2015/01/29 - 2015/01/29
66位(同エリア467件中)
かっちんさん
美佐島(みさしま)駅は、北越急行ほくほく線のトンネル内に駅があります。
特急「はくたか号」が通過時には、ホームと厚い扉で遮断された待合室で、扉の隙間から強い風圧の風切り音が聞こえます。
通過前と後では風切り音の音色が変わります。
2015年3月14日以降「はくたか号」が廃止されるので、あと少しの期間だけ貴重な体験ができます。
2021-10-13 動画の設定を公開に変更
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
北越急行ほくほく線
直江津から、ほくほく線を通る越後湯沢行きの各駅停車に乗ります。
さまざまな紆余曲折を経て、1997年(平成9)六日町〜犀潟間が開業しました。
国鉄時代に計画された予定線「北越北線」から路線名が「ほくほく線」となりました。
ほくほく線はトンネルが多く、運転席の窓にツララ防護用の網が付いています。 -
では、乗ります
直江津〜犀潟間がJR信越本線、犀潟〜六日町間が北越急行ほくほく線、六日町〜越後湯沢間がJR上越線です。 -
ほくほく線の車内
クロスシート車両に乗車するお客はまばらです。 -
犀潟で特急「はくたか」と交換
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田園地帯
犀潟を出るとJR信越本線と分かれ、内陸部に向かって田園地帯を走ります。 -
冬空にうっすらと顔を出すお日様
このあたりは頸城(くびき)と呼ばれる地域で、新黒井(信越本線黒川)から浦川原(ほくほく線うらがわら)間を頸城鉄道が1971年まで走っていました。 -
雪国の中をのんびりと
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おばあちゃんも
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イチオシ
虫川大杉駅で反対列車を待ちます
虫川大杉の駅名は、虫川地区にある樹齢1200年の天然記念物の大杉から名付けられています。 -
ゆめぞら号
ゆめぞら号はトンネルに入ると車内の天井が巨大スクリーンになり、映像を楽しませてもらえます。
今日はシアター・トレインの日ではないので上映していません。 -
美佐島駅
十日町を過ぎ、しんざの次の駅がトンネル内にある美佐島(みさしま)駅です。 -
イチオシ
美佐島駅に到着
降りたのはかっちん一人だけ。 -
イチオシ
列車のお見送り
ゴーッという音ともに列車は去っていきます。 -
ホームとの扉
ホームの自動扉が開き、待合室側に入ったところです。
電車がいなくなると、扉を開くことができません。
特急「はくたか」が猛スピードで通過するので、ホームに出られないようになっているのです。 -
扉の開くタイミング
次に扉が開くのは美佐島に停車する電車が来た時だけです。 -
イチオシ
運行案内表示
IT化された運行案内表示があり、全列車の運行状況がわかります。
今発車した各駅停車の電車が美佐島にいますね。 -
小さな待合室
中に入ってみます。 -
ベンチと除湿機
湿気が多いので、除湿機がフル稼働しています。
寒くない待合室です。 -
美佐島周辺の案内
へら鮒釣りの大池、元小学校のミティラー美術館などがあります。 -
時刻表
各駅停車の列車は1時間に1本来ます。
通過して風切り音を出す特急「はくたか」は、1時間に2本の頻度で走っています。 -
ご意見の回答
ご意見箱に入れた質問や意見に対して、1件づつ丁寧に回答が書かれています。
顧客満足度を重視している鉄道会社ですね。 -
2つの扉
左側が外に出る扉、右側がホームに入る扉です。
2つの扉が同時に開かないようになっています。
開業前に2つ同時に扉を開けたところ、ホームからの強風が通り抜けたため、どちらかの扉だけ開くように制御されています。 -
外に出る扉
ステンレス製の頑丈な扉で、扉の前に立つと自動で開きます。 -
外に出る階段
「はくたか」の通過まで時間があるので、外に出てみます。 -
ミティラー画
階段の途中にインドミティラー王国から伝承されている壁画が描かれています。 -
駅の1階
-
乗車証発行機
無人駅なのでボタンを押すと美佐島と印刷されたきっぷ(証明書)が出てきます。
ここを訪れた記念になるきっぷです。 -
畳部屋の待合室
1階には広い待合室があり、トイレも完備されています。 -
窓の外に積もる雪
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山里稲雪
ほくほく線沿線の風景を写真で案内しています。 -
超快速「スノーラビット」
2015年3月14日から「はくたか」がなくなり、新しく超快速列車が走り出します。
特急のロゴに使われていた「スノーラビット(雪ウサギ)」の思いが引き継がれたのですね。 -
雪に埋もれる美佐島駅
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片岡鶴太郎書の美佐島駅
そろそろ特急が来る時間なので、地下待合室に戻ります。 -
魚沼丘陵付近にいる「はくたか」
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魚沼丘陵を通過し美佐島に接近
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特急通過時の風切り音
ホーム扉の前で待ちます。
特急が近づくと案内放送が流れ、扉の隙間から入る「シュ?」という音が大きくなります。
そして、目の前を特急が通過。
その後、風がホームに吸い込まれ「ピ?」という音に変わります。
1分48秒の動画も撮ってきました。
美佐島駅を通過する風切音の動画
https://www.youtube.com/watch?v=HRv8JW_juek -
美佐島駅
列車が来ない時間なので、また外に出ます。 -
ほくほく線の変電所
駅の裏にあります。 -
近くを流れる川
再び地下待合室に戻り、帰りの電車を待ちます。 -
電車が近づいています
十日町方面の各駅停車の電車がやって来たので、表示が変わりました。 -
電車がホームに到着
-
青ランプ(緑色に見えます)が点灯すると
自動扉が開き、ホームに入れます。 -
美佐島とお別れ
列車に乗り、美佐島駅とお別れします。
楽しい体験ができたひと時でした。 -
十日町に到着
外は暗くなってきています。 -
越後湯沢行き
反対列車に乗り換え、越後湯沢へ向かいます。
特急「はくたか号」通過時の風切り音を目と耳で体験することができました。
美佐島は鉄道マニアでなくとも、トンネル駅や風切り音が楽しめるところです。
モグラの旅はいかがですか!
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