2015/05/01 - 2015/05/09
10位(同エリア1662件中)
ウェンディさん
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2015年のゴールデン・ウィークのトルコ旅。
この旅のきっかけとなったのは1年前の冬に母と訪れたヨルダン旅でした。
同じイスラム圏でもエジプトやモロッコとは異なる雰囲気をもつヨルダン。そのヨルダンで中東の文化に魅せられた私たちは、次に一緒に行くならばトルコかな♪と話していました。
しかし世界情勢は刻一刻と変化し、2014年の年末には中東情勢は一気に悪化。
外務省の渡航情報でもトルコとシリアとの国境地帯は退避勧告や渡航延期勧告を示す赤やオレンジ色へと変わりました。そして翌年3月には、一大観光地であるイスタンブールすら黄色い地域へとなってしまいました。
71歳になる母との女二人旅。
女性だけでトルコを旅して危険はないのだろうか、何かあった場合に言葉は大丈夫なのだろうか。
旅の前は、旅に出る私たちもその周りの家族にも不安なことが沢山ありました。
でも、決めるのは私達。
旅の前も手配会社と連絡を密にとり、最悪、状況が悪化した場合には旅の途中での帰国便の取り直しも覚悟し、トルコへと旅立ちました。
そして、現地入りして感じたのは、シリア国境地帯に近づかなければ大きな危険はないという事。
カッパドキアやイスタンブールでは通常通りの人々の生活が営まれていました。
戦闘地帯に隣接する国といっても、トルコは国土が広い国。全ての地域が危険という訳ではありません。
旅人が自分自身できちんと注意を払い、挑発行為や危ない行為をしなければ何の問題もなく旅をすることができました。
トルコでの滞在はカッパドキア4日間にイスタンブール3日間。
カッパドキアで4日間って、そんなに何をするの?と云う印象がありますが、日本語のガイドブックの情報なんて本当のカッパドキアの情報の1/10にも満たない量。
カッパドキアには岩山を巡るトレイルやローマ道が何カ所もあり、そんな道をトレッキングしたり、小さな村の岩窟教会を歩きまわったりで、4日間なんてあっという間。
更に欲張りな私たちはカッパドキアの村のご家庭に泊めて頂き、トルコの伝統料理や手芸を教わったりとホームステイも愉しんできました。
そのホームステイ先で名づけて貰ったトルコ名が、ファティマとアイシャ。
ファティマとアイシャが歩いたトルコ・アナトリアの旅行記です。
☆★☆★☆★☆★旅程 2015/5/1〜2015/5/9☆★☆★☆★☆★
■5/1 成田22:30 -TK0053-
■5/2 イスタンブール 04:40 / 09:50 -TK2026- カイセリ11:10
ソーアンル谷、ソベッソス遺跡、三姉妹の岩、聖ヨハネ教会(チャウシン)
□5/3 ウフララ渓谷、デヴレント、パシャバー
□5/4 Ballooooon、マズの地下都市、時に忘れられた村ジェミル、ラブ・バレー、ウチヒサール、ギョレメパノラマ、野外博物館、薔薇の谷トレッキング
□5/5 ホームステイでお料理教室、ギョレメ・パノラマ・トレッキング
□5/6 カイセリ6:00 -TK2023- イスタンブール07:25 イスタンブール観光
□5/7 イスタンブール観光
□5/8 イスタンブール観光
□5/9 イスタンブール 01:15 -TK0052- 成田18:30
☆★☆★☆★☆★ ファティマとアイシャの旅 旅行記☆★☆★☆★☆★
【1】日本人の知らないカッパドキアへ☆ソーアンルの岩窟修道院:
http://4travel.jp/travelogue/11010564
【2】ウフララ渓谷は赤目溪谷だった!?:
http://4travel.jp/travelogue/11012680
【3】男の村マズにある真実の地下都市とバルーン・ライド:
http://4travel.jp/travelogue/11013325
【4】時に忘れられた村;ジェミルへ:
http://4travel.jp/travelogue/11015647
【5】Forgotten Cave Churches☆ローズ・バレーをトレッキング:
http://4travel.jp/travelogue/11017310
【6】女の修業!度胸でチャレンジ♪ホームステイでお料理教室:
http://4travel.jp/travelogue/11018186
【7】スター・ウォーズの世界へ☆ギョレメパノラマをハイキング:
http://4travel.jp/travelogue/11019510
【8】貌のない天使を探して
http://4travel.jp/travelogue/11024303
【9】スルタンの秘められた世界;狂気を孕む王宮へ
http://4travel.jp/travelogue/11028013
【10】点と線を楽しむイスタンブール街歩き
http://4travel.jp/travelogue/11039360
【11】メドゥーサの微笑み☆美味い話にウラは無い!
http://4travel.jp/travelogue/11050701
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回のトルコ旅。
母と一緒に旅することになったきっかけは、ヨルダン旅。
でも私の中には、トルコへと行ってみたいもう一つの理由があった。
1年半ほど前、私は図書館で1冊の本に出会っていた。
分類的には児童書なのだが、私のトルコに対するイメージをがらりと変えトルコに行きたいと思わせてくれた本だった。
その本は、1890年に和歌山県沖で座礁したトルコの軍艦エルトゥールル号の救出の様子と、その約1世紀後にイラン・イラク戦争で紛争地域に取り残された日本人の救出に動いてくれたトルコ政府とトルコ航空の方々の話で、実体験をもとに書かれていた。
(書名:エルトゥールル号の遭難 トルコと日本を結ぶ心の物語 著者:寮 美千子、出版社:小学館)
日本政府が自衛隊を出せない様な空爆が繰り返される危険な状況下(日本の憲法上の問題も多少あったのだろうが)、自国民ではなく日本人を救出するために動いてくれたトルコという国とトルコ航空の乗務員たち。
そんな人たちのいる国へ行ってみたいと思っていた。 -
イチオシ
母とのトルコ旅が決まるまでは早かった。
私がトルコに関心を持っているのを知らぬ母からのメールで、母がトルコに真剣に興味を持っているのを知った私。
二人の間の会話は、ひとこと…だけ。
「では、行こうか」
最近の母は、昔の母からは想像できないほどずっと逞しくなり(体という意味ではなく)、自分のやりたいことは出来る範囲でやり通す。
やはり、私とは血の繋がりがあるらしい…事を感じることがある。
(写真:カッパドキアの小さな村チャウシン(Cavusin)の崖の上から夕陽を眺める母) -
トルコへの出発は金曜日の夜。
成田空港の最後便22:30発のTK0053だ。
トルコに行きたい!と思わせてくれた本の影響で、キャリアはTK(トルコ航空)と決めていた。
そして約12時間のダイレクト・フライト。
目的国まで乗り継ぎがないのは体にとっては、とても楽。
飛行機が飛び立つ頃は深夜なので、夜食を食べたらそのまま睡眠タイムへと突入!
気がついたらトルコ上空で、朝食の時間だった。
イスタンブールからは4時間のトランジット時間を経て、カッパドキアの最寄り空港であるカイセリまで向かう。
通常、トルコ航空利用の場合は国際線に+1万円/1路線の追加料金で国内線を追加購入できるのだが、私たちはあえてそれを利用せずに現地手配会社のStreamにイスタンブール―カイセリの航空券の手配をお願いした。
そして、これは大正解。
片道50TL≒2500円相当で国内移動の手配が出来た。 -
イスタンブールのアタテュルク空港に到着した私と母にはすべきことが2つあった。
1つめは、現地通貨トルコリラの入手。
直近のロシア旅では両替レートで痛い目にあっている私は、ここでは慎重に動くことにした。
乗り継ぎ時間は4時間。
時間は十分にあるので、到着ロビー・出発ロビーの両替屋さんを片っ端から廻って、レートと手数料を確認する。
そして分かったことは、空港の両替屋さんは到着階、出発階ともにみんなほぼ一律のレートで両替手数料も変わらない。
だから、どこで両替しても大丈夫だ!ということだ。
両替場所は何処でもよかったのだが、安心のため銀行の両替所で両替を行った。
100円=2.204TLでコミッションは4%。
両替には税金を支払う必要もあり、50000円が1055.72TLへと変わった。
最終的に1TL=約48円程度となった。 -
現地通貨を入手した私たちが次にやるべき2つ目のこと。
それは、旅の後半の日程で必要となるイスタンブール・カードの入手だ。
イスタンブール・カードはイスタンブール内のトラムやメトロに割引料金で乗ることが出来るチャージ式のプリペイド・カードで、このカードを持っていれば正規料金の約半額で交通機関に乗車することができる。
カードの販売場所はメトロの駅のだが、なぜかイスタンブール空港の国際線出発フロアの売店にも販売しているところがある。 -
空港内でイスタンブール・カードが買える場所。
その場所は、国際線出発フロアのEカウンタの背面のトイレへと続く通路の脇のお店で、その看板には、Airport Photo Serviceと書いてある。
特にイスタンブール・カードを販売します…との案内は何処にもないが、このAirport Photo Serviceでイスタンブール・カードが買え、チャージもできる。
Airport Photo Serviceのお店を探すときの目印は、Eカウンタとトイレのマークだ。
Eカウンタを目指して歩けば、お店はすぐに見つかる。
イスタンブール・カードはカード基本代金として6TL(約300円)かかるが、小銭を持ち歩かずに公共交通機関に乗れる便利さには代えられない。
1枚で複数人利用も可能なので、1枚購入し二人分の交通費として20TLをチャージする。アタテュルク国際空港 (IST) 空港
-
乗り換え時間の間に2つのやるべきことを終えた私たちは、お茶の時間。
空港のカフェでトルコのファスト・フードであるゴマパン;Simit(シィミット)を買って、小腹を満たす。
食感はふっくらというよりもモチモチしていて、咬み応えがあり美味しい。
トランジット時間はまだまだ2時間以上あり、ゆっくりガイドブックでも読んで旅の情報を整理しよう…としていたら、母が大慌てでリュックの中を探って、中のものを一つ一つテーブルの上に並べ始める。
どうやら、飛行機の中で読んでいたガイドブックを座席のシートポケットに忘れてきたらしい。
のんびりカフェ・タイムはお預けとなり、空港内のトルコ航空のカウンタへと向かう。
トルコ航空のカウンタで事情を話すと、係員は空港内のLost & Foundの窓口へと行けという。
そして、Lost & Foundへ行き事情を説明すると、それはトルコ航空の仕事だからトルコ航空の窓口へ行けと云われる。
結局、トルコ航空の窓口とLost & Foundの窓口へそれぞれ2回ずつ行ったのだが、双方の係員はお互いに仕事をやる気がないようで、仕事の擦り付け合いの様相となり、もう面倒くさくなった私たちは、ガイドブックを見つけるのは諦めた。
やはり、此処はインシアッラー(神の御心のままに…)の世界だ。 -
イスタンブールからカッパドキアの最寄りの空港カイセリまでは1時間20分の空の旅。
飛行機がカッパドキア地方へ近づくと、遠くに東側の雲の上に突き出た雪を冠る山の姿が見えた。
ノアの方舟が到着した伝説を持つアララト山(標高5137m)だろうか。 -
飛行機は小さな田舎町のカイセリ空港に定刻に到着した。
カイセリ空港で注意すべきことはただ一つ;国際線からダイレクトに荷物を直送している場合はその受け取り場所が一般の方とは異なるので、荷物を受け散る時は人の流れについて行ってはいけない…ということ。
荷物の受け取り場所についてのアナウンスは特に何もなかったので、疑いもせずに一般のターンテーブル脇で荷物が来るのを待っていたのだが、荷物は来ない。
暫くして、係員のお姉さんがインターナショナル…ナンタラカンタラ…と叫び、数人の乗客を引き連れて移動を始めた。
お姉さんに走り寄り、国際線とは何のことか?と確認したら、国際線からの乗り継ぎ者は別室へ行かなければならないことが分かった。
国際線からの直送荷物だったので、麻薬犬等のチェックがあったのかもしれない。カイセリ空港 (ASR) 空港
-
カイセリ空港でガイドのジェムさんと落ち合い、車で観光ポイントへ向け移動する。
そしてジェムさんとお互いの自己紹介をしたのだが、この時にジェムさんから3日間の観光の順番を変更したい旨の提案があった。
順番変更の理由は、毎年5月初旬にあるフェスティバル(祭日)。
今年は5月初旬の祭日が土日とくっついてしまったので、カッパドキア、特にギョレメ近郊は外国からのゲストだけでなくトルコ国内からの観光客で大賑わいとなってしまった。
私たちが到着した土曜日は連休の真最中なので、観光客で混みあうギョレメは避け、観光客の少ないポイントから廻ろう!という提案だ。
空いている場所から見て行こうという提案には賛成だったのだが、この情報を事前には全く聞いていなかったので、この話を聞いた時はちょっと戸惑った。
観光順序の変更は何の問題もないが、その日に巡る遺跡の予習の関係上、観光順序が変わる…という情報は、日本を発つ前に欲しかった。というのが本音だ。
結果としては、旅行会社がプラン変更をしてくれたこの案がカッパドキアでの最高に素晴らしい3日間を導いてくれたので、終わり良ければ全て良し…だったのだが、言葉が通じない国で、突然のプラン変更は少しドキドキする。
(写真;カッパドキアの奇岩郡:車窓越しなので色が少し強い) -
カイセリ空港から車で1時間半。
最初に到着したのは、ソーアンル(Soganli;ソガニ)と呼ばれる山間の小さな村だ。
この村には、紀元前から人が住んでいた岩窟住居跡がある。
今から2000年以上前の人間は巨大な岩山を掘り、5000人が暮らす岩窟住居を作った。 -
道路の脇に見える石の壁が、岩窟住居だ。
現在は、岩窟住居の前面の岩が崩れ、各部屋の断面図が見えるようになっているが、その昔はこの一角は岩で覆われ、地上12階・地下5階の総階数が17階建ての岩窟アパートメントがこの地に存在した。
この岩窟住居に住んでいた人達、彼らはメソポタミア文明を築いた人々の子孫たちだ。
最初にこの石窟住居が作られたのは、戦いの時の一時的なシェルター用だったのだが、後に拡張され巨大な集合住居へと変貌を遂げた。 -
壁に開いている大きな穴は、人間たちのかつての住居スペースだ。
リビングルーム、台所、寝室、そしてお手洗いや家畜小屋までもが岩の中に掘られ、人々は岩の中で生活していた。
でも、岩窟住居の中にお手洗いって、廃棄物の始末はどうしていたのだろう。
ベルサイユみたいに岩の窓から外に捨てていた?とか…。
気になったのでガイドのジェムさんに聞いてみた。
お手洗いの方法は壺の利用。
壺の中に用を足し、岩の外の畑まで捨てに行っていたそうだ。 -
岩壁には人間が入るにしては小さすぎる20cm四方サイズの小さな穴も掘られている。
この小さな穴の用途は、鳩の住居。
人間は鳩に棲家を提供し、鳩の落し物である糞尿を集め有機肥料とした。
また、鳩にとっても人間の住居近くに巣があるのはメリットが大きい。
鳩を狙う猛禽類も人間の棲家の近くには寄ってはこない。
岩壁に見える鳩穴の大半は、白い色で縁取りを施されている。
これは、鳩に鳩小屋の場所を知らせるための仕掛けだ。
鳩の色彩認識能力では、ただ岩に穴を穿っただけでは巣穴と崖肌の区別が難しい。
だから巣穴の入口に白色の染料を施すことで、鳩に巣穴の位置をアピールしている。
今現在の壁肌に見える鳩穴は、崖崩れにより2000年前の岩窟アパートメントの断面が現れてから、後世の人達が岩を掘り作った鳩穴。
鳩穴はメソポタミア時代から近代にいたるまで脈々と受け継がれてきたこの地方の伝統的な肥料の採取方法だ。
そして、岩窟住居の上下の部屋を繋ぐようにある規則的な小さな四角の形は、上下の部屋を結ぶ梯子段の跡。
岩の中に掘られた各階の部屋は梯子段で結ばれ、自由に行き来できるようになっていた。 -
岩窟住居を見学した後は、お待ちかねのトルコランチの時間。
この日のランチタイムは、ソーアンヌ村の村人が経営するレストランでの昼食だ。
レストランの庭には大きなリンゴの木が枝を広げ、木陰を作っている。
白い花をつけたリンゴの木。
風が吹くと、花びらが緩やかに舞う。
5月初旬のカッパドキアは、朝晩はフリースが欲しいくらいの気温だが、お天気の良い日中は長袖1枚でも汗ばむほど。
リンゴの木が作り出す木陰のテーブルに腰を下ろして、ランチタイム。 -
ランチは手配に含まれているので、基本的には選べないが肉の種類は選択が可能。
母はビーフ、私はチキンでお願いする。
トルコ料理は世界3大料理の一つともいわれる料理(私も今回の旅で初めて知ったのだが)、その味は日本人好みであることは間違いない。
アラブ料理というと香辛料がたっぷりのイメージがあるのだが、食べてみた感想は、香辛料はそんなにしつこくはなく、どちらかというと若干、塩味が薄いくらいだ。
そして、トルコはパンが美味しい。
更にカッパドキア地方は蜂蜜の産地。
ランチタイムには大皿に蜂蜜がタップリと供される。
とれたての濃厚で薫り高い蜂蜜は、私の大好物。
幸せなランチタイムだった。 -
レストランでは村の女性も働いている。
トルコの農村地帯の女性の服装、特にズボン(スカートみたいだが)は特徴的な形をしていて、まるで日本の昔の不良男子学生が履いていたズボンの様で、もんぺの股の部分が足首近くにある様な…と云うかなり面白い形をしている。
この時は、こんな形のズボンで足さばきが悪くないのだろうか…と思ったのだが、この数日後にホームステイ先で自分自身がこの服装を着ることになり、作業性の良いズボンであることを実感した。 -
このソーアンルの村は、女性の手工業の村としても知られている。
トルコの手工業というと絨毯を思い浮かべるが、ソーアンヌの手工業は人形。
ソーアンヌ・ドールと呼ばれるこの地域独特の人形を売りにしている。
人形はどうも苦手な私は購入しなかったが、海外からのゲストに人気だそうだ。 -
昼食の後はハイキングの時間。
ソーアンヌの村には昔の岩窟修道院が残っている。
ソーアンヌに修道院が築かれたのは、カッパドキアのギョレメの修道院よりも時代が少し後の事。
ここは、宗教間の争いによりギョレメを追われた修道士たちが作った岩窟修道院とも云われている。 -
このソーアンルの谷で有名なのはDorm ChurchとHidden Church。
この2か所の岩窟教会へは車では行くことが出来ないので、簡単なハイキングとなる。 -
なだらかな道を登る。
前を歩くのはガイドのジェムさん。
目の前にドーム修道院が見えてきた。 -
カッパドキアには数多くの岩窟修道院の遺跡が残されているが、ドーム型の天井を持つのはソーアンヌ谷のここだけ。
修道院の中には壁画も残っているのだが、岩場の足場の崩れが激しいため危険があり、行ってはダメ。とジェムさんに言われてしまった。
他の観光客達は中まで入ってフレスコ画を見ているのでちょっと悔しいが、ガイドさんが
いう事は守る方が良いのは分かっている。 -
イチオシ
こちらの岩窟寺院は、ドーム型の屋根の様子が更によくわかる。
ドーム型修道院の背後には、崩れかけた岩窟寺院があり、なんだか地球上ではない世界、スイフトが紡ぐラピュタの世界のようだ。 -
イチオシ
ソーアンルにあるこれらの岩窟修道院は、多層構造になっている。
一番上階は、教会。
その下は台所等の居住区。
更に下階には馬小屋。
最下階に寝室や勉強部屋があったそうだ。ソーアンル渓谷 史跡・遺跡
-
古の修道士というと男性だけをイメージしがちだが、この岩窟修道院が作られていた頃には女性の修道士(修道女)も居て、それぞれが個別の岩窟修道院で生活していたそうだ。
5月の初旬は、野草が花開く時期。
草むらの中を歩くごとに、ハーブの香りがあたり一面に広がる。 -
カッパドキアの大地は乾燥した大地。
植物なんて育たないだろう…と思いがちだが、実はこの地はトルコの中でも一大ワインの産地。
地面をよく見ると、葡萄の樹が植えられている。
この葡萄は背が高くならない品種だ。
秋には水分たっぷりの甘い果実が実るのだろう。 -
葡萄畑の向こう側にも岩窟修道院が続いている。
-
このソーアンル村に広がっているのは修道院遺跡だけではない。
ついこの間の50年ほど前までソーアンヌ村の岩窟住居として現役で働いていた家々もまだ残っている。
政府からの退避命令で現在は住居として使われてはいないが、納屋としてまだまだ活躍中の岩窟住居もある。 -
岩窟住居の中は足場もそんなに悪くはないので、中に入ることも可能。
住居の中はこんな風になっていた。 -
床には竈の跡もある。
酸素を取り入れるための吸気口も完備されている竈だ。 -
これは、薪で焚く石窯。
村には共同石窯があり、昔は村の女性が総出で1日がかりでパンを焼いたそうだ。 -
足元には様々な野草。
花が好きな母は、岩窟修道院にもお花にも大感激している。 -
ソーアンヌの村を30分ほど散策し、次に向かったのはソベッソス (Sobesos) 遺跡だ。
ソベッソス遺跡は、ローマ時代とビザンチン時代の遺跡が保存状態も良く残されている場所だ。
遺跡の保存状態の良い理由…それは、発見されてまだ間もないから。
2000年初頭に、個人の所有の畑の中から見つかったと云われているが、実は盗掘者たちが掘り当てた…という説もある。
どちらにしても見つかった遺跡は政府の管理下に入り、保護の対象となったそうだ。
この写真はローマ風呂(ハマム)で、風呂の中には温めた湯が冷めないようにする円柱型の温め石や、水道の蛇口があるのが分かる。 -
このソベッソスの町はトルコの考古学者たちの間ではずっと謎の町だと云われ続けてきた街だった。
何故、謎の町と言われたのか…。
その理由は、文献にその名は残されているのに一向にその場所が特定できない町だったから。
まるで邪馬台国のようだ…。
そして、この遺跡が見つかった時、トルコの考古学会は大騒ぎとなった。
これが、あのソベッソスか…と。
更に、このソベッソスの遺跡からは驚くべきものが見つかった。
それは完全な形のローマ遺跡。
21世紀の初めに、美しいモザイク画が床一面に広がるローマ遺跡が永い眠りから目を覚ました。 -
ソベッソスのローマ遺跡は、ビザンチン時代が始まるころ、キリスト教会へとその姿を変えていった。
-
キリスト教徒たちは、床の美しいローマのモザイク画には目もくれず、その上に教会を建築した。
-
教会の床には特徴的な正教の十字架が今も残っている。
-
イチオシ
カッパドキア1日目にして、ガイドブックには殆ど記述の無い遺跡を巡った私と母は、新しい知識でそろそろ頭が飽和状態。
昨晩の夜のフライトから基本的にはベッドで寝ていないので体も結構疲れてきている…という事で、この日の観光はこれで終わりとして、ホテルへと向かう。
その途中で少し休憩したのがキノコ岩のある丘の上。
三姉妹の岩(Fairy Chimny)だ。
日本語では三姉妹と表現されるこの岩たちだが、トルコでの表現方法は親子岩。
左がお父さん、右は赤ちゃんを抱いているお母さん…だそうだ。スリーシスターズ 建造物
-
そして、実はこの親子岩。
この岩も、昔の人たちの岩窟住居だった場所だ。
赤ちゃん岩には、玄関にあたる穴と登るための梯子段が掘り込まれている。
しかし、手すりも何もない岩肌の梯子段。
雨の日は滑って危ない気がするのだが…。
昔の方は、身体能力がとてもよかったのだろうか。 -
今晩から2泊の夜を過ごすのはギョレメから車で8分のチャウシン(Cavusin)という小さな村。
ギョレメの様に観光客で溢れているわけではなく、静かに落ち着いた滞在が出来る村だ。
旅の前にはチャウシン村については殆ど情報が得ることが出来なく、村の中に夕食を食べるレストランがあるかどうかさえも不明だった。
しかし、ホテルについて30分後には、此処の村に滞在することが出来て良かった〜と思える素敵なところだった。
勿論、村の中にはレストランもお土産屋さんも宿泊施設も数多くある。
(写真:遠景から眺めるチャウシンの村) -
カッパドキアの2日間の宿泊はチャウシンのミラクル・ケーブ・ホテル(Miracle Cave Hotel)。
昨年開業したばかりの洞窟ホテルだが、静かな農村の高台に建ち、のんびりゆっくり滞在したい方には一押しでお勧めできるところだった。
ホテルのすぐ裏には薔薇の谷が広がり、そして目の前の大地にはカッパドキアのステップ。遠くにはゴツゴツの岩山が見える。
そして特筆すべきは、ホテルの立地。
ホテルがある場所…そこはあるモノの基地となっている。
あるモノとは、バルーン;気球だ。
朝、気球が目の前から空高く登っていく…そんな光景も見ることができる。Miracle Cave Hotel ホテル
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イチオシ
チェックインを済ませた母と私は、ホテルのオーナーのメメットさんから耳より情報を仕入れてしまった。
ホテルから歩いて5分の所にある岩窟教会。
その教会の上に登ると、夕陽に輝く薔薇の谷の風景とステップに沈む太陽の姿を一気に見ることが出来るという。
疲れているからホテルに帰ってきたはずの母と私だったが、そんな情報を聞いてしまったからには、部屋で休憩しているなんてことはできない。
早速、その岩窟教会へと出かけてみることにする。
岩窟教会があるのは、ホテルから徒歩5分の場所。
しかし、教会があるのは目の前にそびえたつ垂直な崖のような岩山の上。
あそこまで、いったいどうやって登るのだろう…。
(写真:岩窟教会がある崖;ホテルの前から撮影)聖ヨハネ教会 寺院・教会
-
岩の上に登れば岩窟教会に辿り着くはずと、崖の道を上に登る。
道と言ってもヒトの踏み跡はあるが、草ぼうぼうで殆ど獣道に近い感じだ。
でも、そこしか登り口は見つからなかった。
崖に沿う道を10分以上登ったところで、教会のアーチが見えてきた。
しかし、あともう4メートルくらい崖を登れば教会のあるところ…という処で、道は途切れ、目の前にそびえたつのは石の壁。
手を伸ばせば届きそうなところにある岩窟教会。
ロッククライミングが出来れば教会までたどり着ける。
でも、母と私にはそれは出来ない。
周辺の崖で登れそうな壁を探したが、どうしても教会のある階層へは辿り着くことができなかった。 -
登ってきた道を下り、再び崖の下の村の道路に立ち、途方に暮れる。
こういう時は、誰かに聞くのが一番。お土産屋さんのお兄さんに道を聞こうか…。そんな考えが頭に浮かぶ。
しかし、それと同時に脳裏によみがえるのはモロッコのマラケシュでの少し怖かった経験。道案内をしてもらったお兄さんに絡まれ、脅された記憶が頭をよぎる。
でも、あの時は夜。
今は、まだ明るい時間帯だ。
例え絡まれたとしても周りには観光客の姿もあるので、何とかなるだろう。
意を決して、目の前の露店の少年に岩窟教会への行き方について声をかける。
少年の返事は、思いもかけないモノだった。
彼は「僕が一緒に連れて行ってあげるよ」と答えてくれた。
いつもの私ならば、アラブの国でこんな言葉を聞いたならば、こいつはワルイヤツだ!と決めつけるのだが、この少年はどう見てもワルイヤツには見えない。
歳の頃はまだ中学生くらいだ。信用しても大丈夫だろう。
彼に道案内をお願いすることにした。
暫く歩くと彼は道端の看板を指さし、この看板を見つければ行けたんだよ!と道案内の樺を教えてくれた。
その看板があるのが、写真下のお土産屋さんのすぐ脇だ。 -
そして、少年は「ここから先は急な坂道になるから喉を潤しておく方がいい」とすぐ傍のジュース・スタンド(お土産屋さん併設)へと案内してくれた。
確かに私たちは水を部屋に置いてきていたし、先ほどまで崖沿いで道を探し回っていたので喉がカラカラ。
ここは少年の言葉に従い、オレンジジュースをいただくことにする。
生絞りオレンジジュースは1ユーロ(3TRY)だ。
売店の女性が慣れた手つきでオレンジを絞り、手渡してくれる。
私たちは、この女性の絞るオレンジジュースを一気飲み。
喉が渇いていたので、生きかえる様に美味しかった。
案内の少年も、スタンドまでの案内賃として、お店の方にコップ半分のジュースを絞ってもらっていた。 -
少年の案内で岩窟教会の坂を登り始める。
今回の道はさっきまで彷徨っていた獣道のような草ぼうぼうではなく、ちゃんとした道だ。
10分ぐらい登ると平坦な場所に出て、道沿いには昔の岩窟住居跡があった。
ここの岩窟住居は20年位前までは、少年の祖父母が住んでいた場所だそうだ。
道理で、少年はこの辺に詳しいわけだ。
岩窟住居の入口はアーチ型になっている。
四角く石を積む方が楽だし、扉も設置しやすいだろうに…と思うのは素人で、アーチ型に石を組むことで四角い石組みの何倍もの強度を出せるそうだ。
そういえば、ローマ時代の水道橋も下部の造りは必ずアーチ型になっている。 -
岩窟住居の先は、岩窟教会が広がっている。
この教会の名前は、聖ヨハネ教会(Church Of St. John The Baptist)。
5世紀(ビザンチン時代)に掘りこまれた岩窟教会で、カッパドキアで最も古い時代に掘り込まれた岩窟教会のひとつだ。
特に保護はされていないので痛んではいるが、その内部は荘厳な雰囲気で、ところどころに彩色の跡も残っている。
宿の傍にこんな素敵な遺跡が眠っているなんて、想像もしていなかった。 -
洞窟教会の各部屋は短い回廊で結ばれ、礼拝堂であったと思われる部屋のアーチには使徒の顔のフレスコ画が残されていた。
後世の人によりイタズラ書きをされたりしているが、暮れゆく太陽の光に染まる礼拝堂の内部は厳かな雰囲気だ。 -
後光が輝くキリストの姿も残っていた。
少年は流ちょうな英語で、一つ一つの壁画について簡単な説明をしてくれる。
君は将来、立派なガイドさんになれそうだ。 -
教会の更に上にある崖の上へと登る。
崖自身は切り立ってはいるが、その上は思いの外広く、下から見上げた時のような断崖・絶壁の一枚岩という感じではない。
崖の端に立ち、眼下に広がるチャウシンの村を見下ろす。
絶景だ〜。
崖の端にはフェンスなんてあるわけはない。
母はこわごわと下を覗き込む。
まあ、71歳の方は普通はこんな危険そうなところ(実際はほとんど危険はないけれど)、来ることはまずないよね。
此処まで来ることが出来てよかったね♪
ほんの30分前までは全く知らなかったチャウシン村の聖ヨハネ教会。
こんなすごい光景が見れるところ、なんでもっとアピールしないのだろう…。
どうしてガイドブックにも載っていないのだろう…。
みんなに教えてあげたいという気持ちと、秘密の場所にしておきたい…という気持ちが交差する場所だ。 -
崖の上からは宿泊しているミラクル・ケーブ・ホテルも見える。
(撮影は望遠)
こうやって上から見ると、岩壁を削って造られた洞窟ホテルってことが一目瞭然だ。 -
崖の背後に広がるのは薔薇の谷であるローズ・バレー。
赤色の岩肌に夕陽が当たり、更にその色を紅へと変えつつある。
そして、薔薇の谷の前にある岩はエノキ岩。
これからキノコ岩になる準備をしている岩たちだ。 -
イチオシ
エノキ岩の前には、長年の雨水の侵食により形成されたシメジ岩の姿。
崖の上から見る村の反対側には、想像もできないような景色が広がっていた。
夕陽の紅色が、薔薇の谷の色合いを刻一刻と変えていく。
そんな様子をゆっくりと眺めていたら、先ほどの案内してくれた少年が「僕は店の後始末があるから、先に帰るね。帰りは今の道は危ないから、少し遠回りだけど向こうに見える自動車道を通ると良いよ♪」といい、崖を駆け下りて行った。 -
えっ…、まだお礼も言ってないのに…。
彼はウサギのようにぴょんと消えてしまった。
母と私はあっけにとられながらも、あの少年の優しさに感謝し、最初に少しでも彼の事を疑ってしまった自分が恥ずかしかった。
トルコの人は優しい…とは聞いていたが、その言葉に間違いはない。 -
暫く岩の上で夕陽を眺めていたら、崖の下から一台のオートバイの音。
誰かが夕陽を見に来た様だ。
ライダーがバイクを降り、こちらを振り返る。
あっ!!! あなたは、ホテルのオーナーのメメットさん。
メメットさんは私たちに用があり部屋に電話をして、我々が外出しているのを知り、どこかで道に迷っていないか心配して様子を見に来てくれたらしい。
(まあ、日本人の母娘のペアは頼りなく見えるかもね…)
実はオーナーのメメットさんは日本語もかなり上手だ。(英語・西語・伊語・仏語も出来るらしい)
夕陽を見ながらメメットさんとおしゃべりをする。
そして、メメットさんに此処までたどり着くまでの顛末を説明したら、メメットさんは大笑い。
彼が笑いながら言うには、私たちを案内してくれたあの優しい少年はメメットさん家の向かいに住む男の子で、更にジューススタンドでオレンジジュースを絞ってくれたお姉さんは彼の義理の妹だということ。
小さな村だから、みんなが顔見知りなんだ〜。 -
崖の上にはサンセットを愉しむために続々と観光客が上がってくる。
日本人には殆ど知られていないチャウシン村のヨハネス教会の崖の上だが、世界の旅行者から見れば、かなり有名な場所だったみたいだ。
青い空と赤く染まる薔薇の谷。
小さなチャウシンの村で、こんな風景が見られるなんて…想像もしていなかった。ローズ バレー 旧市街・古い町並み
-
私達が夕日を眺めていた場所は、こんなとこ。
写真で見ると結構すごいところに腰かけていたんだな〜と思う。
みんなが思い思いの場所に腰を掛けて、夕日を見ている。
(撮影:偶然同じホテルに宿泊したトラベラーbakuさん から提供♪) -
カッパドキアの大地に沈む太陽を眺めながら、日本からの長かった28時間を振り返る。
アナトリアの大地に広がるカッパドキア。
旅の前は、ギョレメにある教会遺跡と奇岩のパノラマがその観光のメインなのだろう…と思っていた。
でも、それは、違う。
カッパドキアには、もっと素敵な自然、自然の中に残された古い遺跡たちが佇んでいた。 -
旅行会社にアレンジを依頼する時に、心行くまでカッパドキアを堪能できるようなプランにしたい…とお願いをしていた。
それが、こんな形で実現するなんて…。
そして、滞在先として選んだチャウシンの村とそのホテル。
そこは、私が考えていた以上にカッパドキアらしい、そして優しく素敵な人達がいる村だった。
母と私は、自分たちの幸運さに感謝しつつ暮れゆく空を眺めていた。
続きの旅行記:【2】ウフララ渓谷は赤目溪谷だった!?:
http://4travel.jp/travelogue/11012680 -
【個人旅行の旅の情報:カッパドキア編≪旅編≫】
2015年5月初旬・カッパドキアの治安:http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/tips/11727857/
2015年5月初旬・カッパドキアの天気・服装:http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/tips/11730258/
カイセリ空港での注意点:http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/kayseri/transport/10417062/tips/11727858/
ミラクル・ケーブ・ホテル:http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-11730232.html
カッパドキアの旅の時期
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/kankospot/10263544/tips/11751928/
カッパドキアでの滞在日数
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/tips/11762057/ -
【個人旅行の旅の情報:カッパドキア編≪アクティビティ編≫】
現地手配会社(ストリーム):http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/tips/11727769/
気球ツアーでの注意点
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/kankospot/10418541/tips/11742495/
地下都市の真実
http://4travel.jp/travelogue/11013325
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/kankospot/10503890/tips/11749544/
男の村:Mazi
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/tips/11742460/
ギョレメパノラマ・ハイキング情報
http://4travel.jp/travelogue/11019510
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/kankospot/10383198/tips/11766085/
ローズバレー・ハイキング情報
http://4travel.jp/travelogue/11017310
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/cappadocia/kankospot/10383207/tips/11770860/ -
イチオシ
【個人旅行の旅の情報:イスタンブール編】
イスタンブール空港での両替事情:http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/istabul/tips/11727856/
イスタンブール・カードは何処で買う?:http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/istabul/transport/10265222/tips/11727855/
持っていく現金はリラ以外はドルかユーロか どちらがお勧め?:http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/tips/11731634/
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この旅行記へのコメント (19)
-
- karasukkoさん 2015/06/19 18:55:53
- はじめまして。
- ウエンディさん
はじめまして。そして、旅行記への投票ありがとうございました。
トルコ(カッパドキア)の旅行記、中身が濃くてまだ良く拝見できていないのですが、お写真見るだけでも厚みがありますね。
カメラが違うのですか?
写実的なのに(写真だから当然ですが)、どこか絵画のようでもあり・・・。
お母様とのかけがえのない時間が持ててよかったですね。
旅行に出ると、またいろんな面が発見できて_それが、鬱陶しいこともあるのですが_良い思い出になったことと思います。
またゆっくり見せていただきたいと思います。
karasukko
- ウェンディさん からの返信 2015/06/19 21:15:29
- RE: はじめまして。
- karasukkoさん、こんばんは。そして 初めまして。
ロベン島の旅行記を興味深く拝見しました。
南アフリカは私もいつかは…と考えている場所。
ナミブ砂漠は勿論行きたいですが、ロベン島も興味がある場所。
「生まれながらにして肌の色や出身や宗教を理由に他人を憎む人は誰もいない。憎しみは後から学ぶものであり、もし憎しみを学ぶことができるなら、愛することも教えられるはずだ。愛はその反対の感情よりも、人間の心にとって自然になじむものだから」
ネルソン・マンデラ氏の言葉です。
この言葉が紡ぎだされた場所、訪れてみたいです。
南アの他の旅行記も拝見させてくださいね♪
カッパドキアでの写真には沢山の思い出が詰まっています。
絵画っぽく見えるのは思い出の色…でしょうか。
カメラは初心者向けの一眼ですので、カメラのせいというよりも、カッパドキアという被写体自身が輝く場所だったのだと思います。
ウェンディ
-
- ももであさん 2015/05/20 20:51:56
- インシアッラー
- ウェンディさん
ソーアンルに目をつけるとは、さすがですね。
甲乙つけがたいところですが、ぼくもカッパドキアの中では
ギュゼルユルトと共に大好きな隠れ里です。
ソーアンルはアプリコットの名産地でもあり、ちょっと
歩こうものなら、農家の人たちがこれでもか!ってくらい
アプリコットをくれるのですが、もうご勘弁を…
別の村では雄大な大地で夕日を眺めながら、村の人たちと
一緒にダンスをしたのが忘れられません。
ちょっと街を歩こうものなら、次々とチャイ飲んでけ〜
お腹ちゃぽちゃぽ。これまたもうご勘弁を…
本当に親日家の国ですね。
観光地を避けチャウシンに泊まりました。
岩窟教会行きましたよ。確かに足元が悪いですね。
少なくとも4人の日本人は知っている!? 地球の歩き方にも
載っているくらいだから、40万人は知っているでしょうね。
ももであ
- ウェンディさん からの返信 2015/05/21 23:30:13
- RE: インシアッラー
- ももであさん こんばんは。
今回のカッパドキアの旅は、かなりのんびり型の旅。
普通なら長くても2泊3日のところを4泊5日。
でも、それでも足りないくらいカッパドキアは興味深いところでした。
ソーアンルの谷も、かなりお気に入り。
あのお人形さんは少し苦手ですが、ノンビリとした田舎を歩く岩窟修道院めぐり。
ギョレメの野外博物館も凄いとは思いますが、私的にはソーアンルの方が☆がいくつも上です。
ギュゼルユルト…は残念ながら知らない地名ですが、ソーアンルが好きなももであさんが好きなところならば、行ってみたいな〜。
チャウシンも私の好きな村。
村の人はみんな優しいし、本当にあそこに4泊することができ、また素敵な方々と出会え、心に残る旅となりました。
ウェンディ
-
- るなさん 2015/05/16 22:00:58
- お帰りなさい♪
- こんばんは、ウェンディさん。
ご丁寧にメールを頂きありがとうございました。
無事に帰国され、トルコの旅を楽しまれたようで何よりですが、イスタンブールでは雨に見舞われたとのことで残念でした。
私の時も散々でしたけど^^;
私はイスタンブールオンリーだったので、このカッパドキアのような風景は目にしていません。
いつかまた出直したいと思っていますが、トルコは広いので周遊は個人だと大変ですよね。
今度はエーゲ海側に行きたいなぁ〜なんて思っていますが、いつになることやら??
トルコはホントにパンが美味しかったですよね♪
私は香辛料がめっちゃ苦手なので、出会ったトルコ料理は半分はダメでした((+_+))
ウィンディさんの口にされた物はそんなでもなかったようですが。
情勢がよろしくないエリアだったのかもしれませんが、観光客には想像するようなことはないに等しいですよね。
ただ周りは心配されたことでしょうね。
またお邪魔しますね。
るな
- ウェンディさん からの返信 2015/05/17 23:23:22
- RE: お帰りなさい♪
- るなさん こんばんは。
QAで教えて頂いた情報をもとにイスタンブールでの計画を組み、歩いてきました。
テオドシウスの城壁を起点に歩くユダヤ人街や古い建物巡りは、本当に楽しみにしていたのですが、こともあろうに大雨。
泣く泣くあきらめました。
でも、テオドシウスの城壁の上にも登り、コーラ教会、そしてシナン氏が密かに慕っていた娘のために建てたミフリマー・スルタン・ジャーミーまでは見ることができ、またコーラ教会の傍のトルコ風建築が見られたのでヨシ…としました。
トルコは広いので、見どころは沢山ですね。
私は、今回の旅で、カッパドキアの自然に魅了されてしまいました。
カッパドキア4日間は日数かけ過ぎかも…と思いましたが、歩こうと思えばいくらでも歩けてしまうカッパドキア。
4日でも足りませんでした。
次にカッパドキアを訪れるならば、トレッキングで。
薔薇の谷のムーン・ウォーク☆なんて、とても楽しそうです。
イスタンブールでも、モスクの繊細な美しさに心を惹かれました。
ブルーモスクやアヤソフィアも美しいけれど、私が一番心を動かされたのは青いタイルのリュステム・パシャ。3日間の滞在中、2回も行ってしまいました。
今回はイスタンブール近郊のエディルネまでは行けなかったので、次回はエディルネにも行きたいな〜とか…。
ギリシアとの国境地帯も面白そうですね。
今回の旅で、トルコの人の優しさ・温かさを知ってしまい、リピートするのは間違いなさそうです。
ウェンディ
-
- のんき茂野さん 2015/05/16 17:29:55
- こんにちは〜
- ご無沙汰いたしております。
お元気そうで何より・・・」と言うか
よくご決断されましたねぇ〜?
現在世界中で騒いでいる大本の○○国に
1番関係している地域への旅・・・
紛争や主張のことはわかりませんが
アラビアンロレンス以前から宗教が絡む
難しい地域。
素晴らしい歴史遺産が何時までも残される
ことを願っています。
まぁ〜難しいことはさておき・・・
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/63/34/src_38633499.jpg
なんと言うご縁か?わかりませんが、
先日、わが宮殿がはじめてゲットした航空会社の
模型が・・・トルコだったのです。
そして我が王様の日記に投票してくださり
久しぶりにお邪魔したウエンディさんのお母様との
旅行記がトルコとは?
旅行記を見させて頂き直ぐに目に入った尾翼のマーク・・・
はて?さて?・・・なにやら?・・・何処かで?
と思い目の前のプリンターの上を見ました。お・おおおお〜
これぞ神が与えし恵にしぞ〜 のぉ〜官兵衛!ってな
ことに・・・
これからも親孝行と素晴らしい旅空間をお楽しみください。
できましたら・・・安全な地域をチョイスされますように・・・
播磨の国から のんき茂野
- ウェンディさん からの返信 2015/05/17 10:34:38
- RE: こんにちは〜
- のんき茂野さん こんにちは。
猫ちゃんたちが楽しそうにしているのんき茂野家の旅行記は、猫が大好きな私には憩いのような旅行記です。
今回のトルコ旅ですが、基本的には危険を感じる様な場面に出会う事は一度もありませんでした。
とはいえ、なにか事が起きた時には大変なことになるとは自覚していたので、現地で行動する時(特にガイドを付けなかったイスタンブールでは)、此処で何かが起きた時には、どこに身を隠せばよいか、どちらの方向に逃げればより安全化か、を常に考えながら行動していました。
幸いそのような注意が役に立つ事態に陥ることはありませんでしたが、この様な地域へ旅する場合はいつも以上の注意力も必要かもしれません。
のんき茂野家にトルコ航空の模型があるとは、これもなにかの縁ですね。
私も今回のトルコ旅では、人の繋がりの温かさをタップリと体感してきました。
トルコでいただいた人の繋がりの温かさ…これを日本で、周りの方に、そして日本に旅してこられた海外からのゲストの方に還元できたら良いな…と思っています。
ウェンディ
- のんき茂野さん からの返信 2015/05/17 12:09:32
- RE: RE: こんにちは〜
- >
> 猫ちゃんたちが楽しそうにしているのんき茂野家の旅行記は、猫が大好きな私には憩いのような旅行記です。
> 私も今回のトルコ旅では、人の繋がりの温かさをタップリと体感してきました。
>
> トルコでいただいた人の繋がりの温かさ…これを日本で、周りの方に、そして日本に旅してこられた海外からのゲストの方に還元できたら良いな…と思っています。
>
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/64/87/src_38648754.jpg
われらが憩いとなぁ〜 中には癒し系と唱える方も
いるのじゃがぁ〜・・・
我らの本性を知らぬにも・・・まぁ〜知らぬが猫じゃ〜
ご馳走を運べよ・・・イボゲ・のんき茂野! 王命じゃぁ〜
とまぁ〜 このような次第でごじゃりまするぅ〜
これからも素敵な旅時間をお過ごしください。
今の時間に戻ることはできませぬゆえ・・・時間をお大切に
なされませ〜
のんき茂野
> ウェンディ さんへ
>
-
- こあひるさん 2015/05/16 12:24:41
- 自然な雄大すぎる・・・
- ウェンディさん、こんにちは。
今回はトルコへ母娘旅ですか〜。
トルコは治安情報から・・・わが家では今は諦めている国なんだ〜。どこに行っても危険な事件に巻き込まれるときは巻き込まれるし、トルコといっても広いからそんなに危険でないところも多いとはわかっているけれど・・・。連れ合いづれだといざという時に敏速に行動できないから・・・どうしてもねぇ・・・。
カッパドキア、濃い内容の旅行記に引き込まれました。
ソベッソスのローマ遺跡・・・発見されて間もないということですが、その分新鮮味もあるし、それまでの謎や伝説が本当だったんだ〜という感慨深さもありますね〜。ロマンチックです〜。
ウェンディさんが泊まることにしたホテルのそばの岩窟教会・・・フレスコ画も部分的によく残って・・・素敵ですね〜。眺めも抜群で、このホテルに決めたのは運命的・・・ウェンディさんにはぴったりきましたね。
ガイドしてくれた男の子がお礼のお金ももらわず去っていったのは意外でかえってビックリしました。こういう場合もあるんですねぇ・・・。
現地の手配は手配会社にしてもらったとのことですが、行きたいスポットや泊まるところなんかはどうやって決めたのですか?現地側が提案してくるのか、こちらから場所をある程度指定するものなのですか・・・?
こあひる
- ウェンディさん からの返信 2015/05/16 17:37:09
- RE: 自然な雄大すぎる・・・
- こあひるさん こんにちは。
日本にいると中東は全て危険!な国のように思われていますが、実際に争いが行われている国はほんのその一部で、さらに危険な地区はさらにその国の中の一部分なのですよね。
外務省の渡航情報の黄色く塗られた地図を見ていると、旅行の取りやめもアリか!なんて気分になる方がいらっしゃるのも分からなくはありません。
今回のトルコも、そんな地区の一つでした。
トルコ全体から見れば危険地域は東方のシリア国境地帯だけで、西側は至って安全だったのですが、トルコに行くと表明した時の周りの方の心配の仕方…は私が南米に一人で行った時以上の物でした。
勿論、今回の旅では母と私も何かあったらすぐに対処できるように、現地では禁酒。
カッパドキアは美味しいワインの産地ですが、お酒が入ると緊急時の判断力が鈍るので、葡萄はジュースやジャムのみにとどめました。
そして、実際にトルコを訪れた私の感覚では、観光地のみを歩いているのであれば、余計な心配は何一つしなくていいほど安全に旅を出来た気がします。
カッパドキアもイスタンブールも人はみんな親切で、口コミにある様な詐欺師の様な人は、いったいどこに…??という感じでした。
道端で地図を広げていると、地元の方が何処へ行きたいのか。と声をかけてくれたり、親切な方は目的地のすぐ傍まで一緒に行ってくれて、そこの角を曲がればすぐだよ!と教えてくれたり、トルコの方の優しさに助けられた旅でもありました。
親日国という前に、トルコの方は皆さん優しいのだと思います。
イスラムの国は優しい方がいることが多いのですが、人の弱みに付け込んでお金をむしり取ろうとする人もいます…。でも、トルコではそんな悪サイドの人には一度も遭遇することはありませんでした。
そんなこともあり今回の旅でトルコ、大好きになりました。
カッパドキアは見所が分散していて、個人で公共交通機関やタクシーで回ろうとすると却って高くついたり時間のロスが大きくなる土地です。
それで今回の旅では、在トルコの旅行社に何社かメールで連絡して、見積もりをとりました。
私の希望は、4日間でカッパドキアを心から堪能できる旅にしたい!という事のみ。
事前に自分で色々と調べたのですが、カッパドキアに関しては、これを読めばカッパドキアの歴史が分かる!という本には出会う事が出来なかったので、手配会社にどんなことが楽しめるのか…と逆に教えてもらいました。
この時、トレッキングについて聞かなかったのは痛恨の極み。
現地でトレッキング情報を知り、あともう1日カッパドキア滞在を付けておけばよかった〜と思いました。
様々な問い合わせをした中で、今回利用した手配会社Streamは、回答が早い事、そして的確な答えが返ってくること。また、現地の生活が味わえるホームステイのアレンジもできる事からお願いしましたが、この選択に間違えはありませんでした。
手配会社から提案のあったチャウシン村のホテル、そしてガイドさん(日本語を話すトルコ人)の質は問題なく☆5つ。
現地で他のガイドさん(日本人)を見かけましたが、その説明があまりにもいい加減すぎて、傍でその内容を耳にした母と私はビックリ。
現地ガイドの良し悪しにより旅の満足度は変わってくるので、ガイドの質は重要ですよね。
もし、今後、こあひるさんがカッパドキアに行かれることがあるならば此処の手配会社はウェンディ一押しでお勧めです。
ウェンディ
-
- aoitomoさん 2015/05/13 22:26:02
- 待ってましたトルコ!
- ウェンディさん
無事トルコの旅お疲れさまでした。
ウェンディさんですから、ご自分で色々手配しての旅でいつも楽しませてくれます。さすがです。
今回も裏カッパドキアというか、予想も出来ない村や宿で驚かせられました。
イスタンブール・カイセリ間の航空券もお見事。
こんな手があるとは。
両替所のチェックも凄い。前回の件がありますからね。
機内へのガイドブックの忘れ物はさすがに対応は逃げていたようで・・
貴重品はともかく雑誌などは、掃除で処分されてしまうかも。
『エルトゥールル号』と『トルコ航空機日本人救出』の話はトルコに行かれる人には知っておいてほしいですよね。
トルコの人々は親日的ですから旅も楽しかったはずです。
イスタンブールだと日本人を騙そうとする輩も多少いますが。(笑)
現地で予定を変えられたら、確かに色々勘ぐるのが普通ですが、結果的に好意的に変えてくれたのでしょうね。
まあ、その辺の対応もウェンディさんなら難なく乗りきる人なので、安心して見ていられますが。
マイナーな岩窟修道院は感動します。
まだまだこのような修道院はたくさんあるのでしょうね。
ソベッソス遺跡にも感動しました。
カッパドキアの有名観光地もまだまだ、それはほんの一部にすぎないということを実感しました。
楽しませていただきました。
続きも楽しみです。
aoitomo
- ウェンディさん からの返信 2015/05/14 02:06:28
- RE: 待ってましたトルコ!
- aoitomoさん こんばんは。
昨年のaoitomoさんの旅行記を拝見した時には、まだ影も形もなかったトルコへの旅。
決まってからはあっという間で、1週間の日程をカッパドキアとイスタンブールに絞り込んで愉しんできました。
でも、カッパドキアの自然についてもっと情報を事前に入手できていたならば、全ての日程をカッパドキアにしても良かったかも…と思える位、カッパドキアは良いところでした。
私も行くまでは知らなかった数多くの岩窟教会、その多くは薔薇の谷の岩場の中にひっそりと眠っています。
ピンク色の谷の中のとんがり岩。
その岩の上に隠されようにある古い教会。
トレッキングの途中や宿のご主人に案内により、そのいくつかを訪れましたが、私的にはギョレメ野外博物館の宗教画の数々よりも岩窟教会に感動しました。
カッパドキアは、観光ではなくトレッキングをしに、もう一度行きたい場所です。
トルコ語の挨拶は何回口に出しても覚えられず、ありがとうは【ティッシュ クレ!】と言えば良いとの入れ知恵を母から聞いたのですが、さすがに「ティッシュ くれ!」では通じませんでした。
ホームステイ先のお父さんに発音を何回も直されて、やっと帰国日にはティシェクレデリィムと言えるようになりましたが、耳で音を覚えるのが得意な私も、トルコ語の発音は難しくって…。
次にお邪魔する時には、もう少しきちんと会話らしいものが出来る様になりたいな…なんて思っています。
トルコの方々によるアフガニスタンからの救出の様子…。
aoitomoさんも旅行記に書かれていますが、トルコ政府、そしてトルコ航空の関係者の方々には本当に頭が下がります。
トルコが親日国である理由をきちんと理解してトルコを歩くと、周りの見え方が変わってきますよね。
ぜひ、トルコに旅立つ方には読んでほしい本です。(そういえば、エルトゥールル号のお話、映画になるようですね)
マダマダ先の旅行記になりますが、イスタンブールではaoitomoさんお勧めのアルカディアホテルのレストランに行ってきました♪
テラスからはブルーモスクとアヤソフィアが綺麗に見えて、感激でした♪
あそこは穴場ですね。
ウェンディ
-
- らびたんさん 2015/05/13 17:43:26
- 親日国トルコ
- ウェンディさん、こんにちは(^_^)
GWはトルコでしたか。
気候もよいいい季節ですね。
和歌山沖でのお話、私も聞いたことがあります。
遠い国なのにこんなにも縁があるなんて!
私がトルコに行ったのは6年ほど前なのですが、
訳あってツアーにしたこともあり、
旅行記にできるほどの記憶がありません(^_^;)
こういった良い出会いこそが個人旅行の醍醐味ですよね☆
引続き楽しみにしています!!
らびたん
- ウェンディさん からの返信 2015/05/14 01:17:14
- RE: 親日国トルコ
- らびたんさん お久しぶりです。
暖かくなり(今日は少し暑すぎでしたが)、お子さんとの外出も楽しみな季節ですね。
G.W.はトルコを旅してきました。
母とのトルコ旅が決まったのが、昨年の夏。
決まると同時に航空機を押さえ、あとは調べもの…。
でも、トルコってエッセイ本も含めてあんまり良書が少ないんですよね。
(英語の本なら良さそうなものがありますが、大量に読むのは疲れますし、斜め読みでの情報収集は日本語が一番!)
今回の旅では、情報収集に苦労しました。
その分、現地についてからは、ガイドさんに疑問点を聞きまくり。
私も母も躊躇せずに何でも聞くので、ガイドさんからは【移動車の中では寝てばかりいる日本人とは違うんだね〜】と妙なほめられ方(ただ単に、うるさかったのかもしれません)をされてしまいました。
遺跡はガイドさんがいると、それも日本語だと理解の進み方が違いますね。そして、今回のガイドさん達は歴史・地理・文化のすべての分野に凄く詳しくって、トルコの複雑な歴史についても分かりやすく教えてもらえました。
カッパドキアでは素敵なガイドさん達にも出会え、ホテルのオーナーやそのファミリーの方々に本当に良くしていただいて、人の縁を感じたトルコ旅。
今までは、旅に出れば人を疑ってかかるのが常だったのですが、人を信じても良い旅…それがトルコ旅ですね。
ウェンディ
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- きなこさん 2015/05/12 22:07:16
- ステキな出会い
- わぁ〜〜い 始まりましたね!
初日からステキな出会いがあったんですね
あの少年はきっと将来信頼のおける良いガイドさんになっている事でしょうね
知らなかったんですが「3姉妹」じゃなかったんですね
そう言えば岩と岩がくっ付いて素直に見ると赤ちゃんを抱いている様に見えます
ファティマさんとアイシャさんが訪れた教会の壁は、時の経過は否めませんがそれにしても人が立ち入って良いぐらい良い状態で残っているんですね
壁画?フレスコ画?はドキドキしました
私も徳島県で「聖テオドール聖堂壁画」のレプリカを見てきました(笑)
その時に「あ〜〜今頃ウエンディさんは悠久の歴史の流れの中に居るんやろなぁ」って思い馳せていました
やっぱり、こんな素敵な場所に居られたんですね
次作も楽しみに待っています
I can`t wait!!
きなこ
- ウェンディさん からの返信 2015/05/13 00:28:18
- RE: ステキな出会い
- きなこさん こんばんは。
きなこさんは、連休は大塚国際美術館へ足を伸ばしていらしたのですね。
陶板の芸術作品、私もいつか見てみたいです。
今回のトルコ旅は、出会いの旅でした。
ガイドブックや口コミ情報には睡眠薬強盗や強引な客引きの話などマイナーな面が強調されていますが、私はカッパドキアでもイスタンブールでもそんな場面には一度も出くわすことなく、声をかけてくださる方は皆さん親切で、とても印象深いトルコ旅となりました。
特にカッパドキア。
カッパドキアって世界遺産で強調される有名どころのみがクローズアップされていますが、本当はもっと自然が豊かで、岩山の中にはHidden Churchと云われる古の岩窟寺院が沢山あり、私的には世界遺産地区よりもそちらの方に興味津々でした。
そして、有名な二つの地下都市。実はあの地下都市には、ある噂話があるのです…。そのお話はまた今度かその次の旅行記で詳しくしますね。
カッパドキアで出会った知識の豊富なガイドさんやホテルのオーナー、そしてそのファミリーのお蔭で、いつもの2倍も3倍も密度の濃い旅をしてきた気がします。
人との出会いがこんなに楽しくって素敵だ!と思える旅は久しぶり!
旅の原点に戻ったかのようなカッパドキアの日々でした。
ウェンディ
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- tomohumi syzukiさん 2015/05/12 21:39:04
- 半年前に母と行った場所です
- シリアとの国境は南東部であってカッパドキアやイスタンブールは危険地帯よりかなり西に離れています
- ウェンディさん からの返信 2015/05/12 22:26:37
- RE: 半年前に母と行った場所です
- tomohumi syzukiさん 初めまして。
昨年にお母様と旅をされたのですね。
秋のトルコは、どんな風景が広がっていたのでしょうか。
tomohumiさんがおっしゃるように、トルコの国の中でも戦闘地区と隣接する地域があるのはメジャーな観光地からは遠く離れた場所です。
しかし、日本ではメディア等がまるでイスラムの国全てが危険地帯であるかのような映像を流し、報道をしています。
また、外務省の渡航情報でもイスラムの国の多くが黄色く塗られ、非常に危ない地域であるかのような印象を与えています。
トルコのガイドさん達も、日本における過剰報道の影響でキャンセルが多くなってきていると話していました。
私が旅した感覚では、現在のトルコの西側の観光地であれば、普通に観光し旅が出来ると思います。
敢て危険の中に首を突っ込むような行為は論外ですが、自分自身の行動に注意を払い、危険な事に手を出さなければ、安心して旅が出来ると思います。
5月の爽やかな気候のカッパドキアやイスタンブール。
是非、多くの方にトルコの良さ、人の優しさを感じられる旅をしてほしい…。
今回の旅を通じ、そう思いました。
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