2014/12/31 - 2015/01/03
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Dwind_999さん
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インドの西海岸、アラビア海に面したゴア州。
16世紀から4世紀半にわたってポルトガルの植民地だったゴアは、かつてネパールの「カトマンズ」、アフガニスタンの「カブール」とともに「ヒッピー世界三大聖地」の一つと言われていたそうです。
酒税がかなり低いらしいゴア州、ビーチ沿いの町にはもういたるところにアルコールを置いたカフェやバー、酒屋などが目に入り、老若男女問わずヒッピー風の欧米人がレンタルバイクを乗り回し、フリーダムで非日常的な休暇を満喫しています。
そして遅ればせながら老体を引きずってこの地にやってきた私、大晦日から新年にかけて安いビールを大いに堪能しようとテンションも上り調子だった、はずなのに・・・・・。
ところが、なんとしたことか、我が人生最悪の元旦を迎えることとなってしまいました。
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ムンバイCST駅から乗った23時5分発の?10111の列車は、2A(2段寝台)のSUB(Side Upper Berth:サイド側上段)。コルカタの鉄道オフィスで外国人枠として手に入れたチケット、2Aのシニア料金でRs900(1800円)。路線距離725km、所要10時間23分。
この上段の寝台は幅もあまりなく、背の低い私でも狭く感じられますが、サイド側の寝台はカーテンを閉めると個室感覚で過ごせるのがいい。 -
昨日、寝る前に注文取りに来た列車の男に頼んでいた朝食が朝の8時頃に届けられました。Rs34(68円)。
間に少しバターを塗った食パン2枚とベジオムレツの少な目の朝食。安いのでまあこんなもんでしょう。
この少し前に車内販売のチャイ(Rs7)を1杯飲んだだけですが、あまりお腹がすいた感じはなくて朝食はどうでも良かったけど、せっかく持ってきてくれたので一応口に入れました。
この日は朝6時過ぎに起きて2度トイレに行き、便が少しゆるくなってきたようなので、食事を控えて調整しようかなと思っていたところでした。 -
12月31日(水)10時過ぎ、約30分遅れで辺鄙な駅といった雰囲気が漂うカルマリ駅(Karmali)に到着。
インドの長い車両の列車、ときどき変なところに停まるので、出口までが遠くなり時間がかかることがあります。 -
インドのどこの駅でもあるように、駅舎を出るとオートリキシャやタクシーなどが待ち構えていて声をかけてきます。
ここからまずパナジ(Panaji)のバススタンドまで行く必要があり、値段を聞くとRs250(500円)と彼らは一様に答えます。それはちょっと高い、とかぶりを振って相手にせず、「バスで行く。パナジ行きのバス乗り場はどこ?」と聞くと、彼らはまた声をそろえて「バスはない」と言います。
誰かのブログでカルマリからパナジまでバスで行ったというの見たつもりでしたが、ほんとにないのだろうか。
「プリペイドオートリキシャ」のチケットカウンターもあってパナジまでの料金はたしかに彼らの言うとおりでしたが、Rs250も払うのはちょっときついなぁ、と考えながら駅前で思案していたところ、バイクタクシーの男が「Rs130でどうか?」と言ってきたので、仕方ないので結局それに乗って行くことにしました。
ショルダーバックを斜め掛けにして前に置き、バックパックを背中に担いだままバイクの後ろに乗るのはけっこう大変。60過ぎの腰痛持ちのオジサンとしては、パナジまでの20分間はかなりの忍耐と体力を要しました。
実際にはこの幹線道路、パナジと表示したバスが走っていました。駅から通りまで出ればバスに乗ることはできたようです。 -
こんなに遠いとは思わなかったパナジのバススタンドに着き、窮屈な姿勢で乗ったバイクを降りてから、マプサ(Mapusa)行きのバスに乗り込みました。
マプサまでの運賃はRs14。
さすがにゴアまでくると暑い。ホコリが舞い込んでくるバスの中も暑い。 -
パナジから約25分でマプサのバススタンドに到着。
小さな商店の中に座り、よく冷えたRs15のペプシ(250ml)を飲んで喉の渇きをいやしながら休憩した後、人に聞いて長距離バスのチケットを扱う小さな旅行会社のオフィスが並ぶ一角にやってきました。
ここで適当な所に入り、3日後のハンピ行きのバスチケットを手に入れました。
エアコンなしの寝台バスでRs1500(3000円)とかなりの値段です。バスの種類にもよるのでしょうがこの路線の運賃は高いようですね。 -
ハンピ行きのバスチケットが手に入ったので一安心。
あとはゴアでの休日をビールを友に存分に楽しむだけ、とこの時はまだそう思っていました。
暗雲がわが身に忍び寄ってくる気配をうすうす感じてはいましたが、「なーに、ひと晩寝れば体はリセットされ、朝には晴れやかな旅の一日が始まるだろう、それに明日は元旦じゃないか、迎春だよっ」と自らを鼓舞するように期待感を込めてそう思っていました、この時までは。
マプサのバススタンドから向かう先は、「アンジュナ・ビーチ」。
ホコリが舞い込んでくるバスの車窓からはバーやカフェ、キングフィッシャーの看板が次々と目に飛び込んできて、ああ、ゴアに来たんだなぁと実感。 -
12時にマプサから乗ったバスは、アンジュナ-マプサ・ロードを通り、少し遠回りしたり途中で渋滞に引っかかったりで、約50分かけてアンジュナ・ビーチの一つ手前の小さな交差点付近のバス停に到着。この辺りにはカフェやレストラン、ゲストハウスなどが集まっていて、小さなアンジュナの町で一番賑やかな所。
この時になってくると私の体調も下降気味でどうしようか迷ったけど、ここに着いてビールを飲まない手はない、ということで適当に「Country Kitchen」というレストランに入りました。
キングフィッシャー大瓶がなんとRs70(140円)。
やはり安い。今までの最安がコルカタの酒屋で鉄格子の間にある窓口から買ったビールがRs80だったので、それを上回る安さ。しかもレストランでこの値段。
フリーWiFiも使えたのでメールチェックなどができて良かった。 -
体調が今一つなので爽快なビールタイムとは言えず、値段の安さだけに感激したレストランを食事もせずに出ると、ホテル目指して歩きはじめました。
レンタルバイクにまたがった若者たちが風を切って通り過ぎていきます。
こっちは老体にバックパックを背負って汗を流しながら、急激に始まった脱力感に抗しながらとぼとぼと歩いて行きます。 -
じりじりと照りつける真昼の太陽。
今日はやけに重く感じられるパックパックが肩に食い込み、ホテルはまだかと青息吐息で歩を進めていきました。
「犀の角のようにただ独り歩め」(ブッダのことば-スッタニパータ 中村元 訳より)の言葉が頭をよぎります。信仰心はないけど。 -
タブレットの地図アプリをたよりに歩き、ようやく見えてきたホテル。
前方に赤い車が停まっているあたりがどうやらそのようです。
やけに遠く感じられたホテル、アンジュナの四つ角のバス停付近から歩いて約2.5km。 -
無事チェックインを済ませてやってきた部屋。
ホテルで飼っているのか野良なのか知りませんが、部屋の前にたむろする犬たち。 -
[Casa De Royale Resort]というホテルでネーミングはゴージャスですが、実際は完全に名前負け。
実はこのホテル、予約サイトのアゴダから提案された3つの代替ホテルから私が選んだ宿。
アウランガーバードに到着した日にアゴダからメールが来て、当初予約していた1泊約3100円のゲストハウスと契約を打ち切ったので、「提案する別なホテルから選んでいただけないでしょうか。もしくはキャンセルして払い戻しすることもできます」とあり、新たな出費もないということなのでこのホテルに決めた次第です。予約していたゲストハウスよりランクが星2つほど増えたホテルなので期待したのですが。 -
部屋も広く、冷蔵庫もエアコンもある(当初予約していた宿はエアコンなし)。安宿が多い私には今までの部屋に比べてかなり良さそうに最初は思えましたが、実際はこの宿もハズレでした。
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寝室にあるエアコン、なぜか10数分置きにON/OFFを繰り返してなかなか部屋が冷えない。ホテルスタッフに言って見に来てもらったりしましたが改善せず、しばらく様子を見ていたところ夕方頃になってエアコンの電源が落ちて完全ストップ。
これを契機に、あーだこーだと言い訳していたスタッフに強く抗議して部屋を変えてもらいました。しかしそこも似たり寄ったり。おまけに前の部屋と同じく、壁のあちこちに変な小さな虫が張り付いていて、トイレットペーパーで何匹も取り除いてはトイレに流しました。
電源落ちの主要因は、この近くで行われている年末年始の野外パーティで使われる大量の電気だと彼らは言っていましたが、たしかのその通りだとしても、エアコンの性能も疑わしい。
ところで夕方頃になってくると私の体調は急速に悪化してきて、インドを長く旅する人の多くが1度は経験すると言われる、腸の不調。
「腸の調子が超悪くなって、おちょうずに駆け込んで」と、シャレなんか言ってる場合じゃないですが、この時から下痢っぴが始まった私はトイレに駆け込む回数が増えてきました。
その合間を縫って日の暮れる前に近くの商店で水とバナナとコークを買っておきました。大晦日の年越しそばも食べられず、今日1日の食事は列車の中で食べたパンとオムレツだけ。 -
2015年1月1日。
昨日の大晦日の夜、除夜の鐘のかわりに耳栓をしている私の耳に入ってきたのは、近くで行われている野外パーティの大音量の音楽と打ち上げられる花火の音。
部屋の中まで勝手に入り込んでくるそれら深夜のバカ騒ぎのノイズに包まれながら、私は背を丸めてトイレとの往復運動を繰り返し、ベッドの中で人生最悪の悲惨な元旦を迎えることとなりました。
元旦の朝になっても、「新年 明けましておめでとうございます」なんて言えるはずもなく、「トイレ 開けまして出とうございます」と肛門様がウズウズするのが関の山。
インドのゴアで、こんな元旦を迎えることになるなんて、夢にも思いませんでした。
あの「GOOD LUCK」はどこに行ったの?
いくらかトイレに行く頻度が少なくなってきた16時過ぎ、昨夜からこの時までほとんどベッドに寝ていた私はようやく重い体を起こしてホテルを出ました。薬を買いに。 -
少しふらつく体でアンジュナのバス停付近まで歩いてきて、ちょうど近くにいたヒマを持て余しているバイクタクシーの男たちに、この辺に薬局がないか聞こうと思い、最初「ドラッグストア」と言ったけど通じず「メディスン」と言いなおすと理解してくれました。
薬局はここから遠いと言うので、バイクの後ろに乗って行くことになり、往復Rs150(300円)で手を打ち、もし薬局が閉まっていればRs100ということにしました。男はOpenしているというけど1月1日ですからね。
もちろんRs150は吹っかけ料金に違いないのですが、早く抗生物質が欲しかったこともあり、他のバイクを探す気にもなれず料金交渉に時間を費やすことはしませんでした。
バイクの男が言った通り薬局はちゃんと開いていて、diarrhea(下痢)、antibiotic(抗生物質)、ORSと書いたメモ用紙を見せ、下痢用の抗生物質と経口補水液を買いましたが、なんのことはない、薬局は滞在ホテルからあんがい近い所にありました。
バイクでアンジュナのバス停付近に戻ってきた後、近くの「Cafe Oasis」でマサラティ(Rs15)だけ飲んでWiFiパスワードを教えてもらい、少しの間ネット閲覧とメール。 -
日が暮れた19時過ぎの「Cafe Oasis」。
ビールを飲みながら夕べのひと時を楽しんでいる人たちをしり目に、昨日から絶食している私は脱力した体で宿へと戻って行きました。 -
暗がりの道を宿近くまで来ると、かたわらにひっそりと牛が寝そべっていました。
孤独な牛にこの日は妙に親しみを覚え、撫でてやりたいくらいでしたがやめときました。
※牛に孤独感があるのかどうかは知りませんが。 -
薬局で買ってきたのは[Norflox-TZ]という抗生物質と[ELECTRAL]というORS(経口補水液)。[Norflox-TZ]10錠でRs67(134円)。朝1錠夕1錠の1日2回服用。
[ELECTRAL]は1袋Rs17(34円)で、1Lの水に溶かして下痢による脱水症状を防ぐために水分補給として飲用。
旅行にいつも持参しているアクエリアスパウダー48g×5袋があるので、[ELECTRAL]は買わなくてもよかったけど一応ついでに。
あとで[ELECTRAL]を試してみましたが、気分が悪くなるような味でした。
何の因果で幸運の女神にそっぽを向かれるような不運な元旦を迎える羽目になったのかわかりませんが(疲れが重なっていたのかも)、抗生物質は細菌による下痢の場合に効力を発揮するので、何でもかんでも下痢に効くというわけではないようですが、アジアの下痢には抗生物質という公式が私の中にできあがっていて、特に「バイキンマン」も恐れをなすインドでの下痢とあっては、抗生物質はまさに魔法の薬、一定のプラシーボ効果も期待できるのかもしれません。
「STOP下痢っぴ」の期待を胸に、寂しい元旦の夜は更けていくのでした。
※チョコレートくらいはいいだろう、カロリー補給にもなるしということでホテルに戻る途中にあったスーパーで買いましたが、このドイツ産の100gのチョコはRs200(400)とけっこうなお値段でした。 -
1月2日(金)、絶食と抗生物質が効いたのか、早くも下痢症状がおさまってきました。
朝食付きのホテルでしたがこの日も食事抜き。
抗生物質が効いた気がして嬉しくなり、予備に買っておこうと思い、昼前にホテルからそんなに遠くない薬局にまたやってきました。 -
昨日と同じ薬の名前を書いたメモ用紙を見せて買い、昨日と同じRs101(202円)を払いました。
インドでは処方箋なしに町の薬局で抗生物質が買えるので便利。
もちろん薬はなんであれ服用には注意しないといけませんがね。
さあ、これさえあれば少々の下痢なんて恐くないぞ、とこの抗生物質に絶大な信頼を寄せてしまいました。 -
薬局で薬を買ったその足で、アンジュナのバス停の方へ向かいました。
ホテルからバス停までは約2.5kmで途中に3軒のスーパーがあり、バス停近くの店に入ってみると、酒税が安いゴア州を象徴するかのようにズラリとアルコール類の商品が陳列されていました。 -
バス停から少しビーチ寄りにある、「Cafe Oasis」前の通り。
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「Cafe Oasis」に入って、そろそろスープくらいはいいだろうといことで、お昼にベジタブルスイートコーンスープ(Rs60)とバナナジュース(Rs40)注文しました。
熱々のコーンスープ、なかなかマイルドな味でおいしく、胃腸にしみわたっていくかのようでした。 -
「Cafe Oasis」から西へ300mくらい歩いてくると、海岸そばの駐車場がある所に出ました。
向こうに見えた崖下の海岸は岩場ばかりで景観のいいものではなかったです。 -
駐車場から海岸沿いを南に、カフェ・レストランやお土産屋が並ぶ赤土の道を歩いて行きます。
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このあたりの右手には、崖下に海が広がっていて、シービューのカフェやレストランが並んでいます。
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ヤシの木が生い茂るビーチ沿いの小道は南国ムードたっぷり。
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目の前に「FRANCISCO'S」の看板を掲げたレストランが見えます。
1510年から1961年までポルトガル領だったゴアは、アジアへのキリスト教布教の拠点にもなった所で、その中心にいたのがイエズス会のフランシスコ・ザビエル。日本人にも馴染みのある名前ですが、フランシスコ・ザビエルが1552年に中国の広東省上川島で病没したあと、その遺骸はマラッカを経てゴアに移され、現在もオールド・ゴアのボン・ジェズ教会に安置されているとのことです。
そんなこともあってか、ゴアのあちこちで「FRANCISCO」の名を冠した看板を目にします。 -
のどかな雰囲気のアンジュナ・ビーチ。
ゴアのアラビア海に面した海岸沿いにはいくつものポイントとなるビーチがあって、それぞれに多くの欧米人たちや休暇を楽しむリッチなインド人たちで賑わっているようです。
ガネーシャとビーチと牛のアンバランスさがインドのカオスな一端を表していて面白い。 -
ビーチに牛、インドならではの光景ですね。
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のど元過ぎれば何とやらで、まだ体調は回復途上ですが、喉も渇いたので少しくらいならいいだろうということで、左手の「7ELEVEN」という海の家のようなカフェ・レストランに入りました。
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一応控え目に、[KINGFISHER]の小瓶(330ml)をたのみましたが、ビーチなので値段は高めのRs80(160円)。
昼下がりのひと時、海を眺めながら浜辺で飲むビールはまた格別。 -
ビールを飲んだ後、アンジュナ・ビーチの海岸沿いの小道を戻って行きます。
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キリスト教文化の町であり、自由を謳歌する異国の旅人を受け入れてくれる寛容さのあるゴア、サリーを着た女性を見るとここがインドであること改めて知らされます。
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アンジュナに滞在した4日間のうち、四つ角のバス停付近からホテルまでの2.5kmの道を歩いて何往復もしました。この辺ではオートリキシャはほとんど見ないし、時おりバスが走って行きますが本数が少なく行先もよくわからないので結局は汗をかきながら歩いていくことに。
暑い午後の日差しを浴びながらとぼとぼと歩いて行きます。 -
1月3日(土)。
昨夜も野外パーティの大音量の音楽で、耳栓をしていてもうるさくて眠れぬ夜を過ごしました。エアコンも時どき止まるし。
昨夜に始まったパーティが終わって静かになったのは今朝の8時頃。
どんだけやれば気が済むんだ、彼らは。
朝食付きの宿でしたが、3泊して1度も食べずじまい。
昨日、宿のスタッフが朝食は食べないのかと聞いてきましたが、「Stomach」がと言いながらお腹を押さえる仕草をすると理解してくれました。
10時前にホテルを出て、通りかかったバスに乗ってみましたが、途中で違う道に曲がったのであわてて降りました。運賃Rs10。 -
フリーWiFiも使えてスタッフの対応も悪くなく、わりと安く飲食できるので今日もまた「Cafe Oasis」にやってきました。
ベジ・スイートコーンスープRs60にハニートーストRs30、バナナジュースRs40で朝食。全部でRs130(260円)。 -
今日はホテルを出る日ですが、体調を崩した私を気遣ってのことか、エアコンの件で一悶着やりあったホテルの男が「チェックアウトの時間はいつでもいいよ」と優しさを示してくれたのは嬉しかった。
そういうことなので、昼を過ぎていても余裕を持ってホテルへ戻ることができました。
この通りにも途中にはキリスト教会やミッションスクールがあり、ヒンドゥーやイスラムよりもキリスト教文化が根付く町であることを知らされます。 -
15時頃にホテルをチェックアウトして、「Cafe Oasis」でRs100のベジ・フライドライを食べたあと、四つ角のバス停からローカルバス(Rs15)に乗ってマプサのバススタンドまでやってきました。今度は約30分ほどで到着。
たくさんのバスが無秩序に停まっているバススタンドの周りには食堂や露店、屋台などが店を出していて賑わっています。 -
バススタンドで見かけたバナナ。
日本ではこのような形でバナナを見ることはないですが、太い芯にびっしりと実をつけたバナナはなかなか見事。
バナナは太い芯というか幹に対して上向きに成長して実が大きくなるんですね。
バナナと言えばフィリピンとか台湾を連想しますが、生産量はインドが世界で一番多いそうです。 -
バススタンドの一角で、入れ墨を彫っているところに出くわしました。
彫られている若者は目に涙をためてその痛さを我慢していましたが、見ているこちらも痛くなってくる。 -
ゴア滞在の4日間、多くの時間をベッドに横になって過ごし、ほとんどお腹の調子を治すためにあったようなものですが、とにかく早期に回復してほんとに良かったです。
お腹を壊した状態でトイレもないバスに乗ると、もう地獄を見るのは必至ですからね。
1月3日、マプサから18時発の夜行寝台バスに乗り込んで、ハンピへ向かいます。所要約12時間。
このバスにも「ST.FRANCIS XAVIER」(聖フランシスコ・ザビエル)の表示が。
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