2015/04/05 - 2015/04/05
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Islanderさん
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JR全線乗り放題の青春18きっぷ。本当の青春時代にやっていた1日中ひたすら乗る旅は体力的にちょっときつい歳になりました。が、好奇心と喰い気だけは若いころより旺盛かも。だから乗るより降りる旅。今回は2015年3月21日に終点の女川駅まで再開通した石巻線に乗って、石巻、女川を訪れました。
【旅程】
福島駅7:03(東北本線)8:27仙台駅8:30(東北本線)9:16小牛田駅9:28(石巻線)10:07石巻駅~石ノ森萬画館~藤や食堂~石巻駅12:23(石巻線)12:34渡波駅~かき小屋渡波~渡波駅14:33(石巻線)14:50女川駅~復興まちづくり情報交流館~ゆぽっぽ~女川駅16:36(石巻線)17:53小牛田駅18:00(東北本線)18:46仙台駅19:40(東北本線)21:02福島駅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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福島駅から東北本線で北上、仙台駅で乗り換え、小牛田駅で下車。石巻線の発着するホームに到着です。石ノ森章太郎のキャラクターが描かれたマンガッタンライナーに乗り込みます。
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2015年5月30日に開通する「仙石東北ライン」を走るハイブリッド気動車「HB-E210系」が留め置かれていました。
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車内の案内も石ノ森ワールドです。
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小牛田駅から約30分で石巻駅に到着です。
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仮面ライダーの階段。
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乗ってきたマンガッタンライナー。島村ジョーが描かれています。
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石巻駅にもキャラクターがいます。
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観慶丸商店の建物。昭和5年に百貨店として建設、外観は重厚ですが木造3階建の建物です。現在は使われていませんが、観光施設として今後整備が進むようです。
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駅から10分程度歩くと旧北上川の中州「マンガッタン」に建つ石ノ森萬画館が見えてきます。
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石ノ森萬画館の入り口。日本を代表するマンガ家の手形プレートが展示されています。石ノ森先生とも握手ができます。
石ノ森萬画館 美術館・博物館
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仮面ライダーとロボコンがお出迎えです。
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入口の上には津波が到達したことを示すプレートが貼られています。1階部分は浸水し展示物は流失。ボランティアの方々の協力もあり、震災から1年8か月後に再開しました。館内では写真が撮れる場所が限られており写真はありませんが、マンガに興味がない方でも楽しめると思います。
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駅と石ノ森萬画館を結ぶ道は「石巻マンガロード」と呼ばれ、キャラクターのモニュメントが所々に置かれています。
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「石巻茶色い焼きそば」を駅近くの藤や食堂で。だしの味がする焼きそばに、あとがけソースをかけ、半熟の目玉焼きを崩していただきました。
藤や食堂 グルメ・レストラン
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石巻駅の隣にある「ロマン海遊21」で土産(燻製ほや、焼きほや、モビーディックのスマホポーチ)を買い、女川行きの列車に乗り込みます。
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石巻駅を出発してしばらくすると旧北上川を渡ります。
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石巻駅から10分ほどで渡波駅に到着です。
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渡波駅は小さな駅の割に駅舎は立派です。
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駅前の道をまっすぐ進むと万石橋に出ます。万石橋からの万石浦の眺め。万石浦は牡蠣の名産地です。
万石浦 自然・景勝地
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万石浦は種牡蠣の生産が行われています。ほたて貝を海中に漂わせ、採種し稚貝まで育てているとのこと。沿岸にほたて貝が多く積まれているのは種牡蠣生産に使うためのものなのです。
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ブイが整然と並べられています。
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海苔の養殖も行われているようで、万石浦はまさに宝の海です。
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渡波駅から歩いて10分弱で「かき小屋渡波」に着きました。ビニールハウスで営業されています。
かき小屋 渡波 グルメ・レストラン
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牡蠣は1皿8個で1,000円。炭代が別途300円かかります。ほたては漁期ではなく冷凍品のみとのことです。牡蠣は秋以外、ほたては春と真夏以外が旬のようです。
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店内の様子。日曜日でしたが時間が遅かったので空いていました。
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タオル、軍手、牡蠣ナイフが用意されます。
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網に乗せ、炭火で焼きます。フタをして7分待ちます。
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イチオシ
7分後焼きあがりました。焼き立ての殻はかなり熱く素手で持つことはできません。軍手とタオルが必要な理由が分かりました。醤油か九州から取り寄せたポン酢を垂らしていただきます。
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ビールを空け、2杯目には石巻の地酒「日高見」をヤリました。大ぶりの牡蠣ですが、一人で8個をあっという間に完食。美味い。
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渡波駅に戻り女川行きの列車を待ちます。2015年5月30日に予定されている仙石線の全線再開、仙石東北ラインの開通で、仙台から石巻へのアクセスは震災前よりも便利になると思います。
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女川駅に向かうディーゼルカーは冷房がなく扇風機のみです。このキハ40系のディーゼルカーは5月30日のダイヤ改正で石巻線から姿を消してしまいます。
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石巻線はほとんどがワンマン列車で無人駅では一番前のドアから降りなくてはなりません。
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万石浦に沿って列車は女川に向かいます。
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終点の女川駅に到着です。浦宿駅から女川駅は2015年3月21日に再開。女川駅は津波で甚大な被害を受けたことから移転し新設されたものです。
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真新しい線路とホーム。終着駅ですがホームは1面だけのコンパクトな駅です。
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駅には温泉施設「ゆぽっぽ」があり、駅の建物は立派です。
女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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駅前から海方向の眺めです。女川町の中心部は津波で壊滅してしまいました。現在、新たな街づくりが行われており、駅前には商店街が2015年秋に完成する予定です。
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女川の人々の心意気に目頭が熱くなりました。
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復興事業の看板。
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津波で流された交番の周辺はメモリアル公園として整備され、交番は保存される計画です。
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復興まちづくり情報交流館にお邪魔しました。
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新たなまちづくりを分かりやすく説明しています。
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漁港は復旧がほぼ終わっているように見えました。
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いのちの石碑。震災当時中学3年生だった子供が20歳になるまでに町内に21か所石碑を建てる予定とのこと。大きな地震があったら石碑より高い場所に避難することを後世の人に伝えるもの。
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石碑がある場所から海の方向を望みます。津波の高さは想像を絶します。
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女川駅に戻ってきました。
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帰りの列車までは時間があるので、駅の中にある「女川温泉ゆぽっぽ」に入浴します。
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木をふんだんに使った建物で温かみがあります。温泉は天然温泉でよく温まり、湯あがりは肌がすべすべします。
女川温泉ゆぽっぽ 温泉
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湯あがりの休憩場所は広くとってあります。
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ボール紙のベンチ。温泉の売店には女川の物産品が売られています。たこ飯の素と銀鮭そぼろを買いました。
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出発直前まで温泉の休憩室でくつろいでいました。小牛田行きの列車に乗り込みます。
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石巻駅では10分以上停車します。
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小牛田駅からは東北本線の電車に乗り換えます。東北本線の電車がとても速く感じます。
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仙台駅で乗り換え時間が1時間近くあったので途中下車。仙台駅3階「すし通り」にある北辰鮨に立ち寄りました。ここは仙台在住中にもよく通った店です。行列ができていましたが10分少々で入店できました。
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ほやとソイの握り。相変わらず安くて美味い。ほどよく酔っていたこともあり、仙台から福島までは爆睡でした。(おわり)
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