2015/01/01 - 2015/01/01
1位(同エリア2件中)
こぼちゃさん
入国前から珍事象の連続するコモロ。この国は手ごわいと思いながらも旅を楽しみました。現地入りすれば何かしらの観光情報が手に入るのではないかという望みをかけていましたが空港でもホテルでも一切資料は手に入りませんでした。今日の夕方の飛行機でコモロを出るので半日しのげればいいと思いオフライン地図でホテル最寄りの見どころを検索したところ見つかった古跡を訪問して時間つぶしをしました。
夕方の飛行機でコモロを去ろうとした時、飛行機が欠航になりました。
短期旅行で毎日のように移動を繰り返す行程の私には厳しいトラブルです。
ここまでの行程は以下のとおり
1日目 日本→香港(キャセイ)
少しだけ香港観光
2日目 香港→モーリシャス(モーリシャス航空)
モーリシャス路線バスで南北縦断旅行
3日目 モーリシャス→マダガスカル(モーリシャス航空)
モーリシャス海遊び+タナ到着(タナ宿泊)
4日目 タナ観光(動物園)
アンツィラベへ移動(アンツィラベ宿泊)
5日目 アンツィラベ観光
タナへ戻る(タナ宿泊)
6日目 マダガスカル→コモロ(マダガスカル航空)
モロニ観光
7日目 コモロで迎える新年
モロニ宿泊
8日目 飛行機欠航
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翌朝です。
ホテルで無料の朝食を頂きました。
食堂を出る際、レシートにサインさせられたのでこれも課金されないか冷や冷やしましたが無料でした。 -
波が荒くて海で泳げないためやることが無いので既にネタ切れで何をしようか迷いました。ロビーで2人に島内観光はどうかと声をかけられましたが70ユーロと高いし午後のフライトでこの国を出なければならないので断りました。
オフライン地図でホテル最寄りの見どころを検索したところ「古跡」が見つかりました。古跡という文字だけで何と言う名前の古跡かは書かれていなかったので、石ころが置いてあるだけかもしれないという覚悟のうえ片道5キロ程度の古跡まで出かけました。
これはあり得ない!3縦列駐車ってはじめて見ました!
3縦列の横を辛そうにすり抜けていく自動車 -
何も無い道路をひたすら歩き続けてようやく集落に入りました。
この時、軽くスコールに遭いました。 -
コンテナが見事に家になっています。
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海岸に出ました。
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水溜場っぽい感じの広場。
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コモロでいくつかのモスクを見ましたがこれが一番大きく立派でした。
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切り立った山肌
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どうやらこれが地図で確認した古跡のようです。
全然期待していませんでしたが、一応建物っぽい形が残っていて何となく見どころっぽい感じなので歩いてここまで来た甲斐がありました。 -
海とのコラボがいい感じです
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中はいくつかの部屋に分かれていました。
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この穴は多分トイレだと思います。
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しょぼい遺跡だけど収穫無しにならなくてよかったです。
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遺跡とモスク
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コモロは各家庭に水道が引かれていない場所が多いようで時々このような共同の水場を見かけました。
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あまり生活感の無い街並み
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ここの海も波が高かったです。
コモロの島は岩で囲まれていてドロップオフしていて水深が深そうでした。 -
遺跡の入口のプレート
遺跡の名前とかが書かれているのでしょうがよく分かりません。 -
武器が描かれた石碑がありました。
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来た道を戻ります。
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行きの道はあまりにもつまらなかったので遠回りとなりますが1キロくらい山側に並行している道を歩いて帰りました。
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こっちの道ダートですがは民家が並んでいていろいろ楽しめそうです。
ここで現地で生活していると思われる白人の親子とすれ違いました。
お互い珍しい人種なので向こうから挨拶してくれました。 -
コモロでは歩いている間に多くの方が挨拶してくれました。
ニーハオ:ボンジュール:ハロー:&%$?:コンニチハ=30:20:10:10:1くらいの割合でしょうか。何処の国に居る時もニーハオと言われると少し頭にくるのですが、我々がフランス語圏を旅行してフランス人にハローと挨拶しているのと同じようなもんだろうということに今気づきました。以降ニーハオに対しても寛大な気持ちになることができました。ただ、ここの国の人たちってすれ違い切った直後とかに挨拶をしてくる人が大半で、挨拶を返そうとした時には相手は既に1mくらい後ろに行ってしまっていて挨拶を返すのが至難の業でした。 -
ここも藪の中にちらほら車の骨格が埋もれています
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道路が途絶えましたが歩きなら行けそうなので進みました。
地中に下水道を整備するようで何キロもの距離に渡りパイプが準備されていました。 -
土が盛ってあって車両は進めません。
2台の車がこの道を行こうとして通行人にこの先行けるか聞いているようでした。
通行人は行けると嘘をついたようで2台の車はバックして戻ってきました。 -
往復10キロ程度の散歩を終えホテルへ戻りました。
左側からタンザニア産水、コモロ産水、イエメン産オレンジ、マヨット産ドリンク
全てが行ったことの無い地域のドリンクで、スーパーで見るドリンクも中東製やアフリカ製の物ばかりでした。
イエメンのオレンジは果肉入りでなかなか美味しかったです。富士山っぽい絵柄とイエメン製造とのことで見た瞬間買ってしまいました。 -
チェックアウトぎりぎりまで部屋でのんびりしてチェックアウトしました。
築30年くらいのホテルですがフロントは改修されていて部屋もそれほど旧さも感じませんでした。レセプションでは従業員同士で私語に盛り上がっていても会話を中断して笑顔ですぐに応じてくれました。残念ながら金額に見合うだけの価値はありませんが。。。 -
昨日のカフェくらいしかまともな店が無いし、そこそこ美味しかったので今日も訪れました。
メニューです。1食1000円程度といったところです。
昨日は左下のカテゴリーのコモロ料理っぽいところの上から2番目を選んだので今日は違うやつにしようと思ったのですが、昨日選んだ物以外は全部扱っていないとのことで他の物にしました。 -
多分ビーフだろうと思い注文するとステーキでした。
サイドは何だか聞き取れなかった知らない言葉の物を頼んだらインゲンでした。
VISAカードが使えると書かれていたので使おうとしたら使えないと言われATMに現金を引き出しに行ったのですがフランス語のため理解できず引き出せませんでした。初日もフランス語だったのですが偶然引き出せました。レシートにユーロが併記されていてユーロの紙幣のみでの支払いが可能だったので仕方なく貴重なユーロで支払いおつりをフランでもらいました。 -
空港に行こうと思いカフェの前でタクシーを5台くらい停めましたが全て拒否。
レストランに戻り、どうやって空港に行けばいいか店員さんに聞くと、ヴォロヴォロという街まで行って乗り換えなさいとのことなので指示どおり行くことに。
ヴォロヴォロまで200フラン。そこから空港までは500フランだと教えてくれました。手元に175フランと500フラン札2枚があり、おつりが出ないようにしたかったので両替をお願いしたら細かいのが無いと言われましたが、店員さんがポケットマネーの50フランを恵んでくれました。やさしいコモロの方に1票。
写真はヴォロヴォロです。地名の標識とか有りませんが路上にタクシーを待つ人がいるので雰囲気で分かります。 -
ハハヤと告げ私が乗り込むと間もなく他のお客さんは下車してしまい私だけになりましたが、すぐに人が乗り込んできました。車は一旦停止し窓を開けた運転手さんはハハヤ、ハハヤ、ハハヤとすごい早口で連呼。私の乗車を発端に行き先がハハヤに確定したようです。
TOKYOと書かれた芳香剤が気になる。
対向車線にはデモ隊の車のような列が続き渋滞になって大騒ぎでとんでもない雰囲気になっていたので、このタイミングで脱出できて助かりました。
タクシーは空港の駐車場代を500フランも徴収されていました。空港到着時に黙って500フランを渡したところ何も言われませんでした。現地適正価格で乗合タクシーに乗れてよかったです。ぼったくりホテル送迎の1/20の運賃です。
珍事象に見舞われながらも順調に旅が進んだのはここまででした。 -
チェックインのためターミナルに入ろうとすると、今日あんたの飛行機来ないからそこに座ってなと言われターミナルにも入れてもらえず。同じ便に乗る数名の方がしょぼい顔をして地面に座っていました。
1機しか機材を持っていない航空会社なので大幅遅延は当然、最悪欠航も視野に入れて高いリスクを背負って計画していたのですが思った通り本当に欠航になりました。これにより次の国への訪問は絶望的となりました。
柵の中に入った状態で多くの人に見られている感じで動物園の動物になった気分でした。途中、有名人が帰ってきたようで大歓声が巻き起こっていました。 -
機材を1機しか保有していない小さな航空会社なので、どこまでサポートしてくれるのか不安でいっぱいでした。タナという言葉が頻繁に聞こえたのでマダガスカル経由にでも振り替えてくれるのかと思って気長に待っていたその時、欠航したダサい連中!ここに並べ!と言われ並んだ列の電光掲示板には「SANAA」の文字が。。。
んっ?
サナア??
それってイエメン!
へっ?マジで行きたくないんだけど。ビザは???
続く
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この旅行記へのコメント (2)
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- wakabunさん 2015/02/04 23:08:07
- サナア!
- こぼちゃさん、こんばんは。
続きめっちゃ気になります!サナア私だったら行きたいなあ。
空港だけでもいいので、懐かしのイエメンの地を踏みたい!
もうなかなか普通に行けないし、ビザも出るのか不明だし、とても気になります。
Wakabun
- こぼちゃさん からの返信 2015/02/04 23:29:47
- RE: サナア!
- Wakabunさん
こんばんは!
私にとってイエメンはあこがれの地の一つです。
あの摩天楼都市に行きたいですが外務省HPを見る限り情勢が不安定で危なさそうですね。でも、旅博では毎年大きなブースが出展されて観光PRもしているので行けないことも無いのかなと。既に訪問済のWakabunさんが羨ましいです。
今回の旅ではこの後、意味不明な誘導をされて最悪の行程になりました。
次の記事で結果をご報告させて頂きます。
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