2014/11/15 - 2014/11/15
40位(同エリア80件中)
まりも母さん
今年になって始めた、ゆる〜い山歩き。それにいつものレトロ建物見物と毎年秋には行っている紅葉狩りの三つを合わせて楽しめそうかな?と
群馬県のみどり市へ行って来ました。
関東の耶馬溪と言われる高津戸峡の紅葉が見頃だと知り、その近辺でレトロな建物は無いかな?とネットで検索し、チェックした場所も歩きました。
高津戸峡には遊歩道があり、楽チンに、歩く事ができました。
予想とは違い、紅葉はまだじゃん・・・だったけど、目当てのレトロ建物では落語も聴けちゃって、結構おもしろかった。
わりと盛り沢山だった1日なので、午前と午後の二部の旅行記に掲載致します。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
群馬は結構遠いよ〜。だから高速道路で向かいます。
今日はいつもより早めに出てきた。お天気も良く、榛名山が良く見えてきました。 -
車をどこに停めるか、が 自家用車の時は問題で 一応調べてきますけど、
今日は、ながめ公園に駐車場があるので、そこを目指しました。
わたらせ渓谷鉄道の大間々駅のすぐそばです。
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車にも乗ってみたかったけど、整理券が要るので、紅葉シーズンだから、無理かなぁ〜と今回はあきらめました。
ながめ余興場隣の駐車場に停めて、まずは高津戸峡方面歩きからスタートです。 -
高津戸橋(赤い橋)から渡良瀬川へ落ちる滝が見えます。
紅葉は・・・あれれ・・・いまいちじゃん。
ネット検索では「見頃」となっていたけど〜なんか いつもだまされるような気がする・・・。 -
橋の脇に展望台のような場所がありましたが、それは赤い高津戸橋は出来る前に掛けられていた橋の基礎部分の残りのようでした。
そこからの景色もなかなか良いですが、展望台ではないのでフェンスとかあって、ちょっと見にくい・・・。
現在の橋は4代目で平成21年(2009)に開通しています。
渓谷沿いに遊歩道があるのでそちらへ下りてみます。 -
うわぁ〜いきなりすごい下り階段・・・これだけ降りるって事は・・・どっかで登るんだよね・・・と
今日は遊歩道だから、山歩きじゃない、と言われていたのに・・・萎える〜〜〜。
今日は、山じゃなく、遊歩道歩きだから、アップダウンあると思わなかった・・・。 -
遊歩道は最初ぐっと下って、最後に登りで、中間はさほど登る所もありませんでしたが、
お年寄りだとちょっとキツイかもね。
まりも母、自分の体力は、お年寄り並だと自覚しているので、ゆっくり行くです。 -
紅葉はこんな感じ。やっぱまだ早い感じだし〜関東の耶馬溪ってのは誉めすぎでしょう〜。
途中、変わった形の岩があるそうで、これはゴリラ岩だって。
う〜〜〜んゴリラの横顔に見えなくも無いが〜
スケルトン岩ってのもあるんだけど、どれがスケルトン岩なのがじぇんじぇん判らなかった・・・。
大体スケルトン岩って何よ?骸骨みたいな岩? -
遊歩道の階段を少し登ると東屋がありました。
遊歩道の全長は500m位なので、休憩場はここ1箇所です。 -
先の方に三角形の橋が見えます。
はねたき橋 全長120mの歩行者用の橋です。 -
ポットホールという
川底のくぼみに落ちた石が水流で回転して丸い穴を作る現象が見られる場所があります。
川面近くへ降りてみます。
下からみた紅葉はこんな感じ。
時間は午前10時頃ですが、秋の日はまだ低く、眩しい位です。 -
どれがポットホールか探しちゃったよ・・・。良く見たら、岩のところに矢印マークがついていて〜〜あった。あった。
勝手に川の中の水のある場所かと思っちゃった。それに中の石はもっとまん丸かと思った・・・。
近くで見ていた他の人も、「これか〜 言われないと判んないね」と言ってた・・・。
穴はけっこう大きいのよ。 -
下から見た はねたき橋
自然景観の中での三角形は人工的でミスマッチな景観美です。 -
高津戸橋から歩いた遊歩道は、最後はねたき橋へ上がる階段で終わりです。
この間は約500m
はねたき橋へ上がり、渡ってみます。
橋の手前の木はかなり紅葉していました。 -
はねたき橋から見た高津戸峡、大橋方面です。
この景色が一番見ごたえのある渓谷の景色みたいですね。
もうちょっと色づいていたらよかったけど、
紅葉する木がもっと多くて、全体が色づくのかと思ったので、それよりは針葉樹も多かった。
岩の感じもいい眺めだけど、う〜ん 私とダンナには、ここの景色は、もう一息、だと思いました。 -
はねたき橋から反対側を見ます。
こっちの方が紅葉は少ないみたい。
橋の影が渓谷にうつって不思議な感じ。 -
遊歩道は渡良瀬川の片側だけなので、元の道を戻るかぐるっと国道をまわって帰るのですが、
大間々駅の周辺にレトロな建物がいくつかあるようなので、そちらへ廻ってみます。
わたらせ渓谷鉄道の弧線橋を上がります。
橋の上からみた大間々駅。
単線の線路がのどかな雰囲気です。 -
国道122号まで出ます。東国文化歴史街道、と言う道の一部です。
「あかがね街道 大間々宿」というのぼりも電柱についていました。
奥村酒造 264年の歴史ある蔵元で、清酒「福榮」「起龍」などを造っていたそうですが、
2013年に廃業してしまいました。
店蔵の奥には江戸時代からの酒蔵も残っているそうですが、古い建物は維持するだけでも大変なので、酒蔵・土地共に処分したい、と社長は言っていたようです。
酒蔵は解体する予定、と2013年6月の地元紙に掲載されていたので、
もう無くなってしまったかも・・・。
観光に沢山の人が来る様な場所でもないので、みどり市で買い上げ、活用なんて事もなく失われてしまうのでしょう・・・。
残念ですね・・・。 -
奥村酒造の並びにこの建物
コノドント館 みどり市大間々博物館(旧大間々銀行本店営業所)
大正10年(1921)小林力雄設計 木骨石積みタイル張り
大間々町重要文化財 -
現存する銀行建築としては、群馬県で3番目に古いものです。
表面はタイル張りですが、部分的に花崗岩がアクセントに使われ、煉瓦の赤と花崗岩の白で有名な辰野式を思い起こさせます。 -
現在は博物館なので、中に入ることも出来ます。
一般入館200円
受付で、建物を見に来た、と告げて、建物の写真を撮る許可をもらいます。
1階の展示室から見える窓の内側。
外光が入らないように閉められていますが、昔の銀行時代も窓がそのまま使われています。 -
建物は銀行当時、ほとんどそのまま 状態良く残っていますが、博物館としての照明やショーケースがあまり建物を生かす感じでは設置されていないのが残念です。
展示室の天井は、梁や柱上部にいわゆる「蛇腹装飾」もついていました。 -
金庫室を使った。特別展示室もあります。ただ、金庫はさほど古いものではありません。
中には金庫ならでは(?)お金に関する展示物がありました。 -
近隣の観光パンフレットが置いてある部屋にはアンケート用紙があり、
記入すると、お礼に好きなものがひとつもらえる、と言うトレイがありました。
中には水晶やメノウの小さな原石、アンモナイトの小さな化石などがありました。
まりも母、ダンナがトイレに行くと言うのでその間にアンケートを書いて、アンモナイトの化石をもらいましたよ。え?何に使うのかって??そこまで考えてなかったけど・・・。 -
奥に進むと、大間々銀行の倉庫だった土蔵の建物へ進みます。
そこには民俗資料が展示されていました。
大間々の商業や産業に関する資料が色々ありました。 -
大間々の歴史展示室は2階のお部屋です。天井にはこの下に照明が下がっていたんだろうなぁ〜なメダリオンが残っていました。
-
展示室はこんな感じ。銀行だったお部屋のまま使われています。
中は全部見せて頂きましたので、このまま大間々の町歩きをします。 -
国道122号沿いにちょっとレトロな商店が何軒かみつかります。
こちらコモリヤさんは、おもちゃやプラモデルのお店。
建物は、モルタルの看板建築 昭和20,30年代の建物じゃないかなぁ? -
少し進むと、路地がありました。
路地は見つけたら入ります!
路地の向こうにレトロが待ってる事はよ〜くあります。
この板敷きとジャリの路地もいい感じですね。
今も使われている路地の様子です。
左側は蔵、右側はレトロな住宅です。 -
住宅の2階の窓
木枠に模様ガラスの窓ってだけで、萌えます!
あんまし強度のなさそうな曲げワイヤーの手すりも懐かしい感じ。 -
路地を進むと、「ワタラセ アートプロジェクト」という看板のある古い建物がありました。
扉が開いています。 -
中はお風呂屋さん!銭湯なのかな??
一応値段も書いてあるけど、まさか銭湯としてやってる?? -
入口のタイル。このタイプのタイルはあまり見ませんねぇ。
この銭湯は千代乃湯といい、築120年経っているとか。
ワタラセアートプロジェクトは工場跡や廃校など色々な場所での作品展示や空き店舗でアートプロジェクトなども行っているそうです。
この銭湯もそんな場所に使われる事があるのかも -
国道には戻らず、路地を先に進んで、出た道には蔵が並んでいるのが見えました。
漆喰がやや剥がれちゃっているけど、大きな蔵がいくつもあります。 -
横から見ると、煙突がありますね。裏手から見てしまいましたが、
ここは岡直三郎商店 大間々工場のようです。
この大きな蔵は仕込み蔵 創業天明7年(1787)の醤油醸造会社です。 -
国道方面に曲がってみると、こんな表札付きの門柱が。
電話1番です。そして大きな門柱だけど、星野家裏口ですよ〜。 -
岡直三郎商店の表です。
店舗兼主屋 明治中期 (1883〜1897) 明治33年頃(1900頃)増築
と文庫蔵 大正2年(1913)
の2棟が国指定登録有形文化財となっています。
2012年には改修工事も行われ、仕込み蔵見学なども出来るようですが、今日はまだ見る予定が色々あり、時間が無くなりそうなので、中はやめておきます。 -
日本一、という商品名のお醤油を作っているのだそう。
お店では、お醤油のソフトクリームが食べられるとかいう張り紙があった。
結構入っていくお客さんが多かったですよ。 -
駅の方へ歩いて行きます。
レトロな建物を探しながらね。
玄関扉はアルミにお直しされちゃってるけど、窓も外壁も昔のまんまのおうち。
シュロの木が玄関脇にありますね。
下見板張りの建物だから、ちょっと洋風チックなので、シュロを植えてみたのかも。
似合ってます! -
大谷石らしい石蔵のある大きな建物。
-
石蔵の隣はシャッターが開けてあり、中への入り口。
二階部分に左右の建物をつないでいる木造部分があるのが面白い造りです。
商家か会社の建物なんでしょうね。 -
大間々駅へ着きました。
レトロな駅舎です。わたらせ渓谷鉄道にぴったりな雰囲気。 -
駅の左側に電車の車両が置かれていました。
2013年に現役を退いた「わ89-101」という車両だそう。
電車の事は全然判らないので、ちらっと見るだけ。 -
駅に電車が入って来て、出発していきました。
1車両だけでした。
今度はトロッコ列車に乗ってみたいなぁ。
そろそろお昼なので、今日は大間々名物ソースカツ丼を食べようと思います。
この続き、午後の分は別の旅行記に記載致します。
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