2014/12/31 - 2015/01/01
2位(同エリア14件中)
こぼちゃさん
コモロという国の存在を知ったのはここに行く2ヶ月くらい前のことだと思います。正直、この国に行こうかどうかすごく迷いました。行ったところで特に見どころは無いし周辺国への交通の便が悪いので時間がもったいない。だけど、ここで行っておかなければ2度と行く機会は無いだろうと思い、この後に渡る国とペアで考えて計画を組んでみました。歩き方に掲載はあるけれど情報が乏し過ぎて無く全く使えずガイドブックに中途半端に掲載されている理由が理解できない国でした。
とんでもない国かもしれないと気を張って訪問したわけですが衛生面もマダガスカルとは比べ物にならないくらい良かったし安全だったし小さな売店でも金額がきちんと表示されていて意外にまともな感じでしたが、入国審査エリア内にまでホテルの迎えの人が入ってきてしまったり、入国後にパスポートから日本の出国印が消えたり、ホテルにぼったくられたり、首都の港に船が座礁放置されていたり、灼熱のホテルの部屋でエアコンが壊れていたり、乗っている航空機の会社とは違う航空会社のCAが機内サービスしていたり、飛行機の中でゴキブリが生活していたり数々の珍事象に見舞われたりもしました。
ここまでの行程は以下のとおり
1日目 日本→香港(キャセイ)
少しだけ香港観光
2日目 香港→モーリシャス(モーリシャス航空)
モーリシャス路線バスで南北縦断旅行
3日目 モーリシャス→マダガスカル(モーリシャス航空)
モーリシャス海遊び+タナ到着(タナ宿泊)
4日目 タナ観光(動物園)
アンツィラベへ移動(アンツィラベ宿泊)
5日目 アンツィラベ観光
タナへ戻る(タナ宿泊)
6日目 マダガスカル→コモロ(マダガスカル航空)
モロニ観光
7日目 コモロで迎える新年
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 1.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
機材変更などで1時間ほど遅れてタナから到着したマダガスカル航空
入国手続きを行っている最中、ホテルのお迎えで私の名前のプラカードを抱えた人が制限エリア内に侵入してきて焦りました。
50ドルを支払い発行されたビザには既に私の顔写真が入っていて何処で写真を撮られたのかと思いきやパスポートの写真をコピーしたものがビザに印刷されていました。とてもいい加減でこのビザが今回の日本の出国スタンプの上に貼られてしまい日本出国履歴が消えてしまい帰国時に日本で出国印が無いのを見つかってしまいました。 -
ホテルにお願いしていた車に乗り込み何も無いボコボコの道を長々と走り続けました。時々見える海の色が綺麗でした。ドライバーは英語が話せないようで特に会話も無く気楽で助かりました。
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ホテル予約サイトで予約できるホテルが1軒しか無く11000円くらいしました。自力での手配や現地で探したりするのが面倒なこと、ホテルがいっぱいで入れないというリスク、未知の国なので有る程度まともそうな所に宿泊した方が良さそう、ここで年越しをするため少しくらい奮発しよう、空港迎え無料など、いろいろな理由もありここにしました。
このホテル、フロントの対応はまともなのですが、ホテル迎え無料という条件にも関わらず10000フランもチャージされてしまいました。予約サイト英語のfree shuttleという規約を見せたところ、あなたのはlimousineなので有料ですと一歩も引かず。仕方ないのでその場では支払いましたが、完全にぼったくり詐欺なので帰国後、ホテルの予約サイトに返金を求めたところ返金に応じてもらえました。 -
到着したばかりでしかも朝なのに既にやることが何も無いのでシュノーケルでもできないかホテルの庭に出てみたところとてもじゃないけれど泳げるようなコンディションではなくガッカリ。
ホテルの敷地の休憩所にまで波が襲ってくる -
ホテル内にATMがあり言語はフランス語か現地語しか選択できず、文字が全く理解できないまま適当に操作したところ偶然にも一発で引き出し成功。ミニマムが5000フランなので10000フランを引き出したところ最高額紙幣の10000フラン札1枚で出てきてしまいました。とてもシンプルな絵柄の紙幣で〜
それにしてもジョーカー的な高額紙幣。。。すんなり使えるのか困った。。。
10000フラン=3000円くらい -
散歩に出かけることにしました。
島の中央に山が有り山登りが一番の観光スポットのようです。
ホテルの入口にはコモロとカタールの旗がなびいていました。 -
日本で使われていたvitzがたくさん大活躍
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ホテルは街のはずれにあり何も無い道路をひたすら歩きました。
ここの国の人は明るいファッションが多かったです。 -
日本との交流もあるようです
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街に近づくと道が渋滞し始めました
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como cash というスーパーマーケットに立ち寄り飲み物を買いフランを細かくすることに成功しました。
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街中の海
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ごみが大量に打ち上げられていたり
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腐ったボートが打ち上げられていたり
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石造りの住宅
手前は倒壊の跡でしょうか -
イチオシ
なんと首都の港に座礁船
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撤去しないのかと思ったのですが
少しずつ鉄板が持ち去られているようですのでゆっくり時間をかけていつかは消滅しそうな感じです。 -
階段を登ってモスクに行ってみました
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涼しそうな色合いのモスク
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モロニの写真というと港にモスクのこの風景くらいしか見たことがありませんでしたが、まさかここに座礁船があるとは思ってもいませんでした。
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どの看板も読めないのですがこれは手錠の絵が描かれているので何となく推測できました。
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活気の無いマーケットを通り抜けました
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この一画は金融機関が数軒あり他とは違っていて経済が感じられる雰囲気でした。
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綺麗なカフェを見つけたので昼食にしました。
英語を話せる店員さんもいて接客も良好 -
大したものは無いだろうと期待していなかったのですが、メニューの読めない文字を読んでいたところ、コモロ料理らしき文字を見つけたので注文してみました。
サイドは米、パン、芋、バナナ、インゲンからチョイスすることができ、珍しいと思ったのでバナナを注文。ローカルフードらしき物を食べることが出来てラッキーでした。満足できる味で意外にまともな料理が出てきたことに驚きました。
さらに今日は混んでいて商品の提供が遅くなって申し訳ないと店員さんの何気ない一言に驚きました。 -
道路名にはフランス語らしき文字とアラビア文字が併記されていました
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商店の並ぶ道を進みます
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フランスのナンバープレートを掲げた車を時々見かけました。
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こちらはちょっぴり誘拐マークっぽい
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グランドコモロ島が刻印された石碑
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人がたくさんで賑やかな感じになってきました。
この賑やかな場所はヴォロヴォロという名前のようです。
島内北部や空港に行く乗合タクシーはここら辺一帯が始発となるようです。 -
たたまれず無造作に積まれた商品の衣類
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活気のある青果市場
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ゴミの山
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モロニの街を歩き切ったようで何も無くなったので引き返しました。
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ここの通りには小さなホテルや飲食店がいくつかありましたがひっそりしていました。
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炎天下直射日光のベンチなので誰も使わない
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コモロピザ
少し気になったけれどお腹いっぱいなのでパス -
グランドでサッカーを楽しむ人々
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また金融機関が有る所に戻ってきました。
牽引されて走っている車のロープが私の横で突如切れました。
うぉー
危ないじゃないか〜 -
行きとは違う道でホテルに戻ります。
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喉が渇いたので売店でジュースを買い店内のベンチで一息
外は灼熱ですがエアコンが無くても売店内は涼しかったです。 -
ホテルの100m手前くらいでスコールになり走って帰りギリギリセーフ。
左の壁のようにキリンの模様のような壁を街中の建物でよく見かけました。 -
傘のかかった洗濯物
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ヤギの家は切断された車
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緑が深く静かで落ち着きます
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こんな感じで車のボディーの骨格だけがそこらへんに転がっている光景をよく見かけました。
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この光景を見て心の中で大爆笑。
女性の下着売り場の真下に座り井戸端会議に弾むおじさんたち。
営業妨害されていることに気づいているのか気づいていないのか
それに動ずることも無く坦々と商品を陳列する店主のおばちゃん。
これじゃ売れないよね。 -
とりあえずモスクの写真を撮っておく
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タクシー不足のようでタクシーを待つ人々
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旧市街というか住宅が密集している地帯に入ってみました。
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メディナみたいな感じで楽しいです
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建物が旧く全てがボロボロ
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イチオシ
廃墟何だか住んでいるんだかよく分からない状態の住居が目立ちました
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港に行くと干潮になっていて座礁船がさらに虚しいことになっていました。
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高台から一枚
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ここは地面が綺麗に整備されていました。
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ロータリーの中心にコモロの国旗のデザインがありました
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ホテルに戻りしばらく休んだ後、夕食を買に行きました。
真っ暗で何も見えず車が来るとライトが眩しくさらに何も見えなくなります。
ホテルのレストランでピザを焼いていて美味しそうだったのでピザでもいいかと思ったのですが、年越しパーティーのためピザの販売は終了していました。 -
適当なものが無いので適当にホテルの近くにあるガソリンスタンドに併設されているファーストフード店でチキンを買いホテルに持ち帰りました。フランスパンは店の人が臭いお金を勘定しながら素手で千切っていたので食べませんでした。
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アニメチャンネルがありなぜか昔の日本のアニメばかりが放送されていました。
言葉は吹き替えられてしまっていましたが楽しく見させて頂きました。
日本のアニメ人気ってすごいみたいですね。 -
ホテルでは年越しパーティーが行われていてプールサイドでみんな踊っていました。カウントダウンなどというものは無く、普通に音楽がガンガン鳴ったまま年越し。一瞬だけ「新年だぜぃ」みたいなマイクが入り軽く盛り上がった後、何事も無かったかのように先ほどと同様に音楽が鳴らされ続けました。
ヘイ!ボス!写真を撮ってくれないかと言われグループの写真を撮ってあげたところ大喜びでハイテンションなぜかハグ。ハグしたおっちゃん体格良過ぎで手が胴を回らなかった。。。
暇なコモロ旅行
明日へ続く
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この旅行記へのコメント (6)
-
- wakabunさん 2015/01/29 05:40:02
- コモロ!
- こぼちゃさん、
コモロですか。またすごいところへ行ってきましたねー。
なんか聞いたことあるような、でもどんなところかわからない、と思ったら、たぶんsunnyさんから聞いたんですねw 周りで行ったことのある人にあったことがありません。意外と発展しているんですね。
いつか行かなきゃいけない国のリストに加えておきました。
Wakabun
- こぼちゃさん からの返信 2015/01/29 08:13:58
- RE: コモロ!
- Wakaunさん
行った事の無い国を探していたところ行けそうだったので行ってみました。
街にビルはありませんでしたが意外に人口も多くきちんと生活が成り立っていそうな感じでした。sunnyさんは直近で渡航計画があるようでどのような旅をされるのか早くも楽しみです。
とにかく何も無いのでそこら辺をふらふら散歩するしかないのですが治安の方は安全なようですのでお勧めできます。アクセスが悪いのが難点ですがWakabunさんも是非ともご計画を。
-
- sunnyさん 2015/01/29 00:03:55
- コモロ!
- こぼちゃさん
コモロ、タイムリーな旅行記ありがとうございます。
来月、ここにサナアから飛ぶ予定ですが、イエメンビザがちょっととれるかどうか現地の友人に確認してもらってる最中で…。
なんか珍道中になること間違いなしの感じで、南米で疲れ果てた私は行くの事態、とても億劫になってきました(笑)
コモロの先のルートも参考にさせてください。
sunny
- こぼちゃさん からの返信 2015/01/29 08:08:16
- RE: コモロ!
- sunnyさん
コモロ計画中ですか!
正直、新規開拓の国がネタ切れしかかっているので理由も無しにただ漠然と行ってみたわけなのですが、現地に行っても観光マップも何も無く目隠し手探り状態の旅でした。そんなことも有り少々ハードルの高い旅でしたが、sunnyさんこの未知の土地で是非とも何か発見をお願いします。イエメンビザ取れるといいですね!
-
- Halonさん 2015/01/28 23:21:28
- コモロという国
- コボチャさん こんばんは
いつも未知なる国へのいざない、ありがとうございます。
コモロという国、もちろん初めて聞きました。
それどころか、多分この旅行記に出てこなければ一生知らずに終わっていると思います。
試しに私も予約サイトで見たらホテルが一軒だけ出てきました!
到着早々からありえない珍現象の連続で、続きも目が離せません!
- こぼちゃさん からの返信 2015/01/28 23:50:39
- RE: コモロという国
- Halonさん
旅行記のご感想ありがとうございます。
いつもHalonさんのディープなアジア旅行記楽しませて頂いています。
コモロはHalonも初耳でしたか。これを機に知って頂けて嬉しく思います。
Halonさんが検索でひっかかったホテルは私が利用したホテルです。先ほど空港送迎条件を確認したら有料に変わっていたので予約サイトから是正指示が入ったのかもしれませんね。この続きも珍事象に見舞われ続けます。
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