コッツウォルズ地方旅行記(ブログ) 一覧に戻る
英国コッツウォルズ地方…そこは蜂蜜色の石で作られた小さな町や村が点在する場所。<br />この地方を旅する…と決めた時、まず最初に思い浮かべたことは【フットパス歩き】。<br />コッツウォルズの村や町には、フットパスと呼ばれる田舎の散歩道があり、地域ごとに独特の色合いの石で建築された町や村の中、その近郊の自然の中を歩くことができる。<br /><br />陽だまり色の町、可愛いらしい水路が巡る町…それぞれの地域ごとに地方色豊かな村や町があるが、私が歩いてみたかったのは、小さな村Bibury(バイブリー)のフットパス。<br />バイブリーは、“英国で最も美しい村”と言われている場所で、その村の田舎道を歩いてみたかった。<br /><br />しかし、小さな村だけにバイブリーのフットパスの情報は殆どなく、ガイドブックにあるのは村の中を巡る簡単な地図だけ。<br />更に、情報量を期待していたコッツウォルズのインフォメーションでも満足の行く情報を得ることはできなく、ほとんど手探り状態でのフットパス歩きとなった。<br />でも、行ってみれば何とかなるさ♪<br /><br />そして、行き当たりばったり…のフットパス歩き。<br /><br />村を横切るフットパス(小径)には14世紀に建てられた石造りの建物が立ち並び、苔むした石に村の歴史が刻まれていた。<br />ライムストーンの家々の窓辺にはフットパスを歩く旅人を楽しませるかの様な可愛らしい飾り付け。<br />まるで絵本の中・おとぎの国の村に迷い込んだかのような村の光景が目の前に広がっていた。<br /><br />村はずれのなだらかな丘陵地帯にもフットパスは伸び、林の奥に広がる草原では羊が草を食む穏やかで田舎らしい光景。<br />そんな自然の中を歩きたくて、林へと続くフットパスに足を踏み入れた。<br /><br />村の中を歩くのとは異なり、コッツウォルズの原野を歩くフットパスは散歩と云うよりもハイキング。<br />目の前に広がる緑の丘を登り、その頂上に立つ。<br />行先を見据えようと遠くを眺めるが、目の前に見えるのは居る場所と同じ位の高さの丘陵が連続する風景で、その先に何があるのを見通すことは難しい。<br />鶸茶(ひわ茶)色の牧草が繁る丘には目標となる目印(建築物等)がなく、自分の進むべき方向を見失いがちになる。<br /><br />コッツウォルズの原野で道に迷うという事は、磁石も無く砂漠や大海原を彷徨う事と同じこと。<br />歩くべき方向を見失った瞬間、なだらかで豊かな景色であったオリーヴ・グリーンのメドウは、牙を剥く迷宮;丘陵ラビリンスと化した。<br /><br />“コッツウォルズの丘陵地帯は砂漠地帯と同じと思え!”<br /><br />そんな教訓を得たバイブリーのフットパス情報を旅行記で紹介したいと思います。<br /><br />旅程 2014/12/27~2015/1/4<br />□12/27 成田13:10 ― モスクワ(乗り継ぎ2時間) ― ロンドン(LHR)20:15<br />□12/28 ロンドン<br />□12/29 ロンドン <br />□12/30 オクスフォード<br />□12/31 コッツウォルズ (レンタカー)<br />■1/1 コッツウォルズ (レンタカー)<br /> バイブリー、カースル・クーム、ソールズベリ<br />□1/2 ソールズベリ(レンタカー)→ ロンドン(LHR)22:30 ― モスクワへ<br />□1/3 モスクワ05:05/20:00 - 成田へ<br />□1/4 成田11:40<br /><br />☆★☆★☆★☆★☆ 家族と歩く真冬の英国 旅行記☆★☆★☆★☆★☆<br />【1】 24年前の君へ http://4travel.jp/travelogue/10969164<br />【2】 アフタヌーン・ティは貴族の館で召し上がれ♪ http://4travel.jp/travelogue/10973030<br />【3】 チェシャ猫が浮かぶ街 http://4travel.jp/travelogue/10975423<br />【4】 双貌のコッツウォルズ・ドライブ http://4travel.jp/travelogue/10976918<br />【5】 鶸茶色の砂漠~フットパス~には危険が潜む!? http://4travel.jp/travelogue/10979485<br />【6】 石の囁きに耳を澄まして… http://4travel.jp/travelogue/10985237<br />【7】 古代遺跡の謎を解く http://4travel.jp/travelogue/10987777<br />【番外編 1】 バナナも凍る世界へ行こう! http://4travel.jp/travelogue/10995510<br />【番外編 2】 ロシアビザ取得ついでに最高峰登山 http://4travel.jp/travelogue/10958914

鶸茶色の迷宮/バイブリーのフットパスで Get Lost~迷子となる!【家族と歩く真冬の英国(コッツウォルズ)-5】

130いいね!

2014/12/27 - 2015/01/04

21位(同エリア987件中)

ウェンディ

ウェンディさん

英国コッツウォルズ地方…そこは蜂蜜色の石で作られた小さな町や村が点在する場所。
この地方を旅する…と決めた時、まず最初に思い浮かべたことは【フットパス歩き】。
コッツウォルズの村や町には、フットパスと呼ばれる田舎の散歩道があり、地域ごとに独特の色合いの石で建築された町や村の中、その近郊の自然の中を歩くことができる。

陽だまり色の町、可愛いらしい水路が巡る町…それぞれの地域ごとに地方色豊かな村や町があるが、私が歩いてみたかったのは、小さな村Bibury(バイブリー)のフットパス。
バイブリーは、“英国で最も美しい村”と言われている場所で、その村の田舎道を歩いてみたかった。

しかし、小さな村だけにバイブリーのフットパスの情報は殆どなく、ガイドブックにあるのは村の中を巡る簡単な地図だけ。
更に、情報量を期待していたコッツウォルズのインフォメーションでも満足の行く情報を得ることはできなく、ほとんど手探り状態でのフットパス歩きとなった。
でも、行ってみれば何とかなるさ♪

そして、行き当たりばったり…のフットパス歩き。

村を横切るフットパス(小径)には14世紀に建てられた石造りの建物が立ち並び、苔むした石に村の歴史が刻まれていた。
ライムストーンの家々の窓辺にはフットパスを歩く旅人を楽しませるかの様な可愛らしい飾り付け。
まるで絵本の中・おとぎの国の村に迷い込んだかのような村の光景が目の前に広がっていた。

村はずれのなだらかな丘陵地帯にもフットパスは伸び、林の奥に広がる草原では羊が草を食む穏やかで田舎らしい光景。
そんな自然の中を歩きたくて、林へと続くフットパスに足を踏み入れた。

村の中を歩くのとは異なり、コッツウォルズの原野を歩くフットパスは散歩と云うよりもハイキング。
目の前に広がる緑の丘を登り、その頂上に立つ。
行先を見据えようと遠くを眺めるが、目の前に見えるのは居る場所と同じ位の高さの丘陵が連続する風景で、その先に何があるのを見通すことは難しい。
鶸茶(ひわ茶)色の牧草が繁る丘には目標となる目印(建築物等)がなく、自分の進むべき方向を見失いがちになる。

コッツウォルズの原野で道に迷うという事は、磁石も無く砂漠や大海原を彷徨う事と同じこと。
歩くべき方向を見失った瞬間、なだらかで豊かな景色であったオリーヴ・グリーンのメドウは、牙を剥く迷宮;丘陵ラビリンスと化した。

“コッツウォルズの丘陵地帯は砂漠地帯と同じと思え!”

そんな教訓を得たバイブリーのフットパス情報を旅行記で紹介したいと思います。

旅程 2014/12/27~2015/1/4
□12/27 成田13:10 ― モスクワ(乗り継ぎ2時間) ― ロンドン(LHR)20:15
□12/28 ロンドン
□12/29 ロンドン 
□12/30 オクスフォード
□12/31 コッツウォルズ (レンタカー)
■1/1 コッツウォルズ (レンタカー)
 バイブリー、カースル・クーム、ソールズベリ
□1/2 ソールズベリ(レンタカー)→ ロンドン(LHR)22:30 ― モスクワへ
□1/3 モスクワ05:05/20:00 - 成田へ
□1/4 成田11:40

☆★☆★☆★☆★☆ 家族と歩く真冬の英国 旅行記☆★☆★☆★☆★☆
【1】 24年前の君へ http://4travel.jp/travelogue/10969164
【2】 アフタヌーン・ティは貴族の館で召し上がれ♪ http://4travel.jp/travelogue/10973030
【3】 チェシャ猫が浮かぶ街 http://4travel.jp/travelogue/10975423
【4】 双貌のコッツウォルズ・ドライブ http://4travel.jp/travelogue/10976918
【5】 鶸茶色の砂漠~フットパス~には危険が潜む!? http://4travel.jp/travelogue/10979485
【6】 石の囁きに耳を澄まして… http://4travel.jp/travelogue/10985237
【7】 古代遺跡の謎を解く http://4travel.jp/travelogue/10987777
【番外編 1】 バナナも凍る世界へ行こう! http://4travel.jp/travelogue/10995510
【番外編 2】 ロシアビザ取得ついでに最高峰登山 http://4travel.jp/travelogue/10958914

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.5
同行者
家族旅行
交通手段
レンタカー 徒歩
航空会社
アエロフロート・ロシア航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 石造りのホテルで目覚める英国6日目の朝。<br />宿泊したのは、コッツウォルズの田舎町Fairford(フェアフォード)にある小さなホテルだ。<br />バイブリーの家並みにも似た色合いの石で作られた宿は、かなりの年代もの。<br />建屋の中も痛みがあるが、修理しながら使い続けているところにオーナーの建物に対する愛情を感じるホテルだった。<br /><br />石造りのホテルの夜間は冷えるのかと思ったが、部屋にはパネルヒーターも置いてあり、全然寒くなく、快適に過ごせた。

    石造りのホテルで目覚める英国6日目の朝。
    宿泊したのは、コッツウォルズの田舎町Fairford(フェアフォード)にある小さなホテルだ。
    バイブリーの家並みにも似た色合いの石で作られた宿は、かなりの年代もの。
    建屋の中も痛みがあるが、修理しながら使い続けているところにオーナーの建物に対する愛情を感じるホテルだった。

    石造りのホテルの夜間は冷えるのかと思ったが、部屋にはパネルヒーターも置いてあり、全然寒くなく、快適に過ごせた。

    The Bull Hotel ホテル

  • 朝9時にバイブリーに到着する。<br />明るい時間ならば、フェアフォードからは車で約15分だ。<br /><br />まずは、昨日見つけたアーリントン・ローに近い1つ目のフットパスの方向へと向かう。

    朝9時にバイブリーに到着する。
    明るい時間ならば、フェアフォードからは車で約15分だ。

    まずは、昨日見つけたアーリントン・ローに近い1つ目のフットパスの方向へと向かう。

  • 駐車場からは、湿地帯を横切る形で道が伸びている。<br />湿地帯の向こう側には石造りの家。<br /><br />蜂蜜色だが、落ち着いたシックな蜂蜜色の景色が広がる。

    駐車場からは、湿地帯を横切る形で道が伸びている。
    湿地帯の向こう側には石造りの家。

    蜂蜜色だが、落ち着いたシックな蜂蜜色の景色が広がる。

  • 湿地帯を抜けると、そこはもうフットパスの端。<br />バイブリー色;少し灰色がかったライムストーンの家が立ち並ぶ。<br /><br />バイブリーの石造りの家は数百年前に建てられた家もあり、古きものを修理しながら大切に住んでいる。<br />

    湿地帯を抜けると、そこはもうフットパスの端。
    バイブリー色;少し灰色がかったライムストーンの家が立ち並ぶ。

    バイブリーの石造りの家は数百年前に建てられた家もあり、古きものを修理しながら大切に住んでいる。

  • 何百年も大事に使われてきた石造りの家。<br />家族の歴史が刻まれた家を、村の人たちが誇りに思っている証を見つけた。<br /><br />それは、家に付けられた名前。<br />坂の上に立つこの家の名前はMeadow View。<br />きっと、リビングからは丘陵が良く見えるのだろう。<br />

    何百年も大事に使われてきた石造りの家。
    家族の歴史が刻まれた家を、村の人たちが誇りに思っている証を見つけた。

    それは、家に付けられた名前。
    坂の上に立つこの家の名前はMeadow View。
    きっと、リビングからは丘陵が良く見えるのだろう。

  • 昨日の夕方に訪れたArlington Row(アーリントン・ロー)に再びやって来た。<br />アーリントン・ローは14世紀に作られた石造りの家々の長屋。<br /><br />現在はナショナル・トラストの管理下にあるアーリントン・ローの石造りの家だが、管理下にありながらも、今でも村人が住居として住んでいる。<br />

    昨日の夕方に訪れたArlington Row(アーリントン・ロー)に再びやって来た。
    アーリントン・ローは14世紀に作られた石造りの家々の長屋。

    現在はナショナル・トラストの管理下にあるアーリントン・ローの石造りの家だが、管理下にありながらも、今でも村人が住居として住んでいる。

  • 誰もいないアーリントン・ローをのんびりと歩く。<br />トップシーズンならば、観光客であふれかえるこの場所だが、冬の朝は静まり返っている。<br /><br />家並みの端まで歩き、振り返って、アーリントン・ローを眺める。<br />とっても有名な景色だが、やっぱり私もこの景色は好きだ。<br /><br />

    イチオシ

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    誰もいないアーリントン・ローをのんびりと歩く。
    トップシーズンならば、観光客であふれかえるこの場所だが、冬の朝は静まり返っている。

    家並みの端まで歩き、振り返って、アーリントン・ローを眺める。
    とっても有名な景色だが、やっぱり私もこの景色は好きだ。

    バイブリー アーリントンロウ 旧市街・古い町並み

    総長190kmのフットパス≪Palladian Way Walking Route≫を歩こう! by ウェンディさん
  • アーリントン・ローの坂道を少し登ると、可愛らしい家。<br />家の名前は、Rosemary Cottage.<br /><br />花の時期にはローズマリーの爽やかな香りに包まれるのだろうか。<br />

    アーリントン・ローの坂道を少し登ると、可愛らしい家。
    家の名前は、Rosemary Cottage.

    花の時期にはローズマリーの爽やかな香りに包まれるのだろうか。

  • 何気ないイギリスの農村の景色。<br /><br />〜観光地として有名になりながらも、観光地化せずに農村の生活風景を保つ〜。<br />資本主義の中で、この考えを維持し続けるのは結構大変だと思う。<br /><br />それでも、村の人たちがこのスタイルでバイブリーで暮らすのは、それだけの魅力がこの地にはあるからなのだろう。<br />

    何気ないイギリスの農村の景色。

    〜観光地として有名になりながらも、観光地化せずに農村の生活風景を保つ〜。
    資本主義の中で、この考えを維持し続けるのは結構大変だと思う。

    それでも、村の人たちがこのスタイルでバイブリーで暮らすのは、それだけの魅力がこの地にはあるからなのだろう。

  • ここで、これからバイブリーを歩こうと思っている方に情報を。<br />バイブリーはフットパスの情報も少なく、アーリントン・ロー以外はどこに見所があるのかは分かりにくい。<br />そこで、Google Mapを利用して、私たちが歩いたフットパスのルートを紹介する地図を2枚作ってみた。<br /><br />まずは1枚目の地図。<br />Aの楕円形がアーリントン・ローの場所を示す。<br />その横の楕円形がアーリントン・ローの坂の上へと繋がるフットパスとそこにある石造りの家を表す。<br />そして、Bがフットパスのサイン・ポールのある場所だ。<br />

    ここで、これからバイブリーを歩こうと思っている方に情報を。
    バイブリーはフットパスの情報も少なく、アーリントン・ロー以外はどこに見所があるのかは分かりにくい。
    そこで、Google Mapを利用して、私たちが歩いたフットパスのルートを紹介する地図を2枚作ってみた。

    まずは1枚目の地図。
    Aの楕円形がアーリントン・ローの場所を示す。
    その横の楕円形がアーリントン・ローの坂の上へと繋がるフットパスとそこにある石造りの家を表す。
    そして、Bがフットパスのサイン・ポールのある場所だ。

  • アーリントン・ローの坂を登り、坂の上から14世紀の家並みを振り返る。

    アーリントン・ローの坂を登り、坂の上から14世紀の家並みを振り返る。

  • 坂の上にも昔ながらの石造りの家々がある。<br /><br />壁に絡まる蔦が髭みたいで、人の顔みたいに見える。<br />

    坂の上にも昔ながらの石造りの家々がある。

    壁に絡まる蔦が髭みたいで、人の顔みたいに見える。

  • アーリントン・ローの坂の上には、5方向を示すフットパスのサイン・ポール(地図:B)がある。<br /><br />右に行けば石造りの家、左に行けばコッツウォルズの原野。<br />

    イチオシ

    地図を見る

    アーリントン・ローの坂の上には、5方向を示すフットパスのサイン・ポール(地図:B)がある。

    右に行けば石造りの家、左に行けばコッツウォルズの原野。

    コッツウォルズ 旧市街・古い町並み

  • どちらに行くか悩んだのだが、まずは村が見える方向の右に向けて歩き出す。<br /><br />原野の散歩は、後からのお楽しみにとって置くことにする。<br />

    どちらに行くか悩んだのだが、まずは村が見える方向の右に向けて歩き出す。

    原野の散歩は、後からのお楽しみにとって置くことにする。

  • 牧草地にはノンビリと草を食べる羊。<br /><br />躰に霧雨の様に細かい霧(雨)がまとわりつくが、傘は必要ない。<br />湿度をたっぷりと含む空気で深呼吸。<br /><br />羊たちの背後には石造りの家。<br />牧場を抜けたら、石造りの家の方へ向かおう!

    牧草地にはノンビリと草を食べる羊。

    躰に霧雨の様に細かい霧(雨)がまとわりつくが、傘は必要ない。
    湿度をたっぷりと含む空気で深呼吸。

    羊たちの背後には石造りの家。
    牧場を抜けたら、石造りの家の方へ向かおう!

  • 牧草地の中にもフットパスの案内がある。<br /><br />入ってもOKなフットパスには、この様なPublic Footpathのサイン。<br />逆に入ってきてほしくない時には、Privateのサインがあるので、歩く時には不法侵入にならなうようにサインには気を付けなければならない。<br />

    牧草地の中にもフットパスの案内がある。

    入ってもOKなフットパスには、この様なPublic Footpathのサイン。
    逆に入ってきてほしくない時には、Privateのサインがあるので、歩く時には不法侵入にならなうようにサインには気を付けなければならない。

  • 牧草地の裏側には納屋があり、納屋もまた石造りだ。<br /><br />ここからが、地図中の大きな赤丸の部分だ。<br />Bから赤丸までは普通の道(歩道道路ではない)もあるのだが、私たちはあえてフットパスである牧草地の中を歩いてみた。<br />

    牧草地の裏側には納屋があり、納屋もまた石造りだ。

    ここからが、地図中の大きな赤丸の部分だ。
    Bから赤丸までは普通の道(歩道道路ではない)もあるのだが、私たちはあえてフットパスである牧草地の中を歩いてみた。

  • 村の中へとお邪魔する。<br /><br />この建物は、Old Post Officeとのこと。<br />今は、普通に住んでいる方が居そうな雰囲気だったので、少し離れて見学。<br />

    村の中へとお邪魔する。

    この建物は、Old Post Officeとのこと。
    今は、普通に住んでいる方が居そうな雰囲気だったので、少し離れて見学。

  • 家の間の通路には木のベンチが置かれている。<br /><br />ベンチには旅人が座ることも、村の人が座ることもあるのだろう。<br /><br />お天気が良ければ、ベンチに腰をかけ、ゆっくりと石造りの家の景色を眺めるのも乙なものだ。

    家の間の通路には木のベンチが置かれている。

    ベンチには旅人が座ることも、村の人が座ることもあるのだろう。

    お天気が良ければ、ベンチに腰をかけ、ゆっくりと石造りの家の景色を眺めるのも乙なものだ。

  • 村の中の建物は、ほとんどが石で作られている。<br /><br />階段だって、石組みだ。<br /><br />家と家の間の石の階段を抜けていくと…

    村の中の建物は、ほとんどが石で作られている。

    階段だって、石組みだ。

    家と家の間の石の階段を抜けていくと…

  • 古井戸があるかなり年代物の家の前へとたどり着いた。<br /><br />家の名前はThe Bakehouse、昔はパン屋さんだったのだろう。<br />

    古井戸があるかなり年代物の家の前へとたどり着いた。

    家の名前はThe Bakehouse、昔はパン屋さんだったのだろう。

  • 石造りの家々の窓辺はフットパスを歩く人を意識して、可愛らしく飾りつけられている。

    石造りの家々の窓辺はフットパスを歩く人を意識して、可愛らしく飾りつけられている。

  • 大きな道路(B4425道路)沿いには、マナーハウス風の建物を見つけた。

    大きな道路(B4425道路)沿いには、マナーハウス風の建物を見つけた。

  • B4425道路をスワン・ホテル方向に歩いて行くと、Arlington Millと呼ばれる水車小屋がある。<br />アーリントン・ローからここの水車小屋までは、ゆっくりと村歩きを愉しんでも1時間程度だ。<br /><br />此処までのフットパスのルートは、ガイドブック(歩き方)にも簡易的な地図がある。<br />

    B4425道路をスワン・ホテル方向に歩いて行くと、Arlington Millと呼ばれる水車小屋がある。
    アーリントン・ローからここの水車小屋までは、ゆっくりと村歩きを愉しんでも1時間程度だ。

    此処までのフットパスのルートは、ガイドブック(歩き方)にも簡易的な地図がある。

  • 次に向かうのは、情報が全くないフットパス。<br />昨日見つけた村はずれのフットパスのサイン・ポールの場所:Cへと向かう。<br /><br />スワン・ホテルの前を通り、コルン川沿いの道路を歩く。<br />右手には、14世紀に建てられた石造りの長屋アーリントン・ロー(写真)を眺めながらのお散歩だ。<br />

    次に向かうのは、情報が全くないフットパス。
    昨日見つけた村はずれのフットパスのサイン・ポールの場所:Cへと向かう。

    スワン・ホテルの前を通り、コルン川沿いの道路を歩く。
    右手には、14世紀に建てられた石造りの長屋アーリントン・ロー(写真)を眺めながらのお散歩だ。

  • 2枚目の地図。<br />この地図が、私たちが歩いた2本目のフットパスのルートだ。<br /><br />スタート地点はバイブリーの村はずれのC地点。<br />ここから、薄いグレーの道を南下する方向に歩き出す。<br />

    2枚目の地図。
    この地図が、私たちが歩いた2本目のフットパスのルートだ。

    スタート地点はバイブリーの村はずれのC地点。
    ここから、薄いグレーの道を南下する方向に歩き出す。

  • この辺りは、バイブリーの村外れで、観光客はあまりいない。<br />石造りの家の周囲は、静まり返っている。<br />

    この辺りは、バイブリーの村外れで、観光客はあまりいない。
    石造りの家の周囲は、静まり返っている。

  • 歩き出して右手に見えてきたのは貴族のお屋敷で、現在はマナーハウスとして利用されているBibury Court Hotelだ。<br /><br />こんなところに宿泊できたら素敵なのだが、ここは1年前から予約で一杯という噂もある施設で宿泊料金も1部屋1泊40000円程度。<br />

    歩き出して右手に見えてきたのは貴族のお屋敷で、現在はマナーハウスとして利用されているBibury Court Hotelだ。

    こんなところに宿泊できたら素敵なのだが、ここは1年前から予約で一杯という噂もある施設で宿泊料金も1部屋1泊40000円程度。

    Bibury Court ホテル

  • しばらく歩くと、前方に小さな集落が見えてきた。<br /><br />霧にかすむ集落の雰囲気は中世の田舎町っぽい…。<br />映画の中の景色の様だ。<br />

    イチオシ

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    しばらく歩くと、前方に小さな集落が見えてきた。

    霧にかすむ集落の雰囲気は中世の田舎町っぽい…。
    映画の中の景色の様だ。

    バイブリー 散歩・街歩き

    ガイドブックにはないフットパス情報!/バイブリー by ウェンディさん
  • 集落の中を流れるコルン川に架かる橋もライムストーンだ。<br /><br />村の建物と同じ時代に作られた橋なのだろう。<br /><br />

    集落の中を流れるコルン川に架かる橋もライムストーンだ。

    村の建物と同じ時代に作られた橋なのだろう。

  • 集落の中にある建屋は、先ほどまでのバイブリーの中心部分とは少し異なる雰囲気で、素朴な感じ。<br /><br />バイブリーの村の中心部は観光客に見せることを意識して飾られている部分もあったが、こちらの集落は農村そのもの…と言う感じだ。<br />

    イチオシ

    集落の中にある建屋は、先ほどまでのバイブリーの中心部分とは少し異なる雰囲気で、素朴な感じ。

    バイブリーの村の中心部は観光客に見せることを意識して飾られている部分もあったが、こちらの集落は農村そのもの…と言う感じだ。

  • 家の数もそんなに多くはなく10軒くらいだろうか。<br /><br />静かな田舎町の雰囲気だ。<br />

    家の数もそんなに多くはなく10軒くらいだろうか。

    静かな田舎町の雰囲気だ。

  • バイブリーを歩いていて気が付いたこと。<br />それは、他のコッツウォルズの村と比較して売り屋の看板が少ないという事。<br /><br />それだけ、地域に密着した生活をしている方が多いのかもしれない。<br /><br />

    バイブリーを歩いていて気が付いたこと。
    それは、他のコッツウォルズの村と比較して売り屋の看板が少ないという事。

    それだけ、地域に密着した生活をしている方が多いのかもしれない。

  • 小さな集落を抜けると、ここから先は本当にコッツウォルズの原野となる。<br />舗装道路はここで終わり、この先は正真正銘の泥道のフットパス。<br /><br />この先は、動物の落し物やぬかるみだらけの道となる。<br />靴もズボンも泥で汚れるのは分かっている。<br /><br />でも、私たちは、此処で引きかえしたりはしない。<br />ここまで来ておいて、原野へと続くフットパスを歩かないという選択は、ありえない。<br /><br />ゲートの鍵を外して、フットパスを進む。<br />ゲートを通る時大切なことは、開けたゲートの鍵は必ず閉める事。<br />開けっ放しにしておくと、家畜が逃げてしまい大変な事になる。<br />

    小さな集落を抜けると、ここから先は本当にコッツウォルズの原野となる。
    舗装道路はここで終わり、この先は正真正銘の泥道のフットパス。

    この先は、動物の落し物やぬかるみだらけの道となる。
    靴もズボンも泥で汚れるのは分かっている。

    でも、私たちは、此処で引きかえしたりはしない。
    ここまで来ておいて、原野へと続くフットパスを歩かないという選択は、ありえない。

    ゲートの鍵を外して、フットパスを進む。
    ゲートを通る時大切なことは、開けたゲートの鍵は必ず閉める事。
    開けっ放しにしておくと、家畜が逃げてしまい大変な事になる。

  • フットパスのサイン・ポールをみつけた。<br />Bridle way…って何だろう?<br /><br />Bridle wayとは車が通れない道。<br />乗馬道という意味もある。<br /><br />どんな道かな…。<br />野原を横切る道かな…。<br /><br />気になるのならば行ってみよう!

    フットパスのサイン・ポールをみつけた。
    Bridle way…って何だろう?

    Bridle wayとは車が通れない道。
    乗馬道という意味もある。

    どんな道かな…。
    野原を横切る道かな…。

    気になるのならば行ってみよう!

  • サイン・ポールに従って牧場の脇を進む。<br /><br />この日はそんなに冷え込まず、風もなく歩きやすい気候。<br />牧場の中の道はすれ違う人もなく、聞こえてくるのは草がそよぐ音と遠くで鳥が鳴き交わす声。<br /><br />年末・年始の英国は混雑していると思っていたのだが、冬のコッツウォルズは繁忙期の観光地とは思えない静けさだ。<br /><br />

    サイン・ポールに従って牧場の脇を進む。

    この日はそんなに冷え込まず、風もなく歩きやすい気候。
    牧場の中の道はすれ違う人もなく、聞こえてくるのは草がそよぐ音と遠くで鳥が鳴き交わす声。

    年末・年始の英国は混雑していると思っていたのだが、冬のコッツウォルズは繁忙期の観光地とは思えない静けさだ。

  • モノトーンな光景の中に時折、鮮やかな色が飛びこんでくる。<br />鶸茶(ひわ茶)色の草原の中の紅色と山吹色。<br />自然が作る1枚の絵だ。<br /><br />フットパスは林の中へと続く。<br />林の中の道は30分位とそんなに長くは続かないが、道はぬかるみ方が尋常ではない。<br />粘土質の泥が水分を含み、靴の裏面に泥が隙間なく入り込む感じで、一歩進むごとに足裏がトリモチに掴まったかのようになり、歩くのが結構大変だった。<br />

    モノトーンな光景の中に時折、鮮やかな色が飛びこんでくる。
    鶸茶(ひわ茶)色の草原の中の紅色と山吹色。
    自然が作る1枚の絵だ。

    フットパスは林の中へと続く。
    林の中の道は30分位とそんなに長くは続かないが、道はぬかるみ方が尋常ではない。
    粘土質の泥が水分を含み、靴の裏面に泥が隙間なく入り込む感じで、一歩進むごとに足裏がトリモチに掴まったかのようになり、歩くのが結構大変だった。

  • 林の終わりには石造りのゲートがあり、ヨイショっと石塀を乗り越える。<br /><br />ここのゲートにもフットパスのサインがある。<br />2方向に向けて矢印が伸びているのだが、どちらの道の名前もPublic Footpath。<br />たしかにフットパスのサインがあると安心して歩けるのだが、それぞれのフットパスには固有の名前がなく、どこの道も全て“フットパス”。<br /><br />これでは、自分がどこへ向かって歩いているのかがさっぱりわからない。

    林の終わりには石造りのゲートがあり、ヨイショっと石塀を乗り越える。

    ここのゲートにもフットパスのサインがある。
    2方向に向けて矢印が伸びているのだが、どちらの道の名前もPublic Footpath。
    たしかにフットパスのサインがあると安心して歩けるのだが、それぞれのフットパスには固有の名前がなく、どこの道も全て“フットパス”。

    これでは、自分がどこへ向かって歩いているのかがさっぱりわからない。

  • 林の向こう側に広がっていたのは、見渡す限りの丘陵地帯だ。<br /><br />緑の大地に白と黒の羊がアクセントになっている。<br />暫くは、そんな丘陵地帯を気持ちよく歩く。<br />そして、暫く歩いて…、暫く歩いて…、あるいて…アルイテ……。<br /><br />Footpathのサインに出会わなくなってしまった。

    林の向こう側に広がっていたのは、見渡す限りの丘陵地帯だ。

    緑の大地に白と黒の羊がアクセントになっている。
    暫くは、そんな丘陵地帯を気持ちよく歩く。
    そして、暫く歩いて…、暫く歩いて…、あるいて…アルイテ……。

    Footpathのサインに出会わなくなってしまった。

  • ひとつの丘を越えても、目の前に広がるのは次の丘陵地帯。<br />羊たちがのんびりと佇んでいる。<br />ハイジの世界みたいだ…なんていっている場合ではなく、これは俗にいう迷子の状態。<br />まさか、コッツウォルズでこんな事態に陥るとは…。<br /><br />丘陵地帯がまさか砂漠の砂丘のように私たちの前に立ちはだかるとは予想もしていなかった。<br /><br />さあ、どうする?

    ひとつの丘を越えても、目の前に広がるのは次の丘陵地帯。
    羊たちがのんびりと佇んでいる。
    ハイジの世界みたいだ…なんていっている場合ではなく、これは俗にいう迷子の状態。
    まさか、コッツウォルズでこんな事態に陥るとは…。

    丘陵地帯がまさか砂漠の砂丘のように私たちの前に立ちはだかるとは予想もしていなかった。

    さあ、どうする?

  • こんな時は落ちついて…まずはゆっくりと考える。<br /><br />情報収集時に眺めていたバイブリーの広域地図を頭の中に思い浮かべる。<br />バイブリーの川はどちらの方向に流れていたか…懸命に思い出す。<br />バイブリーのコルン側は蛇行しているが、基本は道路と並行に流れていた。<br />だから、川を渡り、川に対して垂直方向に北に行けばバイブリーの村へ戻る道路へと行きあたる筈だ。<br />

    こんな時は落ちついて…まずはゆっくりと考える。

    情報収集時に眺めていたバイブリーの広域地図を頭の中に思い浮かべる。
    バイブリーの川はどちらの方向に流れていたか…懸命に思い出す。
    バイブリーのコルン側は蛇行しているが、基本は道路と並行に流れていた。
    だから、川を渡り、川に対して垂直方向に北に行けばバイブリーの村へ戻る道路へと行きあたる筈だ。

  • 記憶を信じ、コルン川に架かる木の橋を渡る。<br />川沿いには注意書きがあり、川から離れて歩くこと…と書いてある。<br />川岸は湿地帯のようになっていてぬかるんでいるのかもしれない。<br /><br />(注意書きがあるということは、ここもフットパスの一部であるということは間違いないだろう)<br />

    記憶を信じ、コルン川に架かる木の橋を渡る。
    川沿いには注意書きがあり、川から離れて歩くこと…と書いてある。
    川岸は湿地帯のようになっていてぬかるんでいるのかもしれない。

    (注意書きがあるということは、ここもフットパスの一部であるということは間違いないだろう)

  • 川を渡っても、目の前に広がるのは起伏のある丘陵地帯。<br /><br />そんな原野の中を歩く。<br />さすがに、道に迷った…となると写真を撮る余裕もなかった。<br /><br /><br />30分位歩いたところで納屋らしきものを見つけ、その向こう側に舗装道路!があった。<br /><br />舗装道路を見つけてこんなに嬉しかったのは久しぶりだ。<br />

    川を渡っても、目の前に広がるのは起伏のある丘陵地帯。

    そんな原野の中を歩く。
    さすがに、道に迷った…となると写真を撮る余裕もなかった。


    30分位歩いたところで納屋らしきものを見つけ、その向こう側に舗装道路!があった。

    舗装道路を見つけてこんなに嬉しかったのは久しぶりだ。

  • 舗装道路に出たものの、右へ行けばよいのか左へ行けばよいのか…自信がない。<br />頭の中の地図が正しければ、左に行けばバイブリーの村の筈だ。<br /><br />暫く歩いたところで、農作業小屋にいる人を発見したので、駆け寄って道を尋ねる。<br />「バイブリーの方向はこっちであっていますか?」<br />(何とも間が抜けた質問だと思うが…)<br /><br />農作業小屋に居たのは美人なお姉さん。<br />彼女は、「こっちであっているわ。2マイル位ね」と教えてくれた。<br /><br />ほっと一安心の瞬間だった。<br />

    舗装道路に出たものの、右へ行けばよいのか左へ行けばよいのか…自信がない。
    頭の中の地図が正しければ、左に行けばバイブリーの村の筈だ。

    暫く歩いたところで、農作業小屋にいる人を発見したので、駆け寄って道を尋ねる。
    「バイブリーの方向はこっちであっていますか?」
    (何とも間が抜けた質問だと思うが…)

    農作業小屋に居たのは美人なお姉さん。
    彼女は、「こっちであっているわ。2マイル位ね」と教えてくれた。

    ほっと一安心の瞬間だった。

  • 道沿いに歩いていると、見覚えのあるバイブリーの景色が見えてきた。<br />コッツウォルズの原野歩きはワイルドで面白かったが、少しだけドキドキの体験となった。<br /><br />地点Cから歩き始め、DとEで川を渡り、両側に林のある丘陵地帯の間を抜けて地点Fで舗装道路に出て、舗装道路を経てCへと戻る道だ。<br /><br />所要時間は約2時間。<br />このルートは、地点Cの南にある石造りの集落までは☆5つでお勧めだ。<br />その後に続く原野歩きのフットパスは、コッツウォルズらしい景色を見ることのできるが、道に迷う可能性も大きい。

    イチオシ

    道沿いに歩いていると、見覚えのあるバイブリーの景色が見えてきた。
    コッツウォルズの原野歩きはワイルドで面白かったが、少しだけドキドキの体験となった。

    地点Cから歩き始め、DとEで川を渡り、両側に林のある丘陵地帯の間を抜けて地点Fで舗装道路に出て、舗装道路を経てCへと戻る道だ。

    所要時間は約2時間。
    このルートは、地点Cの南にある石造りの集落までは☆5つでお勧めだ。
    その後に続く原野歩きのフットパスは、コッツウォルズらしい景色を見ることのできるが、道に迷う可能性も大きい。

  • この迷い道ルートに関しては、旅の後日談として明らかになったことが一つある。<br /><br />それは、今回のバイブリーで歩いた≪スワンホテルを起点に地点Cを経由してコッツウォルズの原野に入るルート≫は、Palladian Way Walking Routeと呼ばれるコッツウォルズ縦断のフットパスの一部だったと云うこと。<br />Palladian Way Walking Routeは、Backingham〜Bathへと歩くフットパスでその総歩行距離は190km!<br /><br />日本からの旅で、そんなに壮大なトレッキングルートを歩くのはまず無理だが、思いがけずその道の一部を歩くことが出来た…ということはチョッピリ感動♪<br /><br />Palladian Way Walking Routeに興味のある方は↓参照。<br />http://www.gps-routes.co.uk/routes/home.nsf/RoutesLinksWalks/palladian-way-walking-route#

    この迷い道ルートに関しては、旅の後日談として明らかになったことが一つある。

    それは、今回のバイブリーで歩いた≪スワンホテルを起点に地点Cを経由してコッツウォルズの原野に入るルート≫は、Palladian Way Walking Routeと呼ばれるコッツウォルズ縦断のフットパスの一部だったと云うこと。
    Palladian Way Walking Routeは、Backingham〜Bathへと歩くフットパスでその総歩行距離は190km!

    日本からの旅で、そんなに壮大なトレッキングルートを歩くのはまず無理だが、思いがけずその道の一部を歩くことが出来た…ということはチョッピリ感動♪

    Palladian Way Walking Routeに興味のある方は↓参照。
    http://www.gps-routes.co.uk/routes/home.nsf/RoutesLinksWalks/palladian-way-walking-route#

  • 再びバイブリーの村の中を歩く。<br />24年前は、ロンドンのあちこちにあった真っ赤な電話ボックス。<br /><br />今はもう無くなってしまったのかと思っていたが、コッツウォルズの村の中ではまだ現役で活躍している。<br />

    再びバイブリーの村の中を歩く。
    24年前は、ロンドンのあちこちにあった真っ赤な電話ボックス。

    今はもう無くなってしまったのかと思っていたが、コッツウォルズの村の中ではまだ現役で活躍している。

  • 雨の多いコッツウォルズ地方の家の屋根。<br />平たい石で葺かれた屋根の上にも苔が生えている。<br /><br />苔の種類は日本の野山で見かける種類の苔とは雰囲気が異なり、手触りはビロードの布の様。<br />ふかふかで気持ちいい。<br />

    雨の多いコッツウォルズ地方の家の屋根。
    平たい石で葺かれた屋根の上にも苔が生えている。

    苔の種類は日本の野山で見かける種類の苔とは雰囲気が異なり、手触りはビロードの布の様。
    ふかふかで気持ちいい。

  • 時間はもう12時。<br />バイブリーのフットパス歩きもこれでおしまい。<br /><br />午後からは、英国紳士の憧れの村カースル・クームへと向かう。<br />そして、英国最後の夜は中世の雰囲気が漂う街のSailsburyで宿泊予定だったのだが、ちょっとしたアクシデントがあり…でちょっとドキドキ♪な一夜となった。<br /><br />そのお話は次の旅行記で…。<br /><br /><br />前の旅行記:双貌のコッツウォルズ・ドライブ <br />http://4travel.jp/travelogue/10976918<br /><br />次の旅行記:石の囁きに耳を澄まして <br />http://4travel.jp/travelogue/10985237

    時間はもう12時。
    バイブリーのフットパス歩きもこれでおしまい。

    午後からは、英国紳士の憧れの村カースル・クームへと向かう。
    そして、英国最後の夜は中世の雰囲気が漂う街のSailsburyで宿泊予定だったのだが、ちょっとしたアクシデントがあり…でちょっとドキドキ♪な一夜となった。

    そのお話は次の旅行記で…。


    前の旅行記:双貌のコッツウォルズ・ドライブ
    http://4travel.jp/travelogue/10976918

    次の旅行記:石の囁きに耳を澄まして
    http://4travel.jp/travelogue/10985237

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この旅行記へのコメント (17)

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  • norio2boさん 2017/09/03 14:50:07
    Upton House
    ウェンディさん

    旅行記拝見しました
    行かれた近くにあるNational TrustのUpton Houseにはお寄りになりましたでしょうか?

    Upton Houseに行きたくて情報を集めています
    住所は
    near Banbury, Warwickshire, OX15 6HT
    です
    HPは
    https://www.nationaltrust.org.uk/upton-house-and-gardens
    です。直接メールで問い合わせ(2回)していますが、人手が足りないようで、ご返事がありません。

    イギリスはロンドンしか知りません
    5月にロンドンに行くので日帰りで行ってみたいと思っています

    どうも、広範囲なエリアのようなので4Tで調べてもUpton Houseの旅行記、クチコミは無いようです

    実はこのUpton Houseのミュージアムにブリューゲルの作品が1枚あるのです

    側面情報でも結構です。
    何かアドバイス頂けますか?

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2017/09/03 18:47:34
    Upton Houseについて
    norio2boさん こんばんは。
    いつも興味深くブリューゲルを追及する旅行記を拝見しています。

    ご質問のUpton Houseですが、残念ながら今回初めてその名前を聞きました。
    教えていただいたアドレスからホームページを拝見し、ブリューゲルの作品を見つけました。多分norio2boさんも見つけておられると思うのですが、全部で4作品(父子合わせて)所有している様です。
    父:The Massacre of the Innocents
    父:The Dormition of the Virgin
    子:Village scene,
    子:A cottage among trees
    作品紹介によると3作品が一般公開中で、父のThe Massacre of the Innocentsのみ(Not on show)で、他の3作品は(On show)になっていました。

    Upton Houseまでの交通手段ですが、ホームページによるとStratford StationまたはBanbury Bus stationからバスの便がありそうですね。
    Stratford Stationですが、LondonのStratford Stationを指すのでしょうか。ロンドンからUpton Houseまでの直通バスがあるとはちょっと考えにくいのですが、UKに他にStratford Stationと言う駅名はなさそうですよね。
    Banbury Bus stationは、ロンドンのメリルボーン駅から鉄道で約1時間でBanbury駅まで行けて、バス停は駅徒歩4分なので、Upton Houseへとアクセスするならばこちらの方が確実な気がします。

    ただ、私が調べた限り、Banbury Bus stationからUpton Houseへのバスラインは見つけられませんでした。
    Googleで行き方を検索するとえらく遠回りのバスルート(下記)を提案されますが、このルートはばかばかしいですね。
    …Google推奨の行き方→Banbury駅から更に鉄道でLeamington Spa Station(所要17分)へ行き、駅前のバス停から67Bバス(所要54分)に乗りUpton Houseで下車。

    あくまでも私ならばという話ですが、Upton Houseのホームページ紹介のバス発車時刻である10:50に合わせてBanbury駅へと行き、バス時刻を調べて、もし適当なバス時刻がなかった場合には、ちょっともったいないですがタクシー移動(7.5mile)を選択するかな…と思います。

    回答にもならない答えゴメンナサイ。
    旅までまだ時間があるので、Upton Houseから返信メールがあると良いですね。

    ウェンディ

    norio2bo

    norio2boさん からの返信 2017/09/03 19:30:08
    RE: Upton Houseについて
    ウェンディさん

    早速の返信ありがとうございました
    的確なアドバイスで助かります
    ブリューゲルをたずねる旅は
    ワシントン ナショナルギャラリー
    デトロイト 市立美術館
    を11月に
    サンディエゴ ティムケン美術館
    を2月に
    手配済みです

    アップトンハウスはシェル石油の創業者の邸宅がナショナルトラストになって
    夫妻が収集した2587の作品がAccordited Museumとなっているようです。
    一応、訪問先としては最後のところになります。

    見てみたい作品はご指摘のThe Dormition of the Virginです
    36x55cmの小さな作品です。

    貴重な情報ありがとうございました
    今後ともよろしくおつきあい下さい。
  • マリアンヌさん 2015/03/10 22:37:57
    はじめまして
    ウェンディさん、はじめまして。

    冬のコッツウォルズ、空気が澄んでいて素敵ですね。
    昨年の6月に訪れたので懐かしく拝見しました。
    フットパスを歩かれたのですねぇ。羨ましいです。
    私もいつの日か歩いてみたいなぁ…
    バーンジョーンズの眠り姫があるバスコットパークに行けなかったり
    心残りの多いコッツウォルズです。

    また遊びに伺います。
    マリアンヌ

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2015/03/12 07:30:54
    RE: はじめまして
    マリアンヌさん はじめまして。

    マリアンヌさんのコッツウォルズ旅行記には旅の計画段階でお邪魔して、その後何回か猫の肉球足跡を残してきたかもしれません。
    マナーハウスの様子を拝見して、私も!と思い調べましたが、家族旅でのマナーハウスは予算オーバー。
    せめて…ライムストーンの石造りの宿に…と妥協しました。

    コッツウォルズは1年中、どの時期に訪れても、それぞれの魅力がたっぷりですね。
    夏は花々が咲き乱れ陽気な感じがして、秋から冬は中世の雰囲気が強くなり、魔法使いの世界のような感じ。
    世界中の人が訪れるのも納得の場所でした。

    イギリスは物価高を除けば、魅力あふれる国。
    私も、またいつか歩きに行きたいです。

    ウェンディ
  • こあひるさん 2015/02/11 17:54:54
    すてきな村々が。。。
    ウェンディさん、こんばんは。

    バイブリーは、十年ほど前に行った時と変わらず・・・ほっこりとする・・・たまらない風景ですね〜。

    そしてフットパス歩き・・・当時はこうしてのんびり歩いたりするスタイルじゃなかったのであまり経験はないのですが、野っぱらだけじゃなく、かわいらしい村々を通るようなコースを楽しめるのなら、これはすごくいいですね〜〜!

    フットパスって・・・迷いますよね〜。はっきりと道がなかったりするところが多いので・・・道があっても間違える私には、心細さがつのり・・・写真とるのも気がそぞろになっちゃいます。無事に歩けるコツってないのかなぁ・・・。

    このあたりの家並みは、イギリスの中で一番好きかなぁ・・・。懐かしく、また新しい情報としても楽しませていただきました。

    こあひる

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2015/02/13 06:59:13
    RE: すてきな村々が。。。
    こあひるさん こんにちは。

    バイブリーは噂に違わず素敵な石造りの家々が広がる村でした。
    結果的にはここバイブリーをフットパス歩きの地として選択して大正解だったのですが、フットパスの案内看板がどのルート名もPublic Footpathである…と言うのは想定外で、あの情報だけで道に迷わず歩ける人は、ものすごく方向感覚に優れている方なのだろうと思います。

    中世の頃の村の景色を彷彿とさせるバイブリーの風景は、絵本の中に入り込んでしまったようで、色味を抑えた渋い色合いがオトナ色でした。
    グリーンシーズンも素敵ですが(写真でしか見たことはありませんが)、冬のモノトーンな景色も捨てがたい…英国人がお勧め♪というのも分かる気がしました。

    ウェンディ
  • aoitomoさん 2015/02/08 13:23:04
    丘陵地帯は砂漠と同じ?!
    ウェンディさん

    アーリントン・ローの街並みで十分素敵ですが、
    さらにフットパスを歩くことができるというのもコッツウォルズの楽しいところ。

    しかしコッツウォルズの原野でまさか迷子状態になるとは・・
    山歩き一家なのに。
    確かに山では無いので道に迷うことまで計算してないでしょうし。

    川があったので方向感覚が失われずに済んだのでしょうか?
    油断大敵ですね。

    写真を撮る余裕がないというのは真剣に迷ったようですね。
    農作業小屋からもさらに2マイルなど、かなり丘陵地帯も歩いていたのでしょう。
    『Palladian Way Walking Route』の一部を歩けたのはいい記念ですね。

    ウェンディさんの旅行はいつも何かあって面白い。(笑)

    aoitomo

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2015/02/08 18:30:57
    RE: 丘陵地帯は砂漠と同じ?!
    aoitomoさん こんにちは。

    今回の英国への旅は、ベタな観光旅行のつもりで旅の準備をしていて、コッツウォルズのフットパスの情報も現地で入手出来るだろう…なんて安易に考えていたのですが、そうは問屋が卸してはくれませんでした。

    まさかフットパスの案内サインが全てのルートがPublic Footpathで、固有名詞のルート名がないとは思っていませんでした。(これは帰国後に、それぞれの村のフットパスは単独のフットパスではなく大きなトレッキングルートの一部なので、小さな村ごとのフットパスには名前を付けようがない事がないことがわかりましたが…)

    コッツウォルズの原野歩きは、これぞコッツウォルズ!という景色で面白かったのですが、フットパスのルートを示すサインポールが少なく、自分が歩いている場所があっているのかどうかすら分からず、迷子状態に…。
    帰国後に地図で確認したところ、歩いていたルートは正規のフットパスだったと分かりましたが、フットパス上で歩いている時は行き交う人もおらず、舗装道路に出るまではかなり不安でした。

    フットパスを歩く場合は、地図をなんとしても事前に入手しておくべきでした。

    口コミに上げたPalladian Way Walking Routeの情報を出発前に入手できていたらもう少し安心して歩けたのですが…。
    1年前から旅行の準備をしていた割には、イギリスだから…という理由のない安心感から手を抜きすぎたようです。

    ウェンディ
  • ともともさん 2015/02/07 18:48:04
    12年前の風景と変わってないです。
    はじめまして。新着旅行記から拝見させて頂きました。

    コッツウォルズ地方の写真懐かしく拝見させて頂きました。
    今から12年前の03年5月に家内と二人で旅行しました。
    その時はANAのハローツアーだったので添乗員さんが付いた
    パックツアーでしたから、そんなにゆっくりと回る時間も無く
    てごくごく限られた範囲のみでしか行動できなかったのですが、
    ウェンディさんの旅行記を拝見して改めてイギリスの地方は
    いいなぁと思った次第です。
    なんか日本の「里山」に通じるような物を感じてしまいました。

    今は小学生が2人もいるのでのんびりと旅行は出来ませんが、
    落ち着いたら改めて好きなイギリスの湖水地方やカナダ、など
    世界各地を家内と二人で旅をしたいです。

    懐かしい記憶を思い出させて頂きありがとうございました^^
    旅行記楽しみにしております。

    突然の書き込み申し訳ございませんでした。

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2015/02/08 17:02:27
    RE: 12年前の風景と変わってないです。
    ともともさん はじめまして。

    旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
    今回の旅は冬でしたので、コッツウォルズの景色はどんなかな〜と期待半分・不安半分で出かけたのですが、グリーンシーズンとは異なる落ち着いたコッツウォルズの景色に出会うことが出来ました。

    イギリスは中世に作られた石造りの建物が現代に息づく国。
    田舎の石造りの家々が並ぶ風景は500年間きっと変わってないのでしょうね。
    私も今回の旅を通して、英国の田舎町をもっと訪れてみたくなりました。

    我が家も娘が小学生の内は欧州などの落ち着いた旅先は選ぶことが出来ずもっぱらカナダやオーストラリア等の自然系を旅していましたが、娘が中学生になってからは美術館巡りや都市巡りといった文化的な旅も出来る様になり旅のバリエーションも広がりました。

    子供の成長はあっという間で、高校生になると親との旅よりも部活優先…になってしまい、一緒にお出かけする機会はぐっと減ってきています。
    ともともさんも、お子さんと一緒の旅が出来る時にいっぱい旅を楽しんで下さいね。

    ウェンディ
  • ペコリーノさん 2015/02/07 11:46:20
    コッツウォルズのウォーキング
    ウェンディさん、はじめまして

    ヒョウシノ写真と「鶸」と言う漢字をなんて読むのだろう?という興味で訪問させていただきました。
    私もずいぶん昔にコッツウォルズでウォーキングをして道に迷った経験があるので、ドキドキしながら読ませていただきました。
    「舗装道路を見つけて嬉しくなった」気持ち、すごくわかります。
    冬のイギリスも比較的温暖な気候で、人が少なくて良いですね。
    素敵な写真で目の保養をさせていただきました。
    ペコリーノ

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2015/02/07 23:28:14
    RE: コッツウォルズのウォーキング
    ペコリーノさん はじめまして。

    フットパス歩きの旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
    冬のコッツウォルズのフットパスの色彩は、オリーブグリーン色がかりそれでいて枯れ草の色も入った落ち着いた茶色の入った緑色。
    その色を表現したくて、【ひわ・ちゃ・いろ】という和名を使ってみました。

    ペコリーノさんもフットパスで道に迷った経験がおありなのですね。
    私もまさか、フットパスのサインポールが全ての道で“Public Footpath”と書いてあるとは想像していなくて…。
    あれでは自分がどこに向かって歩いているのかさっぱり分からないですよね。
    せめて、Village wayとかFarm wayとか、できれば終点までの距離なんかも書いて欲しい…と今回の歩きで切に思いました。
    今回は、道に迷ったと云っても30分程度で舗装道路に辿り着くことが出来ましたが、もっと原野の奥まで入り込んでいたら、本当に迷い人になっていたかもしれません。
    まさか、羊が放牧されているフットパスで迷子になるなんて、誰も想像しないですよね(笑)。
    舗装道路を見つけた時は、心底ほっとしました。

    ウェンディ
  • 山と湖さん 2015/02/07 10:03:34
    バイブリーのフットパス歩き、いいですね!
    ウェンディさん、おはようございます。

    イギリスの旅行記を楽しみに拝見しています。

    行き当たりばったりのお散歩も、また格別な楽しみがありますよね。
    コッツウォルズ地方独特の家並みのお写真を見て楽しませていただきました。
    前のオクスフォードの記事も、ドラマ「ルイス警部」などを見てなじみのある町の様子を、また違った角度から見せていただきました。


    山と湖

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2015/02/07 21:30:14
    RE: バイブリーのフットパス歩き、いいですね!
    山と湖さん こんにちは。

    かなり無茶なショートカット・ルートを歩いたコッツウォルズ旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
    我が屋のメンツは3人とも冒険が大好き。
    だから、危険が予想されない場合、多少のフットパスでの迷子もなんのその…のつもりでしたが、さすがに丘陵しか周りにない場所で道に迷ったかも…と気が付いた時はちょっぴり焦りました。
    でも、面白かったですけどね♪

    最近、英国ドラマをTVでも多く放送するようになり、シャーロックやダウントンアビー、そしてルイス警部などを見て英国を旅される方も多いようです。
    オックスフォードの市内ツアーにはルイス警部ゆかりの地を歩いて巡るツアーなどもあり、ファンにとってはたまらないではないかな…なんて思います。

    英国は私にとっての初めての海外であり、そして未だに憧れの地でもあります。
    いつか、スコットランドやコーンウォールのLand’s Endにも行ってみたい…と密かに目論んでいます。

    ウェンディ
  • らびたんさん 2015/02/07 09:52:47
    憧れの英国☆
    ウェンディさん、こんにちは^^
    年末年始の旅行記、いつも楽しく読ませていただいています。

    私は英国に行ったことがないのですが、
    バイブリー、これこそ英国のイメージにピッタリの土地です(*´∀`*)
    風や匂いまでも伝わってくるような素敵な旅行記ですね☆

    気温はどんなもんでしたか?
    空の色がまさにイングランドっぽいですね。
    私もフットパスを気の向くままに歩いてみたいです♪

    どの国でも都会より田舎を好みますが、
    観光地化されていない中世の風景が一番好きです。

    続編も楽しみにしていますね!


    らびたん

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2015/02/07 20:06:04
    RE: 憧れの英国☆
    らびたんさん こんにちは。

    お嬢さんもそろそろ首が座って、縦抱っこも安心な頃ではないでしょうか。
    今まではお出かけもままならなかったと思いますが、これからはベビーカーでガンガン出かけることが出来る様になりますね。

    らびたんさんが英国が未踏だったとは驚きましたが、考えてみればらびたんさんの旅先は秘境系・冒険系が多かったので、欧州が後回しになっているのは納得です。
    私も、比較的体力を必要としない欧州は後でいいかな…と体力勝負の地域から旅をしていたので、欧州からは足が遠のいていました。
    もっとも、子供が幼い内は欧州の美術館等に連れていてもその良さを理解できなかったと思うので、娘がある程オトナになるのを待っていて欧州デビューをして、正解だったかもしれません。

    英国はロンドンのような都会も魅力的ですが、コッツウォルズの田舎町はノンビリと出来てお勧めの旅先でした。
    今回の旅ではコッツウォルズのシーズンオフの時期という事もあり、観光客の数も多くなく、中世のまま時が止まってしまったような石造りの家並みをゆったりと楽しむことが出来ました。

    今年の冬の英国は比較的暖冬という事で、お天気が良い日も多くポカポカのお天気でした。
    ただ、朝晩は結構冷え込み、霜が降り路面が凍結していました。
    フットパスを歩いたこの日は、残念ながら霧雨のような雨がぱらつきましたが、雲があるせいか気温が下がらずに体感では朝でも5℃以上はあった気がします。
    でも、天気は年によって全然異なるので出たとこ勝負ですね。

    らびたんさんも、あと15年後、お嬢さんがオトナの階段を登り始めるころ、是非一緒に英国を旅してみてくださいね。
    きっと親子で楽しめると思います。

    ウェンディ

ウェンディさんのトラベラーページ

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