横浜から家族で赤川花火大会を見に行ってみた

2012/08/10 - 2012/08/12

山形県は鶴岡市で毎年開催される、赤川花火大会。
日本でも屈指の花火大会で、花火の完成度、打ち上げの規模ともに3大大会と言われる、大曲・長岡・土浦にも引けを取らない花火大会であろう。
横浜から、車を走らせること7時間。夏の山形はキャンプあり、海水浴あり、登山あり。子供たちにとっては冒険に満ちた3日間となりました。

エリア 鶴岡(山形)

横浜から車を走らせること7時間。
早朝5時に出発したにもかかわらず、山形県内に入ったのはお昼過ぎ。山形道寒河江SAで食糧を調達します。

東北道は宇都宮から先は2車線。景色もほとんど街中を通らないため、山ばかり続きます。子供たちはDVDを見て、寝て、の繰り返し。上河内、那須高原、安達太良、国見の各SAに立ち寄っていきます。・・・だから、時間がかかってしまうんですよね。でもSAも楽しみの1つです。

今日の宿泊地は、キャンプ場。
夜の花火大会会場からすぐのホテルはいっぱいなので、遅く帰っても気兼ねのない、キャンプ場に宿をとりました。月山を越えて、湯殿山の登山口近くにある「月山あさひサンチュアパーク」です。決して高規格ではないのですが、きれいに清掃された気持ちの良いキャンプ場です。冬は湯殿山スキー場として、リフトが運行されています。
長旅を終えて、プレーリードッグも解放感に浸っているようです。

月山あさひサンチュアパーク キャンプ場

花火の開始は7時からですが、場所取りもかねて、6時前には会場入りしたいところです。キャンプ場から鶴岡市内までは車でおよそ40分。テントを張って、山の雰囲気をひとしきり楽しんだら、下界へと車で下っていきます。

東北とはいえ、海沿いの鶴岡市内は普通に暑い・・・。
寄り道をしつつ、鶴岡の駅近くまでたどり着いたのは、午後4時ごろでした。

まだ、ちょっと会場に行くには早いので、ちょっと時間をつぶすことに。鶴岡駅前のMARICA東館3階には子育て広場「まんまルーム」というのがあります。市民でなくても自由に無料で利用できるありがたい施設です。5時の閉所ぎりぎりまでお世話になり、いざ花火会場へと向かいます。

会場である赤川河川敷までは、鶴岡駅から徒歩20-30分ほど。途中、スーパーで夕食になるお弁当を買っていきましたので、到着は6時を少し回ったころでした。花火開始まではもう１時間を切っていましたが、座ってみるくらいのシートを敷く場所は十分に残っています。関東だったら、足の踏み場もないほどぎっしり詰まっているのでしょうが、広い赤川河川敷では、そういう心配はありません。

そして、日が暮れ始まった花火大会。
見るのは4回目くらいですが、この年も美しい尺玉と、大迫力のワイドスターマインに感動。また、来年も行こうと誓うのでした。

一夜明けたキャンプ場
今日もいいお天気で、場内には寝袋があちこちに干してあります。本当は、もう2泊くらいしたい気持ちなのですが、予算とか休暇の関係であまり長居ができないのが残念です。

月山あさひサンチュアパーク キャンプ場

子供たちは、キャンプ場で野菜をとったり水遊びをして、たっぷりお昼すぎまで遊ばせていただきました。今晩は山形市内のペンションに行くので、そろそろ山遊びもお開きです。

2日目の宿泊は、山形蔵王ペンション村にある、ペンションビートルさんです。ここは、私が仙台に住んでいた2003年ごろから、ちょくちょくお世話になっているお宿です。昔はワンちゃんがいたのですが、数年前に年を取って亡くなってしまい、今ではご夫婦お二人で切り盛りされています。

よく手入れされたお庭と、たくさんのコーヒーカップが印象的です。お料理もとても美味しくて、夏休みやお盆でもそこそこの値段で泊まれるので、ペンションはやめられません。

子供たちは、所構わず戦っておりますが、昨日はキャンプだったので、ベッドのある部屋でちょっとうれしくなったみたいです。

ペンション　ビートル 宿・ホテル

3日目。
この日は蔵王の山頂、お釜に上ってきました。快晴の天気、というわけではなく、雲が流れていく天候だったのですが、お釜の湖面はしっかり見ることができました。
お釜の晴天率は決して高くなく、個人的には1/2くらいの確率でしか、湖面を拝めないのですが、今回はタイミングが良かったようです。

お釜 自然・景勝地

お釜の周囲。
誰が始めたのか、石が積まれています。
三途の川？

当然、子供は自分たちも積み上げはじめます。

ひまわり畑があったので、写真を1枚。
これは蔵王の中腹、山形側の風景です。

結局、宮城側に下りず、山形側におりて、高畠ワイナリーに寄り道して帰りました。
山形県を出たのは、夕方の5時過ぎ。
家に帰りついたのは、午前1時を回ってからでした。


今回も、無事安全に帰宅できたことに感謝です。