2014/12/17 - 2014/12/17
108位(同エリア1291件中)
かっちんさん
淡路島北部の北淡震災記念公園を訪れます。
20年前に発生した阪神・淡路大震災の爪痕である野島断層が現状保存されています。
今日の宿は陸の上に佇む大型船です。天気が雪模様のせいか、かまくらのお造りが夕食に出てきます。
大しけの海ではドラマ「赤い運命」が見られます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
北淡震災記念公園
1995年(平成7)1月17日午前5時46分に襲った阪神・淡路大震災は大きな被害をもたらし、今でも忘れることができません。
淡路島北部の北淡町には、長さ10kmに渡り地震断層が地表に現れています。
この震災当時の姿を保存し、貴重な教訓として後世に語り継ぐため野島断層保存館があります。 -
国道43号倒壊再現模型
野島断層保存館に入るといきなりこの場面があり、地震の怖さを思い出します。 -
野島断層
淡路島北部から阪神地区にかけて活断層の野島断層があります。 -
地震により現れた野島断層
後世に地震の脅威を伝えるため、屋根を付けた断層が大切に保存されています。
もの凄い力の破壊力と地面のずれがよくわかります。 -
生け垣のずれ
二つの○印がずれた位置関係です。 -
あぜ道のずれ
右側に1.2mずれています。 -
断層面
断層面の両側の岩盤がずれので、断層面近くの岩盤が細かく砕かれて粘土になるそうです。 -
神戸の壁
神戸市長田区の若松市場にある防火壁。
市場は火災が多いので中央の位置に延焼を防ぐ壁を建てたの始まりです。
第二次世界大戦の神戸大空襲や阪神大震災ではこの壁が残り、人々の避難に役立ったので「神戸の壁」と命名し保存されています。 -
メモリアルハウス
地震発生当時の台所を再現しています。 -
地震によりずれた外壁
1.2mずれています。 -
グラグラボ
地震のことが学べるコーナです。
日本で起こる地震には、
・海溝で沈み込む海洋プレートに引きずられた大陸プレートの先端が元に戻るときに発生する海溝型
・ぶつかり合いで生じた大陸プレートの歪が蓄積し岩盤の強度を超えた時に発生する内陸直下型
の2種類があります。 -
日本の活断層
過去、地震により地面のずれを生じた断層が活断層です。
日本には活断層がこんなに沢山あるのですね。 -
液状化現象の実験
液状化現象とは、軟弱な砂地盤が地震の強い揺れによって砂粒どうしのかみ合わせがはずれ、液体のような振る舞いになってしまうことです。
さて、液状化現象の実験が始まります。
まず、砂と水の入ったペットボトルを振り、地震発生! -
しばらく置いておきます
水と砂が分かれて落ち着きます。 -
トントンと刺激を与えます
すると、砂の中から赤いマップピンが上がってきます。 -
さらにトントントン
複数のマップピンが上がってきます。
液状化現象により、軽いマップピンが砂の中から浮き上がることが確認できます。 -
壁のずれ
先ほど1.2mずれた外壁を遠くから見ると、地震によるずれが一目瞭然です。 -
震災体験
震度7の揺れを40秒間体験します。
椅子に座り肘掛けを手で掴んでいましたが、揺れが次第に激しくなるにつれ、白いパイプを必死に掴んでいました。
大地震が怖いことをあらためて実感します。 -
青空を背にしてまわる風車
震災記念公園を出ると、風力発電の風車が青空をバックに回っています。 -
夕暮れ
低気圧の影響で強風が吹いています。
今日泊まる「かんぽの宿 淡路島」へ向かって歩いています。 -
イチオシ
大きな船
小高い丘に大きな船が見えます。 -
イチオシ
播磨灘の対岸
対岸の明石の町に夕陽が当たり輝いています。 -
大型船
実は、ここが「かんぽの宿」なんです。
最上階は大浴場で、見晴らしが抜群にいいところです。 -
淡路瓦の壁
宿のロビーに素敵な壁があります。 -
部屋からの眺め
一面が海の景色です。 -
海上は大荒れ
防波堤に立つ赤い蝋燭の火が消えるかも! -
ダメよ〜ダメダメ
大きな波を浴び、赤い蝋燭が見えなくなるゥ〜! -
赤い蝋燭のともし火がついに消えた・・・
かっちん作 ドラマ「赤い運命」でした(笑) -
雲が激しく流れる夕焼け
夕焼けの景色が刻々と変わります。
そして、最上階の大浴場から明石の夜景を満喫します。 -
イチオシ
かまくらのお造り
いよいよ夕食です。
氷を固めて作られたかまくらのお刺身は、美味しさ倍増です。 -
「牛しゃぶしゃぶ」と「ふぐのバター醤油焼き」
冬のごちそうプランの一つです。
全部で11品あり、誕生月のかっちんにはグラスワインがサービスで付きます。 -
誕生日祝いの花
夕食を堪能し部屋に戻るとお花が飾られていました。
色紙で作られた花ですが、記念に持ち帰り自宅の食卓に飾っています。 -
翌朝、部屋からの景色
加古川、高砂方面が見えます。
今日は日本海側が雪で大荒れの天気です。
これから鉄道で川崎まで帰るのですが、途中の関ヶ原が大雪で運休にならないか心配です。 -
淡路交通のバス
宿の下にある富島東バス停から津名港行の路線バスに乗ります。 -
北淡ICから高速バス
途中の北淡ICで乗り換え、舞子まで西日本JRバスに乗ります。
バス車内で乗車券を発行でき、高額紙幣の両替機も付いています。 -
バスからの車窓
厚い雲のすき間から冬の日差しが漏れています。 -
明石海峡大橋を渡ります
淡路島とはお別れです。 -
舞子駅
高速舞子でバスを降り、JR山陽本線に乗り換えます。
雪がチラチラと降って来ました。 -
神戸駅で新快速に乗り換え
車内で食べる昼食を買い、これから10時間かけて各駅停車で帰ります。
ベンチの女性は足の体操をしているようです。 -
京都を過ぎると雪景色
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石山を過ぎると、澄み切った青い琵琶湖
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大雪の彦根
近江鉄道が見えます。 -
米原も大雪
ここから乗り換える予定の大垣行きが大幅に遅れているとわかり、駅そばを食べて待つことにします。 -
ようやく電車が来ました。
予定より1本後の電車で、自宅まで帰れるのか少し不安。 -
雪景色の新幹線
関ヶ原の手前で車内から撮りました。 -
名古屋近く
元稲沢機関区では、青空が見えてきました。
名古屋も雪なんですね。 -
金谷駅の勾配標
線路の勾配を示す標識で、左へ行くと上り、右へ行くと下りとなり、1000mあたりの高低差を示しています。 -
大井川付近から見える富士山
天気が段々と良くなり、無事帰れそうです。 -
イチオシ
夕陽の鉄路
16時32分焼津付近です。
この後、電車が順調に走り自宅に帰れました。
これで神戸の夜景と、淡路島の淡路瓦・五百羅漢・吹き戻し・震災記念公園の旅を終わります。
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