三朝温泉バスツアー☆砂丘と倉吉と鬼太郎と松江城

2015/01/17 - 2015/01/18

いつもお世話になっている大阪のダイビングショップ主催の新年会も兼ねた一泊二日の温泉バスツアーに参加して来ました。
バスツアーはバスに乗っているだけで次の場所に連れて行ってもらえるから楽ですね。（二日酔いでなければね）
１日目の宴会で飲み過ぎて２日目は二日酔いでいつもながらの残念な感じになってしまいましたが、山陰の行ったことのない所の観光もいろいろできて楽しかったです。

エリア 三朝温泉(鳥取)

2015年１月17日（土）

バスは朝８時大阪を出発。

途中寄ったＳＡ(名前忘れました)でジャンボフランクを買ったらホントに超ジャンボでした。

10時30分　目的地までの最後のトイレ休憩の場所「用瀬パーキングエリア」に寄りました。大阪よりずっと寒いです。

11時過ぎに最初の目的地「鳥取砂丘」に到着しました。

ここに来るまで吹雪になったり雨が激しく降ったり止んだりと、天気は荒れ模様。現在は小雨が降っている状態です。
鳥取砂丘にあるドライブイン「鳥取砂丘会館」で長靴とロッカーを借りて、靴を履きかえてから、砂丘に向かいます。

そんな時に事件が・・・
私がビニール傘を差した途端、強風で傘がおちょこになり、ビニール部分は剥がれて飛んで行き、骨だけになってしまいました。
みんなに「こんなの初めて見た」とか「腕持ってるね」とか笑われました・・・

初めての鳥取砂丘。
私の想像上の鳥取砂丘は、ラクダに乗って熱い砂の上をのんびりとお散歩するというイメージでした。
まさかこんなに荒々しい洗礼を受けることになるとは・・・!

雨と強風と寒さと闘いながら、丘の上まで登ります。

巻き上がった砂がぶぁ〜って来て顔に当たって痛いし、みんな吹き飛ばされそうになっていました〜。

砂丘会館に戻り、靴を履きかえてほっと一息。
長靴を借りてよかったです。自前の靴じゃ無理でした。
口の中はじゃりじゃり、顔にもコートにも砂がいっぱいついてます。

落ち着いてから砂丘会館内のレストランで昼食です。
私が頼んだのは海鮮丼（\1,800）
おいしそう♪
いただきま〜す♪

人が頼んだあごカツカレー（\900）の写真も撮らせてもらいました。

感想を聞いたら普通のカツカレーの方がおいしいとのことでした。

14時過ぎに次の目的地、鳥取県倉吉市の「白壁土蔵群」に到着です。

玉川沿いに並ぶ白壁土蔵群（しらかべどぞうぐん）は、江戸・明治期に建てられたものが多く、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
白い壁の上半分は白い漆喰仕上げで、下半分は黒い焼き杉板の腰壁です。
漆喰は防水の役目を果たしていて、焼き杉板は耐火性能と風雨からの耐久性を高めるために用いられているそうです。

玉川に架けられた石橋と、赤瓦に白い壁の街並みは、風情があって良い雰囲気です。
写真を撮っていたらサギが飛んで来て、雰囲気アップに貢献してくれました。

「倉吉淀屋（くらよしよどや）」

1760（宝暦10）年建築の倉吉市に現存する最古の町屋建物です。
「淀屋」の屋号をもつ牧田家は倉吉を代表する商家で、淀屋橋で有名な大阪の豪商「淀屋」と密接な関係を持っていたといわれています。
牧田家に縁のある倉吉市の大蓮寺には、代々の淀屋清兵衛の墓がまつられています。

倉吉淀屋

中に入ると、案内の方が丁寧に説明をしてくれました。
見学入場料は無料です。

倉吉淀屋

お座敷に上がって室内の見学もできます。
広くて立派な建物です。

倉吉淀屋

階段があり、２階にも上がらせてもらいました。

倉吉淀屋を出て、観光マップを見ながら散策します。

写真は「久米郡倉吉驛」の石柱

豊田家住宅の前にあった「西町界隈」についての案内板

「豊田家住宅（とよたけじゅうたく）」

豊田家住宅は、平成18年に国登録有形文化財に指定されました。
豊田家は江戸時代の中頃から呉服屋を営んでいました。
住宅は、二階建ての母屋、中庭、二階建ての離れ、坪庭、土蔵、の順に配列された、 間口四間半、奥行き20間の敷地の京風、切り褄、桟瓦の建物です。

1900年建築の主屋は切妻造り、棧瓦葺き、平入、木造２階建で、倉吉の伝統的な町屋形式を保持しています。主屋と渡り廊下で接続する離れは1930年に建築され、造りは主屋と同じく各所に上質な材料を使って昭和初期の熟達した和風の造詣を残しています。

豊田家住宅では、毎日歴史講談を開催されているそうです。時間がなくて講談は聞けませんでしたが、講談もされている奥さんが住宅内を丁寧に案内してくれました。

豊田家住宅「母屋　一階和室」

1900年（明治33年）に建立。

豊田家住宅「太鼓橋と中庭」
　
離れには太鼓橋で渡り、中庭には五輪の塔と楓があります。

豊田家住宅「離れ二階」

1930年に建立。
烏づくりの天井で、書院は３mm、欄間は1.5mmの組子。
床柱は黒檀、違い棚は栃、欄間は桐板の両面に「菊」が浮き彫りされています。

豊田家住宅「欄間の菊の浮き彫り」

豊田家住宅「土蔵」

1771年（明和８年）に建立。

「弁天参道」

大蓮寺へと続く小路には、赤い灯籠が並んでいました。

えっ！ここ城跡なの！？

案内板には、
【打吹城跡】
「打吹城は室町時代初期、伯耆守護山名時氏の子師義が築いたといわれています。
以後約200年の間山名氏の居城であったが尼子氏の侵攻によって落城し、その後毛利氏の支配下に入り城には城番が置かれました。
そして天正13年(1585)に羽衣石城主南條元続の所領になりましたが南條氏は関ヶ原の役のあと領地を没収され、元和元年(1615)打吹城は廃城となりました。
そして池田藩荒尾嵩就が家老としてこの地を預り、倉吉の近世史が始まりました。
　　倉吉市東仲町」
と書かれています。

正面に見える打吹山（うつぶきやま）の山頂辺りに曲輪跡が残っていて、白壁土蔵群の打吹玉川は外堀の跡であると伝えられているそうです。
打吹公園から打吹山には登れるみたいだけど、残念ながら時間がないから行かれません。

酒屋さんの前にあった案内板
「里美八犬伝ゆかり忠臣八賢士の墓」について

赤瓦の商店街

帰りに酒屋さんでおいしそうなにごり酒を買いました。

本日の宿「三朝ロイヤルホテル」に到着です。

私は三朝温泉という温泉は初めて聞いたのですが、関西の人には馴染みがあるらしくみんな知っていました。

大きなホテルで屋外プールもありました。

お部屋は「【和洋室】8畳＋ツインベッド[37平米]」タイプだったと思います。

部屋割りは女子５人だったので、ベッドに２人、和室に３人お布団敷いて丁度いい広さです。部屋風呂は大浴場に行くので使いませんでした。
部屋に浴衣が置いてありますが、ロビーでも可愛い柄の浴衣を有料で貸し出しをしています。せっかくだから可愛い浴衣を着てみました。

夕食はカニづくし！
さあいよいよ宴会の始まりです！
いただきま〜す♪

宴会中、なぜかカニのかぶりものをかぶらされて写真を撮りました。

ご飯は釜飯、天ぷらや椀物なども出てきてお腹いっぱい。

お酒は飲み放題プランでお願いました。
・・・そして飲みすぎました(-_-;)

宴会後、みんなでホテル内のラウンジに行って飲んで歌って、
更にその後「トランプしよう！」と、数人を部屋まで誘いに行って、うちの部屋で深夜までトランプ大会をしたみたいです。
たちの悪い酔っぱらいですね・・・
しかも記憶がないし・・・

2015年１月18日（日）

朝ご飯はおいしいバイキング・・・だったらしいです。
ひどい二日酔いで朝食はパス。友達に写真だけ撮ってきてもらいました〜。

10時にホテルをチェックアウトして出発です。
二日酔いでバス移動はかなり厳しそう。心配・・・

今日の第一の目的地は鳥取県境港市の「水木しげるロード」です。

まずは定番の顔出しパネル。
日本全国の顔出しパネルを撮るのも楽しみにしています。

ここから水木しげるロードの散策スタートです。

妖怪神社

妖怪神社入口にある「目玉おやじ清めの水」

目玉おやじはくるくる回るので押さえてもらってます。

鬼太郎(と目玉おやじ)像

ねずみ男像

カニパレード

昨夜私たちがかぶったのと同じカニのかぶりものをかぶっていました（笑）
境港市は、カニ（松葉ガニと紅ズワイガニ）の水揚げが日本一なんですね〜。知りませんでした。

妖怪ポスト

途中で鬼太郎たちのパレードとも遭遇しました。

水木しげる記念館

入らなかったけど外観だけ〜。

街灯も目玉おやじ

右奥には河童の泉

ゲゲゲの鬼太郎の塔

塔の上には目玉おやじが。

境港駅前の巨大妖怪イラストボード

水木しげる先生執筆中

境港駅の下に「鬼太郎駅」とも書いてあります。
境港の鬼太郎押しは徹底してますねー。

鬼太郎ポスト

河童の三平・たぬき・河童

昼食は境港駅から数分歩いた所にある「健食倶楽部　元気亭」で。
友達はアジ丼を注文。
私は紅茶とか飲み物だけでもと思いましたがメニューになく、お店の方に食べられないんですけどと、許可をもらいました。すると友達のアジ丼と一緒に私用の取り皿も持って来てくれました。親切〜。

次の目的地は松江城です。
松江城の観光は別の旅行記で書いています。
「松江城ちょこっと旅　〜日本100名城巡りの巻〜」
http://4travel.jp/travelogue/10975399

今回ゲットしたスノードーム♪

マリンサービスの社長が倉吉の雑貨屋さんで見つけてきてくれた「ヤン坊マー坊100周年記念」、砂丘会館で買った「鳥取大砂丘」、松江城隣のお土産屋さんで買った「島根　松江城」

これは水木しげるロードで買った「妖怪ゆび人形」

バスはダイビングショップ前に19時半ごろ到着しました。

バスの到着時間が読めなかったので、今日も大阪のホテルを予約してあります。
今晩の宿泊先は「ハートンホテル西梅田」。
初めて泊まるホテルですが、大阪駅桜橋口から徒歩５分と近いし、お部屋は清潔で綺麗だし言うことなしです。

夜になって二日酔いもだいぶ良くなってきました。

明日は大阪城を散歩してから東京に帰る予定です。
おやすみなさ〜い。