東南アジアの印象を変えられた？

2015/01/06 - 2015/01/09

正月休みを利用して、シンガポールに行きました。
往復とも飛行機の席はプレミアム・エコノミーで楽でした。

さて、東南アジアは今までベトナム、タイ、カンボジアを旅行しましたが、それらの国の印象の一つに、雑多とした街並とそこでエネルギッシュに生きる人々の様子があると思います。しかし、シンガポールに雑多のイメージはありませんでした。そこには常に変化・発展していく都市国家の営みがありました。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 1.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

シンガポールには前日羽田発10:50、到着17:30の飛行機で来たので、観光は今日が初日。ツアーはウェ○○○社の「1日満喫!セントーサ島&マリーナ地区観光と夜景ツアー」に参加。最初に連れていかれたのは、「パパマーライオン」が鎮座するセントーサ島。

世界最大を誇る「シーアクア」は、沖縄ちゅらうみ水族館よりもエンターテイメント性があって、見応えがあった。

写真右側は巨大な船をイメージしたオブジェ。前方の入口からスタートし、一周して左手のおみやげショップ前に出てくる。このショップの品揃えは子ども向けが多くて、ここは沖縄が勝っていた。

この後の40分ほどの自由時間では、シンガポール本島とセントーサ島を結ぶケーブルカーに往復30分ほど乗った。そこから見えるスリルと迫力のある景色は、絶景と言ってよいものでした。でも高くて怖かった。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでは、二カ所のドームを見学。まずフラワー・ドームは南国特有の色美しい花々が咲いていた。

クラウドフォレストの途中にあった人工滝。水しぶきがはんぱなくかかってくる。肝心の空中回廊は床が抜けそうで恐ろしく、風景を見る余裕がなかった〈苦笑〉それにしても、植物の展示だけなのにそのエンターテイメント性は非常に高いものがあって感心した。

「ガーデンバイザベイ」を後にして、今度はスカイパーク@マリーナベイサンズへ。写真、向かって左側のタワーの屋上になる。

今回は宿泊できなかった「マリーナベイサンズホテル」。いつか宿泊して屋上プールで泳ぎながらシンガポールを見てみたいものだ。

夕食のメインはチリクラブ。蟹の身はあまり食べられないが、チリソースをチャーハンにかけて食べるとうまい。

夕方になり、リバーボートに乗船して、マーラインオン公園をめざす。

とにかくシンガポールは夜景がすばらしい。
写真にこだわる人は手ぶれしないように三脚を用意すると
よいでしょう。

世界三大ガッカリの一つと言われるマーライオンですが、ビル夜景をバックに水を吐き出すその様は、なかなか絵になってすばらしかったです。

ワンダー・フル−光と水が織り成す豪華ショー・・・ということでしたが、この場所では音響が今ひとつで個人的には盛り上がりに欠けました。音楽はラジオで同時に流しているそうです。ただ写真的には良い絵が撮れます。

この日のツアーの締めくくりは「シンガポール・フライヤー」から見る夜景。

超近代都市シンガーポールの美しい夜景を堪能しました。

この日はJTBツアーで紹介があった500円で参加できる市内半日観光オプショナルツアーに参加。
まず、巨大な金のドームと大きな礼拝堂を備えたサルタンモスクを見学。
以前、イスタンブールのブルーモスクなどを見学したことがあったので、
それと比較すればこじんまりしたものですが、敬虔な祈りの場であることは
わかりました。それにひきかえ、過激派の連中ときたら・・。

マレー・ヘリテージ・センター
マレー人サルタンがかつて住んだ屋敷ということでした。
外観だけの観光でしたが、中では文化遺産や工芸品が展示されているとか。

昨日のツアーでも訪れた、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。
でも今日のツアーはバギー車（？）で場内を巡る内容で楽しめました。

ただ、車内に流れる案内は英語。内容がほとんどわからなくて、他のお客さんも不満なようでした。この日のツアーは時間的制約や500円ということもあるのか（実際はどのくらいなのか？前日よりは低価格なのは間違いないが）、観光名所をサラ〜っと見て回るものでした。

中華街での昼食の後、ツアーは解散。私たちはタクシー〈何の心配もなくクレジットカードで支払いをすませせられました。〉で国立博物館へ。その後、ラッフルズホテルに向かいました。ここのおみやげショップをのぞいてみたかったのです。

伝統あるラッフルズホテル。都心の喧噪とは無縁なたたずまいでした。

有名なシンガポールスリングを注文。ほんのり苦みのある、大人の味でした。
この後、スコールに見舞われ、足元に水がたまり・・・。ゆっくり雰囲気を味わうことができなかったのが残念。

ホテルを出て、少し早い夕食を食べようと、ガイドブックにあった、向かいのホテル70階のランチビュッフェに。ところが今はやっていないということでがっかり。席についたものの、何も食べずに出てきました。そして、雨の心配がない、ラッフルズ・シティショッピング・センターを歩き、ホテル、マリーナ・マンダリンをめざしましたが、途中、スーパーを発見してのぞいてみました。

刺身や寿司など日本食も当たり前のようですね。つれあいは、かさばるポップコーンをおみやげに買い込んで荷物を増やしていました。

シンガポール最後の夕食はマリーナ・スクエアの中にあったベトナム料理の店。

ところが頼んだフォーの辛いこと辛いこと。
滅多に食事を残すことのない私でしたが、肉だけ食べて、フォーは2/3残しました。もったいないことをした。

羽田には朝5時過ぎに到着。
北海道に住む私には久しぶりに拝むことのできた富士山が、
くっきりと美しくそびえていました。

羽田から札幌に帰ることが心配でしたが、飛行機はほぼ定刻通りに新千歳に着きました。この後、空港内温泉につかり、昼食を食べてからバスで帰宅しました。