2015/03/15 - 2015/03/15
6292位(同エリア12513件中)
ごんぶとさん
●Tomioka Silk Mill and Related Sites
●登録区分 文化遺産
●登録基準 (2), (4)
●登録年 2014年
2014年に日本で18番目の世界遺産として登録された遺構「富岡製糸場」。たまたま長野新幹線に乗る機会があったため、帰りがけに高崎で途中下車し、話題の世界遺産スポットへと行ってきました。近代日本とフランスが見事に融合した類まれなる建造物。日本の発展に必要不可欠であったこの産業遺産を目にし、大変貴重な体験ができました。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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JR高崎駅を降り、上信電鉄の乗り場へ。
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目的地は上州富岡駅です。
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さあ、電車がきました。
ここから約40分です。 -
高崎駅では「富岡製糸場見学往復割引乗車券」なるチケットが売ってます。(窓口でも、自動販売機でも購入可)
高崎駅〜上州富岡駅間1往復電車賃(1,580円)+富岡製糸場見学料(1,000円)がセットになって2,140円!通常価格より440円もお得なのでオススメです。(しかも、往路・復路それぞれ1回に限り途中下車が可能) -
上州富岡駅に着きました。世界遺産効果か、かなり綺麗に整備されていますね。
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ここから約1キロ。
15分ほど歩きます。 -
途中、有名なしゅうまい屋を発見したので、ちょっぴり寄り道。
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通常はテイクアウトですが、店内には6席ほどの小さなテーブルがあり、食事することもできます。しゅうまいが3個にお茶がついて290円。肉がた〜っぷりつまってて、人気が出るのも頷ける美味しさでした。
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「信州屋」さん。
芸能人もかなり訪れているようです。 -
さて、本題に戻りまして…
富岡製糸場 名所・史跡
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ついに富岡製糸場につきました!!
珍しい真っ赤な丸ポストは未だ現役です。 -
●Tomioka Silk Mill and Related Sites
登録区分 文化遺産
登録基準 (2), (4)
登録年 2014年 -
まず正面に見えてきたのが「東繭倉庫」。
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アーチ状の入り口の真上には「明治五年」と掲げられているとおり、明治五年に建築された建物です。
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倉庫の一部は展示場になっていました。
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蚕から糸を紡ぐ実演もやっていました。希望すれば体験もできるようです。
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木造の骨組みの間にレンガを積み並べる木造レンガ造り工法。日本ではあまり馴染みのない珍しい建造物ですね。
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ここは住居です。偉い人が住んでいた模様。
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こちらは西繭倉庫です。東と同じ大きさ。長さ114m、高さ14m、奥行き12mです。かなり長いです。
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東繭倉庫と同様、日本の瓦職人が甘楽町福島で焼き上げたレンガを使用してます。フランスのレンガ造りと日本の木造建築の融合。素晴らしいですね。重要文化財です。
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再び東繭倉庫へ戻ります。
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レンガの赤と、木組みの白の色合いが良いですね。
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レンガとレンガの目地の部分には通常セメントが使われますが、当時の日本にはセメントがなく、フランスから取り寄せる時間もなかったため、石灰・砂・海草の根を煮たものを混ぜて漆喰を作ったのだそう。これがセメントよりも強固であったというからスゴイですよね。
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窓枠は木造の白。
ちょっぴり可愛さを感じます。 -
そして繰糸場へ。
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内部の見学もできるようです!
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繰糸場は長さ約140.4m、幅12.3m、高さ12.1m。当時は世界的に最大規模だったそうです。
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繭から生糸を紡ぐ機械がズラリと!
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このメカニックな光景はインパクト大です。
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ここに全国から工女たちが集まり、器械による製糸が行われていたんですね。
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剥き出しの機器が血を騒がせます。
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動いている姿を見てみたいですね。
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明治4年(1871年)〜明治5年(1872年)にかけて建設され、同年10月4日に操業を開始したそうです。天井の骨組み感もまた良いよね〜。
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記念に一枚。
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水道も通ってたんすね。
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場所を移動しましょう。
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こちらはブリュナ邸。富岡製糸場の建設にあたり、政府は生糸に精通しているポール・ブリュナをフランスから雇い入れました。そのブリュナが実際に住んでいた邸宅です。いい生活してたんだろうなあ。
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ここは…なんだったかな?
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柵があり、ここから先は入れないようになっていました。宿舎が見えますね。
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ここは女工館です。文字通り、繰糸場に勤めていた女工の宿舎ですね。これらの建築物は重要文化財に指定されていて、ほぼ創業当初のまま保存されてます。
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明治政府がつくった官営工場の中でも、ほぼ完全な姿で往時のまま存続しているのは富岡製糸場だけ。それだけ価値が高く、世界遺産に登録されるのも頷けます。
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富岡製糸場を後にし、正門の近くにある喫茶店で一休み。CAFE DROME(カフェドローム)という、古民家風で雰囲気の良いお店です。
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カフェオレもシャレオツですな。
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シフォンケーキセット1000円
プリンそこがみそセット900円
自家製味噌を使った独特の味わい。
おすすめです。 -
カフェの2階には明治の頃の写真などが飾られていました。
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富岡製糸場操業から3年後の明治8年に建築された古民家を改装したというだけあり、なんとも趣のあるお店でした。
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最後の思い出に、高崎駅にて「アグーリ バイ シャンゴ」へ。全く知らなかったのだけど、群馬はパスタの街と言われるらしいww中でも有名なチェーン店であるシャンゴにて、「シャンゴ風 Mサイズ」(650円)を注文しました。銀の長皿の上にミートソースパスタとトンカツがガッツリ乗った一品。このボリュームでこの値段はお得ですね!味も悪くなかったです。
てことで、47ヶ所目の世界遺産制覇です!!
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