第14回横浜ベイサイド・マリーナ・オープンヨットレース（2011年）参戦記

2011/10/22 - 2011/10/22

2011年10月22日（土）友人（Ｓ君）のヨットで「横浜ベイサイド・マリーナ」主催のオープンヨットレースに出場しました。参加者したのは船長のＳ君とＦ君と私の３人です。

前回の旅行記の最後にＳ君について、脳梗塞で倒れ現在リハビリ中と紹介しましたが、彼ついて若干付記します。

彼は会社に同期入社した友人です。彼はヨットが好きでしたが、大学でヨット部に入っていたわけではありません。しかしヨットに対する思い入れは強く、会社で仲間と一緒に社内にヨットクラブを作りました。
また、彼は自宅を建てる時、海に近い横浜市金沢文庫に土地を選びました。自宅が完成した後は、念願のヨットを購入し、金沢八景の平潟湾に係留し、一人でコツコツ整備し、またセーリング（帆走）して、ヨットの腕をあげてきました。彼は一時平潟湾のヨットクラブの会長をしていたこともあります。
私は彼とは長い付き合いですが、現役時代には何度も誘いを受けながら、ついにヨットに乗せてもらうことはありませんでした。しかし完全退職して、時間の余裕が出来てから彼のヨットに乗せてもらうようになりました。
初乗船は2007年10月です。その後、会社の同期の仲間と一緒に、何度も乗せてもらいました。ただ乗せてもらっているだけでは申し訳ないので、いろいろ手伝いながらヨットの基礎を習いました。2010年から彼のヨットクラブの毎月のレースに、仲間と一緒にシニアチームを結成して出場しました。

そして、その実力を試みるために2011年の「横浜ベイサイド・マリーナ」主催のオープンヨットレースに参戦することになった次第です。

エリア 八景島(神奈川)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 船 私鉄 徒歩

「横浜ベイサイド・マリーナ」（以下YBMと略します）は横浜市とヤマハ発動機や日産自動車などの民間企業の出資により第三セクター方式で設立されマリーナで1996年4月1日に開業されました。1496区画の係留施設があり、給油施設やメインテナンス施設、レンタルボート、ヨットスクール、ボート免許教室などもあり、日本最大級の規模を誇るマリーナとして運営されています。
写真はパンフレットにある航空写真です。

横浜ベイサイドマリーナ 名所・史跡

レース当日、陸から見たYMBです。

たくさんのボートが係留されています。

ビジターバースに来ました。

レースに参加する彼のヨットは、前以って平潟湾の係留地から、YBMに帆走してここビジターバースに係留していました。

準備を完了して、レース会場に向かう前に記念撮影です。写真の緑の旗は「オープンＢクラス」の印です。

図は「帆走指示書」です。レースの途中で天候によりコースが変更となったため、実際に帆走したコースを示しています。私達の参加クラスは「オープンBクラス」で、スタート時刻は11:15で、タイムリミットは15:30でした。

準備が整い、レースエリアに向かいます。

レースエリアに向う参加艇がどんどん続きます。

参加艇がどんどん続きます。

レースエリアには本部艇があわただしく走っていました。

すでにたくさんのヨットが沖に出ていました。

本部艇の回りに、参加艇が集まっていました。

スタートラインは本部艇とブイ（写真の黄色）を結ぶラインです。

11:00 IRCクラス18艇がまずスタート、次いで11:10　オープンAクラス　50艇がスタートしました。

そしていよいよ 11:15に私達オープンBクラス48艇のスタートです。

定刻にスタートしましたが、スタートラインを越えた参加艇が多かったため、スタートやり直しになました。

2回目のスタートは11:25とアナウンスされました。

2回目のスタートですが、私達の艇はややスタートが遅れました。

スタートラインは上の「帆走指示書」のように、風に向かって進むよう、その日の風を見て決められます。風に向かって間ぎり（ジグザグ）ながら１番ブイに向かって帆走します。

1番ブイが見えてきました。

すでに先行艇が１番ブイを「反時計まわり」で回っています。

本部艇がしっかり見ています。ブイに触れるとやり直しです。

私達の艇もブイを回りました。

1番ブイを回ると、2番、3番ブイに向かいます。この時は追い風となりますから、風をいっぱい受ける大きな帆（スピネーカー）に換えます。写真の赤やブルーの帆がそれです。

この後は、操船のお手伝いに忙しく、写真をとっていません。

途中で、コース変更を告げられましたが、それにしたがって帆走し15:00調度にフニッシュしました。

レースを終えてビジターバースに戻ってきました。

レースを終えて、Ｓ君との記念撮影。

17:00より表彰式およびパーティがありました。
成績発表があり、私達の「オープンＢクラス」は参加艇48艇、このうち41艇がフィニッシュし、私達は30位でした。予想以上の好成績でした。