が効いていて、ちょいと良いんだとか。

試さなかったので、味は不明。彼は2，3個まとめ買いをしていた。

ここは団地の中庭みたい。

猫も売られていた。

まさか、食べないよね？ぺっトだよね？

各地にいろいろな食文化があるし、それぞれの生き方を尊重しなければとは思うが、犬や猫となると…。

さて、面白いものを見せてもらったところで、そろそろ彼と別れて、近くの案内所(サバ州観光局ＳＴＢ）に旅の情報をもらいに行く。

まずは、この旅第一の目的キナバル山登山へ向け、ステラ・サンクチュアリー・ロッジのこと。事務所はウィスマ・サバ内にあるのだが、日曜のため閉まっているらしい。電話番号を教えてもらう＿ってかけなかったけど、結局。

そして、次は午後に行う予定の博物館と、モスクなどの情報。市内のバス停から(ちょいと離れてたけど）行けるという。

親切な対応に、謝意を表し、先に行く。

サバ州観光局 観光名所

次に向かった地元のスーパー(デパート？）ウィスマ・ムルデカの外観。

ウィスマ ムルデカ ショッピングセンター

ウィスマ・ムルデカ内。

マッサージのお店を発見。今はまだ歩き疲れていないので、そのうちに・・・。

ウィスマ ムルデカ ショッピングセンター

中の様子。勿論、クーラーの効いた室内でやってもらう方が余程いい。

ウィスマ ムルデカ ショッピングセンター

これは、一見エロい下着っぽくも見えるかとも思うが、実はモスリムの女性がスカーフの下に着ける、インナーというもの。

シンプルなデザインのものを、私も試してみた。

で、やはり、誘惑には勝てず・・・。

ウィスマ ムルデカ ショッピングセンター

ちょっと年季の入ったエレベーター。３Ｆ押してみたら、あらら、駐車場だった。

で、さっきのお店、何階だっけ？？？

ウィスマ ムルデカ ショッピングセンター

お次は、Tong's。ここで、登山用のスティックを購入。ＲＭ17.5＊2(1,200円くらい）

これが大いに役に立ってくれた。

ウィスマ ムルデカ ショッピングセンター

ロッジに戻る途中で見かけた、青空マッサージ。

手頃な値段でも、早朝ならともかく、日中は遠慮したい。

ロッジでお昼を食べ、寛いでいると、ザーッと雨。

しばし休憩し、雨上りの街へ繰り出す。

雨上がりに生える木々、と花。

ワリソンスクウェア北側のバス停（市街地図１２）までは徒歩10分ほど。ここから＃13のバスで博物館(state museum)に向かう。ＲＭ2くらい。

バスは見かけの古さに似合わず、冷房付きで快適だった。

博物館近くのバス停で降りる(当然案内などなく、地図を見せてここに行きたい旨伝え、おろしてもら）。

対岸の橋を渡って少し坂を上った所に博物館はある。

この坂を上った所が入り口。

サバ州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

「歓迎」してくれて、ありがとう。

入館料の、マレーシア人ＲＭ2に対し、外国人ＲＭ15はもう常識（？）

サバ州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中では撮影禁止のため、外にあった看板を代わりに。

お次は、この吊り橋を渡ってヘリテージビレッジへ。

テーマパークっぽくて、面白かった。途中少し雨に降られるも、問題なし。

サバ州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

一応、中に入る前に、靴は脱ぐこと、とか、12歳以下は大人同伴とか、いろいろ注意書きにある、のだけれど。

誰も監視してないし、靴もそのまま入ってた。

サバ州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

建物は高床式になってる。

サバ州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中に入るとこんな長い竹の板張りの空間。ふむふむ、見たことあるある、ＴＶで。

サバ州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

サトウキビは、水牛を使いい時間に120Ｌも絞っていたんだとか。

昔の人の暮らしに、興味がわく。

サバ州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらはブルネイ様式のお宅。

中では、観光客用お土産物を売ってたけれど、何しろ客足がなかった。さびしそうにぽつりと・・・。

サバ州立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

この後、駐車場のスペースに戻ってきた。

これから、近くのイスラム博物館へは行かず、なぜか、わざわざ離れた州立モスクへ向かう私。徒歩10分。

　最近はＩＳなどからモスクがテロの標的にされることもあり、注意をしないといけない場所になっているので、くれぐれも気を引き締めて！

地図を片手に、場所を確認し、とりあえず、バス通りまで出る。

迷いの名人（？）の私にしては、早めの発見。

モスクの塔が見えてきて、ホッとする。

サバ州立モスク 寺院・教会

広い空間の入り口に入る。人気（ひとけ）がない。

サバ州立モスク 寺院・教会

警備の人に告げようにも、人がいない。すぐ横に体を覆う服をかけてはあるものの、何しろ案内してくれる人がいない。

で、きょろきょろあたりを見回して、ようやく2，3人で階段に腰かけ話をする人たちを発見。入っていいか？と許可を求めると、いいよ、と。

サバ州立モスク 寺院・教会

二階の礼拝室。ただ、だだっ広いだけで、何ら荘厳さを感じない(失礼）。

イスラムのあのすばらしい装飾をいくつも見てきている身にとって、ガッカリの内装だった。なんとも、どこかの事務所みたい。

時間が悪かったのだろう、礼拝する人もなく、がらーんとしていた。

サバ州立モスク 寺院・教会

1つ上の階に、恐らく女性用だと思う、礼拝スペースがあった。天井が低く、いかにも女性は格下扱い、の印象。

サバ州立モスク 寺院・教会

モスク内にこんな注意書き。

持ち物を盗まれないように！って、なんという悲しい現実。アラー(神）の前で罪深いことをすると、地獄に落ちるぞー、なんて思わないのかな・・？

サバ州立モスク 寺院・教会

モスクから市街地までバスで戻るつもりが＿

バス停を尋ねたとき、ちょうどナイトマーケットに行くという女性3人組だったため、彼女たちと一緒に歩いて戻る、ことになった。

写真は、私のお勧め。なかにキャベツと卵と・・だったかな。はさんでカリッと揚げてある、スナック。ビールのお供に、したいところだったが、いかんせん、ナイトマーケットにビールは置いてない！！ありえな〜い。

こういうテーブルで、その場で食べてもよし。持ち帰るもよし。

後、食べたのがエビ。大振りでまぁ、おいしかった。ＲＭ20

かくして、2日目の夜もこうして、幸せに暮れて行く・・。