大阪発　新幹線開業でハードル高くなるエリアを旅行する　中編　～氷見のワイナリー(SAYS　FARM)　と民宿「あお」～

2015/01/16 - 2015/01/17

「北陸乗り放題きっぷ」を使い、嫁さんと新潟、富山を旅行してきました。

北陸新幹線開業後、富山は東京からは便利になる反面、大阪からは必ず金沢で乗り換えが発生するため不便になります。時間も新幹線が出来ても１０分しか短縮しません。富山以上に不利益を被るのは高岡です。新幹線は高岡駅を通らず市街地と離れた城端線と交差する場所に「新高岡駅」を設ける事が決まってます。更にもっと不利益なのが氷見で、新幹線開業後、ＪＲで大阪から氷見に行こうする場合、大阪→金沢→新高岡→高岡→氷見という面倒臭い事になったりします。

なので本来なら氷見線に乗車するべきなのですが、それ以上に富山市内に美味しいと評判のケーキ屋と新しく完成した新湊大橋と伏木万葉大橋に行きたったので、富山駅でレンタカーを借りてそれらを廻りながら氷見を目指すことにしました。

ちなみに氷見にはこれで５回目の訪問になります。前回は６年前に訪れてます。

エリア 氷見(富山)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

富山駅です。
能生駅から普通と「はくたか」を乗り継いで富山駅へと向かいました。

ここからレンタカーを借りて富山市内の評判高い洋菓子店を廻りながら氷見を目指しました。
「北陸乗り放題きっぷ」の利用者なので、駅レンタカーで２４時間で３,２３０円と安く借りれました。


富山市内のケーキ屋巡りは後編にまとめています。

「SAYS　FARM(セイズファーム)」

http://www.saysfarm.com/

氷見にあるワイナリーです。

日本酒好きなので、氷見と言えばの「曙」ブランドで有名な高澤酒造場に行くべきなのですが、ＨＰを見てここのワイナリーが気になったので行ってみることにしました。

建物がカフェ＆ショップです。
室内は撮影禁止でした。

とてもセンスに溢れたワイナリーです。
ここで自社畑から醸造したシャルドネ（樽発酵10%・ステン発酵90%)のワインと富山県産のリンゴを使用したシードルを購入しました。

ワインは他にシャルドネ(樽発酵50%・ステン発酵50%)、カベルネ・ソーヴィニヨンが販売されてました。

有料試飲もあります。1杯200円。

嫁さんに試飲して貰って美味しいのを購入しようとしたのですが、「車で酔ったから」という理由で断られました。ここのワインは後述する様に氷見の道の駅でも購入できます。

見晴らしが良い雪深い所にあるワイナリーです。
ブドウの木がまだ若い様に見えます。
基本的にオーナー制のワイナリーの様です。

富山湾も一望。

ワイナリーのブドウ畑。

購入したシャルドネ（樽発酵10%・ステン発酵90%)。
酸味・香りとも穏やかな印象のワイン。

嫁さんが言うには「道の駅で有料試飲した樽発酵50%・ステン発酵50%タイプの方が美味しい。千円の差だったら絶対買うべきだった」との感想。

氷見の道の駅「番屋街」。

http://himi-banya.jp/

前回訪問した６年前の道の駅と場所や建物が違う様な気がします。
それほど古くない道の駅でしたが、新たに造り直したのでしょうか？

店内はかなり賑わっていました。
お店全体がパワーアップしている気がします。
以前は鮮魚売り場に粗悪な商品が並んでいたり、鮮度が落ちた魚を売りつけてくる人が居たのですが、そういう店は無くなっていました。
野菜売場にある加工食品コーナーの充実ぶりも目を見張るものがありました。

こちらのお店では「セイズファーム」のワインが有料試飲できました。

シャルドネ　樽発酵50%・ステン発酵50%

嫁さんが「美味い！」と連発してました。

本日の水揚げ量も表記されていました。

日本酒売場もなかなかの充実ぶり。

運転が無ければ飲んでいました。

購入した商品をイートインコーナーで食べました。

これはハトムギプリン。
卵が入ってない香ばしいプリンでした。

かぶら寿司(鯖)。
これで３８０円とお値打ち価格。

氷見での宿泊先は民宿「あお」

http://www.goodlucktoyama.jp/ao/

６年ぶりの宿泊です。
普段の嫁さんは同じ宿泊先を好まない傾向があるのですが、この宿は別の様です。

この日は１泊２食９,０００円/人(税抜)のプランで宿泊しました。

民宿「あお」を正面から。

実はこの民宿、後ろがすぐ城跡です。
その城名は阿尾城。あの前田利益(慶二)が城代だった城跡です。

建物内は１階に食事場とお風呂、２階に各寝室となります。
トイレは各階にありますが、洋式は１階のみになります。

純和室の寝室です。

刺身の盛り合わせ。
２人でこの量。もちろん氷見の寒ブリもありました。

酢ナマコ。

かにみそ

カレイの煮付け

ぶりしゃぶ(１人分)
むちゃくちゃ美味しい

ズワイガニではなく、ワタリガニ。
これも美味しい。

写真以外の料理もありましたが撮り忘れてしまいました。

食べ終わっての感想は談志師匠と同じです。

朝食も魚尽くし。

ここは魚民宿にありがちな「素材は良いけど、料理じゃない」とは違い「良い素材をちゃんとした料理として提供」する宿の様に感じました。

朝１０時にチェックアウトし、阿尾城跡を眺めます。

氷見から富山へ向かう途中、旧氷見市役所の側にある光禅寺に寄りました。

このお寺は藤子 不二雄ａ先生の実家です。
ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、喪黒福造

後編に続きます