四国旅2015春③～食べて温泉入っただけの松山編

2015/02/28 - 2015/03/01

金曜日が休めたので、金土日の２泊３日で四国を旅しました。テーマはうどんとアートと温泉。よくばり過ぎたか、ややハードな行程になってしまいました。本編では松山への旅に触れます。

【旅程】
2/27（金）　羽田空港→高松空港～うどんダクシーでうどん屋巡り～金毘羅宮～琴平駅→瓦町駅（高松市内泊）
2/28（土）　高松港→豊島（家浦港）～豊島横尾館～島キッチン～豊島美術館～豊島→高松港～高松駅→松山駅（松山市内泊）
3/1（月）　松山市内（道後温泉入浴、大街道散策）→松山空港→羽田空港　

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ JR特急 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

特急いしづち号で松山に向かいます。高松駅発16：50→松山駅着19：24。少年時代を松山で過ごした自分にとって当時走っていた１８１系気動車のしおかぜ号は憧れでした。今は電車化されスピードアップされています。

途中の宇多津駅までは２両編成で走り、岡山発のしおかぜ号と連結します。松山寄りの先頭車は、連結して貫通できるようになっており顔つきが異なります。

１両目は自由席で最前列の席に座り、しばし眺めを楽しみます。カーブでの傾きは振子列車ならでは。

いりこの産地、伊吹島が見えます。日が長ければ今治から松山の間に瀬戸内の夕日を眺めることができますが、残念ながら今回は見ることができません。みかんを食べる人がいて車内はほんのりみかんの香りがします。愛媛に来たことを実感。

高松駅から２時間３０分少々で終点松山に到着です。

松山駅は高架化の計画があり、この駅舎は数年後には見ることができなくなります。

ホテルにチェックインし、大街道、銀天街を歩き松山市駅前の「みゅんへん」で夕食です。ここの「からあげ」は元松山っ子としてイチオシです。

みゅんへん グルメ・レストラン

宿泊した松山全日空ホテルの朝食。ビュッフェ形式で和食も充実していますが、このホテルのパンは美味しいので洋食を選びました。

ANAクラウンプラザホテル松山 宿・ホテル

市内電車で大街道から道後温泉に向かいます。昭和30年前後に製造された電車が今も現役で走っています。吊り掛け駆動のうなり音が懐かしい。

降車ボタンも昔のままです。

床だけでなく壁も木造です。半鋼製電車は今となっては貴重な存在です。

道後温泉駅から商店街を歩き、道後温泉本館へ。

道後温泉本館 温泉

神の湯２階席を利用。風呂上がりに大広間でお茶とせんべいのサービスがあります。浴衣の貸出もあり浴衣で涼んで休めますが、行った日は寒く、浴衣の上にコートを羽織っている人が何人かいました。昔ながらの建築なので冷暖房設備はありません。冬はよく温まってから大広間でくつろぎましょう。

坊っちゃん列車。通常の電車運賃160円（市内均一）に140円プラスで乗車できます。既に行列ができていたので、前に発車する新型電車に乗り込みました。坊っちゃん列車の機関車は見かけだけＳＬで、ディーゼルエンジンで走ります。日本で唯一、世界でも希有な路面ディーゼルカーなのです。

道後温泉駅を後にします。

松山の目抜き通りである「大街道」を歩きます。おやつに「労研饅頭」を買いました。隠れた松山名物であります。

労研饅頭たけうち 大街道支店 グルメ・レストラン

大街道から銀天街に入ってしばらく歩くと、狭い路地にうどん屋「ことり」があります。

この店のメニューは「鍋焼きうどん」と「いなりすし」のみ。地元の人気店であり、松山人のソウルフードとも言えます。甘めのうどんとおいなりさんは松山の味。

ことり グルメ・レストラン

松山市駅からバスで松山空港へ。松山空港名物となった蛇口から出るポンジュースは第３日曜日のみのイベントのことで今回は見ることができませんでした。

松山空港 空港

羽田空港行きに搭乗です。ボーイング７６７でほぼ満席、厚い雲に覆われた日本列島を東に向かう帰途につきました。（おわり）