2015/05/09 - 2015/05/09
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nomadic dreamさん
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行先は南の国。
自分にとっては南の島「徳島」へ行ってきました。それもフェリーで。
東京から考えると気の遠くなりそうな話ですが、大阪から徳島へ向かうとなると船も選択肢の1つに入ってきます
誰でも思いつくのは高速バス(2時間)もしくは自家用車でしょうが、和歌山経由でフェリー(3時間半)というルートもあるんです。
船の旅と聞くだけで、何とも言えない旅行気分がぐっと盛り上がるのは私だけでしょうか?
短時間で目的地に着くことよりも、船に揺れながらのんびり向かう心地よさには体のどこか本能に訴える何かがあると思います。
今回は徳島に行くことはもちろんのこと、振り返ってみると船で揺られること自体が大きなテーマでした。
ある日南海電鉄の大阪なんばから「片道2,000円で徳島へ行ける」キャンペーンを目にしました。これだと。大阪から徳島まで往復4,000円。
早速南の国行きの切符を手にして電車に乗りこみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 船 徒歩
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大阪「なんば」から南海本線で「和歌山港」駅へ向かいます。
特急「サザン」を使って、和歌山港駅まで大阪市内から約1時間。
サザンは指定席もありますが、一般席(乗車券のみ)でも利用可能です。和歌山市駅 駅
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サザンは全8両編成。4両の指定席車両と4両の普通車です。
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和歌山港駅に電車が着くと人々は一斉にフェリー乗り場に向かいます。
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改札口を抜けて連絡通路を行きます。その先に南の国に向かうフェリーが停泊しているのが見えてきます。
もう気持ちはウキウキです。ドキドキです。 -
フェリー乗り場への渡り廊下を歩きながら、ふと後ろを振り返るとそこには「妖怪ウォッチ」が。
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フェリーに乗りこみます。これが乗船口です。
和歌山港から徳島港へ向けて2時間の船旅が始まります。
エンジンの音が何ともいえません。石油のにおいも旅情を掻き立てます。 -
船内です。
今日はあいにくの天気で、観光客は少なく船内は空いていました。 -
船内に入ってすぐ右手にトラック運転手の専用のベッドルームがありました。
2時間の船旅ですが、運転手の方はここで仮眠します。 -
船はゆっくり和歌山港を滑り出しました。湾を抜けると向こうから貨物船がすれ違いました。
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船内上部の席は全く誰もいません。
行楽シーズンは、乗降客がここも埋め尽くすのでしょうか。
雨が降っていたこともあり、船内に潜り込んでいました。 -
奥の「ごろ寝席」で2時間過ごすことにしました。
みなここでは寝ています。エンジン音が床を通じて全身に響いてきます。
心地よい揺れとともに。 -
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間もなく、徳島港へ到着です。2時間はあっという間でした。
すっかり寝てしまいました。気が付くと徳島港直前でした。
対岸には、別のフェリーが停泊して、荷物の積み降ろしを行っています。 -
徳島市内がだんだんと近づいてきます。さあ南の国に到着です。
人は不思議なもので、「南」には漠然とした憧れ、やさしさや郷愁を重ね合わせる心性を持っているのでしょうか。 -
徳島港に着桟。人々は足早に船をあとにします。
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人々が去ってがらんとした船内。
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徳島港のバス乗り場です。
徳島の地に踏み出てみると、特に南の国という感じはありませんでしたが、何となく気持ちは高まってきます。 -
バスが待っていました。徳島市営バスです。徳島駅まで210円。所要時間は約20分。
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徳島そごうが見えてきました。
街路樹が南国の雰囲気を醸し出してくれます。
やっと着いたなあという感じです。
何の変哲もない風景なのかもしれませんが、自分にとっては求めていた「南」に出会えた嬉しさがこみ上げてきます。そごう (徳島店) 百貨店・デパート
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徳島駅の方を見てみます。赤と青の旗がにぎやかです。
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徳島市内を流れる新町川。その周りはボードウオークがあったりして散歩ができます。ここにも「南」っぽい雰囲気が。
新町川・阿波製紙水際公園 公園・植物園
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鴨がのんびり水浴びしています。
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新町川沿いを歩いてみました。JRの線路がのんびり走っています。
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徳島の街を眺めます。
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徳島駅のすぐ近くに徳島城跡があります。
散歩しました。徳島城跡 名所・史跡
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徳島城跡 名所・史跡
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徳島城跡の周りはお濠がめぐります。
徳島城跡 名所・史跡
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あいにくの雨でした。小雨の中の城跡も、しっとりとして雰囲気あるものです。
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緑に囲まれている中でひときわ目立つ建物。
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徳島城のすぐ近くをJR線が走っています。
この列車に乗って南に下っていくと地図には「阿南」という地名があります。
阿南という地名もそれだけで旅情を誘います。阿南はプロ野球のキャンプ地としてよく耳にします。 -
徳島市内を一周して、駅前に戻ってきました。
そごう前にバス乗り場があります。 -
徳島駅前のバスターミナル。
徳島市営バスの6番乗り場からフェリー乗り場に向かいます。
市内をゆっくり回っていると、あっという間に帰りのフェリーに乗る時間が迫ってきました。徳島バス徳島駅前案内所 名所・史跡
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徳島駅から約20分でフェリー乗り場に着きました。
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徳島港の売店で売られていました。
「フェリーでおでかけー」は、うーんひねりがない。 -
大阪なんばから徳島まで2,000円。徳島からなんばまでも2,000円です。
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帰りのフェリーが港に入ってきました。
この雰囲気が何とも言えません。 -
船が間もなく着桟です。
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フェリーからトラックや乗用車が出てきます。
船の先端部がこうやって開いて、次から次に車両が出てきます。 -
帰りの船の名前は「フェリーかつらぎ」です。
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徳島駅前で、徳島の名物「ぼうぜ寿司」を買ってきました。
えぼ鯛を酢でしめて酢飯の上に載せています。徳島の郷土料理。
この酢飯がぎっちりと詰まっていて、2つ食べただけでおなか一杯に。
関東では大船軒の「鯵の押しずし」というところでしょうか。 -
徳島から和歌山へ向けて2時間の旅。フェリーは夕日を背に一路和歌山へ。
日中は雨だったのですが、夕方になって晴れてきました。 -
夕日を背にして船は一路和歌山港へ向かいます。
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和歌山港に到着です。
きれいな夕日です。明日は天気がよさそうです。 -
夕暮れは旅の終わりにぴったりです。
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和歌山市内も夕暮れを迎えようとしています。
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間もなく和歌山港へ着桟です。
周りの人々が降りる準備を開始しました。
皆何となくそわそわしています。 -
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さあ、みな足早に降りていきます。
船の中ではみなぐったりとしてました。四国に遊びに行った家族や、トラックの運転手さんの疲れはピークになっていたようです。
船の中でしばしの休息を経て、大阪市内目指して出ていきます。 -
帰りの南海線に乗ります。
徳島から着いたばかりのフェリーが見えます。 -
フェリーは折り返してまた南の国へ向かいます。
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電車が走り出します。
フェリーをあとにして。 -
帰りの切符です。
徳島港から和歌山港、そして大阪までのセット券です。 -
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和歌山港から和歌山市駅までは2両編成の小さな電車でした。
和歌山市駅から和歌山港は単線です。フェリー連絡専用線となっているようです。
朝は特急「サザン」が8両で直接乗り入れていましたが、そのあとは状況客も少ないので2両編成の電車が和歌山港と和歌山市駅の間を往復しているようです。和歌山市駅 駅
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和歌山市駅で、なんば行きに乗り換えます。
ここから大阪市内まで約1時間。
日帰りフェリーの旅、電車に乗った途端眠りに落ちました。和歌山市駅 駅
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