2014/02/19 - 2014/02/21
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ナオさん
寒い時は温かい所が一番と、飛行機嫌いの夫を説き伏せ、沖縄に出かけました。 私はツアーで沖縄には行ったことがありますが、今回はツアーではなく、夫と二人の気の向くまま足の向くままの2泊3日の気楽なドライブ旅行です。
1日目は岡山空港から直行便で那覇空港に飛び、そこからレンタカーを借りてむら咲むら、残波岬、琉球村、万座毛を目指しました。
2日目は高速道の沖縄自動車道を使って北に向かい、名護を経由して沖縄本島最北端の辺戸岬まで行きました。辺戸岬近くの大石林山は私が最も行ってみたいところでした。午後からは今帰仁城跡、美ら海洋水族館、フルーツパークに行き、那覇まで引き換えし、国際通りに面したホテルに泊まりました。
3日目は以前にも行ったことのある首里城、おきなわワールド、平和記念公園、ひめゆりの塔などに行き、夕方のJAL便で沖縄を後にしたのでした。
楽しい旅が出来ました。1日目、2日目、3日目と分けて紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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沖縄旅行3日目の朝です。この日も朝からいい天気です。
ここは「那覇グランドホテル」です。泊まっていたのは「ホテル国際プラザ」ですが、朝食はここでとります。那覇グランドホテル 宿・ホテル
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朝食会場の「那覇グランドホテル」レストラン「松尾亭」です。「ホテル国際プラザ」からは歩いて1分とかからない距離です。
那覇グランドホテル 宿・ホテル
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これは私が「那覇グランドホテル」レストラン「松尾亭」で食べた和洋折衷のバイキング朝食です。
那覇グランドホテル 宿・ホテル
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イチオシ
国際通りのホテルを後にして、この日は以前にも行ったことのある首里城、おきなわワールド、平和記念公園、ひめゆりの塔などを巡ります。
私たちはまず首里城公園に向かいます。
国際通りから首里城は近いです。私たちは首里杜館(首里城公園レストセンター)の地下駐車場(小型車310円)にレンタカーを停め、そこから歩き出します。
これが有名な守礼門です。門には「守禮之邦」と書かれた扁額が掲げられています。「守禮之邦」とは琉球は礼節を重んずる国であるという意味だそうです。首里城 名所・史跡
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首里城公園の中を行きます。右手に見えているのが国王が外出の時に、この門の前で道中の安全を祈願したという「園比屋武御獄石門」で、琉球の代表的な石造り建築物で、世界遺産に指定されています。
首里城 名所・史跡
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首里城の正門である「歓会門」にやってきました。「歓会門」とは、訪れる人への歓迎の意が込められた名前だそうで、別名は「あまへ御門」と言うのだそうです。
首里城 名所・史跡
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イチオシ
首里城の正門である「歓会門」を抜けると琉球王国時代の役人(近習)の装いをした係員が出迎えてくれました。ここにおられた方は赤い帽子を被っていましたが、他の場所では紫や黄色の帽子の人もおり、どうやら帽子で位分けがされていたようです。
首里城 名所・史跡
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ここは首里城の「瑞泉門」です。「瑞泉」とは立派なめでたい泉という意味だそうで、門の前にある湧水「龍樋」にちなんで名づけられています。別名は「ひかわ御門」です。
首里城 名所・史跡
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次にやってきたのは「漏刻門」です。門の名前は、櫓の中の水時計で時間を計ったことから名付けられたものです。別名は「かご居せ御門」といい、ここからは身分の高い役人も国王に敬意を表して籠をおりたのだそうです。
それにしても門がいっぱいです。首里城 名所・史跡
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ここは広福門、別名「長御門(ながうじょう)」です。かつてはここには戸籍の管理をする「大与座」や寺や寺院を管理する「寺社座」がありました。
今ここには券売所があります。首里城の料金は美ら海エンジョイパスに含まれていないので、私たちも入館料1人800円を払って首里城公園有料区域の中へ入って行きます。
有料観覧の区域は奉神門、南殿・番所、書院・鎖之間と庭園、奥書院、黄金御殿・寄満・近習詰所、正殿、北殿です。首里城 名所・史跡
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逆光の中に鮮やかに浮かびあがっているのが首里城の正殿で、1992年に復元されています。
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琉球王国の栄華を物語る首里城は、中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式や石組みだそうで、文化的、歴史的価値があるということで世界遺産に登録されています。
首里城 名所・史跡
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ここは首里城の奉神門です。「御庭」へ続く最後のもんです。別名は「君誇御門」です。3つの入り口があり、中央の門は国王や身分の高い人だけが通れる門だったそうです。
首里城 名所・史跡
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私たちは首里城の有料観覧区域、奉神門、南殿・番所、書院・鎖之間と庭園、奥書院、黄金御殿・寄満・近習詰所、正殿、北殿を見て回ります。
ここは正殿内の御差床(うさすか)です。国王の玉座として様々な儀式や祝宴が行われたところです。煌びやかです。 -
私にとって首里城は2度目ですから、首里城公園のパンフレットを片手に少し急ぎ足で一巡、守礼門まで帰ってきました。
駐車場まで帰り、今度は「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」へと向かいます。首里城 名所・史跡
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那覇から507号線で南下、「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」にやって来ました。
「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」では大きなシーサーがお出迎えです。観光客は多いです。おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡
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沖縄県南条市玉城にある「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」は、国の登録有形文化財で沖縄県指定博物館相当施設です。
私たちはここも美ら海エンジョイパスで入ります。おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡
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「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」ではスーパーエイサーが楽しめます。エイサーとは旧盆に沖縄各地で踊られる芸能ですが、ここではそれをアレンジした激しい動きの見ごたえのあるエイサーが見られます。
私たちもエイサー広場で沖縄芸能をこころゆくまで楽しみましたが、写真撮影が禁止だったので、お見せできないのが残念です。おきなわワールド テーマパーク
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「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」で行ってみたいと思っていた所の一つは、天然記念物の鍾乳洞・玉泉洞です。玉泉洞は全長は5000mで国内最大級と言われています。現在はその内の890mが公開されているようです。
おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡
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ここは「玉泉洞」の中の大仏御殿と名付けられた空間です。
おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡
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イチオシ
「おきなわワールド文化王国」の中にある鍾乳洞・玉泉洞です。素晴らしい光景です。
おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡
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この辺り、「おきなわワールド文化王国」の中の国・登録有形文化財「琉球王国城下町」です。琉球古民家を移築し、昔の町並みを再現しています。
おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡
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「おきなわワールド文化王国」の中に移築された琉球古民家の町、琉球王国城下町の中にある「王国歴史博物館」です。シーサーコレクションが見ものです。
ここには「ハブ博物公園」もありますが、私は蛇類は苦手なのでここはパスします。おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡
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イチオシ
「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」を後にやってきたのは「平和祈念公園」です。ここは沖縄を訪れる私たちが、慰霊と平和祈念のために何度でも訪れなければならない場所です。
私たちは大きな駐車場にレンタカーを停め、公園内に入ります。
見えているのは世界平和の殿堂として建てられた沖縄平和祈念堂です。第二次世界大戦の最後の激戦地となった沖縄では、軍人ばかりでなく一般の女性や子供までが犠牲となり、その数は20万人とも言われています。この祈念堂は人種や宗教に関係なく、世界に平和を訴える壮大なモニュメントです。沖縄県営平和祈念公園 公園・植物園
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沖縄の平和祈念公園の平和祈念堂の向かいにずらりと並ぶこの石の記念碑は、「平和の礎」です。終戦50周年を記念して沖縄県が建設したもので、国籍、軍人、非軍人を問わず沖縄戦で亡くなった全ての人々の名前が刻まれています。
沖縄県営平和祈念公園 公園・植物園
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沖縄の中でも摩文仁の丘は、沖縄戦終焉の地となった所です。
悲しい歴史の地は今「沖縄平和祈念公園」として整備されています。沖縄を訪れる人は必ずここを訪れ、不幸な歴史を振り返り、犠牲になった人々の慰霊をし、平和を祈念してほしいものです。
ここは「平和祈念公園」の中の「平和の丘」です。近くで1束300円で献花用の花を売っていたので、私たちも買って、この丘と慰霊塔に備えました。沖縄県営平和祈念公園 公園・植物園
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平和祈念公園はあまりに広く、歩いて回るには時間がかかりすぎます。そこで私たちは、1回が100円で公園内乗り降り自由の可愛い場内バスに乗ります。このバス、運転手さんのガイド付きでとても快適です。
沖縄県営平和祈念公園 公園・植物園
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平和祈念公園は摩文仁の丘にあります。ここ摩文仁の丘は沖縄戦終焉の地です。ここには各県の慰霊碑も建てられています。そこは是非お参りして欲しい場所です。私たちもお花を供えてお祈りしました。
沖縄県営平和祈念公園 公園・植物園
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沖縄戦終焉の地となった摩文仁の丘からは多くの人が海に身を投げました。
ここから眺める海は美しい海ですが、多くの御霊が眠っている沖縄の海は悲しみがいっぱいです。私たちは二度と戦争のない世を願いながら心よりお祈りします。沖縄県営平和祈念公園 公園・植物園
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これは平和祈念公園にある平和の鐘です。平和の鐘は、平和祈念堂の開堂時にライオンズクラブ国際協会から寄贈されたものだそうです。
平和の鐘には
「戦いに散った魂を鎮め 人類の悠久平和を誓い この平和の鐘はとはに絶えることなく 四方に響きわたる ここ摩文仁の丘より 万人の祈りをこめて」
の銘文が刻まれています。沖縄県営平和祈念公園 公園・植物園
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世界平和の殿堂・沖縄平和祈念堂に入ります。
平和祈念堂 名所・史跡
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沖縄平和祈念堂の中には沖縄平和祈念像が安置されています。山田真山画伯が人間の祈りの姿を象徴して造りあげた沖縄平和祈念像は、高さ12m、幅約8mの大きな像です。
平和祈念堂 名所・史跡
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「沖縄平和祈念堂」の裏手に「清ら蝶園」があります。ここでは国内最大で、羽根を広げると13?にもなる蝶・オオゴマダラが飼育されています。
蝶はギリシャ語でプシュケと言い、魂という意味だそうです。ここにいる蝶は、戦没者を追悼し世界平和を祈る平和祈念像の使者として飼育されているようです。平和祈念堂 名所・史跡
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沖縄平和祈念公園を後にやってきたのは、「ひめゆりの塔」です。
もうお昼をかなり過ぎているので、「琉球料理レストラン でいご」で昼食にします。沖縄最後の日なので少し沖縄らしいものを食べようと思ったのです。姫百合民芸品センター お土産屋・直売所・特産品
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これは、「琉球料理レストラン でいご」で食べたタコライスです。私はタコライスを初めて食べたのですが、想像していたものとはかなりかけ離れていました。タコライスと言っても蛸とは何の関係もなく、メキシコ料理のタコスをアレンジしたものでした。
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こちらは「琉球料理レストラン でいご」で食べた沖縄のソーキそばです。ソーキとは豚のあばら肉のことだそうで、これが乗ったそばがソーキそばだそうです。なお、沖縄のそばは小麦粉だけで、そば粉が使われていないのだそうです。全て聞いた話ですけれど・・・
私たちはタコライスとソーキそば、半分ずつ分けあって食べました。 -
いよいよ「ひめゆりの塔」へお詣りに行きます。「ひめゆりの塔」は、沖縄戦に動員された、ひめゆり学徒の最期の地の一つである伊原第三外科壕跡に建立された慰霊碑です。
ひめゆりの塔 名所・史跡
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ここは「ひめゆり平和祈念資料館」です。亡くなった学友の慰霊と平和を願い、同窓生が開館したのだそうです。中には写真や遺品、資料などが展示されています。
ひめゆり平和祈念資料館 美術館・博物館
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ひめゆりの塔を最後に、国道331号線で糸満市を走り抜けて、那覇空港近くのレンタカーのお店に帰ってきました。返却手続きも思った以上にスムーズに済み、そこからはレンタカー会社の送迎車で空港まで送ってもらいます。
沖縄・那覇空港に帰ってきました。まだ出発まで時間は十分あります。搭乗手続きをして、お土産を買いこみます。紅いもタルト、ちんすこう、さーたーあんだぎー、黒糖など。
それから空港内の「ロイヤル」でゆっくりとコーヒーとシークワサージュースを飲みます。私はシークワサージュースが好きです。ロイヤルベーカリーショップ 那覇空港店 グルメ・レストラン
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那覇空港の搭乗者ゲート付近でぼんやり航空機を眺めていると、日本トランスオーシャン航空のB737−400型機が入ってきました。ジンベイザメのように特別塗装された「ジンべエジェット」です。私たちが沖縄に来るとき、岡山空港から乗ってきた航空機です。帰りもこれなのかと見ていると、次の航空機が入ってきました。
那覇空港 空港
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イチオシ
同じB737−400型機ですが、こちらはピンクのジンベエザメで、桜の花が可愛く描かれた「さくらジンべエジェット」です。これが那覇空港から岡山空港まで私たちの乗る航空機でした。「さくらジンべエジェット」を見たいと思っていたのでラッキーです!
私たちの沖縄旅、最後の最後まで恵まれていました。満足です!(^_^.)那覇空港 空港
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