2015/03/29 - 2015/03/31
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道後温泉に宿泊して、午前中はオプショナルツアーの松山城見学です。ロープウェイで登りました。好天にも恵まれ、ソメイヨシノと陽光桜が見頃でした。
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道後温泉で泊まった、ホテル・ルナパークの自室の紹介です。坊っちゃん湯に近い、立地抜群のホテルでした。窓辺の光景です。
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自室の窓からの朝の光景です。坊っちゃん湯の建物の一部が見えていました。夏目漱石ゆかりの坊っちゃん湯は、道後温泉本館の愛称です。
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泊まったホテルの部屋の洗面台などの紹介です。必要なアメニティ類が揃い、清掃も行き届いていました。充電用のコンセントも複数同時に利用できました。
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バスタブとシャワーの紹介です。ホテルで湯籠を借りて、浴衣姿で坊っちゃん湯を利用することもできましたが、坊っちゃん湯は見学だけにして、こちらのシャワーを利用しました。
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連泊するには、少し手狭な感じもしましたが、1泊だけでしたから苦にはなりませんでした。散らかしたまま撮影した机と、入口方面の光景です。
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泊まったホテルでのバイキング方式の朝食です。お盆と、料理を取り分けできるプレートが用意されていました。昨晩の夕食会場に用意されていました。ナイフとフォークより、箸で戴いた方が便利でした。
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午前中はフリータームでしたから、オプショナルツアーに参加しての松山城の見学です。お城の麓に到着して、最初に目にしたのは松山城の縮小モデルです。松山城は海抜132メートルの勝山山上に建ちます。その麓から山頂までは、ロープウェイかリフトの使用です。健脚ならば、徒歩でも登れるかもしれませんが、相当に時間がかかりそうです。
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同じく、麓の出発点になる『松山城ロープウェイ乗り場』の建物内での撮影です。松山城の航空写真のようです。今日まで残された21の重要文化財の建築物と、復興された30の建築物を見ることができます。
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リフト乗り場の光景です。山頂まで、ロープウェイだと2〜3分、リフトですと5〜6分かかるようでした。今日は団体行動ですから、全員がロープウェイの利用です。
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山頂から降りてきたロープウェイのゴンドラです。明治時代のレトロな和服を着た若い女性の方の姿がありました。
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ロープウェイに乗って、山頂付近に到着しました。今日は平日の火曜日ですが、花見の時期ですから、少しでも遅れれば、ロープウェイ、リフトとも大混雑しそうでした。早速お目にかかったソメイヨシノの花です。
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松山城を詠んだ、正岡子規の句碑です。『松山や 秋より高き天守閣』の句でした。明治24年(1891年)秋に詠んだ句とされます。子規の地元・松山に対する愛着が感じられる1句です。
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松山名物の『投句ポストの案内』の文字があった看板です。その左に松山出身の俳人が紹介されていましたが、歴史に残り、あるいは教科書に載った、錚々たる人達でした。正岡子規に始まり、柳原極堂、高浜虚子に始まり、河東碧悟桐、石田波郷や中村草田男などです。
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説明を聞きながら、全員揃って向かったのは、天守がある本壇入口です。ここに切符売り場がありますので、団体用の切符を受け取ったところで1時間半ほどの自由行動です。まだ団体行動中の撮影です。
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石垣が自慢の松山城だけあって、見応えがありました。上になるほど急勾配の見事な曲線と高さです。
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『石垣』のタイトルがあった説明看板です。松山城の建築物の特徴の一つとされる石垣は、中でも『登り石垣』が全国最大規模と紹介されていました。花崗岩を使用した算木積みです。算木積みは、石垣の隅部の積み方で、細長い石を使用し、長辺と短辺を交互に積み上げるものです。16世紀後半から用いられ、慶長10年(1605年)頃に完成した石積み法とされます。
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イチオシ
ソメイヨシノと違って、濃い赤色の花を咲かせる陽光桜です。1940年(昭和15年)から青年学校で教鞭をとっていた、高岡正明氏(1909〜2001年)によって作出された桜です。その開発に至る話はNHKのドキュメント、『こころを照らす桜』で紹介されました。また、高橋玄監督による映画、『陽光桜』が2015年3月からクランクインし、8月には試写会が予定され、11月に全国封切りを目指しています。
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イチオシ
陽光桜の花のアップ光景です。高岡氏は、『日本は強い国だ、絶対に負けない国だ』と言い聞かせ、数百名の教え子の出征を見送り、自分自身も、そう信じていた人でした。戦争中もそして戦後も教え子たちの戦死の知らせが次々と届樹、強い自責の念が彼を苦しめました。彼が青年学校の跡地を訪ねた折、思い出の校庭に桜が満開でした。その時、生徒たちとの思い出が次々に過ぎり、『二度と戦争のない平和な世界は自分たちの手でつくらなければならない』と決心されました。
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陽光桜越しに眺めた、松山城の城郭の光景です。彼は、生徒一人一人の命の証であり、平和の象徴でもある桜を作り、世界に広めることが、自分の残された人生の最大の仕事だと決心されました。そのためには、広く世界に適応できる桜を開発する必要があると思い立ち、私財を投げ打って、品種改良に没頭し、20数年が経過しました。そして作出されたのが、病気にも強く、厳しい気候にも耐え得る大輪で紅色の強い丈夫な品種の、『陽光桜』です。
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陽光桜越しに眺めた、松山城の城壁の光景です。零下30度から摂氏30度の環境でも咲くとされる『陽光桜』を、高岡さんは生前に無償で国内外に約5万本以上を届けたとされます。彼の死後、家族やNPO法人『日本さくら交流協会』が遺志を引き継ぎ、今では約20の国と地域で、約3万本の『陽光桜』が花を咲かせているとされます。
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『待合番所跡』のタイトルがあった説明看板です。現在位置が図面中央の最上部に記されていました。『待合番所』は、東雲口からの登城道と、二之丸からの登城道の合流点に設けられた番所です。古文書に、常時3名が詰めていたと記されていたことも紹介されていました。
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イチオシ
右側が高い城壁、左側が高い崖になった通路からの光景です。中央付近に見える石垣の上には、石落しの構造を持ったような隅櫓がありました。太鼓櫓です。
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重要文化財に指定されている、戸無門の内側から振り返って眺めた、太鼓櫓の光景です。戸無門は、慶長年間に建造された高麗門とされます。
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石垣の高さの筒井門と、その上に置かれた筒井門続櫓の光景です。どちらも再建された建物です。戸無門から筒井門に迫る敵の背後に迫る目的に造られた隠門が、この門の右手にあります。
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咲き始めの桜の枝が差し掛かっていた、筒井門上部の建物光景です。筒井門の右側が筒井門東続櫓、左端が筒井門西続櫓です。筒井門は、城中で最も重要、かつ堅固な守りとされました。
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重要文化財の『隠門(かくれもん)』の説明看板です。隠門は、筒井門の奥の石垣に隠された、埋門形式の櫓門です。筒井門に迫る寄手を吸収する策略を秘めた門です。国の重要文化財です。
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筒井門から眺めた、前方の光景です。前方の石垣の上に見える建物は、右が太鼓櫓南続櫓、その左が太鼓門西塀です。どちらも消失後に再建された建物です。
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振り返って眺めた筒井門の光景です。門は中央下側に見えています。あるいは、こちらの方角から見て左手になる隠門と、隠門続櫓だったかも知れません。右手前に見える建物は、筒井門東続櫓か、筒井門西続櫓のどちらかです。
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見学路を彩る提灯の光景です。左側の赤字に白い紋章提灯は、松平家の三つ葉葵の紋です。右側の白地に青いマークも、同じ松平家の三つ葉葵の紋でした。1635年(寛永12年)に松平定行が15万石の城主として就封して以来、明治維新まで続きました。
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まだ蕾が多い桜の花越に眺めた城郭の光景です。確信は持てませんが、次に潜った太鼓門の南に位置する、太鼓門南続櫓のようです。
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