国内でも韓国なのだ！

2015/05/05 - 2015/05/05

最初の渡韓は2009年
でも本格的に韓国好き〜ってなったのは2012年くらいからでしょうかね。
昨年は年に３回行った海外旅行は全部韓国…
本当はもっとたくさん行きたいけどそうそう行ってられないので、日本の中の韓国をウロウロすることもしばしば（主に新大久保ですが）

ＧＷは特に旅行の予定もないものの…
やっぱりどこかちょっとお出かけしたいなぁと思い
新大久保以外にも韓国と関係の深いところに行ってまいりました

今を去ること○十年前
西武池袋線沿線に住んでいた私が通っていた小学校では
遠足＝西武池袋線の奥の方にある山の登山やハイキング
電車の乗り換え無し、１時間程度で行ける奥武蔵は遠足としてはうってつけだったのでしょう
遠足だけでなく中学校のマラソン大会は宮沢湖マラソン
飯能か高麗から歩いて行ってマラソンしてまた歩いて帰る
過酷なスケジュールでしたねぇ

そんなことで高麗（こまと読みます）というのは子どもの頃からおなじみの場所
高麗駅に降り立つとなぜかそこにトーテムポールみたいのがありました
子どもの私は「なぜこんなところにトーテムポール？」とずっと疑問に思ってたのですが…
大人になりソウルの博物館（だったかな？）でまさかのトーテムポールとの再会
トーテムポールだと思っていたものは、
トーテムポールではなく韓国の守り神『チャンスン』と知った時の驚き！！

こまは高麗（こうらい）だったのね！と改めて知り本当にびっくりしました
韓国好きでもあまり歴史ドラマ通ではないので、詳しくは知りませんが…
どうやら三国史に関係ありありっぽいですよね

高麗神社という神社は高句麗から来た人が祀られてるとの情報をゲットしたので、ＧＷの遠足がてら行ってまいりました

エリア 埼玉

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

これです、これです！
子どもの頃見たトーテムポールもといチャンスン
今もちゃんと駅前にあります

子どもの頃見たのはもっと小さかった記憶ですが…

このチャンスンの横のあたりにお店兼観光案内所があり
写真左の『ひだか探訪お散歩マップ』をいただけました
ガイドブック等もあまりない地域ですから、これは嬉しいです
今回はハイキングも兼ねてなので、高麗駅から徒歩５０分ほどの高麗神社へは頑張って歩きますよ〜
お散歩マップに乗っている『高麗の里を訪ねるコース』がちょうど良い感じなのでそれにしたがって行くことにしました

駅前の大きな案内板には高麗の歴史や高麗神社について説明がありました
ちゃんと韓国語もありますね！

この案内板の説明を要約するとですね…

長く朝鮮半島を治めていた高句麗ですが、新羅と唐の連合軍に敗れ、たくさんの高句麗人が日本に難を逃れるためにやってきた。
日本では彼らのことを『高麗人＝こまびと』と呼んだそうです
東国７国に住んでいた高麗人はやがて西暦７１６年に置かれた『高麗郡』に移住します。
高句麗の王族であり、すぐれた人物であった『若光』という方が郡司に命じられ、未開地だったこの地を開拓し産業の興したり人々の生活の安定に尽力したそうです
その遺徳を偲びつくられた霊廟が高麗神社の始まりで、代々若光の直系により護られてるそうです（現在で６０代目だそうです）
お隣には『聖天院』という若光の菩提寺もあります

ざっと以上のようなことが書かれてました
勉強になりますね
来年２０１６年は高麗郡がおかれて１３００年
記念の年だそうで、いろいろイベントがあるそうです
また来年も来てみようかな〜

竪穴式住居の柱の跡です

韓国語でも説明が書いてありました
私は勉強ため無理やり韓国で読んでみる
全部は分からなかったけど大意は合ってた
やった〜！

住居跡からはひたすら歩いて高麗神社を目指します
ところどころに案内板があったので分かりやすかったかな！
高麗神社の手前に見えてきたのは『聖天院』

こちらにもチャンスンが

『聖天院』
高句麗より渡来した高麗王若光の菩提寺として、侍年僧勝楽上人により７５１年に創建され、若光の守護仏聖天尊を本尊として６００年間
法相宗の道場だったそうですが、その後真言宗に改宗。
１５８４年には不動尊が本尊に

とてもきれいなお寺です
拝観料は３００円

階段上がったところにある仁王像

すごく迫力がありました
筋肉と血管がすごい

奥の方に行って見ると
韓国のような景色
在日韓民族無縁仏慰霊塔だそうです
韓国の石塔の形ですよね
左の方の東屋も韓国的です

唐突に韓国の歴史上の人物の像も
太祖武烈王

檀君神話の檀君

朝は曇っていたのに、どんどんお天気良くなって
すごく気持ちよい風も吹いてきて散策日和に
静かで趣のある聖天院
けっこうゆっくり見学してしまったので先を急ぎましょう

すぐお隣は高麗神社

こちらも立派なチャンスン

高麗神社の由来書きもちゃんと韓国語あります

出世神社ともいわれるこちらの神社
名だたる有名人が参拝にいらっしゃってるようです
政治家や作家が多いような気がしました
韓国の俳優さんや歌手の名前も

神社の奥には重要文化財の高麗家住宅

渡来の里『高麗』を伝えるために活躍中のキャラ
『トライ』くんと『ミライ』ちゃん
トライくんは高句麗壁画『狩猟図』から飛び出してきたそうです

ミライちゃんの衣装は高句麗の装束らしいのですが、高松塚古墳の壁画にある衣装とほぼ同じみたいです
う〜ん。
歴史のことはよく分からないけど、なかなか奥深いものを感じます

韓国ゆかりの地を訪ねたあとのお楽しみは
『温泉』
宮沢湖の湖畔にある『宮沢湖温泉　喜楽里別邸』という日帰り温泉施設が大好きな私

このあたりから歩いていけないこともないけれど…
ネットですっごい調べて出た結論
その温泉を通るバスが停まる一番近そうなバス停まで歩いて行って、そこからバス行く！
ということで高麗神社のあとはハイキングコースをはずれて
調べておいたバス停『上鹿山』へと向かうことに
地図を見ながら歩いて行ったらなんか違うところに行ってる様子
親切な方に道を聞いたりしながらまずは高麗川駅方面へテクテクと歩きます

途中にあった個人のお宅の外に作られたジオラマ
このお宅の方はご親切なようで、高麗川へ方面への地図も手作りで作って立ててくれてました

でも高麗川駅へ行くのではないので、途中からはまた道を調べながら…
スマホの地図も使いました
けっこう歩いてやっと『上鹿山』バス停に到着
１時間に１本しかないバスで、それも３時台はないんです
でもなんとか２時台のバスに間に合ったので良かった〜

宮沢湖温泉到着！
ここは公共交通機関でもなんとか来られるし（飯能駅もしくは高萩駅からバスあり。本数少ないけど）
土休日でも大人１５１０円で入浴だけでなく岩盤浴も入り放題
もちろん館内着、岩盤浴着、タオルも込み
お値段も安くて、きれいなのでかなりの人気
働いてるスタッフの方々もすごく感じが良いです

３時に到着したところ女性は『入場制限中』
ひえ〜！
１時間程度かかるそうです
でもせっかく来たから…整理券いただいて待つことに
４０分程度で入れましたかね
それでもこの入場制限のおかげで更衣室とかの大混雑は避けられるので良いシステムだと思います

お風呂の中は写真撮れませんからパンフレットで…
４時近くに入場して
軽く入浴→岩盤浴→夕食→入浴
気づけば夜
飯能行２１時１０分の最終バスで帰ることになってしまいました

こちらのバイキングのレストランもなかなかなんです
１５００円ほどしますが品数も多く、また地元産の野菜などもふんだんに使われてて美味しいですよ〜
たらの芽の天ぷらなんかなかなか食べられないので嬉しい♪

ということで朝からいっぱい歩いて、温泉と岩盤浴で汗をたっぷり出し、疲れを癒し、お腹も満足〜！
近場でも目いっぱい旅行気分楽しめました

この旅行記へのコメント （2）

• koeさん 2015/06/06 08:29:33

  いいですね〜

  このサイトに登録したので、初コメします(*^^*)
  ここ、行ってみたいと思っていたんですが、少し遠いのもあって足が向きませんでした。思ってた以上に、韓国を感じられそうですね〜。
  いつか、行くのを楽しみにしたいと思います(＾∇＾)

  ya-yaさん からの返信 2015/06/06 23:08:24

  RE: いいですね〜

  ありがとうございます！
  なんか八田靖史さんの日本の中の韓国バスツアーで、次回は高麗訪れるみたいですね〜！
  なかなか面白い場所なので、ぜひ一度お出かけください。
  来年は記念イヤーみたいでイベントもいろいろあるらしいですよ〜！