2015/03/27 - 2015/03/27
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empenguinさん
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アレキサンドリアで旅行者があまり行かない二つの遺跡 --カタコンベ(集合墳墓;名前はコムエルシュカファと言います)とアブキール砦跡 --を紹介します.
なお私は治安が良くない中,アレキサンドリアに滞在中です.
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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二駅乗ってマスル駅(国鉄アレキサンドリア中央駅)へ.
料金は1ポンド(16円)で安い. -
マスル駅.
マスル駅 駅
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駅前のトラム駅.商店の軒に接するほど.
2013年にはこのトラムに乗って,降り損なって終点まで行くことになってしまったのだが,今回は歩くことにした. -
駅前のスークの通り.昼の集団礼拝が終わった頃の時間で賑わってました.
ここを進んで行きます. -
この5叉路で進む道を間違えてしまった(この写真は帰り道に撮った).分かりにくい.
ポンペイ柱を目指したのだが,地図を見ても何だか分からないとことに出てしまった.ポンペイ柱と聞いたら,大人の人が一緒に居た子供に道案内するように言ってくれた.
旅行者はボラれなければそれ程高くないのでタクシーを使うのがよい. -
子供に案内されてポンペイ柱に辿り着いた.
お礼のチップを渡そうとしたら受け取らなかった.観光地とは違い感じが良い..ポンペイの柱 史跡・遺跡
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ゲートからのポンペイ柱.2013に入ったので,今回はここが目的ではないです.
近くのカタコンベが目的です.それ程興味はなかったのだが,もう他にアレキサンドリアでは行くべきところがないので,一応見ておこうと思った次第. -
ポンペイ柱の近くというので周りを歩いて,それらしいここを見つけた.入ったら違うと言われた.教えてやると言う人に付いて行った.怪しげなところを通るので,途中やや心配だった.
(徒歩で行く人はよく地図で確認して行った方がよいです.カタコンベはポンペイ柱近くと言っても7-8分歩いたところです.) -
街中で山羊を飼ってました.
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やっとカタコンベ(Cata-Comb)に到着.ローマ支配時代の集合墳墓.
このカタコンベの名前はコムエルシュカファと言います.
このカタコンベの英語説明は以下にあります.
http://www.ask-aladdin.com/Alex-Travel・・・/catacomb.html
http://www.unmuseum.org/7wonders/catacomb.htm
日本語は短い説明しか見つからないですが,以下です.
http://ja.egypt.travel/・・・/catacombs-of-kom-el-shouqafaコームッシュアーファのカタコンベ 史跡・遺跡
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外側のエリア.
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ゲート前の立派な石棺. エジプト人でなくローマ貴族用.
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ゲート.入場料40ポンド(640円).
この治安情勢下で観光客などおらず,客は私だけ.
内部撮影不可でカメラを入口ゲートに預けなければならなかった.
それなので,中の見学はカメラなし. -
見学はカメラなしでしました.出ようとすると切符売りの女性がカメラを返してくれ,ここのエリアだけならカメラOKと言ってくれました.その代り入場券を返すように言われた.成程,別の客にその入場券を売って,ネコババするのだろう.私がこのエリアでカメラを使うのを見逃している警備員もグルと思う.でも私は余分のお金を払う訳ではなくラッキー.
これはカメラを見逃してくれたエリア.奥の左に集合墳墓がある. -
3角屋根の下が地下集合墳墓.岩をくり抜いて30mの地下に幾室もの立派な部屋があり,石棺が置かれている.この辺りは岩地なのですね.それをくり抜いて作ったとはなかなかです.見る前はつまらんだろうと思ってましたが,一見の価値ありです.
懐中電灯を持って行った方がよいとされているので持って行った.円型らせん階段は一部暗いですが,地下墳墓室は明かりが灯っており,まあ懐中電灯なしでも大丈夫です.全くの私一人だけでした.
地下集合墳墓内はカメラNGで写真なしでしたが,以下はWebの写真です.
https://www.google.com.eg/search?q=catacombs+alexandria&espv=2&biw=1141&bih=681&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=0xYWVdrcIYTqaMjogOgC&ved=0CCsQsAQ&dpr=1
岩をくり抜いた地下小宮殿のようで,なかなか立派なのが分かると思います. -
広場のようになっており,周囲に石棺が置いてあります.
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Tigran Tombと書いてありますが,地下でなく地上の集合墓室建屋です.三つの石棺があり,ローマ風の絵で飾られている.
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案内板.
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出てポンペイ柱のところへ戻り,マスル駅に歩いて戻ります.
これはポンペイ柱近くの衣料品スーク.通り道まで店で埋まっている. -
マルス駅に戻りました.
これでカタコンベ行きは終了.マスル駅 駅
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同じ日ではなく少し前ですが,アブキール砦跡に行った写真もこの旅行記に載せておきます.
アブキール(Abu Qir)はアレキサンドリアの東北東35kmです.
アブキールは「アブキール湾の海戦」で知られている.ナポレオンはエジプト遠征を画策し艦隊を派遣したが,1798年ネルソン提督率いるイギリス艦隊にアブキール湾の海戦で敗れた. http://ja.wikipedia.org/wiki/ナイルの海戦 (なおナポレオン・エジプト遠征軍の大尉によってロゼッタ・ストーンが発見されたのは1799年.)
エジプトでオスマン帝国軍の隊長だったアルバニア人のモハンマド・アリーが提督になり,モハンマド・アリー朝(1805-1953)を打ち立てた.主に創始者モハンマド・アリーの治世1805-1849の期間に,外国艦隊から防衛ためこの地に幾つかの砦が築かれた.
この国鉄近郊電車で終点のアブキールへ.料金はやはり1ポンド(16円). -
駅の隣のガーマ(モスク).
金曜集団礼拝に中だけでは足りないので,外にもマットを敷いていました. -
こちらは町の中心の一番立派なガーマ.
この右横の道を進んでいきます. -
海軍基地があります.この左の道を進んだら,海軍基地ゲートがあり進めません.
戻って右へと進んだら,砦らしいものはなく,違う方面にきてしまった感じでした. -
トクトク(オートリキシャ)のお兄さんに大砲のある砦の写真を見せて聞いたら知っていると言うので,乗ることにしました.フロントグラスをやに飾り立てていました.
料金5ポンド(80円)でした.1km以内のトクトク料金としては高いですが,連れてきてもらったので満足です. -
砦の海側.
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入口には橋が掛かっている.
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この橋から入ります.
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アームストロング大砲.
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アームストロング大砲は4砲ありました.これはそのうちの2つ.
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海側から見たところ.
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砦から見た海.地中海です.(左の建物は後から出来たものでしょう.)
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それ程広い砦跡ではないですが,管理人だか住人だかの人が居て,奥へいくのはダメと言います.仕方がないので出ました.
これは海と反対側の砦の壁.
アブキールには他に3つの砦遺跡があるのですが,一つは海軍基地内で立ち入れず,他はここより見どこと無しとのことなので,これで帰ることにしました. -
アブキールのビーチ.
アブキールは小漁村と言われているが,海岸沿いには高層住居が並んでおり,もっと大きい町です.
左は一番高級なFish Restaurantのゼフィリオン(Zephyrion). -
一番高級なFish Restaurantの ゼフィリオン(Zephyrion) (地球の歩き方にも載っている).
以下の食事写真は,昨年に日本からの短期訪問者と二人で行った時のものです. -
中の様子.海を見ながら食事です.
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魚介類は見て選んだ.
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サラダやパンなど.
ビールは頼めばあったが,ランチなのでイスラム式にアルコールなし. -
先ほどのカニ.食べるところはあまりないですが,味わいました.
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メインはこのNile Tilapia.テラピアというと恐ろしい魚に聞こえるが,日本のイズミダイ(or チカダイ)に相当.アレキサンドリアではポピュラーです.味付けご飯は大体,魚と一緒に付いてきます.
これでチップ込み一人65ポンド(1000円)はgoodでした.
おしまいです.
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