春なので～京都にも桜が咲きました。

2015/03/29 - 2015/03/29

３月最後の週末。新聞の情報では、桜の満開はもう少し先のようでしたが…。用事の後立ち寄った京都府庁旧本館中庭の枝垂桜がすでに見ごたえのある開花状態。
それならばと京都御苑の桜も見てまいりました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

京都府庁旧本館は、明治37年(1904)12月20日に竣工しました。昭和46年まで京都府庁の本館として、また、現在も執務室や会議室として使用されており、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものです。(京都府ＨＰより）

中庭に向かいます。

中庭には６本の桜が植えられているということです。

中央には枝垂桜が植えられていてすでに見頃を迎えていました。
この庭には、円山公園の初代「祇園枝垂れ桜」の孫にあたるシダレザクラがあり有名ですが、そのほかに平成22年に造園家の佐野藤右衛門氏の調査で、オオシマザクラとヤマザクラの特徴を持つ、珍しい種類の桜があることがわかり、容保桜（かたもりさくら）と名付けられた桜があります。

こちらは紅枝垂桜のようです。

建物の中からみる中庭の桜です。

この様子では、御所の桜も見頃かも。
ということで京都御苑に向かいました。

出水の一本桜。枝垂桜が美しく咲き誇っていました。

たくさんの満開の桜の下で賑やかに楽しむ花見も良いけれど、小雨の中で静かに一本の桜を眺める花見もまた楽し。です。

次に北上し、近衛邸跡周辺の桜を目指しました。

近衛邸跡に向かう途中、桃林の強烈な赤と白のコラボレーションに思わず足を止めました。

桜を楽しみにお越しの皆さんにとっては、想定外のプレゼントになったのではないでしょうか。

大きな桃の花はひとつひとつに存在感があります。

近衛邸跡に到着です。

この辺りにはヤマザクラ、シダレザクラ、サトザクラ植えられているとのことです。

桜は特に日本固有の植物ではないのですが、なぜ日本ではこれほど愛されているのでしょうか。

冬が終わり、生命がまた息吹き始める季節の訪れを知らせてくれる花だから？

ほんのりと淡い色合い、ひらひらと舞いながら散る小さな花弁。けっして自らを主張することがなく控えめな美しさが好まれてきたのでしょうか。

日本の文化、風土に育まれてきた感性にピッタリマッチした美しさなのでしょう。

ただ桜を眺めて

時折カメラのシャッターを押しているうちに

また今年も満開の桜に出会えた喜びが湧きあがってきました。

この旅行記へのコメント （1）

• うふふ♪♪さん 2021/11/12 22:18:00

  koumeさん！お久しぶりです！うふふ♪♪です！

  koumeさんへ💚
  
  いつもいつも素敵な旅行記ばかりで、
  とても楽しみです♪
  
  以前から桃が見たくてしようがなかったのですが、
  御所にあるのですか！
  桜も、白とピンクの混じった桃も、
  どちらもとても美しかったです！
  眼福です。
  
  いつも素敵な旅行記をありがとうございます♡♡
  これからも美しい旅行記、心から楽しみにしています！
  
  　　　　　　　　　　　　　　
  　　　　　　　　　　　　　　　　やや不調なうふふ♪♪より