2015/04/19 - 2015/04/22
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kiwi-raccoさん
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フジテレビの番組制作の方から電話をいただき、『新報道2001』という番組でニュージーランド特集を組み、移住して暮らす日本人の日々や自然・文化などを紹介したいということで、急に取材を受けることになりました。オークランドやネルソンなど数カ所で取材が行なわれたようです。ロトルアでB&Bを営む私たちの暮らし、ゲストの方とのふれあい、ロトルアの大自然、そして、マオリ文化などの取材に参加することになりました。
マオリのシェフとして有名なチャールズ・ロイヤルさんの森の中の食材摘みと料理の取材にもお付合いし、貴重な体験をしました。自分自身シェフでもあったつれあいのポールは、チャールズさんに以前に会ったことがあるそうですが、私はNZのTVで見てしっていただけで、会うのは初めて。番組担当の方から頼まれてチャールズさんに直接、取材申し込みの電話をすることになり、ドキドキ。急に限られた条件の中で取材をお願いしたのに、とても気さくにOKしてくださいました。
チャールズさんの取材当日、私とポールは2人の制作者の方たちをガイドして、ワイオタプやテ・プイア、ロトルア湖畔、ガバメントガーデンなどを走り回り、その後、ロトルア市内から約45kくらい離れたロトマ湖の近くのチャールズさん宅へ駆けつけました。実は、移住して最初の2年間、私たちはその近くに住んでいて、共通の友人があることも会ってみてわかりました。
午前中のロトルアの大自然/風景の取材では、時間との勝負でした。テ・プイアの取材許可の時間が限られていたために、その前に行くワイオタプのレディ・ノックス間欠泉の時間(毎朝10:15)と奥の地熱地帯巡りの時間を緻密に計算しないといけなかったからです。普通に歩いて30分かかるワイオタプのサーマル・ウォーク最短コースを、カメラで撮影する時間を含めて30分しかとれなかったので、絵になるポイントを絞って取材班の方たちを案内。途中、カメラを担いで走る、走る……。カメラを向けると、どうしても「もっと撮りたい」と時間がかかってしまうものです。
テ・プイアのポフツ間欠泉も、到着した時はほとんど噴出していない状態だったので、先にマオリの建物の彫刻や昔の村を再現した場面などを撮ってから移動しました。タイミング良く次第に間欠泉の勢いも増したけど、中国人の団体が正面を占領していてTVカメラを設置できません。角度を変えて見られるポイントに案内してしばらく撮影し、戻る頃には誰もいなくなったので、まだまだ勢いのある間欠泉を独占で撮ることができました。番組ではきっと迫力ある間欠泉が紹介されると思います。
私たちはB&Bと共にツアーガイドもしていて、自分自身、何万回見ても飽きないくらいに変化のあるロトルアの自然や風景に感動し、行く度にカメラを向けてしまいます。それで、絵になるポイントやタイミングを熟知していて、今度の取材の役に立ててよかったなと思っています。
地元のB&B+ガイドとして各観光施設とのおつきあいもあるので、取材班の方から相談を受けて私たちで直接お願いしたら、急な話なのにほとんど快くOKをもらえ、こんなNZ人の開放的で気さくなところが改めて嬉しく思えました。
このNZ特集番組は5月に2回に分けて放送されます。
フジテレビ『新報道2001』日曜日 朝7:30~9:00
1回目 5月3日(日)
2回目 5月10日(日)……私たちのB&Bの様子はこの回で紹介されます。
*KIWI-RACCO B&B さざんか亭
http://www.kiwi-racco.com
- 旅行の満足度
- 5.0
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ワイオタプの「アーティスト・パレット」と「テラス」の間の橋で。
様々な成分によるカラフルな温泉が一カ所で見られる不思議な地熱地帯。「シャンパン・プール」の青い温泉池からあがる湯気はブルー、その縁のアンチモンや鉄分を含む辺りから上がる湯気はピンクなのです。 -
ワイオタプ 「シャンパン・プール」
あいにく曇りでしたが、それでもエメラルドグリーンの水と縁のオレンジの結晶が、こんなに鮮やか。晴れた日の青空の下なら、もっと鮮やかな色になります。炭酸泉で、泡がシュワシュワと湧いてくるので、この名前がつけられています。見た目だけでなく、その泡の音に耳を澄ますと、さらに癒し効果が増します。 -
ワイオタプ「マッド・プール」
泥温泉、日本風に言うと坊主地獄
入浴する温泉ではなく、見物のみ、です。一カ所のマッド・プールの規模では、ここがNZで最大のサイズです。この日は特に活発にボゴッ ボゴッと吹いていたのですが、ここに収めた画像は、かわいらしい部分。 -
テ・プイア 「ポフツ間欠泉」
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テ・プイア 「ポフツ間欠泉」
最も勢いがある時はV字形に高く吹き上げます。この状態になっていなかったら、まだまだなので、撮影タイミングを待ってみましょう。けっこう長い時間勢いを保つので、焦らなくても大丈夫。
取材班の人にも、「まだです……まだまだ……」「来ましたね、今からですよ」とアドバイス -
マオリ・シェフ チャールズさんの家に着きました。「ついさっきまで、ブライアン達がいたんだよ」とチャールズさん。ポールが抱えている太鼓は、友人のアーティスト、ブライアンさんからチャールズさんに贈られたものだそうです。
実は、移住後最初の2年間、私たちは近くのロトエフ湖のほとりに住んでいて、最初に友達になったのがブライアンとジルさんカップルでした。マオリの詩人、シンガー・ソングライター、イベント・クリエーターであるブライアン達との出会いがきっかけで、私たちのロトルアでの文化活動のネットワークも広がっていったのでした。こんな所で共通の友人があることがわかりました。 -
チャールズさんが「この太鼓を森の中で打つと、とてもいい音がするんだよ」というので、この後、私が太鼓を担いで打ちながら森に入りました。ポールはチャールズさんに食べられるキノコ類や山菜を教わりながら、食材摘みの手伝い。
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食べられるキノコの1つ
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約30分の森の食材集めの後、チャールズさんの料理実演
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マオリ名「ピコピコ」というワラビは、マオリ山菜料理の代表的な食材
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摘んだキノコ類やワラビをチャールズさんが皿に盛りつけました。
これは調理する前ですが、これだけでも美味しそうです。
側の飲物は、チャールズさん自家製の「カワカワ・ハニーレモン・ソーダ」
カワカワはマオリのハーブで、森の中に自生するハート形の葉。血行を良くする効果があるそうです。 -
この日のメインは、ピコピコ(わらび)・ソーダブレッド
ワラビの模様がアート -
カワカワ・ソーダをいただいています。
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摘んだばかりの森の食材が、こんな素敵な1品になりました。
ピコピコ・ソーダブレッド、マッシュルームのクリームソース添え
上品な味で、全体がとてもよく調和していました。
私も、さざんか亭オリジナルの「カワカワ・ソーダブレッド」をよく作りますが、異なる製法でのソーダブレッドはとても興味深かったです。 -
さざんか亭B&Bの様子や料理は、今回は取材される側だったので画像がありません。
取材に快く協力してくださった日本からのゲスト Fさんご夫妻。今回は2週間のレンタカー・ドライブ旅行での折り返し点でさざんか亭に2泊。「個人旅行する日本人にとってオアシスのような宿です」とコメントしてくださいました。ありがとうございます!
犬が大好きな取材担当のKさん。忙しい取材の合間に、さざんか亭のホスト犬 JJとEL ともよく遊んでくださいました。「今度は仕事抜きでゆっくり来たいな〜」としみじみ。本当に、ぜひ、のんびりとリフレッシュに来てください。
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