2015/05/09 - 2015/05/09
139位(同エリア260件中)
さよりさん
午後から小布施に行きました。
小布施と言えば栗の町ということしか知りませんでしたが、なかなかどうして文化的に興味深い町です。
今回は時間が短くて十分に回れなかったので、機会があればもう一回ゆっくり見て回りたい町です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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長野電鉄で小布施に向かいます。
乗り場は地下でした。 -
12時10分発の特急スノーモンキーに乗ります。
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小布施駅について駅のそばの総合案内所に「おぶせロマン号周遊券」を買いに行きました。
ボランティアの方が小布施について詳しく説明して下さり、いろいろなパンフレットを頂きました。
とりあえず次のバスまで時間があるので歩いて北斎館のあたりまで行き、ぶらぶらした後乗り場③の北斎館入口からロマン号に乗ることにしました。 -
栗の木テラス。
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中町南交差点。
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北斎館前の広場です。
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北斎館から高井鴻山記念館方面に向かう「栗の小径」
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高井鴻山記念館東門。
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③北斎館入口乗り場からロマン号に乗って浄光寺に来ました。
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浄光寺の山門です。
右の仁王様の前のボタンを押すとご住職の説明の声が流れてきます。
うろ覚えですが、昔この浄光寺は施薬院として作られ病気の治療を行っていたそうです。
ただし薬草による治療が主なので大したことも出来なかったため、薬師如来に病気治癒を願ったということだそうです。 -
本堂に向かう石段は自然石で出来ています。
登ればごろごろしている感じですが、下から見れば鼻先が揃って見えます。
参道側には杉の大木が生えていて趣があります。 -
自然石の石段の上にはきちんと加工した石段があります。
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薬師堂です。
応永15年(1408年)建立で室町時代初期の代表的な仏堂として国の重要文化財に指定されています。
屋根は茅葺きの入母屋造りで、屋根の作りや柱に付いた木鼻などは建築学を勉強する方には非常に興味深いものなんだそうです。 -
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社務所で御朱印を頂いて、30分後のロマン号に乗ります。
最初は行こうかどうか迷った浄光寺でしたが、行って見て良かったです。 -
次に来たのが岩松院です。
嘉永元年(1848)に89歳の葛飾北斎が描いた本堂の天井画「八方睨み鳳凰図」があります。
最晩年の作品で間口6.3m、奥行き5.5mの大画面を12等分し、床に並べて彩絵したのち、天井に取り付けられたそうです。
160年前のものとは思えないくらい鮮やかな色でした。
鳳凰の目が生きいきしています。
残念ながら撮影禁止です。 -
仁王門です。
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赤い仁王様です。
なんか可愛いなーって思わせます。 -
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天井絵のある本堂です。
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一茶と蛙合戦の池。
「やせ蛙まけるな一茶これにあり」という一句を詠んだ池です。
一茶の句碑もあります。 -
関ヶ原の合戦で勇名をはせ、広島城(49万8千石)の大大名になった福島正則ですが、幕府の謀略により信越地方(4万5千石)に国替えさせられた。
在信5年。悲運を嘆きつつ64歳で亡くなった。
石段の上に霊廟があります。 -
ここにも六地蔵様がいらっしゃいます。
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再びロマン号に乗って北斎館入口まで帰って来ました。
中島千波館も行ってみたかったのですが、時間がないので割愛しました。
桜の絵が素敵なので、いつか行ってみたいと思います。 -
「いちむら」のオープンガーデンです。
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高井鴻山記念館。
高井鴻山とは北信濃きっての豪農商の家に生まれ、15歳から16年間京都や江戸への遊学で各界第一人者から多彩な学問や芸術を修め自由で幅広い人脈を築いた。
江戸の浮世絵師葛飾北斎など多くの文人墨客を招き、小布施を文化の香り高い地に育んだ。また飢饉の時は窮民を救い、維新では教育立県を強調し、教育活動に専念した。
第2、第3展示室で鴻山の絵を見ましたが、緻密な観察に基づいて鳥や花や木々が生き生きと描かれています。
北斎の菊の絵が発見されるきっかけとなった「菊図」は後に北斎館で見た北斎の菊の絵によく似ています。 -
歩廊。
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碧漪軒。
葛飾北斎のために鴻山が新築したアトリエ。
碧漪軒は青いさざ波を意味している。 -
碧漪軒の中。
鴻山は北斎を「先生」と呼び、北斎は鴻山を「旦那様」と呼んでいたそうです。
お互いに尊敬し合っていたのでしょうね。 -
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?媚然楼。
鴻山の祖父が江戸時代寛政年間に隠宅として建てた二階建ての京風建築でからくり作りになっている。
鴻山の書斎兼サロンになっている。
幕末の志士も集まったらしく、急な時の逃げ穴もあります。 -
翛然楼の井戸。
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高井鴻山の人となりの一端を垣間見る説明です。
人々に慕われたというのが納得できます。 -
翛然楼への入口、第1展示室(文庫蔵)。
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翛然楼の二階からの眺め。
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翛然楼の二階。
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2階からの抜け穴。
幕末の日本を語る志士たちを逃したのでしょうか? -
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こちらが高井鴻山記念館の正門です。
人格者であり地域の人々の信望を集めていたという高井鴻山という方を初めて知りましたが、もっと沢山の絵や書を見たいと思わせる記念館でした。 -
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枡一市村酒造場だと思うのですが、通り抜けが出来ます。
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立派なお宅です。
ちょうどおうちの方が帰られたところでした。
善光寺と書いた紙袋を持って紋付き袴姿だったので中日庭儀大法要から帰られたところだったのでしょう。 -
蔵のそばを通って行きます。
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再び北斎館の前の広場に来ました。
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北斎館。
入場料1,000円はちょっと高いなーって思いましたが、入ってよかったです。
北斎の肉筆の絵を沢山見ることが出来ましたし、北斎の天井絵が描かれた二基の祭屋台は見事でした。 -
蔵人に出される教理がコンセプトの「蔵部」
帰る日じゃなかったら、ゆっくりお酒とお料理を楽しみたかったです。
建物も非常に立派で入ってみたかった。 -
枡一市村酒造。
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泉石亭。
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せっかく小布施に来たので栗を食べたいと思って、泉石亭に行きました。
栗ぜんざいです。
程よい甘さで美味しかったです。 -
泉石亭のオープンガーデン。
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よく手入れされたお庭です。
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小布施駅。
深いぞ。小布施。
山が近くて空気も澄んだ感じがするし、文化の香りもいい感じ。
是非もう一回泊まりで来たいところです。
あっ、公営温泉見たいなのもロマン号の停留所の中にありましたよ。 -
陸橋がなくて、線路を渡るようになっています。
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駅で卵とか農産物を売っています。
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ライトアップがあるので再び善光寺に来ました。
もっとビカッと照らすのかと思っていましたが、このままの状態がずーっと続いたのでこれがライトアップと思います。 -
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本日の中日庭儀大法要を執り行った浄土宗大本願。
お疲れさまでした。
信州良いなー。はまりそうです。
夏にまた来たいな。
冬に来て温泉に入っているお猿さんも見たいな。
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