2015/03/14 - 2015/03/15
17079位(同エリア31117件中)
関連タグ
Mr.Tさん
圏央道の整備が進み、都内から湘南、伊豆方面のアクセスは便利になった。また、伊豆半島へのアクセスも有料道路の新設などにより選択肢が増えた。
今回はこれらの道路を利用して初春の伊豆半島を訪問。
宿泊は道の駅での車中泊とした。
目的は、船に乗って海を楽しむ、伊豆のグルメを楽しむ、史跡・街並みを楽しむこと。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
予定ルートを計画。
圏央道〜東名高速(ほんの少し)〜小田原厚木道路〜西湘バイパス を通って伊豆半島を南下。
城ヶ崎〜北川〜河津〜下田〜石廊崎〜松崎 で宿泊、
2日目は、堂ヶ島〜七滝・天城〜修善寺 を訪問。
修善寺道路〜伊豆中央道〜伊豆縦貫道〜新東名高速〜東富士五湖道路〜中央道 で帰る。
走行距離は485km。 -
6時半に城ヶ崎に到着。車は門脇駐車場に止める。1日500円。
城ヶ崎ピクニカルコース 公園・植物園
-
門脇吊橋を渡って門脇灯台周辺を歩く城ヶ崎ピクニカルコースを散策。
城ヶ崎ピクニカルコース 公園・植物園
-
南へ11km、北川温泉へ。
有名な黒根岩風呂に入湯。北川温泉 温泉
-
海からすぐの混浴露天風呂がこちらの特徴。
現在は、奥の1つの風呂が女性専用になっている。
朝7時半の熱めの湯で目が覚めた。黒根岩風呂 温泉
-
南へ17km、河津へ。
河津といえば早咲きの河津桜が有名だが、3月初中旬にはすでに満開を過ぎている。河津桜 花見
-
満開を過ぎているとはいえ、まだまだ楽しめる咲き具合。
河津桜 花見
-
南へ16km、下田へ。
下田といえばペリー率いる黒船による開港、唐人お吉の物語といった歴史に名を残す港町である。一角にはペリー艦隊来航記念碑が置かれた公園がある。ペリー上陸記念碑 名所・史跡
-
了仙寺。
下田条約が締結された場所として有名。
境内はやや広い。拝観目安は20分。了仙寺 寺・神社・教会
-
了仙寺の境内には宝物館がある。
下田開港の歴史などを学べる。
第2展示室はR指定。
受付でオリジナル御朱印帳が販売。了仙寺 寺・神社・教会
-
了仙寺の隣から「ペリーロード」と呼ばれる街並みが続く。
ペリーロード 名所・史跡
-
平滑川のほとりには石畳の道が続き、昔ながらの作りの家やカフェが立ち並ぶ。
それほど長くないので散歩は20分程度。ペリーロード 名所・史跡
-
ペリーロードから少し脇道に入ったところにある長楽寺。
日露和親条約が調印された史跡。
境内はそれほど広くない。拝観目安は20分。
御朱印は庫裏で頂ける。長楽寺 寺・神社・教会
-
宝福寺
坂本龍馬飛翔の地とされるのは、ここで龍馬が脱藩を許されたため、その後の活躍の第一歩の地となったからである。
境内はあまり広くないが、唐人お吉記念館が境内に隣接している。
拝観目安は30分。
記念館のお土産売り場で書置き(印刷)の御朱印を授与。宝福寺 寺・神社・教会
-
唐人お吉のお墓を見学するには唐人お吉記念館に入場する必要がある。
唐人お吉記念館 美術館・博物館
-
下田の市街からやや離れたところにある玉泉寺。
ここはハリスが住居として使っていた史跡。
境内にはハリス記念館がある。
拝観目安は30分。
御朱印は記念館の拝観受付で頂ける。玉泉寺 寺・神社・教会
-
道の駅開国下田みなとに移動。
目的は観光船と昼食。道の駅 開国下田みなと 道の駅
-
下田港を周遊する「サスケハナ号」。ペリーの黒船を模した観光遊覧船で、乗船時間は20分。
伊豆クルーズ 乗り物
-
サスケハナ号で下田港を周遊。
鳥のエサを販売していて、スタン(船尾)に群がってくる。 -
人の手から直接餌を食べにくる海鳥。
カモメに混じってたまにトンビがいる。 -
下田港遊覧を楽しんだ後は同じ道の駅内の「Ra-Maru」で昼食。
Cafe&Hamburger Ra-maru グルメ・レストラン
-
こちらの名物は金目鯛のフライが入った下田バーガー。
金目フライはカリッと揚がっていて、甘めのソースにからめてある。かなりのボリューム。 -
続いて寝姿山ロープウェイのりばへ。
-
下田ロープウェイで寝姿山まで約3分。
ロープウェイは15分ごとに出発している。下田ロープウェイ 乗り物
-
展望台からは下田港を見渡せる。
晴れていれば伊豆七島まで見えるようだ。寝姿山 自然・景勝地
-
港内を走る船は先ほど乗ったサスケハナ号。
-
逆側からは下田の街並みも一望。
-
山内には生垣で造った迷路などもあった。
左手の法則を駆使して無事脱出。 -
山内の最も奥には愛染堂があり、縁結びスポットとして多くの人が訪れているようだ。
寝姿山の散策時間目安は40分。寝姿山 自然・景勝地
-
下田を離れ、南下。
途中、龍宮窟へ寄る。
このあたりの地名は「田牛」と書いて「とうじ」と読む。龍宮窟 (竜宮公園) 自然・景勝地
-
車を停めて、階段を降りていくと、広い空間に出る。
海の浸食によってできた洞窟で、天井が崩れたため空洞になっている。浸食でできた穴から弱い波が入り込み、幻想的な空間になっている。
浸食の方向が二つに分かれていて、これを上から見るとハート型になっているとのこと。
ということで、龍宮窟を見下ろすハートビュースポットへ。龍宮窟 (竜宮公園) 自然・景勝地
-
ハートに見えるだろうか?
-
高台に上ったおかげで南伊豆の美しい海がよく見えた。
-
その海岸にはサンドスキーができる場所がある。
田牛サンドスキー場 名所・史跡
-
下田から18km、石廊崎へ。
石廊崎めぐり遊覧船に乗船。
コースは2つあるが、この季節は波の関係でほとんど東側のみのかけ岩コースになるようだ。石廊崎 自然・景勝地
-
遊覧船はマリンバードおしどり号。
乗船時間は30分。石廊崎岬めぐり 乗り物
-
港を出ると右手に石廊崎が見える。
石廊崎灯台と山肌に貼りつくような建物が見える。石廊崎 自然・景勝地
-
この建物は断崖に建つ石室神社。
あとで石廊埼灯台とともに行ってみることにする。石室神社 寺・神社・教会
-
外洋の荒波に揺られながら荒々しい断崖や島を見て回る。
袈裟を着た坊主が頭を下げるように見える「上人岩」。 -
役の行者が修業の後に蓑を掛けて忘れたといわれる「みのかけ岩」。
-
観光船から降りて石廊崎を散策。
灯台と神社まで往復で約40分。石廊崎 自然・景勝地
-
石廊埼灯台。
伊豆半島最南端の灯台だが、意外とこじんまりしているように見える。石廊埼灯台 名所・史跡
-
石廊崎の突端へ。
高所が苦手な人には厳しい(自分は平気)。石廊崎 自然・景勝地
-
先ほど海から見えた石室神社。
このような断崖に建てられている。
神社には授与所もある。
手前の社は熊野神社。石室神社 寺・神社・教会
-
突端からの外洋の眺め。
断崖と荒波が印象的である。石室神社 寺・神社・教会
-
マリンバードも荒波を乗り越えて航行中。
-
石廊崎を離れて西へ34km、松崎へ。
松崎にある伊豆の長八美術館を見学。
コテと漆喰を使って立体的な絵画を表した入江長八の作品を鑑賞。伊豆の長八美術館 美術館・博物館
-
松崎の街を散策。
なまこ壁と呼ばれる独特の壁による景観が保存されている。 -
資料館にもなっている中瀬邸にある時計台。
よく見ると盤面には13の数字が。明治商家中瀬邸 名所・史跡
-
伊豆の長八美術館の向かいにある地魚料理さくらで早めの夕食。
さくら グルメ・レストラン
-
こちらの名物はあじまご茶丼。
アジをのなめろうでまず半分。
残りに出汁を掛けて違った味を楽しむ。
定食を頼むとトコロテン食べ放題なのもうれしい。 -
すっかり暗くなったが、道の駅花の三聖苑伊豆松崎へ移動。
道の駅にある温泉かじかの湯で一日の疲れを癒す。道の駅 花の三聖苑伊豆松崎 道の駅
-
本日の宿はこちら。シートを倒したステーションワゴンの荷台。
車中泊グッズとして、
・寝袋は二つ。一つは広げてマットにする。
・窓は銀マットを切って目張り。寒さ対策と目隠し。
・小型LEDランタン。高輝度で長時間使用可能。ケースを外せば懐中電灯代わりになる。
・暇つぶしのノートPC。荷台にシガーソケットがあるので、DCACインバータで電源を取る。USBも使えるので携帯電話の充電も可。
・アイマスク、耳栓なども念のため近くに常備。 -
車内にて快適に眠ることができ、清々しい朝を迎える。
道の駅を少し散策。
入り口には大きな花時計がある。 -
また、各所に花が多く見られるのも特徴。
-
駐車場には多くの車中泊車両が。
本気キャンピングカーもあり。 -
松崎から海岸方面へ9km、堂ヶ島へ。
大小の島々が作り出す風景は伊豆の松島と呼ばれるのも納得できる景観である。堂ヶ島 自然・景勝地
-
堂ヶ島遊歩道を散策。
海底火山の隆起によってできた亀岩。
端まで行って海面を覗くことができる。岩の上は手すりもなく、かなりの高さ。堂ヶ島 自然・景勝地
-
しばらく海を見ていると船が一斉に集まってきた。
これらは堂ヶ島洞窟めぐりクルーズの船。
後で乗船予定。 -
三四郎島はトンボロ現象によって、モン・サン・ミシェルのように干潮時には陸続きになる。
日本で見られる場所は限られている。堂ヶ島のトンボロ(瀬浜海岸) 自然・景勝地
-
天窓洞
浸食によって作られた洞窟の天井が抜け落ちた場所。
天然記念物に指定。堂ケ島天窓洞 自然・景勝地
-
天窓洞をクルーズする船が上から見える。
後ほど乗船予定。堂ケ島天窓洞 自然・景勝地
-
散策を終えたところで、遊覧船で洞くつめぐりに出航。
人気コースなのでこれだけの船があり出港も随時のようだ。
航行時間は20分。堂ケ島洞くつめぐり遊覧船 乗り物
-
浸食によってできた独特の形状の島や岩を見ながら航行。
釣人はどうやってここへ? -
象に見える象島。三四郎島のうちの一つ。
三四郎島 自然・景勝地
-
船はこの洞窟の中へ。
海の色が美しい。 -
洞窟に入ると、船の全面ドアを開放してくれるので、視界が良くなる。
天窓洞から差し込む光で幻想的な空間になっている。 -
先ほどは上からのぞいた穴を下から見上げる。
20分のクルーズを充分に満喫した。 -
堂ヶ島を離れて中伊豆方面へ38km、河津七滝を目指す。
このあたりは東伊豆よりも桜は残っており、ほぼ満開。河津七滝 自然・景勝地
-
遅めの朝ご飯をわさび園かどやで。
わさび園 かどや グルメ・レストラン
-
こちらの名物はわさび丼。
まずはサメ肌でわさびをすりおろして料理を待つ。 -
かつお節がまぶされたご飯にわさびを乗せて、醤油を一周。
わさび丼はこれだけ。
このシンプルさがうまい。 -
腹ごしらえが済んだところで河津七滝をウォーキング。
最初は観光できる滝で最も手前にある出合滝。
水面の色が見たこともないようなアクアブルー。 -
伊豆の踊子像のある初景滝。
撮影スポットとして多くの人で賑わう。河津七滝 自然・景勝地
-
上り坂や橋を歩いて行き、最も上流にある釜滝。
かなりの落差である。釜滝 自然・景勝地
-
さらに上流へ行くと猿田淵と呼ばれる場所へ。
水の静の美しさが歩き疲れた体を癒す。
ここまで約1.2km、40分ぐらい。
折り返して駐車場へ戻る。帰りは下り坂。 -
河津七滝ループ橋を通って修善寺を目指す。
河津七滝ループ橋(七滝高架橋) 名所・史跡
-
七滝から14km、浄蓮の滝に立ち寄る。
浄蓮の滝 自然・景勝地
-
わさびの栽培が盛んで、売店横には密生している。
浄蓮の滝 自然・景勝地
-
階段を降りて浄蓮の滝の滝壷近くへ行く。
演歌に出てくる有名な滝だけあって、すぐ横には歌碑がある。浄蓮の滝 自然・景勝地
-
北へ14km、最後の目的地、修善寺に到着。
日曜でかなり混雑しているが静かな温泉地という印象。 -
修善寺の街並みを散策。
通りを一歩入ると石畳の小道が。 -
竹林の小径は小京都を思わせる。
竹林の小径 公園・植物園
-
修善寺の街の総鎮守、修禅寺を参拝。
境内は広く、多くの観光客でにぎわっている。
御朱印は御朱印所で頂く。修禅寺 寺・神社・教会
-
昼食はワンコインの十割そば「さくだ」。
屋台風の店内でおやっさんが全部一人でやっている。
名物は塩そば。
行列は絶えず、2時間半待ち。十割そば さくだ グルメ・レストラン
-
ちょうどロットチェンジに当たったため、打ち立てを頂ける幸運。
独特の製法のそばをまずは半分は塩で頂く。 -
のこりはざるそばで。
つゆにゆずをひとかけら。
十割なのでコシがとにかく凄い。
待った価値ありのひと品だった。これでワンコイン(500円)。 -
高台へ行って指月殿なども見学。
指月殿 名所・史跡
-
最後に筥湯(はこゆ)で温泉に入る。
ひのき造りの浴槽は香り良く、疲れがとれるが、お湯がとにかく熱い。
数分で上がって修善寺を後に。筥湯 温泉
-
富士山を横目で見つつ帰りのドライブを楽しむも、このあと中央道で過去に経験したことのないようなとんでもない渋滞に巻き込まれることに。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
90