珈琲のある生活 【表参道・青山編】

2015/06/15 - 2015/06/15

「カフェ」とは本来珈琲の意味らしい。

それから、パリなどヨーロッパで見られる珈琲などが飲める飲食店を指す言葉となったそうです。

新聞や雑誌を読み、その時の話題について談笑して情報交換ができる場所から、最近は、勉強や仕事をする場ともなりライフスタイルに溶け込んだものとなっています。

そこで！上京してきた私は、カフェというもが私のライフスタイルになるのか、iPadを持って表参道・青山周辺のカフェを巡ったのであります。

エリア 青山(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満

徳島県から上京して早10年です。
未だにイントネーションを直される次第・・・

さて、東京は土地や部屋が狭いことや生活をする上でのお店が充実していることで、地方でのライフスタイルとは異なるのであります。

都市で住むということは、自分の部屋は単なる「睡眠スペース」であり、レストランやコンビニが「冷蔵庫」になり、百貨店が「クローゼット」になり生活空間が多岐に亘り、その空間に人々が集まります。

そして「カフェ」は「リビング」になるのであります。

おそらく、都会のスタバは典型的な「リビング」でしょう。

基本的に田舎者の私にとって、カフェは若い女性やカップルが行く場所であり、そもそもカフェに行くことに抵抗が。

ましてやそこでiPad片手に珈琲を飲むなど落ち着かないもので、

「恰好付けている」

と思われるのではないかと周りの視線が気になるが・・・。

そこでまずは、チェーン展開をしている「PIER'S CAFE」にお店に行ってみました。

ここは、老若男女様々な客層であり、一人で来ている客も多いです。
スマートフォンをいじったり、音楽を聴いたり、勉強や仕事をしています。
ここでなら気兼ねなくiPadを片手に珈琲を飲むことができました。

そうすると一種の快感に似た感覚が体を駆け巡るのであります！

「iPad」＆「カフェ」

まさに都会的ライフスタイルの象徴。

「カッコいい俺！」

と言った感じであろうか！
iPadとカフェがファッション化された自分に優越感に浸る(笑)

そんな気持ちで周りを見渡すと、当たり前だが実は誰も自分を見ていない事に気が付きます。
皆、おしゃべりやスマートフォンに集中しているのであります(笑)

PIER'S CAFE南青山店は、表参道駅B3出口を出てすぐです。
禁煙席92席、喫煙席40席の合計132席あり店内はなかなか広い。都内はほとんどが狭いカフェばかりだが、ここは1人でもゆっくり寛げます。

PIER'S CAFE （ピアーズカフェ）南青山店:
　東京都港区南青山5-1-22青山ライズスクエア 2F　

続いて、「ニコライバーグマンノム」は、花とカフェが調和したフラワーアーティストのニコライ・バーグマン氏の世界観が広がる建物です。
店内に併設されたカフェ「Nomu」は、オーガニックな食材と北欧スタイルが調和したカフェであります。

ニコライバーグマンノム：
　東京都港区南青山５丁目７−２

Nicolai Bergmann NOMU グルメ・レストラン

更に、「A to Z cafe」はアーティストの奈良美智氏が手がけたプロジェクトカフェです。

A to Z cafe グルメ・レストラン

「おうちごはん」をテーマにした店内は、カウンター、テーブル、ソファー、テラス席の98席と広く落ち着ける場所で、街中が一望でき景色を楽しみながら食事をすることできます。

A to Z cafe：
　東京都港区南青山5-8-3 ｅｑｕｂｏビル５Ｆ

また、「パリヤ 青山店」は、ご飯+メイン+サラダ+サイドで、週替わりの４〜５種類の中から１品ずつ選ぶことができます。
ヘルシーランチでありがたい。

パリヤ 青山店：
　東京都港区北青山3-12-14 ＭＡＫＯ北青山１Ｆ

パリヤ 青山店 グルメ・レストラン

表参道には、「エンポリオアルマーニカフェ」もあります。

入りにくい・・・

エンポリオアルマーニカフェ：
　東京都港区北青山３−６−１オーク表参道１Ｆ

「クチーム青山店」は、パリで一番美味しいコーヒーが飲める店をうたい文句に店舗を構えています。

クチーム青山店：
　東京都港区南青山5−8−10

そう言えば、昔から父親は外出先や旅行先にあるその土地のカフェを訪れていたな。

「どうしてお父さんはいつも外で珈琲を飲んでいるの」
と聞いてみたら、

「それはなぁ、喫茶店のお客さんを見てご覧。皆、話をしながらのんびりと珈琲を飲んでいるだろ。ゆっくりとした時間が欲しいのだよ」

「うーん。僕は家でテレビを見ながらジュースを飲んだ方が良いや」　

「ははは、大人になると分かるさ」
そう言って笑っていたような。

それから数十年が経ち、父親が言っていたゆっくりとした時間の意味が分かったのうな気が。
社会人の慌ただしい時間が急にゆっくりと流れる瞬間、その時間が何より好きなのであります。

知らない土地や新しい土地であってもカフェが人々を結び付けてくれる！今では父親よりカフェで過ごす時間は長いのです！


【完】